虚神王の砦
記憶の奥底から浮かび上がってきた
魔力の方程式――それはD・Sが独自
に編み出した呪文・爆霊地獄の作用の
根幹を成す理論であった。この方程式
が魔力回路を効率化することによって、
以前のものとは比べものにならぬ、
真の爆霊地獄がD・Sの手に蘇る――。
D・S:
そうか……俺としたことが、肝心な
駆式をド忘れしてやがったのか――。
ククク……ここからの爆霊地獄は
強力だぜぇ。分解してやるぜ、神め!
D・S:
砦を抜けたぜ……ここから先はヨーコ
さんの結界塔の内部に繋がってる
QUESTION:
この先は記録できなくなります。
セーブしますか?
はい
いいえ
扉は、何か特別な力によって堅く
封印されていた。これまでに目にした
魔法の錠とは根本的に異なる、
あまりにも強大な力であった。
目の前で、扉を封印していた魔力が
消滅した。それはあたかも、選ばれた
者を招じ入れようとしているかに
思えた。
ガラ:
薄っ気味悪りい扉だな
サイクス:
途轍もない時空の歪みを感じる……
この中に一体、何が……
広間の中央に穿たれた巨大な井戸の
水面を通して、その底で蠢く禍々しい
ものが見て取れた。純白の羽根を持つ、
歪な蛇の胎児が如き姿――。
ヴァイ:
うわああっ!
ヨシュア:
ヴァイ、落ち着け!
ネイ:
ダーシュ……これは!?
D・S:
こいつは……全く別の場所の光景が、
この穴の底から視覚情報として投射
されてやがるんだ。この井戸が、奴の
いる次元に繋がっているのか――?
QUESTION:
井戸に飛び込みますか?
おう!
やめとこう
没シナリオ
記憶の奥底から浮かび上がってきた
魔力の方程式――それはD・Sが独自
に編み出した呪文・爆霊地獄の作用の
根幹を成す理論であった。この方程式
が魔力回路を効率化することによって、
以前のものとは比べものにならぬ、
真の爆霊地獄がD・Sの手に蘇る――。
没シナリオ
そうか……俺としたことが、肝心な
駆式をド忘れしてやがったのか――。
ククク……ここからの爆霊地獄は
強力だぜぇ。分解してやるぜ、神め!
最終更新:2020年10月31日 21:28