VS.スタードリーム

VS.スタードリーム

収録作品:星のカービィ ロボボプラネット[3DS]
作曲者:安藤浩和

概要

「アイツを もう… とめて…………っ!」


ハルトマンのせいしんとゆうごうし、
宇宙最高のコンピュータがじがをもつ。
永遠なるはん栄という、かつてのあるじの
ねがいのために、自ら下したはんだん…
それは、全ての生命体をほろぼすことだった!


本作のラストボスである「星の夢」の第一形態戦及び、真・勝ち抜きボスバトルにおける「星の夢.Soul OS」第一形態戦で流れるBGM。
正式な曲名はスタッフルームにて明らかになった。


恒例と化した熊崎カービィにおける安藤氏作曲のラスボス曲。
「ファーストコンタクト」、「銀河に名立たるハルトマン」、「戦艦ハルバード:艦内」、「GREEN GREENS」という豪華4曲を組み合わせたアレンジとなっている。
CROWNED」や「狂花水月」に比べるととても勇壮的なメロディであるが、
前述の二曲と同じく、「銀河に名立たるハルトマン」の泣きメロなどもあって、どこか悲愴的にも感じられる。

狂い果ててしまった実父を討つ事をカービィに任せたスージーの覚悟や、
ロボボやメタナイト達の共闘などのストーリーと合致した曲構成もあり、非常に評価が高い。
第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100では、第8回での「狂花水月」に引き続き初登場にして1位という連覇を成し遂げた。

過去作品を意識したのか、熊崎カービィとしては珍しい曲名「VS.〇〇」である。
ムービーとBGMがシンクロした構成となっており、最初の静かなイントロ部分で星の夢が登場するムービーが入り、
戦闘開始とともに一気に曲を盛り上げるというものになっている。

曲構成はオープニングの「ファーストコンタクト」で使われたフレーズと、
銀河に名立たるハルトマン」のフレーズを交互に組みながら、どんどん曲を高潮させ盛り上げてゆく。
前半は星の夢をイメージしていると思われる電子音主体の落ち着いたな曲調、
後半は一転してオーケストラが前面に現れカービィをイメージした感情的な曲調に、
その後クライマックスとして「戦艦ハルバード:艦内」「GREEN GREENS」のフレーズへとつなげてループを締めるというもの。


なお、戦艦ハルバードのメロディは言うまでもなくメタナイトとの共闘を表しているが、このメロディにはもう一つ隠された意味がある。
…戦艦ハルバード:艦内のBGMは『銀河に願いを』での[常夜の星 ハーフムーン]でも使用されているが、ハーフムーンの次の星は何だっただろうか?
20年前の偶然を利用して星の夢の正体を暗示しているという意味でもこの曲の完成度は非常に高いと言えるだろう。

この星の夢戦はカービィやロボボが戦う通常のボス戦とは違い、いわゆるシリーズ恒例のシューティングステージとなっている。

その演出がとんでもないもので、カービィは星の夢に対抗するために、応援に駆け付けたメタナイトの戦艦ハルバードを丸ごとスキャン。
「最終決戦艦ハルバードモード」となって星の夢を迎え撃つ。
カービィシリーズとしては異例なほどスケールの大きい戦いに発展し、
戦闘の背景も眼下にポップスターの惑星が広がる宇宙空間という壮大なものとなっている。

第一形態を無事に倒すと「Fatal Error」から第二形態「主のいないインテルメッツォ」に繋がる。

ちなみに、通常モードでの星の夢の第一形態はそこまで強くはなく、やはり初見でも簡単に勝てるものとなっているが、
とにかく固い為、タイムアタックを詰めない限りは曲を全て聴くこととなるだろう。
「ココロを持ったキカイ」という設定を反映してか、「回歴する追憶の数え唄」と違い、
電子音を交えつつも生楽器をふんだんに用いたオーケストラ風の疾走感あふれる曲調である。



星のカービィ スターアライズ』ではイラストギャラリー「ロボボメモリーズ」にて原曲が使用された他、
「星の秘書スージー」のバルフレイナイト戦で「回歴する追憶の数え唄」とのアレンジメドレー「幼き日に視たデウス・エクス・マキナ」が流れた。
電子楽器が意図的にほとんど除かれていることと終盤に「銀河に名立たるハルトマン」のフレーズがより分かりやすくなっていること以外、
ドリームフレンズのバルフレイナイト戦の曲の中では比較的原曲に近いものとなっている。
原曲の時点で完成度が高かった証と言えるだろう。

過去ランキング順位


収録サウンドトラック

星のカービィ ロボボプラネット オリジナルサウンドトラック


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