ドルピックタウン
概要
今作の冒険の舞台「ドルピック島」の中心地である「ドルピックタウン」で流れるBGM。
『スーパーマリオ 3Dコレクション』のサウンドトラックモードのみ、曲名は「ドルピック」となっている。
アコースティックギターとアコーディオンで構成されたシンプルながらも、優美で涼しげな感じをさせる音楽である。
作曲者の近藤氏によるとヨーロッパのリゾート地のイメージに合うような曲づくりをしたとのこと。
白を基調にした建物と、青い海で囲まれた南国の美しいリゾートタウンにぴったりであり、気分はまさにバカンスといった感じにさせてくれる。
『
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』でアレンジ曲を担当した
岩垂徳行氏は「Nintendo DREAM 2019年 2月号」でのコラムにて、アコーディオンとギターをしっかり固定していることで世界観がはっきりしていることやボリュームを駆使したアコーディオンのデータ作りを高く評価しており、最初のコード進行が素敵であり途中のリズムが激しくなるところにこだわりを感じたと答えている。
夏に聴きたいゲーム音楽という話題で上がることも多く、
みんなで決める夏BGMランキングでは1位となった。
後にマリオの音楽を作ることになる
横田真人氏(当時はまだ
コーエーにいた)が「この音数の少なさで、この世界観や水をまく楽しさが、完全に凝縮されている!」と絶賛し、周りの人を呼んで聴かせたと
社長が訊くで語っている。
『
大乱闘スマッシュブラザーズX』でもドルピックタウンのステージが登場。BGMも原曲そのままが使用されている。
また『
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では原曲だけではなく岩垂氏による新規アレンジ曲も収録されている。
原曲のイメージを崩すことなくスマブラに合うようテンポアップするために、楽器を変更するなど様々な工夫をした上、アコーディオン担当の藤野由佳氏とアコースティックギター担当の福田真一朗氏に相当の早弾きで頑張ってもらったそうだ。
過去ランキング順位
スーパーマリオサンシャイン「ドルピックタウン」
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL「ドルピックタウン」
サウンドトラック
スーパーマリオ SOUND COLLECTION [Nintendo DREAM Vol. 139]
30周年記念盤 スーパーマリオブラザーズ ミュージック
最終更新:2024年01月03日 21:00