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[[前へ>アクアマリン その3]] 時刻は午前9時。 場所は307番道路。 目標はアストシティ。 とりあえずのび太の見ていない所でミナンとドラえもんが打ち合わせをしていた。 前回も行った通り、それを聞くとのび太の疲労ゲージが通常の二倍早く溜まるからとの事。 とりあえず途中でのび太はピジョンをゲットして絶好調。 その絶好調なのび太は二人の相談の事も気にせず昼飯のおにぎりを食べている。 とりあえず昼飯が終わり、また歩き始める。 長い道だけあり、トレーナーの遭遇率も半端じゃない。 関門と言ってもいいかもしれない。 そういえば途中何やら光輝く石を見つけた。 綺麗だからポケットに入れといた。 …時刻は午後5時半。 いや、長い道のり。異常だ。 いい加減着いて欲しい。うん。 おいしい水も尽きた。計10本の2リットルペットボトルの中身を飲み干すのも凄いが。 そんな時、救世主が現れた。そう。アストシティへのゲートだ。 それを見かけてからは猛ダッシュ。ゲートに飛び込む。 そしてようやく、アストシティへと到着した。 のび太「や、やっと着いたね…ミナン…あれ?」 気がついた時、ミナンはその場から消えていた。 それに対してドラえもんに質問する。 のび太「ドラえもん、ミナン知らない?」 それに対して答えるドラえもん。 ドラえもん「着いたから別れたんじゃない?」 それに対して、まぁそうか程度に思い、町へと入る。 一体ミナンは何処へ行ってしまったのか? 真相は4日後に持ち越される。 ---- ─次の日─ 言うまでも無い。昨日は回復してすぐに寝た。 十数kmも歩いたんだ。無理も無い。 朝10時に、のび太がようやく起きてロビーへと向かう。 ロビーの椅子にはドラえもんが既に座っていた。 のび太「おはよう、ドラえもん。」 ドラえもんに挨拶し、隣の椅子に座る。 のび太に気がついたドラえもんは挨拶して、立ち上がる。 ドラえもん「おはよう、のび太君。じゃ、ジム戦行くよ!」 それにえぇ~と言うのび太。その理由を簡単にタウンマップを見せ説明する。 ドラえもん「ここが僕達の居るアストタウンだね。」 それにのび太が頷く。 ドラえもん「そしてここをずっと南に行った所がガットタウン。」 のび太はそれにまた頷く。 ドラえもん「そこからまた北に行った所がカネリシティ。ジムがあるんだ。」 そこでのび太はハッと気がつく。 のび太「つまり…この間にある長い309番、310番水道を渡らなきゃ行けないの…!?」 それにドラえもんは頷き、続けて話す。 ドラえもん「波乗りが使える小さな水ポケモンだと、水で体が冷えて空を飛ぶで逆戻り。」 ドラえもん「僕は準備大丈夫だけど、のび太君はラプラスかギャラドスレベルの水ポケモンが居ないよね…」 そう。十数kmと言う第一関門の次は第二関門『長距離波乗り』 のび太の持っているポケモンでは、大きい水ポケモンはもちろん、波乗り出来るポケモンも少ない。 一応オオタチが波乗り出来るが、こんな長距離には向いていない。 となるとジム戦を早く終わらせ、新メンバーを探す方のが懸命だ。 ここまで考えると後は動いた方が早い。 のび太「分かった。じゃ、アストジムに行こうか。」 そう言うと二人はポケモンセンターから出て、ジムへと向かう。 ─アストジム前─ 入る順番はここまで来る途中にじゃんけんで決めた。 のび太はパー。ドラえもんはグー…しか出せないのだが。 そしてジム前に到着した。 のび太「じゃ、ジム戦行って来るね。」 そう言うと、のび太はジムに入っていった… ---- ─アストジム─ のび太「ジム戦お願いします!」 のび太の大きな声がジムの中の暗闇に響く。 ???「おや、元気な挑戦者だね。僕はヨカゲ。専門タイプは悪さ。」 ジムリーダーは姿を現せず自己紹介する。 のび太「姿位見せたらどうですか?」 そう言うと、笑い声が響く。 ヨカゲ「あははっ!もうジム戦は始まっているのさ。」 その声でピンと来たのび太はすぐさまピジョンを繰り出す。 のび太「吹き飛ばし!」 ジム内の暗闇が吹き飛ばされ、明かりが灯る。 そう。この技は『煙幕』。 この技のせいで周りは見えなかったのだ。 煙幕は晴れたが、吹き飛ばしの効果でポケモンの姿は見れなかった。 そこには、黒いタキシードの紳士が居た。ジムリーダーのヨカゲだ。 ヨカゲ「中々やるようだね。じゃ、改めて勝負を始めようか。」 そう言うと、アブソルを繰り出す。 のび太「ピジョン!先手必勝エアスラッシュ!」 ヨカゲ「影分身でかわせ!」 ピジョンは大きく翼を羽ばたかせ、攻撃する。 しかし当たったのは影。攻撃は外れてしまう。 ヨカゲ「続けて剣の舞!」 残った影…本体を含めて4つ。 それが同時に剣の舞をする。 のび太「くっ…!そうだ!燕返し!」 のび太にしてはいい案だ。確実に当てる燕返し。 しかし、倒れていたのはピジョンの方だった。 のび太「な、何で…!?攻撃したのはこっちのはず…」 それに対して簡単に説明する。 ヨカゲ「『不意打ち』。相手の攻撃時のスキを狙う先制技。」 そう。元々耐久面は強くない。しかも一度剣の舞をされている。 ヨカゲ「さぁ!このコンボにどう対抗する!?」 ---- のび太の手持ち 【ピカチュウ42Lv】 【オオタチ39Lv】 【ロゼリア38Lv】 【ピジョン37Lv】 ガーネット、アメジスト、アクアマリン、ダイヤモンド所持 ドラえもんの手持ち 【カメール(?)??Lv】 【ミズゴロウ(?)??Lv】 【メノクラゲ(?)??Lv】 【他不明】 ---- そこで思いつく。と同時にロゼリアを繰り出す。 のび太「ロゼリア!甘い香りだ!」 甘い香りに誘われて本体が現れる。 のび太「続けてミサイル針!」 近距離での連続攻撃。 それは全段ヒットする。しかし倒すまでには至らなかった。 ヨカゲ「おぉ、中々やるね。騙まし討ち!」 アブソルの騙まし討ちがロゼリアにヒットする。 のび太「くっ…ロゼリア!こうごうせ…」 ヨカゲ「騙まし討ち!」 先制を取ったのは相手。その一撃でロゼリアはのび太を巻き添えにして壁に激突する。 騙まし討ち。不意打ち。剣の舞。影分身。 スキなんて全く無い。 回復する前に倒し、攻撃しようとすれば不意打ち。 何もしなければ積んでくる。 どうすれば…とその時奇跡は起こった! なんとロゼリアが進化し始めたのだ。 ヨカゲ「なっ…このタイミングで進化するなんてッ!?」 相手が驚くのも無理も無い。のび太だって驚いている。 その時。地面に目をやった時理由が分かった。 のび太「あ、これ307番道路で拾った綺麗な石…光の石だったのかぁ…」 なんと言う事だろう。運良杉。 そして形成は逆転した。 のび太「ロズレイド!マジカルリーフ!続けて毒針にギガドレイン!」 マジカルリーフと毒針の舞。マジカルリーフは本体を追尾、その葉に沿って毒針も追う。 不意打ちを打ち込むスキなど無い。続けて回復し続ける。 スキを見せる事無くアブソルを倒せた。 ヨカゲ「くっ…運のいい奴だな…だが!こいつはどうだ!?」 ---- 次に出されたのはヤミラミ。 のび太「何を出しても同じだよ…!マジカルリーフ!毒針!」 さっきの華麗なコンボが炸裂した。誰もがそう思った。 しかし、気がついたときにはロズレイドは後ろを取られていた。 ヨカゲ「しっぺ返し。」 相手の攻撃を受けた事で二倍の威力+タイプ一致。 さっきのアブソル戦で回復したはいいが、全回復まで行って無い。 一撃でロズレイドは倒された。 ヨカゲ「これであのコンボは封じた。さぁどうする!?」 その時、一つの提案が思いついた。 のび太「行け!オオタチ!丸くなるだ!」 何を思いついたかオオタチを繰り出す。 ヨカゲ「ノーマル技は無効!何がしたいんだ?しっぺ返し!」 しっぺ返しが決まる。しかしさほどダメージは与えられない。 のび太「丸くなる!丸くなる、丸くなる、丸くなる!」 何回も丸くなるを指示するのび太。 ヨカゲ「チッ…いくら何でもダメージ受けて無いとしっぺ返しはほとんど無傷か…」 そう。しっぺ返しは威力60。威力の高くてタイプ一致のシャドークローもある。 しかしノーマルタイプには無効なのだ。 のび太「よし!丸くなったらバトンタッチだ!」 そう。最大の目的はこれだ。 『防御力を6段階上げた後のバトンタッチ』 物理技主体のヤミラミだと、いくら何でも6段階上がった後の攻撃ではほとんど無意味。 のび太「ピカチュウ!10万ボルトだ!」 ピカチュウの攻撃は受けても、ギリギリヤミラミは耐えているが、決着はもう着いている。 しっぺ返しではほぼ無傷。もう一発の10万ボルトで落ちてった。 ヨカゲ「仕方ないな…本気を出させてもらう。行け!」 ヨカゲが最後に繰り出したポケモン。 そのポケモンが出た瞬間、フィールドは暗闇となった。 ---- のび太「そのポケモンが暗闇の正体…叩きつける!」 ピカチュウが暗闇の中に走っていって叩きつけるをお見舞いするが 全く効いていない…空振りした音だけだ。 ケホケホと声に出しながらピカチュウは戻っていった。 のび太「空振り…ゴーストタイプなのか!?10万ボルト!」 ピカチュウの10万ボルトが暗闇の発生源を攻撃する。 ヨカゲ「催眠術。」 暗闇の発生源が眠らせてくる。 10万ボルトのせいで場所は分かっており、当てられてしまう。 のび太「催眠術…もしかして!ミカルゲかっ!?」 ミカルゲ。ヤミラミと続き悪・霊タイプ。 それに加えて催眠術があるからだ。 ヨカゲ「気がついた所で遅いッ!シャドーボール!」 その強力な一撃でピカチュウは倒されてしまった。 のび太「くっ…オオタチ!」 オオタチ。そのポケモンを見た瞬間ヨカゲは喋りだした。 ヨカゲ「オオタチ。さっき使った丸くなる、バトンタッチ。後はここまで来るのに使った居合い切りかな。」 ヨカゲ「その首に着けているシルクのスカーフからして最後の技は乱れ引っかきと見た。違うか?」 そう。ノーマルタイプ技しか覚えていないオオタチじゃ不利だ。 しかしのび太は笑っている。 のび太「へぇ…入る直前ドラえもんからアドバイスを受けて技変えといてよかったよ。」 このセリフから察するに、さっきまではこの技構成だったと思われる。 しかし、最後の技は一体… ---- のび太「どんなポケモンでも攻撃が無効化されちゃ意味無いからね。見破る!」 そう。乱れ引っ掻きを忘れさせて見破るを覚えさせておいたのだ。 ヨカゲ「くっ…見破るとは厄介だな…催眠術!」 しかしオオタチは余裕でかわす。催眠術の動きすら見破っている。 こうなるとオオタチは止められない。 のび太「居合い切り!」 ミカルゲに居合い切りを食らわせる。ミカルゲは場所が分かられると弱い。 かなめいしに封印されている為、動けないからだ。 ヨカゲ「悪の波動!」 しかしまた簡単にかわされる。 のび太「居合い切り!」 また一発、居合い切りを決める。 のび太「止めだぁ!」 オオタチが走っていって居合い切りを決める。 それは急所に当たり、ミカルゲを仕留める。 それと同時に、煙幕が晴れる。 ヨカゲ「完敗だよ。まさか見破るとはね。これを受け取ってくれ。」 そう言うと、ジムバッチと技マシンNo.65『シャドークロー』を受け取り、ジムから出て行った。 ---- のび太の手持ち 【ピカチュウ43Lv】 【オオタチ41Lv】 【ロズレイド40Lv】 【ピジョン38Lv】 ガーネット、アメジスト、アクアマリン、ダイヤモンド所持 ドラえもんの手持ち 【カメール(?)??Lv】 【ミズゴロウ(?)??Lv】 【メノクラゲ(?)??Lv】 【他不明】 ---- ジムから出た後瞬間、ドラえもんが声をかけてくる。 ドラえもん「ジム戦どうだった?」 のび太は待っていましたとばかりにジムバッチを見せる。 ドラえもん「おめでとう、のび太君!じゃ、行ってくるよ!」 その時、言い忘れていたので一言忠告しておいた。 のび太「暗闇の歓迎に注意してね~!」 言うまでも無く、煙幕の奇襲の事だ。 とりあえずその事を伝えた後は、近くにあるベンチに座って待つことにする。 と、座った瞬間にある光る建物に気がつく。 一応ポケモンセンターに置いてある観光案内マップとか言うパンフレットをもらっといたので とりあえずそれを見る事にする。その中に書かれてあるだろうし。 【アストシティ】 トパーズシティに続く観光名所。 その理由は、珍しい野生ポケモンの捕獲、閲覧の可能なサファリパーク 貴重な技マシンや道具が手に入るゲームセンター等 人気のある施設が多く立てられているのだ。 その写真によると、あの光っている建物はゲームセンターらしい。 のび太「30分程度で帰ってくれば…大丈夫だよね。」 そう言うと、のび太はゲームセンターへと向かった。 ─30分後─ のび太が戻ってきた。と同時にドラえもんが出てきた。 のび太「ジム戦どうだった?」 そう聞くと、ドラえもんは首を横に振った。 のび太「そうなんだ…あ、そうだ。これお土産ね。」 そう言うと、ドラえもんに広角レンズと技マシン『冷凍ビーム』を渡した。 ドラえもん「これ、どうしたの?」 ドラえもんが聞く。無理も無いだろう。 貴重な広角レンズと冷凍ビームの技マシンをタダでくれたのだから。 のび太「ちょっとそこのゲームセンターでね。」 とりあえず、理由を聞いたら、これからやる事を説明した。 ドラえもん「そうなんだ、ありがとう。とりあえず、僕はレベル上げてまた挑戦するよ。」 ドラえもん「夜の20時、ポケモンセンターで待ち合わせだからね!」 そう言うと、307番道路へ向かっていった。 それまでの間に大きな水ポケモンを捕まえなきゃいけないな… のび太「よし!サファリパーク行ってみよう!」 ---- ─サファリパーク 入り口─ のび太はとりあえず、500円を払い中に入る。 そこには貴重な野生ポケモンが居るエリアが沢山あった。 しかし、狙うのは一匹。とりあえず、レンタルのいい釣竿を貸してもらい、釣りを始めた。 一匹目コイキング。二匹目ドジョッチ。三匹目コイキング… (中略)三十九匹目…ヘイガニ…ほ、本当に出るのか…? と、その時、奇跡は起こった。 蛇状の幼い青い龍。ミニリュウが釣竿にかかっていたのだ。 30レベル…ここまで来る途中拾った不思議なアメでハクリュウに進化させられるッ! とりあえず、まずは落ち着いて慎重に近づいた。ミニリュウは様子を見ている。 落ち着け…落ち着くんだ…ここで逃がしたらまた延々と釣りしなきゃいけない…また一歩進む。 よかった…まだ様子を見ている…よし!ここでボールを投げるんだ! のび太「えいっ!」 一回…二回…三回…そしてカチッと音がする。 のび太「やったぁ!」 こうして、のび太のパーティに新メンバーが加わった。 他のポケモンも捕まえようとしたが ミニリュウを捕まえた興奮により、せっかく会ったラッキーも逃がしてしまう始末。 そのまま500歩は過ぎ、サファリパークをのび太は後にした。 現在の時刻は16時。 後の時間は新しく加わったハクリュウのレベル上げにするか… そう決めたのび太は、308番水道へ向かった。 そして4時間後。ポケモンセンターへ戻ってきた。 途中でピジョンも進化し、大満足だ。 そこには、ドラえもんが座っていた。 とりあえず、挨拶する。 のび太「あ、ドラえも~ん!」 それに答えるドラえもん ドラえもん「遅いよぉ…のび太君!」 その後、一番気になったことを質問する。 のび太「で、どうなったんだい?ジム戦。」 それを待っていましたとばかりにジムバッチを見せ付ける。 それを見てのび太は安心した。 ドラえもんは、その後質問した。 ドラえもん「そう言えば、あの後ゲーセン行ったんだけど、『冷凍ビーム10,000枚』って…」 それににっこり笑ったのび太が答えようとする。 のび太「あぁ、運よかったんじゃないかなぁ?」 裏で何かありそうなのだが、ドラえもんは深くは聞かなかった。 のび太「じゃあ、今日は疲れたし明日の朝から出発しようか。8時ロビー集合ね!」 待ち合わせをした後、ルームキーを貰いのび太達は寝た。 ---- ─次の日─ ロビーに珍しくのび太の方が先に着いた。 その数分後にドラえもんが来る。 のび太「おはよう、じゃ、行こうか。」 そう言うと、アストシティの海岸へと向かった。 数分後。海岸に到着。 のび太はハクリュウを出す。 対してドラえもんはペリッパーだ。 のび太「ペリッパーなんて何時の間に捕まえたんだい…?」 そう。ドラえもんは何時の間にかペリッパーを捕まえていたのだ。 見た記憶ではペリッパーを捕まえられた場所なんて…あ! ドラえもん「分かってるんじゃないかな?305番道路でキャモメを捕まえていたのさ」 それを思い出した後は、波乗りを開始する。 28時間も掛かるとの事なので万全の状態で着ていた。 が、のび太の方は昨日大体のトレーナーを簡単に倒していったので、野生ポケモンしか現れない。 野生ポケモンはピジョットを出し、二匹に任せて昼寝することにした。 ドラえもんの方も、約5時間程度波乗りを続けるとトレーナーも現れなくなったので カメックスを出してそっちの方に乗り移り、二匹に任せて昼寝する事にした。 ─8時間後─ 二人は海の上でぐっすり。 そんな時、ポケモン図鑑に連絡が入った。 スネ夫からだ。いきなりどうしたのだろうか… スネ夫「は…はぁ…はぁ…!た…助けてくれ…!」 なにやら息切れしている様子。何があったのだろうか…? スネ夫「もう限界だ…これ以上走れない…皆…気をつけ」 そこまで聞こえると、グシャと言う何かに殴られた音が起こり、スネ夫の声が聞こえなくなった。 その後すぐにガシャンと、通信機…ポケモン図鑑を壊した音の後、通信は切れた。 一体どうしたと言うのか…もちろんこの事実は、二人は知らない。 ─危険なゲームの扉は…もう、開かれた…─ ---- のび太の手持ち 【ピカチュウ43Lv】 【オオタチ42Lv】 【ロズレイド41Lv】 【ピジョット40Lv】 【ハクリュウ36Lv】 ガーネット、アメジスト、アクアマリン、ダイヤモンド所持 ドラえもんの手持ち 【カメックス??Lv】 【ミズゴロウ(?)??Lv】 【メノクラゲ(?)??Lv】 【ペリッパー??Lv】 ---- ─スネ夫の通信から14時間後─ やっとこ、のび太は起きた。ドラえもんは既に起きている。 しかし、ポケモン図鑑には通信ログや留守電の様な機能は無い。 起きた時は、よく見なければ分からない程度の島が見えた。 あれがガットタウンだ。 出発から22時間、予想より数時間も早く着きそうだ… しかし、難関はこれかららしい。 そう。ガットタウンから来るトレーナー達だ。 5つ目のジム前だけあって、アストシティ付近のトレーナーより段違いに強い。 全滅しかけながらアイテムで回復。多めに準備してよかったなぁ… と言う訳で、昼10時に到着。今日はこの町を見回り、明日出発する事になった。 それを決めると、ポケモンセンター前でドラえもんと別れた。 しかし、この町にはほとんど何も無いと言ってもいいかもしれない。 流石に施設のネタも尽きてきたのか…と思っていると酒場を見つける。 気になったので入ってみる。嫌な予感がしたような気がしたが。 と、入った瞬間、酒場に居る一人のギャンブラーが勝負を仕掛けてきた。 ギャンブラー「よぉ、そこの坊ちゃん。俺と一勝負しないかい?」 いや、勝負と言う声でポケモンの準備をするが、勝負と言っても『トランプ』の様だ。 のび太「いいですよ。でも僕、手加減できませんよ?」 挑発的なセリフを口にした後、カードが配られる。 ギャンブラー「説明が必要か?」 カードを切った後、5枚配り、質問する。 のび太「ポーカーでしょ?やり方知ってますから。」 そう言うと、のび太は2枚交換する。 ギャンブラー「そうかい、そうかい。」 ギャンブラーは4枚交換し、勝負する。 ギャンブラー「残念だったな。フルハウスだ。」 しかし、のび太の顔は笑っている。 のび太「それで勝ったつもりですか?ストレート。」 周りから歓声が沸きあがる。 ギャンブラー「チッ!もう一回勝負だ!」 それにのび太は笑って答える。 のび太「えぇ、何回でも。」 ---- ─数十分後─ ギャンブラー「くそぅ!」 現在合計37連勝。のび太の圧勝だ。 のび太「あぁ、じゃ、僕はそろそろ。」 そう言うと、のび太はこの酒場を去っていった。 その後すぐ、のび太が英雄としてこの酒場で話題になっていたのは秘密だ。 と、同時にドラえもんに会う。 のび太「あ、ドラえもん!」 その様子をじろじろ見た後、ドラえもんはこう言った。 ドラえもん「のび太君じゃないでしょ、君は一体誰だ!」 何を言っているのか分からない。 のび太「な、何を言っているのさドラえもん…」 それに追い討ちを掛ける様にドラえもんが話す。 ドラえもん「のび太君は酒場なんかに入ったりしない…偽者だ!」 これにはのび太も怒った。 のび太「な…何を言っているのさドラえもん!偽者な訳無いだろう!」 反論するドラえもん ドラえもん「本物ならそんなに必死にならない筈だ!僕は本物ののび太君を探す!」 そう言って後ろを向くドラえもん。 のび太「あぁ、どうぞご勝手に!ドラえもんなんて大嫌いだ!」 そう言うと、のび太はそのまま310番水道へ向かっていった。 ???「フフフ…全ては計画通り。」 ---- 熱くなっていたのび太は、そのまま310番水道を越えていった。 カネリシティに着いた頃には、夜の11時を時計が指していた。 のび太「ドラえもん…とりあえず、今日は寝よう。今度謝ればいいよね…」 そう言うと、ポケモンセンターで回復した後、ぐっすり眠った… ─次の日─ のび太は、朝飯を食った後、通信でドラえもんに謝ろうとした… とりあえず朝飯を食べに、食堂へ向かった。 しかし、何やら今日は騒がしい。どうしたと言うのか… とりあえず人の集まっていた場所に行き、近くの人に話しかける。 のび太「あ、あの~…どうしたんですか?」 その近くの人(釣り人)が、答えてくれる。 釣り人「あぁ、トパーズシティにて大掛かりな事件が起こったみてぇだ。」 それに疑問を持つのび太 大掛かりな事件?一体何があったんだろう… ポケモンセンターのテレビの周りは、人が集まっていて近寄る事が出来ない。 となると一番手っ取り早く分かる方法は…『直接見に行く』だ。 空を飛ぶで数十分でトパーズには行ける。 ならココで様子を確認するより行った方が早い。 そう決めたのび太は、ポケモンセンターの外へ向かい、ピジョットでトパーズシティを目指した。 ─これが罠だと言う事も知らずに…─ のび太「一体…何が起こっているんだ!?」 ---- のび太の手持ち 【ピカチュウ46Lv】 【オオタチ45Lv】 【ロズレイド44Lv】 【ピジョット44Lv】 【ハクリュウ39Lv】 ガーネット、アメジスト、アクアマリン、ダイヤモンド所持 ---- 今までのジムリーダーをまとめ サファシティ【サファジム】 ジムリーダー:クリノ 専門タイプ:ノーマル 使用ポケモン【オタチ】【ジグザグマ】 使用可能になる秘伝技:居合い切り トパーズシティ【トパーズジム】 ジムリーダー:ヒカル 専門タイプ:電気 使用ポケモン【エレキブル】【ライチュウ】 使用可能になる秘伝技:岩砕き クリスタウン【クリスジム】 ジムリーダー:トゥナ 専門タイプ:氷 使用ポケモン【デリバード】【ウリムー】【ニューラ】 使用可能になる秘伝技:空を飛ぶ アストタウン【アストジム】 ジムリーダー:ヨカゲ 専門タイプ:悪 使用ポケモン【アブソル】【ヤミラミ】【ミカルゲ】 使用可能になる秘伝技:波乗り [[次へ>アクアマリン その5]] ----
[[前へ>アクアマリン その3]] 時刻は午前9時。 場所は307番道路。 目標はアストシティ。 とりあえずのび太の見ていない所でミナンとドラえもんが打ち合わせをしていた。 前回も行った通り、それを聞くとのび太の疲労ゲージが通常の二倍早く溜まるからとの事。 とりあえず途中でのび太はピジョンをゲットして絶好調。 その絶好調なのび太は二人の相談の事も気にせず昼飯のおにぎりを食べている。 とりあえず昼飯が終わり、また歩き始める。 長い道だけあり、トレーナーの遭遇率も半端じゃない。 関門と言ってもいいかもしれない。 そういえば途中何やら光輝く石を見つけた。 綺麗だからポケットに入れといた。 …時刻は午後5時半。 いや、長い道のり。異常だ。 いい加減着いて欲しい。うん。 おいしい水も尽きた。計10本の2リットルペットボトルの中身を飲み干すのも凄いが。 そんな時、救世主が現れた。そう。アストシティへのゲートだ。 それを見かけてからは猛ダッシュ。ゲートに飛び込む。 そしてようやく、アストシティへと到着した。 のび太「や、やっと着いたね…ミナン…あれ?」 気がついた時、ミナンはその場から消えていた。 それに対してドラえもんに質問する。 のび太「ドラえもん、ミナン知らない?」 それに対して答えるドラえもん。 ドラえもん「着いたから別れたんじゃない?」 それに対して、まぁそうか程度に思い、町へと入る。 一体ミナンは何処へ行ってしまったのか? 真相は4日後に持ち越される。 ---- ─次の日─ 言うまでも無い。昨日は回復してすぐに寝た。 十数kmも歩いたんだ。無理も無い。 朝10時に、のび太がようやく起きてロビーへと向かう。 ロビーの椅子にはドラえもんが既に座っていた。 のび太「おはよう、ドラえもん。」 ドラえもんに挨拶し、隣の椅子に座る。 のび太に気がついたドラえもんは挨拶して、立ち上がる。 ドラえもん「おはよう、のび太君。じゃ、ジム戦行くよ!」 それにえぇ~と言うのび太。その理由を簡単にタウンマップを見せ説明する。 ドラえもん「ここが僕達の居るアストタウンだね。」 それにのび太が頷く。 ドラえもん「そしてここをずっと南に行った所がガットタウン。」 のび太はそれにまた頷く。 ドラえもん「そこからまた北に行った所がカネリシティ。ジムがあるんだ。」 そこでのび太はハッと気がつく。 のび太「つまり…この間にある長い309番、310番水道を渡らなきゃ行けないの…!?」 それにドラえもんは頷き、続けて話す。 ドラえもん「波乗りが使える小さな水ポケモンだと、水で体が冷えて空を飛ぶで逆戻り。」 ドラえもん「僕は準備大丈夫だけど、のび太君はラプラスかギャラドスレベルの水ポケモンが居ないよね…」 そう。十数kmと言う第一関門の次は第二関門『長距離波乗り』 のび太の持っているポケモンでは、大きい水ポケモンはもちろん、波乗り出来るポケモンも少ない。 一応オオタチが波乗り出来るが、こんな長距離には向いていない。 となるとジム戦を早く終わらせ、新メンバーを探す方のが懸命だ。 ここまで考えると後は動いた方が早い。 のび太「分かった。じゃ、アストジムに行こうか。」 そう言うと二人はポケモンセンターから出て、ジムへと向かう。 ─アストジム前─ 入る順番はここまで来る途中にじゃんけんで決めた。 のび太はパー。ドラえもんはグー…しか出せないのだが。 そしてジム前に到着した。 のび太「じゃ、ジム戦行って来るね。」 そう言うと、のび太はジムに入っていった… ---- ─アストジム─ のび太「ジム戦お願いします!」 のび太の大きな声がジムの中の暗闇に響く。 ???「おや、元気な挑戦者だね。僕はヨカゲ。専門タイプは悪さ。」 ジムリーダーは姿を現せず自己紹介する。 のび太「姿位見せたらどうですか?」 そう言うと、笑い声が響く。 ヨカゲ「あははっ!もうジム戦は始まっているのさ。」 その声でピンと来たのび太はすぐさまピジョンを繰り出す。 のび太「吹き飛ばし!」 ジム内の暗闇が吹き飛ばされ、明かりが灯る。 そう。この技は『煙幕』。 この技のせいで周りは見えなかったのだ。 煙幕は晴れたが、吹き飛ばしの効果でポケモンの姿は見れなかった。 そこには、黒いタキシードの紳士が居た。ジムリーダーのヨカゲだ。 ヨカゲ「中々やるようだね。じゃ、改めて勝負を始めようか。」 そう言うと、アブソルを繰り出す。 のび太「ピジョン!先手必勝エアスラッシュ!」 ヨカゲ「影分身でかわせ!」 ピジョンは大きく翼を羽ばたかせ、攻撃する。 しかし当たったのは影。攻撃は外れてしまう。 ヨカゲ「続けて剣の舞!」 残った影…本体を含めて4つ。 それが同時に剣の舞をする。 のび太「くっ…!そうだ!燕返し!」 のび太にしてはいい案だ。確実に当てる燕返し。 しかし、倒れていたのはピジョンの方だった。 のび太「な、何で…!?攻撃したのはこっちのはず…」 それに対して簡単に説明する。 ヨカゲ「『不意打ち』。相手の攻撃時のスキを狙う先制技。」 そう。元々耐久面は強くない。しかも一度剣の舞をされている。 ヨカゲ「さぁ!このコンボにどう対抗する!?」 ---- のび太の手持ち 【ピカチュウ42Lv】 【オオタチ39Lv】 【ロゼリア38Lv】 【ピジョン37Lv】 ガーネット、アメジスト、アクアマリン、ダイヤモンド所持 ドラえもんの手持ち 【カメール(?)??Lv】 【ミズゴロウ(?)??Lv】 【メノクラゲ(?)??Lv】 【他不明】 ---- そこで思いつく。と同時にロゼリアを繰り出す。 のび太「ロゼリア!甘い香りだ!」 甘い香りに誘われて本体が現れる。 のび太「続けてミサイル針!」 近距離での連続攻撃。 それは全段ヒットする。しかし倒すまでには至らなかった。 ヨカゲ「おぉ、中々やるね。騙まし討ち!」 アブソルの騙まし討ちがロゼリアにヒットする。 のび太「くっ…ロゼリア!こうごうせ…」 ヨカゲ「騙まし討ち!」 先制を取ったのは相手。その一撃でロゼリアはのび太を巻き添えにして壁に激突する。 騙まし討ち。不意打ち。剣の舞。影分身。 スキなんて全く無い。 回復する前に倒し、攻撃しようとすれば不意打ち。 何もしなければ積んでくる。 どうすれば…とその時奇跡は起こった! なんとロゼリアが進化し始めたのだ。 ヨカゲ「なっ…このタイミングで進化するなんてッ!?」 相手が驚くのも無理も無い。のび太だって驚いている。 その時。地面に目をやった時理由が分かった。 のび太「あ、これ307番道路で拾った綺麗な石…光の石だったのかぁ…」 なんと言う事だろう。運良杉。 そして形成は逆転した。 のび太「ロズレイド!マジカルリーフ!続けて毒針にギガドレイン!」 マジカルリーフと毒針の舞。マジカルリーフは本体を追尾、その葉に沿って毒針も追う。 不意打ちを打ち込むスキなど無い。続けて回復し続ける。 スキを見せる事無くアブソルを倒せた。 ヨカゲ「くっ…運のいい奴だな…だが!こいつはどうだ!?」 ---- 次に出されたのはヤミラミ。 のび太「何を出しても同じだよ…!マジカルリーフ!毒針!」 さっきの華麗なコンボが炸裂した。誰もがそう思った。 しかし、気がついたときにはロズレイドは後ろを取られていた。 ヨカゲ「しっぺ返し。」 相手の攻撃を受けた事で二倍の威力+タイプ一致。 さっきのアブソル戦で回復したはいいが、全回復まで行って無い。 一撃でロズレイドは倒された。 ヨカゲ「これであのコンボは封じた。さぁどうする!?」 その時、一つの提案が思いついた。 のび太「行け!オオタチ!丸くなるだ!」 何を思いついたかオオタチを繰り出す。 ヨカゲ「ノーマル技は無効!何がしたいんだ?しっぺ返し!」 しっぺ返しが決まる。しかしさほどダメージは与えられない。 のび太「丸くなる!丸くなる、丸くなる、丸くなる!」 何回も丸くなるを指示するのび太。 ヨカゲ「チッ…いくら何でもダメージ受けて無いとしっぺ返しはほとんど無傷か…」 そう。しっぺ返しは威力60。威力の高くてタイプ一致のシャドークローもある。 しかしノーマルタイプには無効なのだ。 のび太「よし!丸くなったらバトンタッチだ!」 そう。最大の目的はこれだ。 『防御力を6段階上げた後のバトンタッチ』 物理技主体のヤミラミだと、いくら何でも6段階上がった後の攻撃ではほとんど無意味。 のび太「ピカチュウ!10万ボルトだ!」 ピカチュウの攻撃は受けても、ギリギリヤミラミは耐えているが、決着はもう着いている。 しっぺ返しではほぼ無傷。もう一発の10万ボルトで落ちてった。 ヨカゲ「仕方ないな…本気を出させてもらう。行け!」 ヨカゲが最後に繰り出したポケモン。 そのポケモンが出た瞬間、フィールドは暗闇となった。 ---- のび太「そのポケモンが暗闇の正体…叩きつける!」 ピカチュウが暗闇の中に走っていって叩きつけるをお見舞いするが 全く効いていない…空振りした音だけだ。 ケホケホと声に出しながらピカチュウは戻っていった。 のび太「空振り…ゴーストタイプなのか!?10万ボルト!」 ピカチュウの10万ボルトが暗闇の発生源を攻撃する。 ヨカゲ「催眠術。」 暗闇の発生源が眠らせてくる。 10万ボルトのせいで場所は分かっており、当てられてしまう。 のび太「催眠術…もしかして!ミカルゲかっ!?」 ミカルゲ。ヤミラミと続き悪・霊タイプ。 それに加えて催眠術があるからだ。 ヨカゲ「気がついた所で遅いッ!シャドーボール!」 その強力な一撃でピカチュウは倒されてしまった。 のび太「くっ…オオタチ!」 オオタチ。そのポケモンを見た瞬間ヨカゲは喋りだした。 ヨカゲ「オオタチ。さっき使った丸くなる、バトンタッチ。後はここまで来るのに使った居合い切りかな。」 ヨカゲ「その首に着けているシルクのスカーフからして最後の技は乱れ引っかきと見た。違うか?」 そう。ノーマルタイプ技しか覚えていないオオタチじゃ不利だ。 しかしのび太は笑っている。 のび太「へぇ…入る直前ドラえもんからアドバイスを受けて技変えといてよかったよ。」 このセリフから察するに、さっきまではこの技構成だったと思われる。 しかし、最後の技は一体… ---- のび太「どんなポケモンでも攻撃が無効化されちゃ意味無いからね。見破る!」 そう。乱れ引っ掻きを忘れさせて見破るを覚えさせておいたのだ。 ヨカゲ「くっ…見破るとは厄介だな…催眠術!」 しかしオオタチは余裕でかわす。催眠術の動きすら見破っている。 こうなるとオオタチは止められない。 のび太「居合い切り!」 ミカルゲに居合い切りを食らわせる。ミカルゲは場所が分かられると弱い。 かなめいしに封印されている為、動けないからだ。 ヨカゲ「悪の波動!」 しかしまた簡単にかわされる。 のび太「居合い切り!」 また一発、居合い切りを決める。 のび太「止めだぁ!」 オオタチが走っていって居合い切りを決める。 それは急所に当たり、ミカルゲを仕留める。 それと同時に、煙幕が晴れる。 ヨカゲ「完敗だよ。まさか見破るとはね。これを受け取ってくれ。」 そう言うと、ジムバッチと技マシンNo.65『シャドークロー』を受け取り、ジムから出て行った。 ---- のび太の手持ち 【ピカチュウ43Lv】 【オオタチ41Lv】 【ロズレイド40Lv】 【ピジョン38Lv】 ガーネット、アメジスト、アクアマリン、ダイヤモンド所持 ドラえもんの手持ち 【カメール(?)??Lv】 【ミズゴロウ(?)??Lv】 【メノクラゲ(?)??Lv】 【他不明】 ---- ジムから出た後瞬間、ドラえもんが声をかけてくる。 ドラえもん「ジム戦どうだった?」 のび太は待っていましたとばかりにジムバッチを見せる。 ドラえもん「おめでとう、のび太君!じゃ、行ってくるよ!」 その時、言い忘れていたので一言忠告しておいた。 のび太「暗闇の歓迎に注意してね~!」 言うまでも無く、煙幕の奇襲の事だ。 とりあえずその事を伝えた後は、近くにあるベンチに座って待つことにする。 と、座った瞬間にある光る建物に気がつく。 一応ポケモンセンターに置いてある観光案内マップとか言うパンフレットをもらっといたので とりあえずそれを見る事にする。その中に書かれてあるだろうし。 【アストシティ】 トパーズシティに続く観光名所。 その理由は、珍しい野生ポケモンの捕獲、閲覧の可能なサファリパーク 貴重な技マシンや道具が手に入るゲームセンター等 人気のある施設が多く立てられているのだ。 その写真によると、あの光っている建物はゲームセンターらしい。 のび太「30分程度で帰ってくれば…大丈夫だよね。」 そう言うと、のび太はゲームセンターへと向かった。 ─30分後─ のび太が戻ってきた。と同時にドラえもんが出てきた。 のび太「ジム戦どうだった?」 そう聞くと、ドラえもんは首を横に振った。 のび太「そうなんだ…あ、そうだ。これお土産ね。」 そう言うと、ドラえもんに広角レンズと技マシン『冷凍ビーム』を渡した。 ドラえもん「これ、どうしたの?」 ドラえもんが聞く。無理も無いだろう。 貴重な広角レンズと冷凍ビームの技マシンをタダでくれたのだから。 のび太「ちょっとそこのゲームセンターでね。」 とりあえず、理由を聞いたら、これからやる事を説明した。 ドラえもん「そうなんだ、ありがとう。とりあえず、僕はレベル上げてまた挑戦するよ。」 ドラえもん「夜の20時、ポケモンセンターで待ち合わせだからね!」 そう言うと、307番道路へ向かっていった。 それまでの間に大きな水ポケモンを捕まえなきゃいけないな… のび太「よし!サファリパーク行ってみよう!」 ---- ─サファリパーク 入り口─ のび太はとりあえず、500円を払い中に入る。 そこには貴重な野生ポケモンが居るエリアが沢山あった。 しかし、狙うのは一匹。とりあえず、レンタルのいい釣竿を貸してもらい、釣りを始めた。 一匹目コイキング。二匹目ドジョッチ。三匹目コイキング… (中略)三十九匹目…ヘイガニ…ほ、本当に出るのか…? と、その時、奇跡は起こった。 蛇状の幼い青い龍。ミニリュウが釣竿にかかっていたのだ。 30レベル…ここまで来る途中拾った不思議なアメでハクリュウに進化させられるッ! とりあえず、まずは落ち着いて慎重に近づいた。ミニリュウは様子を見ている。 落ち着け…落ち着くんだ…ここで逃がしたらまた延々と釣りしなきゃいけない…また一歩進む。 よかった…まだ様子を見ている…よし!ここでボールを投げるんだ! のび太「えいっ!」 一回…二回…三回…そしてカチッと音がする。 のび太「やったぁ!」 こうして、のび太のパーティに新メンバーが加わった。 他のポケモンも捕まえようとしたが ミニリュウを捕まえた興奮により、せっかく会ったラッキーも逃がしてしまう始末。 そのまま500歩は過ぎ、サファリパークをのび太は後にした。 現在の時刻は16時。 後の時間は新しく加わったハクリュウのレベル上げにするか… そう決めたのび太は、308番水道へ向かった。 そして4時間後。ポケモンセンターへ戻ってきた。 途中でピジョンも進化し、大満足だ。 そこには、ドラえもんが座っていた。 とりあえず、挨拶する。 のび太「あ、ドラえも~ん!」 それに答えるドラえもん ドラえもん「遅いよぉ…のび太君!」 その後、一番気になったことを質問する。 のび太「で、どうなったんだい?ジム戦。」 それを待っていましたとばかりにジムバッチを見せ付ける。 それを見てのび太は安心した。 ドラえもんは、その後質問した。 ドラえもん「そう言えば、あの後ゲーセン行ったんだけど、『冷凍ビーム10,000枚』って…」 それににっこり笑ったのび太が答えようとする。 のび太「あぁ、運よかったんじゃないかなぁ?」 裏で何かありそうなのだが、ドラえもんは深くは聞かなかった。 のび太「じゃあ、今日は疲れたし明日の朝から出発しようか。8時ロビー集合ね!」 待ち合わせをした後、ルームキーを貰いのび太達は寝た。 ---- ─次の日─ ロビーに珍しくのび太の方が先に着いた。 その数分後にドラえもんが来る。 のび太「おはよう、じゃ、行こうか。」 そう言うと、アストシティの海岸へと向かった。 数分後。海岸に到着。 のび太はハクリュウを出す。 対してドラえもんはペリッパーだ。 のび太「ペリッパーなんて何時の間に捕まえたんだい…?」 そう。ドラえもんは何時の間にかペリッパーを捕まえていたのだ。 見た記憶ではペリッパーを捕まえられた場所なんて…あ! ドラえもん「分かってるんじゃないかな?305番道路でキャモメを捕まえていたのさ」 それを思い出した後は、波乗りを開始する。 28時間も掛かるとの事なので万全の状態で着ていた。 が、のび太の方は昨日大体のトレーナーを簡単に倒していったので、野生ポケモンしか現れない。 野生ポケモンはピジョットを出し、二匹に任せて昼寝することにした。 ドラえもんの方も、約5時間程度波乗りを続けるとトレーナーも現れなくなったので カメックスを出してそっちの方に乗り移り、二匹に任せて昼寝する事にした。 ─8時間後─ 二人は海の上でぐっすり。 そんな時、ポケモン図鑑に連絡が入った。 スネ夫からだ。いきなりどうしたのだろうか… スネ夫「は…はぁ…はぁ…!た…助けてくれ…!」 なにやら息切れしている様子。何があったのだろうか…? スネ夫「もう限界だ…これ以上走れない…皆…気をつけ」 そこまで聞こえると、グシャと言う何かに殴られた音が起こり、スネ夫の声が聞こえなくなった。 その後すぐにガシャンと、通信機…ポケモン図鑑を壊した音の後、通信は切れた。 一体どうしたと言うのか…もちろんこの事実は、二人は知らない。 ─危険なゲームの扉は…もう、開かれた…─ ---- のび太の手持ち 【ピカチュウ43Lv】 【オオタチ42Lv】 【ロズレイド41Lv】 【ピジョット40Lv】 【ハクリュウ36Lv】 ガーネット、アメジスト、アクアマリン、ダイヤモンド所持 ドラえもんの手持ち 【カメックス??Lv】 【ミズゴロウ(?)??Lv】 【メノクラゲ(?)??Lv】 【ペリッパー??Lv】 ---- ─スネ夫の通信から14時間後─ やっとこ、のび太は起きた。ドラえもんは既に起きている。 しかし、ポケモン図鑑には通信ログや留守電の様な機能は無い。 起きた時は、よく見なければ分からない程度の島が見えた。 あれがガットタウンだ。 出発から22時間、予想より数時間も早く着きそうだ… しかし、難関はこれかららしい。 そう。ガットタウンから来るトレーナー達だ。 5つ目のジム前だけあって、アストシティ付近のトレーナーより段違いに強い。 全滅しかけながらアイテムで回復。多めに準備してよかったなぁ… と言う訳で、昼10時に到着。今日はこの町を見回り、明日出発する事になった。 それを決めると、ポケモンセンター前でドラえもんと別れた。 しかし、この町にはほとんど何も無いと言ってもいいかもしれない。 流石に施設のネタも尽きてきたのか…と思っていると酒場を見つける。 気になったので入ってみる。嫌な予感がしたような気がしたが。 と、入った瞬間、酒場に居る一人のギャンブラーが勝負を仕掛けてきた。 ギャンブラー「よぉ、そこの坊ちゃん。俺と一勝負しないかい?」 いや、勝負と言う声でポケモンの準備をするが、勝負と言っても『トランプ』の様だ。 のび太「いいですよ。でも僕、手加減できませんよ?」 挑発的なセリフを口にした後、カードが配られる。 ギャンブラー「説明が必要か?」 カードを切った後、5枚配り、質問する。 のび太「ポーカーでしょ?やり方知ってますから。」 そう言うと、のび太は2枚交換する。 ギャンブラー「そうかい、そうかい。」 ギャンブラーは4枚交換し、勝負する。 ギャンブラー「残念だったな。フルハウスだ。」 しかし、のび太の顔は笑っている。 のび太「それで勝ったつもりですか?ストレートフラッシュ。」 周りから歓声が沸きあがる。 ギャンブラー「チッ!もう一回勝負だ!」 それにのび太は笑って答える。 のび太「えぇ、何回でも。」 ---- ─数十分後─ ギャンブラー「くそぅ!」 現在合計37連勝。のび太の圧勝だ。 のび太「あぁ、じゃ、僕はそろそろ。」 そう言うと、のび太はこの酒場を去っていった。 その後すぐ、のび太が英雄としてこの酒場で話題になっていたのは秘密だ。 と、同時にドラえもんに会う。 のび太「あ、ドラえもん!」 その様子をじろじろ見た後、ドラえもんはこう言った。 ドラえもん「のび太君じゃないでしょ、君は一体誰だ!」 何を言っているのか分からない。 のび太「な、何を言っているのさドラえもん…」 それに追い討ちを掛ける様にドラえもんが話す。 ドラえもん「のび太君は酒場なんかに入ったりしない…偽者だ!」 これにはのび太も怒った。 のび太「な…何を言っているのさドラえもん!偽者な訳無いだろう!」 反論するドラえもん ドラえもん「本物ならそんなに必死にならない筈だ!僕は本物ののび太君を探す!」 そう言って後ろを向くドラえもん。 のび太「あぁ、どうぞご勝手に!ドラえもんなんて大嫌いだ!」 そう言うと、のび太はそのまま310番水道へ向かっていった。 ???「フフフ…全ては計画通り。」 ---- 熱くなっていたのび太は、そのまま310番水道を越えていった。 カネリシティに着いた頃には、夜の11時を時計が指していた。 のび太「ドラえもん…とりあえず、今日は寝よう。今度謝ればいいよね…」 そう言うと、ポケモンセンターで回復した後、ぐっすり眠った… ─次の日─ のび太は、朝飯を食った後、通信でドラえもんに謝ろうとした… とりあえず朝飯を食べに、食堂へ向かった。 しかし、何やら今日は騒がしい。どうしたと言うのか… とりあえず人の集まっていた場所に行き、近くの人に話しかける。 のび太「あ、あの~…どうしたんですか?」 その近くの人(釣り人)が、答えてくれる。 釣り人「あぁ、トパーズシティにて大掛かりな事件が起こったみてぇだ。」 それに疑問を持つのび太 大掛かりな事件?一体何があったんだろう… ポケモンセンターのテレビの周りは、人が集まっていて近寄る事が出来ない。 となると一番手っ取り早く分かる方法は…『直接見に行く』だ。 空を飛ぶで数十分でトパーズには行ける。 ならココで様子を確認するより行った方が早い。 そう決めたのび太は、ポケモンセンターの外へ向かい、ピジョットでトパーズシティを目指した。 ─これが罠だと言う事も知らずに…─ のび太「一体…何が起こっているんだ!?」 ---- のび太の手持ち 【ピカチュウ46Lv】 【オオタチ45Lv】 【ロズレイド44Lv】 【ピジョット44Lv】 【ハクリュウ39Lv】 ガーネット、アメジスト、アクアマリン、ダイヤモンド所持 ---- 今までのジムリーダーをまとめ サファシティ【サファジム】 ジムリーダー:クリノ 専門タイプ:ノーマル 使用ポケモン【オタチ】【ジグザグマ】 使用可能になる秘伝技:居合い切り トパーズシティ【トパーズジム】 ジムリーダー:ヒカル 専門タイプ:電気 使用ポケモン【エレキブル】【ライチュウ】 使用可能になる秘伝技:岩砕き クリスタウン【クリスジム】 ジムリーダー:トゥナ 専門タイプ:氷 使用ポケモン【デリバード】【ウリムー】【ニューラ】 使用可能になる秘伝技:空を飛ぶ アストタウン【アストジム】 ジムリーダー:ヨカゲ 専門タイプ:悪 使用ポケモン【アブソル】【ヤミラミ】【ミカルゲ】 使用可能になる秘伝技:波乗り [[次へ>アクアマリン その5]] ----

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