ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

ドラミ その9

最終更新:

akakami

- view
メンバー限定 登録/ログイン
コツーン
ドラミ「? 今何か頭に…」
シュッ
カツーン
ドラミ「痛っ… これは… 石?」
どこからか石が飛んでくる。
ドラミは石が飛んでくる方向を探した。
そこにいたのは――
ドラミ「…出木杉!!」
出木杉だった。
出木杉「ふ ふ ふ ふ ふ どうだ僕のコントロールは?」
出木杉はスポーツ万能。 小石を飛んでいる小鳥にぶつける事など容易に出来る。
ドラミ「邪魔な… 死ね!」
ドラミはジェット機のような速さで出木杉へと向かっていく。
ドラえもん「はっ いまだ!」
ドラえもんもドラミを追跡した。



ドラミはポケットからナイフを取り出し、出木杉へと飛ぶ。
出木杉「わあああああ  くくくくるなぁぁぁあああ」
出木杉は周りにある石をすべてドラミへ投げる。
石は流星群のように降り注ぐ。
ドラミ「この程度で止められると思うな!!死ね!」
町に悲鳴が鳴り響いた。 血が噴水のように噴出してくる。
ドラえもん「出木杉君!  くっそおおおお」
ムギッ
ドラえもんはすかさずドラミのしっぽをむんずと引きちぎり、ドラミは地面に力なく倒れた…



1時間ぐらい経っただろうか、しずかがふらふらとこちらへ向かってくる。
しずか「やったのね… ドラちゃん」
ドラえもん「……ああ…」
ドラえもんは話す気力もない。
しずか「…きっとドラミちゃんはロケット団に改造されたのよ。 仕方がないわ」
ドラえもん「…うん」
やはりドラえもんは動く気配がない。
しずか「…帰りましょう」
ドラえもん「……」



ドラえもん「僕はまだ帰らない!ドラミの仇を討つんだ!」
しずか「やめなさい…死ぬ気なの?」
サカキはかなりの実力者。 あのガルーラで、分かる。
ドラえもん「やってみないと分からない!」
しずか「死ぬ気なの?」
ドラえもん「差し違ってもあいつは倒す!」
しずか「考えなさい。 あなたが死んだら私が帰れないじゃない。」
ドラえもん「じゃあ一人で帰ればいいじゃないか!」
しずか「…ええ、そうさせていただくわ。」
ドラえもんはしずかに機械を投げ渡した。
しずか「これは土産よ… これを使って少しでも勝率を上げる事ね」
そうしてしずかは機械のスイッチを押した。



しずかは消えた。
ドラえもん「ありがとう… 多分、サカキはシルフカンパニーにいるはずだ!
ドラえもんは、皆の亡骸を探した。
ドラえもん「ごめんよ… 君たちの魂、無駄にはしない!」
ドラえもんはその亡骸から、モンスターボールを取り出した。
さっきの戦闘でレベルが上がってる。
ドラえもんはパーティを組みなおした。

?????
?????
カイリューレベル60
ツボツボレベル52
ラプラスレベル51
バンギラスレベル58
ドラえもん「これで勝てるか…
いや、勝つんだ! ドラミの仇を、絶対に倒す!!」
そうしてドラえもんはヤマブキへと走って行った。



記事メニュー
目安箱バナー