ジェイムズ・エルロイ James Ellroy
<ノワールの核>
自ら母が殺害され、その犯人は今もって不明。悪の獣道を歩んできたエルロイは、天才的で破壊的な文体を駆使して、世界に暗黒のクロニクルをつきつけてみせた。今も、母の死を見つめ、闇に潜む暴力を捜し求めるエルロイの、魂の悲鳴が綴ってきたその作品群は、エルロイの生そのものであるように見える。唯一無比の圧倒。現代のドストエフスキー。これまでに出逢った世界最高峰の作家、エルロイは間違いなくその一人である、と豪語しよう。
ホプキンズ三部作
1950年代、ロス暗黒史四部作
1960年代、アメリカ悪の三部作
ノンシリーズ 長編
ノンシリーズ 中短編集
最終更新:2013年06月08日 09:46