ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

一応金銀 その1

最終更新:

nobita_in_pokemon

- view
メンバー限定 登録/ログイン
「ピカチュウ!そこだ、いけー!」
「やったー!サトシが勝ったよ」
のび太とドラえもんはポケモンのアニメを見ていた。
「ああ・・・僕もサトシみたいにポケモンの世界で冒険したいなー」
何事もなさそうにのび太は呟いた。
「ポケモンの世界で冒険・・・そうだ!」
ドラえもんが何か思いついたようだ。
「どうしたの?」
「のび太君、ポケモンの世界にいくことが出来るよ」
「本当?本当に行けるの?」
のび太は嬉しそうに期待を膨らませた。
「このリアルゲームプレイヤーを使って・・・と」
「何それ?」
のび太にとって初めて見る道具だった。
「この道具はね、ゲームソフトを実際に体感できるんだ!」
最後まで聞かないうちに、のび太は走り出した。
「のび太君、どこ行くの?」
「しずかちゃんを呼んでくる!」
そう言うと、扉も閉めずに玄関を飛び出した。



「しずかちゃーん!」
「あら、のび太さん」
「あのね、ポケモンの世界で冒険できるんだ!詳しい話しは後!とりあえず来て!」
早口でまくしたてるのび太。
「どうしたんだい?しずか君」
「あら、出来杉さん」
出来杉は、しずかの家に勉強しにきた所だった。
(しまった!僕の計画が!)のび太は焦り出した。
「あのね、のび太さんが実際にポケモンの世界に行けるって言うの。一緒にこない?」
「へぇ、面白そうだね!僕も行くよ!」
(あぁ・・・しずかちゃんと二人きりで旅をする僕の夢が・・・)
しかし、のび太の不運は続いた。
「話しは聞かせてもらったぜ、のび太」
ジャイアンとスネオだ。
(もう二人きりどころじゃないや・・・)
こうして、ドラえもん、のび太、しずか、スネオ、ジャイアン、出来杉
の6人がのび太の部屋に集まった。



「みんな揃ったことだし、早く行こうぜ!」
ジャイアンが、待ち切れなさそうに言い出した。
「そうだね・・・あっ!バージョンは金銀クリスタルでいいよね?」
金銀クリスタルは一番新しいシリーズだったので、反対する者はいなかった。
「それじゃ、ポケモンの世界へレッツゴー!」

「・・・ワカバタウンだ!遂に来たんだ!」
スネオが言う。
「うおおー!俺は行くぜ!じゃあな!」
と言った途端に走り出したのはジャイアン。
「ま、待って!ルールの説明がまだだよ!」
慌ててジャイアンを引きとめるドラえもん。
「ルールなんてあんのか?じゃあさっさと説明しろよな!」
ドラえもんは説明書みたいなものを読み出した。

「このゲームはポケットモンスター金銀クリスタルです。
 最初にチャンピオンになった者が勝ちです。
 それでは、冒険をお楽しみ下さい。
 ※普通のゲームとは違い、キャラクターやシナリオに
 決められたプログラミングはされておりません。
 プレイヤーの行動次第では、シナリオが大きく変化する場合があります。」

「それじゃ、行っていいんだな!」
ジャイアンが駆け出そうとする。
「ま、まだだよ!最初のポケモンを貰わないと!」
こうして6人は、ウツギ研究所へ行った。



「やあ!待っていたよ!」
ウツギ博士が出てきた。
「ポケモン、下さい!」
「うん、ちょっと待っててね」
そう言うと、ウツギ博士は研究所の中へ入っていった。
それから10分が経った・・・
「3匹しかないから、後3匹取り寄せてきたんだ」
「うおおー!早くくれよ!」
ここに来てからずっとこの調子のジャイアン。
「なんだか、ワクワクしてきたよ!」
「どんなポケモンになるのかしら」
「強いポケモンが来ますように・・・」
様々な思いが交錯する中、それぞれにモンスターボールが手渡された。

のび太   ピチュー
ドラえもん トゲピー
しずか   チコリータ
スネオ   ヒノアラシ
ジャイアン ワニノコ
出来杉   イーブイ

「ピチューか、よろしくね」
「トゲピーだ!可愛いなあ」
「チコリータは草タイプね・・・。最初のジムで苦戦しそうだわ」
「やった!ヒノアラシだ!僕欲しかったんだ♪」
「うおおおー!ワニか!かっこいいぜ」
「イーブイ・・・まぁいい方だな」

こうして6人の旅が始まった。



<のび太>
「ピチューだけじゃ心配だから・・・何かポケモンを捕まえよう」
のび太にしてはいい判断である。
「あっ、あれは・・・ポッポだ!」
野生のポッポが現れた!
「いけっ!モンスターボール!」
しかし、元気なポッポはすぐにボールから出てしまう。
「あれ?なんで捕まらないんだ?」
あろうことか、のび太はポケモンの捕まえ方を知らないようだ。
力の限りにモンスターボールを投げ続けるが、捕まらない。
「はぁ・・・はぁ・・・もう疲れたや。休もう」
そうこうしてるうちに夜が来た。
「もう・・・動けないよ。助けてよドラえもーん」
その時、誰かの足音がした。
「さっきから君のこと見てたんだ。ポケモンの捕まえ方、教えようか?」
突然のことに唖然とするのび太。
「ぜ、是非教えて下さい!」
それからのび太は色々教わった。
弱らせてからボールを投げること、状態異常にすると捕まりやすいこと・・・
「それじゃ、頑張ってね」
「あ、ありがとう!」
捕まえ方を知ったのび太は意気込んだが、夜なので中々ポケモンが出てこない。
「ん・・・あっ、あれは!」
野生のホーホーが現れた!
「よし、まずはピチュー!電気ショックだ!」
ホーホーの体力はギリギリ残った。
「いけっ!モンスターボール!」
      • のび太はホーホーを捕まえた。
「やったー!僕のポケモンだぞー!」
のび太は疲れも忘れて走り出すのだった。



<ジャイアン>
ジャイアンは、ヨシノシティを通り30番道路にきていた。
ワニノコも大分強くなったようだ。
とその時・・・。
「そこの君、勝負しようぜ」
「おう!受けて立つ!」
どうやら勝負を仕掛けられたらしい。
「いけ、ワニノコ!ひっかく攻撃!」
相手のコラッタが一発で倒れた。
「どんなもんだい!」
その後、ジャイアンはその辺のトレーナーを次々と倒していった。

<ドラえもん>
ドラえもんは、攻撃技を使えないトゲピーに苦戦していた。
指を振るをしてみても、運まかせなので攻撃技が出ないときもある。
「はぁ・・・どうやって育てれば・・・ん!?」
ドラえもんの後ろにキャタピーがくっついていた。
「そうだ!キャタピーを捕まえよう」
キャタピーはドラえもんが気にいったのか、すぐにボールに入った。

<しずか>
しずかは淡々とレベル上げをしていた。
その辺のトレーナーなら一撃で倒せるほどだった。
「そろそろ他のポケモンを捕まえなくちゃ・・・」
チコリータでは最初のジムで不利なので、他のポケモンを探し始めたのである。
「・・・あれはオタチだわ!」
野生のオタチが現れた!
「チコリータ、体当たり!」
オタチの体力は残り僅かだ。
「今よ、モンスターボール」
      • オタチを捕まえた。
そして、しずかは休むこともなくオタチのレベルを上げ始めた。



<スネオ>
「フフン!絶対に僕が一番にチャンピオンになるんだ!」
スネオはもうキキョウシティに着いたらしい。
ゲームが上手いだけあって、進めるのがはやいようだ。
早速、フラッシュの秘伝マシンをとる為にマダツボミの塔に行った。
「ヒノアラシ、火の粉!」
坊主のマダツボミ達は次々と倒れていく。
「ハハッ!チョロいもんさ!余裕余裕~♪」
長老も難なく倒し、見事フラッシュをゲットした。

<出来杉>
「そなたの戦い方、素質を感じる。この秘伝マシンをどうぞ。」
「ありがとうございます」
スネオが塔を後にして間もなく、出来杉もフラッシュをゲットした。
そして、すぐにキキョウジムへ向かった。
「イーブイだけでも、何とか倒せそうだな・・・」
そう呟くと、出来杉はキキョウジムに入っていった。
「ジム戦、よろしくお願いします」
「チャレンジャーか、俺はハヤト。飛行タイプの使い手だ!」
出来杉vsハヤトのバトルが始まった。
「イーブイ、すなかけだ」
「チッ・・・命中率が下がってしまう。ピジョン、風起こし!」
風起こしはイーブイにヒットした。
「イーブイ!砂かけを続けろ!」
出来杉はピジョンの命中立をとことん下げた。
「くそ・・・!攻撃があたらない」
「今だ、イーブイ。連続で体当たり!」
ピジョンは倒れた。
出来杉はバッジを貰うと、次なる町、ヒワダタウンへ向かった。



現在の状況
のび太   ピチューLv7 ホーホーLv5 (バッジ0)
ドラえもん トゲピーLv5 キャタピーLv3 (バッジ0)
しずか   チコリータLv14 オタチLv12 (バッジ0)
スネオ   ヒノアラシLv12 (バッジ0)
ジャイアン ワニノコLv12 (バッジ0)
出来杉   イーブイLv14 (バッジ1)



しずかは、マイペースでレベル上げに励んでいた。
チコリータとオタチも進化し、マダツボミの塔も楽勝であった。
「次は、いよいよジム戦ね・・・」
しずかは深呼吸をするとジムに入っていった。
      • それから5分後。
「とどめよ!ベイリーフ!体当たり!」
「くっ・・・強い・・・」
タイプ相性では不利だったが、レベル差のおかげで勝ったようだ。
そして、回復を済ませて次の町へ向かう所・・・
「しずかちゃん、勝負だ!」
ジャイアンが勝負を仕掛けてきたようだ。
「あら、剛さん?どうしていきなり・・・?」
「キキョウジムに挑戦する前に、レベルを上げようと思ってな!」
どうやらジャイアンは、マダツボミの塔をクリアしたらしい。
「へぇ・・・私も舐められたものね」
「なんだと・・・?」
戦いの火蓋が切って落とされた。



「そんな・・・この僕が負けるなんて・・・」
スネオはハヤトとの勝負に負けた。
「こんなはずは・・・絶対・・・」
スネオはあてもなく走り出した。
      • ?何も見えない。
どうやら洞窟に入ってしまったようだ。
「ここは・・・?助けてよママー!」
暗いしどこから入ったかもわからない。
もう駄目かと思ったその時、スネオに何かがぶつかった。
薄っすらとだが見えた・・・ズバットだった。
ゲットしようと思ったが、この暗さでは狙いが定まらない。
      • その時、ヒノアラシが火の粉を出した。
辺りが明るくなり、一瞬だがズバットの位置がわかった。
「そうか・・・!ヒノアラシ、火の粉だ」
明るくはなるがズバットには当たらない。
「連続で火の粉!」
間髪入れず火の粉をうつヒノアラシ。
炎は見事ズバットに当たった。
「今だ、モンスターボール」
ズバットを捕まえた。
「やった!」
スネオは洞窟を抜け出した所で倒れた。



「いけ、ホーホー!体当たり」
相手のコラッタは倒れた。
「よし、いいぞホーホー」
のび太は未だに30番道路にいた。
その時だった・・・!
「・・・そこのトレーナー、俺と勝負しろ」
赤髪の少年が勝負を仕掛けてきた。
「え?・・・?」
いきなりの事にびっくりするのび太。
「いけ、ヒトカゲ」
「こっちもだ!いけ、ピチュー」
ヒトカゲは金銀では出現しないポケモンだった。
だが・・・のび太がそんな事を知っているはずがない。
疑いもなくバトルに徹するのであった。
「ピチュー、電気ショックだ!」
「かわして火の粉」
ヒトカゲは電気ショックを回避し、ピチューに火の粉を当てた。
「は、速い・・・」
あっという間にピチューは倒れた。
「残りは君だ、ホーホー!」
「火の粉だ」
「かわせ!そして体当たり」
ギリギリの所でホーホーは火の粉を避けた。
だが、素早いヒトカゲに体当たりは当たらない。
「ヒトカゲ、連続で火の粉」
ホーホーは避ける術もなく倒れた。
「この程度か・・・」
そう言うと、赤髪の少年はその場を立ち去ろうとした。
「待って・・・君、名前は?」
「シルバー」
のび太は何か言おうとしたが、既にシルバーの姿はなかった



「ワニノコ、ひっかく攻撃だ!」
しかしダメージは少ない。
「ふふ・・・どうやらレベルが違いすぎるようね」
「まだだ!ワニノコ、ひっかきまくれ!」
「そろそろ終わらせるわ!ベイリーフ、はっぱカッター」
ワニノコは一撃の下に散った。
「まだだ!ワニノコ、立ち上がれ!」
「・・・何言ってるの?もう無理よ。瀕死なんだから」
「くそっ!くそっ!くそっ!」
ジャイアンは何も言わず・・・いや、言えず立ち去った。

「なんで勝てなかったんだ・・・?この俺が」
ジャイアンはそばにある木を殴りつけた。
「ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!・・・イテッ!」
どうやら間違ってイシツブテを殴ったらしい。
イシツブテは殴られてもじっとしていた。
「お前・・・俺を・・・?」
ボールを当ててみると、イシツブテはすんなりボールに入った。
悔しさは痛いほど残っている。
だが、このイシツブテに出会った事で、少し気が晴れたような気がした。



「バタフリー、念力だ!」
ドラえもんは長老のホーホーを倒し、マダツボミの塔をクリアした。
キャタピーもバタフリーになり、大分強くなったようだ。
そして回復を済ませ、いよいよジム戦だ。
「バタフリー、念力」
「負けるなピジョン!風起こし」
激しい技の応酬だ。しかし、相性の関係でバタフリーが押されていた。
「とどめだピジョン!風起こし」
バタフリーは倒れた。
残るは対してレベルも上がってないトゲピーのみ・・・。
ドラえもんは諦め気味でボールを投げた。
「トゲピー、指を振る」
いちかばちかの指を振る。だが出てきたのは体当たりだった。
「ハハハ!相手にならないな。風起こしだ!」
トゲピーの体力はかなり減った。
「もうどうにでもなれ!トゲピー指を振るだ」
泥棒が出てきた。ドラえもんは負けを悟った。
      • だが、ピジョンは元気の塊を持っていた。
「しまった!元気の塊を持たせてしまっていたのか!」
「よし、元気の塊をバタフリーに!」
先程のダメージもあり、ピジョンは倒れた。
「やったー!」



現在の状況
のび太   ピチューLv9 ホーホーLv9 (バッジ0)
ドラえもん トゲピーLv5 バタフリーLv12 (バッジ1)
しずか   ベイリーフLv18 オオタチLv16 (バッジ1)
スネオ   ヒノアラシLv12 ズバットLv4 (バッジ0)
ジャイアン ワニノコLv14 イシツブテLv4 (バッジ0)
出来杉   イーブイLv14 (バッジ1)



のび太はマダツボミの塔で長老と戦っていた。
「とどめだホーホー!体当たり!」
「しまった、マダツボミが」
かなり苦戦したがフラッシュの秘伝マシンをゲットした。
そして、いよいよジムに挑戦しようとしたところだ。
誰かがジムから出てきた。
そう、それはあの赤髪の少年・・・シルバーだ。
「フン・・・ジムリーダーってのはこの程度か」
「き、君はあの時の?」
「お前は、確か以前戦った奴だな」
どうやらシルバーはのび太のことを覚えているようだ。
「シルバー、だよね」
「あぁ・・・覚えていたとはな」
「ジム戦、勝ったの?」
「当たり前だ。あんな雑魚には負けない」
あの強さなら確かに勝てるだろうな。のび太はそう思った。
「長居をしすぎた。いつまでもこんな町にいる必要はない」
そう言うと、シルバーは立ち去っていった。



シルバーが去った後、のび太はジムに入っていった。
「あのー、ジム戦をやってもらえますか?」
「挑戦者か。受けて立とう」
初めてのジム戦なので緊張が止まらない。
「いけ、ピジョン」
ハヤトはピジョンを繰り出した。
「い、いけ、ピチュー」
「電気タイプか・・・ならば泥かけだ!」
効果抜群の上に命中率を下げられた。
「ピチュー、電気ショックだ」
だが当たらない。
「そのまま泥かけを続けろ!」
攻撃を当てることもなくピチューは倒れた。
「なら、いけホーホー」
「飛行タイプか・・・なら砂かけだ」
「ま、また攻撃があたらない・・・」
完全にハヤト有利である。
「そ、そうだ」
のび太がある事を閃いた。
「ホーホー、みやぶるを使うんだ!」
「しまった、これでは攻撃が当たってしまう・・・」
「全力で体当たり!」
ピジョンは倒れた。



のび太がジム戦を終えて程なく、スネオもハヤトを倒していた。
ヒノアラシもマグマラシに進化しているようだ。
と、そこへ人影が現れた。
「・・・スネオさん?」
その人影はしずかだった。
「あ、しずかちゃん!まだこんなところにいたの?」
「どういうこと?」
「とっくにジムバッジをとって先にいってると思ってたんだ」
「あら、そう」
そう言うと、しずかは立ち去ろうとした。
「待ってよしずかちゃん。勝負しよう」
「え?」
「ちょっとレベルを上げたくてね」
スネオがジャイアンと同じ事を言ってたので、しずかは気に食わなかった。
「あら、剛さんもそう言って負けたわよ。それでもやるの?」
「僕をジャイアンなんかと一緒にしてもらっちゃ困るよ」
完全に険悪なムードだ。
「あなたでも剛さんでも私には勝てない事は変わらないわよ?」
「なめるな!いけ、マグマラシ!」
しずか対スネオの戦いが始まった。



「いきなさい、ベイリーフ」
ベイリーフならマグマラシが負ける事はない。スネオは心の中でそう呟いた。
「マグマラシ、火の粉だ!」
「遅い・・・かわしなさい」
マグマラシの火の粉はいともたやすく避けられた。
「ベイリーフ、毒の粉」
マグマラシは毒状態になった。
「くそ!連続で火の粉を放て!」
「葉っぱカッターよ」
「バカめ!葉っぱカッターで火の粉を止めれるはずがない・・・えっ!?」
葉っぱカッターが飛ぶ時に起こる風で炎は消えていた。
「そんな・・・風圧で火の粉を消すなんて!」
「このぐらい容易いことよ」
スネオはようやく悟った。レベル差がありすぎるのだ。
そして、マグマラシの体力も毒で減っていた。
「とどめよ、体当たり」
重い一撃を受け、マグマラシは倒れた。
その後スネオはズバットを出したが、ベイリーフに歯が立たなかった。
「なんで・・・こんな・・・」
スネオは敗北のショックを隠し切れない。
「相手にならないわ。もういきましょう」
しずかは立ち尽くしているスネオに振り向きもせず、ゆっくりと歩いていった。



「ワニノコ、とどめのひっかく攻撃!」
ジャイアンはジム戦を終え、ウィングバッジを手にしていた。
その時、ジャイアンの目にメガネの少年がうつった。
「のび太!」
やはりその少年はのび太だった。
「ジャ、ジャイアン・・・」
「のび太、俺とバトルしろ!バトルだ!」
「え、そんな・・・嫌だよ・・・」
のび太は、今の戦力じゃ絶対に負ける。そう思っていた。
レベルもジャイアンのほうがかなり上だ。
「ジャイアン、このポケモンあげるから見逃して」
のび太はモンスターボールを差し出した。
「これはなんだ?」
「め、珍しいポケモンだよ」
ジャイアンはさも珍しそうにそのボールを見つめた。
「これを俺にくれるのか?」
「う、うん・・・そのかわり、今回は見逃してほしいんだ」
「おう!わかったぜ」
その時、のび太はようやくホッと一息つけたのであった。
そして、のび太と別れた後・・・。
「どんなポケモンが入ってるんだ?」
モンスターボールからポケモンが出てきた・・・いや、ポケモンじゃない。
「こ、これは・・・ピッピ人形!」
ジャイアンの顔がみるみるうちに強張っていく。
「のび太ぁッ!」
ジャイアンの顔が真っ赤になった。

その頃、出来杉は・・・。
「よし、メリープがモココになったぞ」
新戦力のモココを連れて、ヒワダタウンに到着していたのであった。



現在の状況
のび太   ピチューLv11 ホーホーLv11 (バッジ1)
ドラえもん トゲピーLv5 バタフリーLv12 (バッジ1)
しずか   ベイリーフLv21 オオタチLv18 (バッジ1)
スネオ   マグマラシLv14 ズバットLv12 (バッジ1)
ジャイアン ワニノコLv15 イシツブテLv14 (バッジ1)
出来杉   イーブイLv18 モココLv15 (バッジ1)



出来杉は、たった一人でヤドンの井戸のロケット団を全滅させていた。
そして、ジムリーダーのツクシと戦っていた。
「ストライク、電光石火!」
「電磁波だ」
モココの電磁波が決まり、ストライクは自由に動けなくなった。
「とどめだ、電気ショック」
「・・・完敗だよ。このバッジをどうぞ」
出来杉は苦戦することもなく倒し、ウバメの森へ向かった。
そして、スミ職人にいあいぎりの秘伝マシンを貰った。
それから暫く歩いた・・・その時だ。
「やぁ・・・君が出来杉君だね?」
現れたのは黒ずくめの男だ。
「はい、そうですけど・・・」
出来杉は、その男に嫌なオーラを感じた。
「フフフ・・・どうやら下っ端を可愛がってくれたようだね」
「・・・!」
出来杉は妙な威圧感に押されて何も言えなかった。
「君は必ずここへ来る・・・そう踏んで待ち伏せしていたのさ」
(なるほど・・・下っ端と連絡をとっていたのか)
「フフ・・・ロケット団に逆らう者は生かしてはおけないんでね」
そう言うと、男はゴルバットを繰り出した。
「仕方ない・・・いけ、モココ!」



「ゴルバット・・・怪しい光」
モココが混乱した。
「しまった・・・モココ、電気ショック!」
ちゃんと技を出せたが、素早いゴルバットには当たらない。
「ゴルバット、吸血だ」
ゴルバットはモココの血を吸い、モココの体力は減った。
(このままでは負ける・・・そうだ!)
出来杉にある考えが浮かんだ。
「ゴルバット、もう一度とどめの吸血だ」
再びゴルバットはモココの血を吸おうとした・・・。
「今だ、モココ!電気ショック!」
電気ショックはゴルバットに当たった。・・・ように見えた。
「ハハハ!それは残像だ。残念だったな」
モココは力を使い切って瀕死状態になり、出来杉は何も言えなかった。
「フフフ・・・本来ならこのまま連れて行く所だが・・・今回は特別だ」
出来杉は顔を上げなかった・・・いや、上げれなかった。
「だが、次に同じような事があれば・・・もう容赦はしない」
出来杉は恐怖に怯えていた。
「・・・名を名乗ってなかったな。俺の名はフスイ。ロケット団幹部のフスイだ」



ロケット団幹部のフスイが去った後、出来杉はウバメの森を抜けた。
(このままじゃ、勝てない・・・もっと強くならないと)
出来杉は、幹部とはいえロケット団に勝てない自分に不甲斐なさを感じていた。
「・・・あれは!」
野生のケーシィが現れた。
(こいつは進化させたら強くなる・・・捕まえよう)
出来杉は、テレポートに苦戦したがケーシィを捕まえた。

その頃、つながりの洞窟では・・・。
「あ、のび太君!」
「ドラえもん!それにしずかちゃん!」
「あら、二人とも」
上手い具合にのび太とドラえもんとしずかが鉢合わせした。
そして、3人はヤドンの井戸へ向かった。
「あら?ロケット団がいないわ?」
本来いるはずのロケット団がいない・・・。
「多分、僕達より先にいってる誰かがやったんだろうね」
ドラえもんが推測する。
「あれ?これは何だろう」
のび太が無線みたいなものを見つけた。
「・・・Rってかいてある・・・まさかロケット団の!」
その機械は今までの会話を再生できるようだ。
そして、その中に驚くべき会話があった。



      • ピーッ・・・

「フスイだ。さっきお前等を倒した出来杉という少年を見つけた。」
「・・・さすがフスイ様。で、いかがなものに?」
「まさか、俺があんな少年に負けると思っているのか?」
「いいえ、すいません。」
「そして、さっき一人の少年を我がロケット団に招き入れた。」
「そうですか。しかし少年に仕事が務まるのですか?」
「フフ・・・大丈夫だ。かなり腕が立つ赤髪の少年だ」
「なるほど。我が組織の戦力には十分、ということですか。」
「ああ・・・。」
「話しは戻りますが、その出来杉という少年はどうされたのですか?」
「・・・それはお楽しみにしておこう・・・フフ。」
「わかりました。で、チョウジとラジオ塔の件は・・・?」
「心配するな。計画は練ってある。じきにお前等にも知らせる。」
「ロケット団が世界をこの手にするのも近いですね・・・。」
「まだ幹部内だけにしか知られてないが・・・チョウジとラジオ塔は・・・」
「はい?どういうことですか?」
「・・・いや、いい。ただ、更なる計画を練っているとだけ言っておく。」

      • ピーッ・・・



「・・・僕は赤髪の少年を知ってるんだ」
のび太はうつむきながら言った。
「誰?」
「シルバーっていうんだ。前に僕と戦って・・・」
のび太はシルバーとの出来事を話した。
「へぇ・・・じゃあそのシルバーがロケット団に入ったのは確かだね」
ドラえもんが結論付けた。
「それよりも、更なる計画って何?それにチョウジとラジオ塔は・・・って?」
しずかは物凄く不安そうな顔で話す。
「・・・この世界を手にするのも近い・・・どんな計画があるんだろう」
3人は驚きと不安で沈んでいた。
「あ、あのさ、今から考えても仕方ないし・・・ジム戦いかない?」
のび太が切り出した。
「そ、そうだね!くよくよしてたら駄目だもんね」
ドラえもんもそれに続ける。
こうして3人はジムへ向かった。



現在の状況
のび太   ピチューLv14 ホーホーLv14 (バッジ1)
ドラえもん トゲピーLv11 バタフリーLv15 (バッジ1)
しずか   ベイリーフLv23 オオタチLv21 (バッジ1)
スネオ   マグマラシLv15 ズバットLv13 (バッジ1)
ジャイアン ワニノコLv17 イシツブテLv15 (バッジ1)
出来杉   イーブイLv18 モココLv18 ケーシィLv10 (バッジ2)



「よし、次は僕の番だ・・・!」
しずかとドラえもんは既にバッジを手にしていた。
「もうスネオとジャイアンもクリアしたらしい。認定トレーナーに名前がある」
ドラえもんのその言葉でのび太の緊張が高まった。
      • だが、のび太の予想に反して勝負は楽だった。
「とどめだピチュー!電気ショック!」
「あぁ・・・ストライクが」
その時、ピチューがピカチュウに進化した。
「やった!ピカチュウだ!」
こうしてのび太は意気揚揚をジムを出た・・・。
「・・・あれ?しずかちゃんは?」
そう、その場にはドラえもんしかいなかった。
「ああ、急いでるから、って・・・」
「そ、そんなぁー」
のび太はさっきまでの嬉しさが一気に消えた気がした。

その頃しずかは・・・。
「あんなノロマに付き合ってたら日が暮れるわ・・・」
丁度コガネシティについた所だった。



出来杉はもう3個目のバッジを手にしていた。
そしてジムを出た所だ。
「やあ、出来杉!」
「君は・・・スネオ君」
どうやらスネオは今からジムに入る所らしい。
「いい所で君に会った。君は今ジムバッジを手に入れたんだろ?」
「ああ、そうだけど・・・」
そこでスネオが何かを決めたような顔をした。
「よし・・・じゃあ勝負だ」
「え?」
突然のことに出来杉は驚いた。
「ちょっと自分の実力が知りたいんだ」
「・・・いや、やめておこう。無駄な争いはしたくない。」
「逃げるの?」
スネオが挑発する。
「無駄な争いはしたくないと言っているんだ」
出来杉が少し不快な様子で答える。
「逃げるんだ。へえー出来杉って意外と臆病なんだねー」
その言葉に出来杉は我慢ならなかった。
「・・・やってやろう。ただ、君が自信を失うことになるけどね」
出来杉が初めて冷静さを欠いた。



「いけ、ズバット!」
「・・・出ろ、モココ!」
スネオはズバット、出来杉はモココだ。
「ズバット、怪しい光だ」
「く・・・モココ、電気ショック!」
だが自分を攻撃してしまった。
「今だ!噛みつく攻撃」
全く無抵抗なモココはかなりのダメージを受けた。
「モココ、電気ショック」
今度はズバットに命中し、ズバットは倒れた。
「ち・・・次はお前だ、マグマラシ!」
「くそ・・・モココ、電磁波!」
「遅い、マグマラシ電光石火だ」
マグマラシは電磁波をうける事なくモココを倒した。
「モココが倒されるのは計算外だったな・・・いけ、ユンゲラー」
「先手必勝!マグマラシ電光石火だ!」
「テレポートだ」
ユンゲラーはマグマラシの背後に現れた。
「終わりだ・・・念力!」
マグマラシは背後からの一撃で倒れた。



「だから言ったろ?自信を失う事になるってさ」
出来杉は冷酷な顔でスネオを見下した。
「く、くそ・・・覚えてろ!」
スネオは捨て台詞を残し去っていった。
「さて、そろそろエンジュシティに向かおうか・・・」
出来杉はエンジュシティを目指し歩き始めた。

そして、時間が経ってコガネジムの中では激戦が繰り広げられていた。
どうやらジャイアンが戦っているらしい。
「アリゲイツ、噛みつく攻撃だ!」
ワニノコはアリゲイツに進化していた。
「ミルタンク、かわしてころがるや!」
だがアリゲイツにはあまり効いてない。
「ころがるを続けるんや、ミルタンク!」
次第にダメージは大きくなっていく。
「くそ・・・アリゲイツ、噛みつきまくれ!」
この攻撃でミルタンクの体力は大分減った。
勝利は目の前だった。が・・・
「甘いで!ミルタンク、ミルクのみ!」
そこには傷を癒したミルタンクがいた。



「そんな!回復もできるのかよ!」
「ウチのミルタンクは強いでー!ふみつけ!」
アリゲイツはかなりのダメージをうけた。
「くそ・・・噛みつきまくれアリゲイツ!」
「無駄や!ミルクのみで回復するんや」
あっという間にミルタンクの体力は回復した。
「ミルクのみは自分のミルクを飲んで回復するんや!」
(自分のミルクを飲んで回復・・・そうだ!)
その時、ジャイアンにいい考えが思いついた。
「アリゲイツ!ミルタンクの乳を吸え!」
ミルタンクのミルクがなくなっていく。
「やばい、アリゲイツをふりおとすんや!」
だが1回食いついたアリゲイツは離れない。
「噛みつく攻撃!」
すかさずアリゲイツがミルタンクに噛みつく。
「ああ・・・もう回復できない・・・!」
「今だ、とどめの噛みつく!」
ジャイアンは見事3つ目のバッジをゲットした。



スネオはポケモンのレベル上げをしていた。
どうやら、出来杉に負けたことがかなりショックだったらしい。
長い特訓のせいかズバットもゴルバットになっていた。
そして、いよいよジムに入ろうとした・・・が、その時誰かが出てきた。
(またこのパターンか・・・今度は誰だ?)
「あら、スネオさん」
(げげっ!会いたくない奴に会っちゃった!)
出てきたのは既にジムをクリアしたしずかだった。
「今からジム戦?」
「うん・・・」
その言葉を聞くと、しずかはそっぽを向けてエンジュシティへ向かった。
(あいつが勝てて僕が勝てないはずはない!)
スネオはそう心に念じてジムに入った。
そして、10分後のことだ。
ミルタンクのころがるとミルクのみに苦戦しながらも、スネオは勝利を納めた。



現在の状況
のび太   ピカチュウLv18 ホーホーLv17 (バッジ2)
ドラえもん トゲピーLv13 バタフリーLv19 (バッジ2)
しずか   ベイリーフLv28 オオタチLv26 (バッジ3)
スネオ   マグマラシLv22 ゴルバットLv22 (バッジ3)
ジャイアン アリゲイツLv23 イシツブテLv19 (バッジ3)
出来杉   イーブイLv21 モココLv20 ユンゲラーLv18 (バッジ3)



ここはエンジュシティの踊り場だ。
「君のバトル、美しかった!是非これをもらってくれ」
出来杉は、まいこはんを倒し波乗りの秘伝マシンを貰っていた。
(次は焼けた塔にいかないと・・・伝説のポケモンもいるしな)
出来杉は焼けた塔へと入っていった。
だが、そこで見たものは出来杉の予想とはまったく違ったものだった。
「・・・伝説のポケモンがいない・・・!」
そう、既に誰かが伝説のポケモンを逃がしたか捕まえたということだ。
出来杉は考えた。
(僕がコガネジムをクリアした時には、まだ誰もクリアしてなかった・・・ 
そして、コガネ→エンジュ間の道は一本道だ。誰も僕より先に来れるはずはない)
その時、出来杉の脳裏に一人の人物が浮かんだ。
(ロケット団・・・ロケット団幹部のフスイ・・・僕が負けたあいつなのか?)
確かに、ロケット団なら伝説のポケモンを狙う事も考えられる。
考えれば考えるほど不安な気持ちになってしまう。
出来杉は、不安を抱えながら焼けた塔を後にし、エンジュジムへと入っていった・・・。



出来杉は順調にマツバのポケモンを倒していった。
「これで最後だ!いけ、ゲンガー」
マツバはゲンガーを繰り出した。
「モココ、電気ショック」
「かわしてシャドーボール!」
モココの電気ショックは余裕でかわされ、シャドーボールで瀕死になった。
(このゲンガー、強い・・・)
「次はこいつだ、イーブイ」
「ゲンガー!催眠術だ」
催眠術はイーブイに当たり、イーブイは眠ってしまった。
「・・・終わりだ、夢食い」
イーブイも一撃でやられてしまった。
「・・・お前だけが頼りだ!いけユンゲラー」
出来杉は最後のポケモン、ユンゲラーを出した。
「ユンゲラー、サイケ光線だ」
「遅い!かわしてシャドーボール」
ゲンガーはユンゲラーの攻撃さえも容易くかわした。
「ユンゲラー、テレポートだ!」
ユンゲラーはゲンガーの背後に回った。
「いけ、サイケ光線」
しかし、出来杉が命令した時には、ゲンガーは既にユンゲラーの背後にいた・・・。



しずかは辛うじてマツバに勝った。
(あんなにレベルを上げたのにこんなに苦戦しちゃうのね。
そろそろ戦力アップをはからないと・・・)
そう思ってジムを出ると、スネオがいた。
「あ・・・」
「あら、スネオさん」
(なんでいつもいつもこんな状況になるんだよー)
スネオは心の中で嘆いた。
「今からジム戦・・・よね」
「そうだけど・・・」
「あのマツバって人、かなり強いわ。気をつけたほうがいいわよ」
「そうかい、ありがとう(やけに親切だな・・・)」
しずかのアドバイスを受け、スネオはジムに入った。
「ようこそチャレンジャー。じゃあ早速・・・始めようか!」
(遂に僕の新しい戦力を使う時がきた・・・!)
スネオ対マツバの戦いが始まった。



「いけ、ゴースト!」
「ゴーストか・・・なら、いけゴルバット」
マツバはゴースト、スネオはゴルバットだ。
「ゴルバット、噛みつくだ!」
ゴルバットはゴーストにかみついた。ゴーストはかなりダメージをうけている。
(余裕余裕!ゴルバットだけでもいけるかも)
「ゴースト・・・呪いだ」
ゴルバットはゴーストに呪いをかけられた。
ゴーストは瀕死になったが、ゴルバットは呪いに襲われている。
「いけゲンガー!」
「(呪いで死ぬ前に倒さないと・・・)ゴルバットかみつく攻撃」
だがゲンガーの素早い動きの前に、ゴルバットは狙いを定め切れない。
そのまま、ゴルバットは呪いのダメージで倒れてしまった。
「次は・・・いけ、ストライク」
そう、スネオは虫取り大会でストライクを捕まえていたのであった。
「ゲンガー、シャドーボール!」
「よけろストライク、れんぞくぎりだ」
だが、ゲンガーもそれをかわした。
「中々素早いな・・・なら舌で舐めるだ!」
ゲンガーの舌で舐めるを食らって、ストライクは麻痺した。
「シャドーボール!」
だがストライクはギリギリでよけた。
「ストライク、れんぞくぎりだ」
「かわせゲンガー!」
ゲンガーはまたもやストライクの攻撃をかわした。
「今だストライク、追い討ち!」
「ゲンガー!」



「・・・何!」
スネオの予想に反して、ゲンガーは立っていた。
それだけではない。ストライクが倒れていた。
「残念だったな・・・ギリギリの所で黒い眼差しを使わせてもらった。
それでストライクは一瞬怯み、シャドーボールでトドメをさしたってことさ。
でも、今のには驚いたよ。まさか元のスピードがフェイクだとはね」
ストライクは今までのフェイクスピードではない普通のスピードで追い討ちをしたのだ。
「この作戦も駄目か・・・これで最後だ、マグマラシ!」
「ゲンガー、シャドーボールだ」
「かわせマグマラシ!火の粉!」
「こっちもかわせ、ゲン・・・何!」
火の粉はゲンガーに命中した。
「どうした?かわすんだゲンガー!」
「フフ・・・どうやら今までの戦いで体力を使いすぎたようだね」
「まさかこれを狙って?」
「今だ、とどめの火の粉!」
スネオはバッジをゲットした。
(ふぅ・・・あそこでゲンガーのスタミナがきれてなかったら負けてたな)
ジムからでて、ようやく一息ついたスネオであった。



現在の状況
のび太   ピカチュウLv23 ホーホーLv19 (バッジ3)
ドラえもん トゲピーLv18 バタフリーLv22 (バッジ3)
しずか   ベイリーフLv31 オオタチLv30 (バッジ4)
スネオ   マグマラシLv23 ゴルバットLv23 ストライクLv20 (バッジ4)
ジャイアン アリゲイツLv25 イシツブテLv23 (バッジ3)
出来杉   イーブイLv25 モココLv24 ユンゲラーLv22 (バッジ4)
記事メニュー
目安箱バナー