永松亮

ながまつりょう

任天堂の情報開発東京製作部に所属していたゲーム音楽の作曲家。2006年に入社。
2023年4月30日付で退職し、株式会社RHミュージックを設立。

1982年生まれ。幼少の頃からファミコンに慣れ親しむ中で、ゲーム音楽に興味を持った。作曲やピアノは独学。

Wii Sports Resort』や『マリオカートWii』や『New スーパーマリオブラザーズ Wii』など初期作品はWiiのゲームが多かった。
その後は『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』や『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』といったゼルダシリーズの他、『Splatoon2』やマリオカートシリーズも担当した。

キャッチーなメロディや、コミカルな楽想、ときに大胆な発想、さらには、シンセサイザーを使いこなす一方で、アコースティック楽器への愛情も特徴だろう。

オーケストラを得意としている。『スーパーマリオギャラクシー2』では横田真人氏、近藤浩治氏と共に、生のオーケストラを使った作曲を担当。
ゲーム音楽コンサートの「PRESS START -Symphony of Games- 2011」ではスーパーマリオギャラクシー2の楽曲のオーケストレーションを行った。
3DSのゼルダ2作品やTank Troopersでは全編オーケストラ調の勇壮なサントラが聴ける。

その他の作品でも生音のヴァイオリンやチェロ、リコーダー、声(裏声、多重録音コーラス)を前面に出した楽曲を作るなど、面白い発想を見せてくれた。
中でも『Splatoon2』『Splatoon3』にて「ω-3」のアーティスト名で作曲したサーモンランの楽曲は、16分の31拍子の「竜穴」、BPM測定不能の「運鈍根」、拍子があるのかも怪しい「峨々」等、もはや常人には理解不能の領域に至っており必聴である。

作曲作品の一例



代表的な曲

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最終更新:2025年02月13日 22:56