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のびた「ん・ぅん…」
???「ぉぃ … おい!」
のびた「わ! び、びっくりするなあ ドラえもん」
???「ドラえもん? オイラはゼニガメだけど…」
のびた「そう… ぼくのびた」
ゼニガメ「のびた? でもきみ どこからどうみても ヒノアラシだぜ?」
のびた「え… え…? ええ~~~~~?」
ゼニガメ「な、なにかわけがありそうだね…」
のびた「??? だめだ 思い出せないっていうか考えられない」
のびたは頭が悪かった
バタフリー「助けてーー」
ゼニガメ「? どうしたんですか?」
バタフリー「うちのキャタピーちゃんが… 森で迷子になっちゃって…」
ゼニガメ「それは大変だ 行かなくちゃ! ヒノア… じゃなくてのびた ついてきて」
のびた「めんどくさ~い」
ゼニガメ「いいからこい!」
のびた「はいはい」
ゼニガメとのびたの救助生活の始まり(?)である
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ち い さ な も り 地 下 1 階
ゼニガメ「はやくこい!」
のびた「き、きみ歩くの早いよ 亀なのに」
ゼニガメ「ったく… はやくしないとキャタピーちゃんが…」
のびた「うわぁ! なにか出てきた」
ゼニガメ「う、うそ!? なんだ ポッポじゃないか
脅かすなよ」
のびた「だって見た事もなかったしいきなり出てきたし…」
ゼニガメ「まったく… 水鉄砲!」
ポッポ「ポーーー」
ゼニガメは水鉄砲を放ちポッポを倒した
ゼニガメ「君も早くこい!」
のびた「ちぇ~ (なんかゼニガメって誰かに似ているな…)」
ゼニガメ「よし! 階段がある おりてみよう」
のびた「え~? この階にいるんじゃないの?」
ゼニガメ「そんなわけないじゃないか 疲れるなぁ…」
ゼニガメは一人で頑張っていた
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地 下 2 階
のびた「ここにいるの?」
ゼニガメ「多分地下4階に…」
のびた「ええ~~~? おなかすいた~」
ゼニガメ「早いよ! まあお腹すいたんならリンゴでもかじっててよ」
のびた「うん ガブガブ」
ゼニガメ「まったく 先が思いやられるな」
のびた「あ、 ちょうちょだ~」
のびたはなんとちょうちょにつられてゼニガメと逆の道を歩き出す
のびた「わーーーい」
ゼニガメ「よし ここで休憩に… いない!?」
かれこれ10分 ゼニガメはのびたの存在に気づかなかったのだ
ゼニガメ「あんのバカーーーー」
ゼニガメはおこって先に進む事にした
のびた「あれ? ゼニガメは? まったく… 迷子か 仕方ないな」
おまえが迷子だろ
のびた「ったく せっかく階段まできたのに なんでついてきてないんだよ!」
なんとのびたはちょうちょにつられて階段まで来れたのだ
ミラクルである
のびた「さきにいっちゃおう」
こうしてのびたは階段を下りていった
ゼニガメ「え? うわーーーーーーー」
シュンッ
ゼニガメもこうして下の階に行けたのだ
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地 下 3 階
キャタピー「うぇーん うぇーん ママどこに行ったの?」
のびた「おや? 迷子か? でもたしかゼニガメは地下4階にいるって?」
ゼニガメ「コラ---- のびた! なにはぐれてんだよ」
のびた「やっときたの? まったく 迷子なんかにならないでよね?」
ゼニガメ「こいつ… え? キャタピーちゃん?」
のびた「このこが迷子?」
ゼニガメ「そうだね 連れて帰ろう」
のびた「またあの道を通るの?」
ゼニガメ「ふっふっふー 穴抜けのヒモー」
のびた「ドラえもんみたいだな…」
ゼニガメ「さあ 帰ろうか」
キャタピー「うん!」
のびた「で、4階じゃないの?」
こうして波乱の1日目が終わった
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