「ジョウト その1」(2006/12/10 (日) 11:24:37) の最新版変更点
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のびたとドラえもんは居間でポケモンのアニメを見ていた。
のび「いけ!ピカチュウ!そこそこ!」
ドラ「やれやれ!」
のび・ドラ「やったー!かったぁ!!」
のびたはポツリと呟いた
「あーあ…実際にポケモンがいたら楽しいだろうなぁ…」
ドラえもんはのびたの願いを叶えてやろうと思った
翌日、未来デパート
ドラ「えーと…どこにあるのかなぁ…あぁ、あったあったこれだ
[ポケモンマスターを目指す旅]」
店員「46838万円になりまーす」
ドラえもんはのびたに見せてやろうと大急ぎで現代ヘ戻った
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のびた「あーあ…暇だなぁ…目が冴えちゃって寝れないや」
「ガラ」
のびたの机の引き出しが開いた
「あぁドラえもんどこ行ってたの?」のびたは言った
「フッフッフ…のびたくんこれをみろ!」
ドラえもんは不敵に笑いながら先程買った品物を差し出した
「ポケモンマスターを目指す旅…?ドラえもん!覚えててくれたの!」
「うん!みんなを連れてきなよ!」ドラえもんは言った
「わーい!ありがとう!ドラえもん!」
30分後
「みんな集めた?」
ドラえもんはのびたに尋ねた
「これでみんな集まったよ」のびたは元気よく答えた
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「この蓄音機に自分達の自己紹介をしてくださいだって」
ドラえもんはポケモンマスターを目指す旅の説明書を読み上げた
「俺様の名前はジャイアン!力自慢で歌が得意だ!」と巨漢の少年が言い放った
(ただの乱暴者だろっ)とのびたは心の中でジャイアンを皮肉った
「僕はスネオ。お金と知恵は人一倍あるよ」と口の尖んがった少年が言った
(ずる賢いマザコンがっ)とまたまたのびたは皮肉った
「私は源静香。取り柄はないけど可愛いものが好きだわ」と整った顔立ちの少女は言った
(君は取り柄しかないじゃないかしずかちゃん…)とのびたはハァハァした
「僕はドラえもん22世紀から来たネコ型ロボットだよ」
(どっちかっていうとタヌキ…ww)とのびたは心の中で笑った
「あとは君だけだよのびた君!」ドラえもんが急かす
「僕はのびた特技は射的と昼寝くらいかな」
「情けない奴www」スネオとジャイアンは笑った
(い…今に見てろよ馬鹿どもめっ!お前らなんか…)のびたは嘲笑した
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「それじゃあみんな、いいかい?」
ドラが尋ねる
一同「オッケー!」
ドラえもん「それじゃあ、ポケモンの世界へレッツゴー!」
ジョウト地方-ワカバタウン-
「ここは一体どこだ??」
回りには森しかなく、所々に建物が点在している感じだ
のびたは辺りを見回す
「アッー!」
スネオが何かに気付き、声を上げた
「ジョウト地方ワカバタウン…?ポケモン金銀の世界なのか!」
ドラえもんは言った
「金銀?ざけんなアホダヌキ!俺エメとフグリとダイパしかやったことしかないぞ!」
ジャイアンがドラえもんを揺さぶる
「しょ…しょうがないじゃないか…買うまではわからないんだもの…」
「まぁまぁ…落ち着いて…」
スネオはジャイアンをなだめた
「…………ドラちゃん…ポケモンは?」
さっきから疑問に思っていたしずかは言った
「アッー!」
こともあろうにこのタヌキ、ポケモンの事を忘れていた
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「ポ…ポケモンがいないと何も出来ないじゃないか…うわー!!」
ビビッたスネオは逃げ出した。
「スネオ!まてこのやろう!!」
ジャイアンはスネオをおいかけた
「ふぇ…どうすんのさドラえもんー!!」
のびたは泣きついた
「とりあえずジャイアンが連れ戻すまでここで待とう」
ドラえもんは言った
20分後
「おーい!!」
「あ、ジャイアンとスネオだ!」
第一声をあげたのはのびただ
「ん…よくみて!なんかいるわ!」
しずかが何かに気付いた。
スネオとジャイアンは脇にチコリータとワニノコを連れていた
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「おー!!いたいた!」
息をきらしているジャイアン
「そ…そんな事よりそのポケモンは?」
のびたが尋ねる
「これはウツギ博士にもらったんだよ!」
スネオが元気よく答える
「とにかくこの辺りは野性のポケモンが出るから危ない、研究所にいこう」
ジャイアンが冷静に判断した
一同はよくわからないままジャイアンとスネオに案内された
ウツギ研究所
しずか「綺麗な研究所ね…」
研究所には意味不明な試験管や色々な機械が置かれていた
ジャイアン「博士!連れてきました!」
「おーお、それが君達の友達か。ん?二人もいるのか…」
頭の少し禿げた白衣の男が言った
ドラえもん「なんでぼくが人数に入ってない!!」
怒るドラえもん
禿げ「ポ…ポケモンが喋った!!」
ドラえもん「僕は猫型ロボットだ!ポケモンじゃない!」
スネオ「博士…彼には事情があるんで…」
ウツギ「そ…そうか…それより三人もいるとなると…ポケモンが足りないな」
ウツギが頭を抱える。そしてすぐに
「よし!決めた!あの二匹を渡そう!」
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「よし、君達ちょっと来なさい」
手招きするウツギ
しずかとのびたとドラえもんは別室ヘ連れていかれた
ウツギ「君達…ポケモンは持ってないよね?」
しずか「はい」
「ここにモンスターボールが3つある。君達三人で選んでくれ」
ウツギはボールを指差しながら言った
のびた「えっ…いいんですか…?」
ウツギ「当たり前さ。ポケモンを持たない子供のために用意したんだ
とりあえず三匹を出してみなよ」
それぞれがボールを開いた
しずか「私は…ヒノアラシだわ!」
しずかはヒノアラシを引き当てた
しずか「たくましいわね!」
ドラえもん「僕はなにかなぁ…」
ボムッ
ドラえもんはエイパムを引き当てた
ドラえもん「エイパムかぁ…」
のびた「僕はなんだろう…」
ボムッ
のびたはトゲピーを引き当てた
のびた「かわいいなぁ!よろしくトゲピー!」
こうして三人の手持ちは決まった
ウツギ「ちなみにそのトゲピーとエイパムはシンオウ地方で捕まえられたものなんだ
もしかしたら新しい進化の可能性があるかもしれない」
のびた「僕たちラッキーだったみたいだね。ドラえもん」のびたは嬉しそうに言った
「あ、そうそう君達に頼みがあるんだ」
ウツギは言った
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ウツギ「これをポケモンじいさんとこに持って行ってほしいんだ」
ウツギはタマゴを持ち出して来た。
しずか「これはなんなんですか?」
しずかが不思議そうな顔で尋ねた
ウツギ「つい最近見つかったポケモンのタマゴなんだけど、
ある研究でポケモン爺さんに引き取ってもらう予定なんだ」
「任せてください!!」
のびたが元気よく答えた
「おいおい、そんな安請け合いしていいのか?」
ドラえもんが耳打ちした
「ポケモンをもらった恩があるじゃないか」
のびたもコッソリ答える
「それもそうだね」
ドラえもんは納得した
ウツギ「引き受けてくれるのかい?」
三人「勿論!」
ウツギ「ありがとう!じゃあ頼むよ!タマゴはデリケートだからね」
ジャイアンとスネオを呼んで来て事情を説明した
ジャイアン「そういうことならお任せ下さい博士!」
元気よく答えるジャイアン
ウツギ「じゃあこれを…」
ウツギは何か差し出した
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ウツギ「はい!ポケギアとタウンマップ!」しかもちゃんと五人分ある
のびた「い…いいんですか?」
ウツギ「勿論だよ!でもタマゴはちゃんと届けるんだよ」
一同「わかりました!!」
-ワカバタウン郊外-
「いやぁいい人だったなぁ」
ジャイアンが言った
「そんな事よりジャイアン、そのワニノコはどうしたの?」
ワニノコを指差しながらのびたは言う
「さっきスネオを追いかけた時に野性ポケモンに襲われたんだけど
その時にウツギ博士が俺達を助けてくれたんだ。
そんでその後ウツギ博士に貰ったってわけ」
ジャイアンが得意げに話す。
「僕はチコリータを貰ったよ」
とスネオが言った
かくして五人のポケモンマスターを目指す旅が始まった!
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「バサバサ…」
遠方より鳥の羽ばたく音が聞こえた
「なんだろう…?」
のびたが辺りを見回す
「クエー!!」
四匹のぽっぽと一匹のピジョンだ
「あいつら!さっき俺らを襲った奴らだ!」ジャイアンが叫ぶ
「クソォ!あいつら!今晩のおかずにしてやる!」スネオが悍ましい表情で言う
二人はいち早くワニノコとチコリータを繰り出した
ドラえもん「僕らも応戦だ!」
のびしずドラも素早く繰り出す。
「…………」
「ふぅーゲームとは全然チガウナぁ」ジャイアンが汗を垂らしながら言う
「やっぱ楽しいね」スネオが答えた
「えいっ!えいっ!」のびたはまだポッポと闘っていた
「…」
一同は呆れた
スネオ「おーいのびた早くしろ!!」
スネオが怒鳴る
「あわわ…みんなとっくに終わってる…どうしよう…仕方ないゆびをふるだ!」
トゲピーは指を振った!
「ドーン!!」
トゲピーが繰り出したのは破壊光線だった
その破壊力に一同は少しのびたに恐怖を覚えた
のびた「エヘヘ…」
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-ヨシノシティ-
「やっとついたぁ!!」
ジャイアンの表情が綻ぶ
「ポケモンじいさんの家はヨシノシティの上のほうだね」
スネオが方角を指し示す
ポケモンセンターで休養し、一同はポケモンじいさんの家へ向かう…
-ヨシノシティ郊外-
「♪とぅるる~」
ポケギアを聴きながら上機嫌に鼻歌を歌い歩くドラえもん
「そんなに楽しいの?ドラちゃん」
しずかちゃんが質問する
「このラジオたのしいよ~♪ホラ!あれ?なんか変な音がでるな…?」
「なんか嫌な音ね…」耳を塞ぐしずか
「あ!」
ドラえもんが何かに気付く。
「なんなのドラえもん?」
のびたがドラえもんに返す
「説明書読むの忘れてた!」
「ハァ?」
みんなしてハモった
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ポケモン「それじゃあ説明書を読むね
~ポケモンマスターを目指す旅取扱説明書~
(1.このゲームは3~6人で遊ぶRPGです)
(2.最初のポケモンは必然的にウツギ研究所で貰えます)
(3.秘密道具は使えません)
(4.ポケモンにダメージを受けても致死量には至りません)
(5.この世界は金銀クリスタルがベースですがあなたの行動次第では設定が変わります)
(6.蓄音機で録音する自己紹介で使用ポケモンが変わっていきます)
(7.チャンピオンになるだけがポケモンマスターではありません)
[それでは貴方の無事を祈ります]…だってさ」
「なんでこんな大切な物最初に読まなかったんだよ!!」
怒鳴るジャイアン
「しょ…しょうがないじゃないか…忘れてたんだもん」
怯えるドラえもん
陽は落ちはじめ、森は夜になろうとしていた…
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「暗くなってきたなぁ…」
ドラが呟いた
「今日はここで野宿にしない?」
しずかが提案する
「そうだね。疲れたし…」
ドラえもんが賛成する。一同は野宿することにした
-夜-
「そろそろ眠くなってきたし寝ようかな…ァッー!」
ジャイアンが楳図かずおの漫画ぶりの驚き顔をした
木の上からホーホーが見つめていた
「あれはホーホー…捕まえてやるぞ!」ドラえもんが構えた。
ボムッ
エイパムがとびだした「ひっかくだ!そして…モンスターボール!!」
ブルっ…ブルッ…カチャキーン…
おめでとう!ホーホーを捕まえた!
「やったー!」
薄汚いダミ声で鼻水たらしながらドラえもんは喜んだ。
(クソッ…タヌキなんかが1番最初に捕獲しただと?ふざけるなっ!)
そう思っていたのはスネオだった
「それじゃあホーホーも捕まったし今日は寝るとしよう」
そういってドラえもんは焚火を消した
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-朝-
「ふぁあ…よく寝た…」
目を覚ましたのはのびただった
「あれ…?しずかちゃんとドラえもんがいない?」
いたのはよだれ垂らしてデベソ剥き出しの剛田と骨川だけだったしかも寝ている
「しずちゃんとドラえもんはどこだろう…」
「あ、のびたくん!」
森の中からドラえもんとしずかが出て来た
「みて、のびたさん!ほら!」
しずかはオタチを抱きかかえていた
「し、しずちゃんそれどうしたの…ッ?」
「可愛いから捕まえちゃったっ」しずかがサラっと答える
しばらくしてスネオとジャイアンも起き、再びポケモンじいさんの家へ向かった
「とうとう着いたなぁ!」ジャイアンが叫ぶ
「それじゃあ入ろうか」ドラえもんが丸い手でドアを開けた
「すみませーん」
「はいはい、わたしはポケモンじいさん。あんたらがウツギさんの使いかい?」
50代半ばだろうか、家の中なのに何故か背広を羽織っている
「そうです!それではこれ!タマゴです!」ドラえもんが差し出す
「おお!ありがとう!後はオーキドをまつだけじゃな!」
それから程なくして
「ガチャ」
「おろ?なんか客がいっぱいおるのう?」
世界的なポケモンの権威、大木戸幸成博士だ「こんにちは!」一同が挨拶する
「ウツギさんとこのトレーナーさん達じゃよ」
ポケじいがオーキドに言う
「ほほう!みんなとてもいい顔をしておる!それに…」
オーキドが間を置いて言う
「ポケモンを大切にしておる!キミらにこれを渡そうかの…」
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「ほいポケモン図鑑じゃ!」オーキドが五個の図鑑を差し出した
「いいんですか?」ドラえもんが聞く
「勿論じゃ!君らみたいなトレーナーに使ってほしい!」オーキドが笑顔で答える
五人はポケモン図鑑を手に入れた!
「して、オーキドくん。これがタマゴじゃよ」ポケじいがタマゴを差し出す
「ほほう!これは見事なタマゴじゃ!それではワシはおいとまするかの!」
慌ただしくオーキドは去っていった
「嵐のようなじいさんだったなぁ…」ジャイアンがマヌケ面で言う
「そうじゃ君達!これからキキョウのジムに挑戦してみては?」ポケ自慰が言う
「それもそうだね…じゃあみんな挑戦するとする?」ドラえもんがみんなに尋ねる
皆はうなずいた
「ポケモンは一緒に居ても楽しいが、やはりポケモンバトルは楽しいぞ!
でもポケモンの気持ちは考えねばいかんぞ!
ポケモンの気持ちを考えないトレーナーはゴミクズじゃからな!」
ポケモンじいさんが皆にアドバイスする
しばらく話をした後、一行は家を出た
「なぁ…ここからは別行動にしないか?」ジャイアンが提案する
「それもそうだね。みんなで競った方が楽しいし。」スネオが賛成する
「それじゃあこれからは別行動だ!」ドラえもんが言う
みんなは散り散りになり、各々の道を進んだ!
これからポケモンマスターを目指す真の物語が始まる!
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CASE1-ジャイアン-
ジャイアンはいち早くキキョウシティについた。
(とりあえずこのままのワニノコで挑んでも負けるな…どうするか)
そんなときある看板が目についた
[修業する人も遊びにくるならよっといで、マタツボミの塔]
(修業…?おお…いまの俺にもってこいじゃねぇか!)
ジャイアンはマタツボミの塔へ急いだ
-マタツボミの塔-
「おーい!修業したいんだけど!」
ジャイアンは塔内に響き渡るような声で言った
「む?修業者かい?それなら受付で名前を記入してくれ!」
一人の坊主が言った
受け付けで記入を済まし、ジャイアンは塔荒らしにはげんだ
凶暴なジャイアンと凶暴なワニノコのコンビは相性バツグンだった
-塔屋上-
「ハァハァ…君、ポケモンの腕は充分だがもうちょっと優しくしなさい…」
マタツボミの塔の長老は言った
ジャイアンはすばやく塔を攻略していた
「忠告ありがとよ!だけど負け犬の遠吠えにしか聞こえねーぜ!」
ジャイアンは穴ぬけの紐を使った!
「よっしゃワニノコのレベルも上がったしジムに挑戦じゃあ!」
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「たのもーーーー!!!」
大きな声がジムにこだました
「なんだなんだ?」
アシメントリーヘアーに袴を着た青年が出てきた
「あぁ…挑戦者ね…」この男こそがジムリーダーのハヤトである
「さぁ勝負しようぜ!」ジャイアンが急かす
「まぁまて。見たところワニノコ一匹か…それじゃあ1VS1だな」
ハヤトが闘技場へ案内する
「それではこれからハヤトVS剛田タケシの1VS1を始めます!」
審判の合図と共に二人の闘いが始まった!
「いけピジョン!」ハヤトが繰り出したのはピジョンだった
「いけ!ワニノコ!」ジャイアンもすかさず繰り出す
「ピジョン!どろかけ!」
「ワニノコ!みずでっぽうで掻き消せ!そしてピジョンの懐へ飛び込め!」
攻撃を阻害し、ワニノコはすばやくピジョンへかかった
「ワニノコ!ひっかきまくれ!」
「なに!たかがひっかくなのにこの破壊力は…!」
ハヤトがたじろく。
「ワニノコ!みずでっぽうでとどめだ!」
ブシャーッ!
ハヤトはあっけなく負けた
「君の勝ちだ…このバッジを受け取れ…」ハヤトがバッジを渡す
「やりぃ!思いの外弱かったぜ!」
まったく礼儀のないジャイアンだった
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CASE2-スネオ-
「むぅぅ…」
スネオは悩んでいた。
何故なら飛行タイプ使いのハヤトにチコリータでは相性が悪いからだ
(どうするか…ん…?)スネオにある看板が目についた
[イワークあげるのでマタツボミください]
(ポケモン交換…イワークは岩タイプ…飛行には有利…)
スネオはイワークを譲り受ける事を決心した
-31番道路-
「クソッ!なんで捕まらないんだ!」
スネオはなかなかマタツボミが捕まえられず、焦っていた
「何故あのアホダヌキや馬鹿女に捕まえられて俺に捕まえられない!?クソッ!」
そんな事言ってると聞き馴染みのある声が聞こえてきた
「あれーホーホー?どこいったー?」
(この胸糞悪いダミ声はドラえもんだなぁ…?)
スネオの元へドラえもんのホーホーが舞い降りてきた
(ん…まてよ?こいつを使えば………悪いなタヌキ。このホーホー借りるぜ)
スネオの顔は醜く、汚く歪んだ
「ホーホー!マタツボミにさいみんじゅつ!」
スネオはドラえもんのホーホーの催眠術を利用してマタツボミをゲットした
「へへ…ありがとよ…ドラえもん…さて…」
スネオの顔はまたもや醜く汚く歪んだ。
「いけ、チコリータ、ホーホーに体当たりだぁ!ヒャハハ!」
スネオは散々いたぶった後、道端にホーホーを捨てといた
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「それじゃあイワークとマタツボミ交換ね」交換の依頼主は言った。
「あぁ!よろしく頼むよ」スネオは機嫌よく答える
「チチチチチっポルルーン」
イワークがおくられてきた!イワークをかわいがってね!
「ありがとよ」依頼主は礼をいい、その場を去った
「さて、イワークも手に入れたしあとはハヤトをボコるだけだな」
スネオはジムヘ向かった
「なんだなんだまた子供か…」ハヤトは言った
「僕の前に誰かきたんですか?」スネオが尋ねる
「あぁ小肥りの少年だよ」
(ジャイアンか…!)スネオは察したそしてなんなくハヤトを蹴散らし、ジムをでる
「さてバッジも手に入れたし、次の街へ向かうか…」
スネオがポケモンセンターを出ようとしたそのとき
「あれは…」
スネオの視線の先にはジャイアンがいた
スネオの顔は醜く汚く歪んだ
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CASE3-ドラえもん-
ドラえもんはみんなと別れた近辺でレベルあげにいそしんでいた
「ふぅ…修業しつかれたね。」
ポケモン達はクタクタだった。エイパムが露骨に舌を出している
「それじゃあみんな手分けして食料探ししよう!集合場所はここね!」
ドラえもんとポケモンは散り散りになった
-60分後-
エイパムとドラえもんはとっくに戻って来ていた
「あれーホーホーどこいったー?」
返事はない
「ホーホー遅いなぁ…ちょっと探しに行こうか」エイパムと共に探し始めた
-20分後-
「ホ、ホーホー!」
ホーホーは見つかったものの、ボロ雑巾のように道に転がっていた
「誰がこんなひどいことを…許せない!」
そんな時のびたが急ぎ足でゲートを通るのが見えた
「ま…まさか…のびたが…いや…そんなはずが…」
ドラえもんは動揺していた
「落ち着け…ドラえもん…のびたがそんな事するはずない…
とりあえずポケギアのラジオを聴いて落ち着こう」
♪♪♪~
「はぁ~…この変な音波たまんないなぁ~…心地よい…」
……この音波が自分の体を蝕んでいると、ドラえもんはまだ知らない…
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キキョウシティ
「とりあえずポケモンセンターへ!」
ドラえもんはボロボロになったホーホーを抱えてポケモンセンターに入っていった
「ふぅ…それじゃあジムに挑戦しようかな」
その瞬間
「ドガーーーン!!!」
いきなりのマタツボミの塔が崩れ落ちたのだ。
「あれは…!」
ドラえもんは見逃さなかった。マタツボミの塔からのびたが急いで出ていくのを
「の…のびた…!おまえが崩したのか…?おまえはそんな悪人だったのか…?」
ドラえもんはとりあえずジムに挑戦し、
催眠術を駆使してハヤトに圧倒的勝利をきめた
「ハヤト認定トレーナー…ジャイアンスネオのびたドラえもん…ジムには挑戦ずみ…」
ドラえもんは決めた。のびたの目を覚まさせると。そして報復をすると
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-CASE4-のび太
のびたは近くの湖で水浴びするしずかに見とれていた
「しずかちゃん…はぁはぁ…」
「誰!?」しずかが叫んだ
(ばれた!)のびたはその鈍足で全速力で逃げた
「はあはあ…危なかったな…あれは…?」
視線の先にはスネオが歩いていた
「あいつに近づくとまずいな…あいつ変に勘がいいから…」
のびたは草影にかくれて、しばらくしてキキョウシティへ向かった
しかしドラえもんがホーホーを見つけた瞬間にゲートに入ってしまったため、
のびたは犯人と勘違いされてしまった
-キキョウシティ-
「とりあえずジムに挑戦だな」そう言って、のびたはジムに入った
「挑戦だな?よしこい」ハヤトは素早く闘技場へ案内した
「ではのびたとハヤトの1VS1はじめ!」審判が合図する
「ピジョン!風起こしだ!」
「トゲピー!ゆびをふる!」
トゲピーのきあいだめ!
「なにやってんだよトゲピー!」のびたは焦った
「フン!今までの奴らはもっと骨があったぞ!かぜおこし!」
「ああ、やばい…トゲピーの体力が…くそ!ゆびをふる!」
のびたは賭けにでた
チュドーン!
トゲピーはカミナリを繰り出した!
「あぁ…ピジョン…」
のびたは偶然出たカミナリで勝利を収めた
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[修業する人も遊びにくるならよっといで、マタツボミの塔]
「へぇぇ楽しそうだな…」
のびたはマタツボミの塔に行くことにした
-マタツボミの塔内-
「それではこちらの用紙に名前をかいて下さい」受け付けが指示する
「えぇ~?」字を書くのが面倒なのびた
なんだかんだで受け付けを済ました
-20分後-
「何もないじゃないか!つまらない!帰る!」のびたは出ることにした
「どうせだからこのもろい柱に落書きをしておこう」
[のびた参上!]
「グラグラ…」
(なんか揺れが激しいな…)のびたは疑問に思った
「おーい崩れるぞー!」一人の坊主が言った
塔内はパニックとなった。のびたも流される様に外へ出た
そしてその後すぐ
チュドーン!!!
塔が崩れ落ちた
「はぁはぁ…なんだったんだ…」汗を垂らしながらのびたは言った
「おーい塔を崩した犯人はあの眼鏡だぞ!」一人の坊主がさけんだ
「え?」のびたはマヌケ面で顔をしかめた
それもそのはず。のびたは塔を崩すような事はしていない
だが、反射的にのびたは逃げた
「そいつを捕まえろー!」追っ手は手を緩めない
(な…なんで僕が…?)鼻水を垂らしながら逃げるのびたはそう思った
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-CASE5-しずか
しずかは近くの湖で水浴びをしていた。
「あんな冴えないガキ共となんか行動なんか最初から嫌だったのよ」
しずかは何かに気付いた
「誰!?」しずかは水をかけた
逃げられたものの、しずかには必死で走るのびたの後ろ姿が見えていた
「あのクソメガネ…たたじゃおかねぇ…」しずかは怒りにうち震えていた
そしてしばらくレベルあげをしてからキキョウに向かった
-キキョウシティ-
「のびた…どこだ…?」しずかは看板の前にいるのびたを見つけた
「!」すぐに仕留めようとしたが様子を見ることにした
(どこへいく…)しずかはバレないようにのびたについていった
-マタツボミの塔内-
(こんな塔でなにをするつもりだ…?)
そんなときこんな注意書きを見つけた
[真ん中の小さい黒い柱を抜かないで下さい!危険です]
しずかはひらめいた
(この柱を抜いて塔を倒壊させ、奴に濡れ衣をきせてやる!)
しずかは誰もいないことを確認し、行動に移った
----
チュドーン!!
マタツボミの塔は崩れた
(ククク…作戦通り…)しずかは不敵に笑った
「一体だれがこんな事を!?」長老が泣きながら言っていた
「私…犯人しってます…」しずかは演技した
「何…本当か!?」長老が食いつく
「はい…眼鏡をかけた男の子でのびたって名前です…」
「おい!来訪者名簿をしらべろ!」長老は叫んだ
「確かに名前があります!のびたという名です」助手らしき坊主が答えた
「そういえば…彼様子がおかしかった…字を書くだけなのに露骨にしぶってたし…
何より、ポケモンを連れていたのに見学しかしてなかった!」
受け付け役が言った
「のびたか…そいつを今すぐ捕まえるんだ!」長老は指示した
(作戦成功!)しずかは心の中でガッツポーズをとった
「それじゃわたしはこれで…」しずかは去った
「おー!君!ありがとう!そうだこの技マシンを受け取ってくれ!」
何も知らない長老は真犯人に礼を言った揚句、技マシンを渡した
「ありがとう…クッ」しずかは小さく笑った
その後のジムもなんなく勝ち、しずかは次の街へ向かうことにした
----
現在の状況
ジャイアン(ワニノコLV17)
スネオ(チコリータLV15イワークLV12)
ドラえもん(エイパムLV15ホーホーLV17)
のびた(トゲピーLV15)
しずか(ヒノアラシLV13オタチLV18)
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