ブレイジングレーザーズ




データ

  • ハドソン:2008年6月17日配信
  • 「Blazing Lazers」Hudson Soft,NEC:日本未発表タイトル
  • (「ガンヘッド」コンパイル(開発)ハドソン(販売):1989年7月7日発売)
  • ジャンル:STG
プレイ人数:1人


概要

海外で発売された、コンパイル製作の縦スクロールシューティングゲーム。
日本では『ガンヘッド』の名で1989年の七夕の日に発売されている。
1989年に開催された『第5回全国キャラバン』の認定ソフト。

既にVCでも配信されているZANACALESTEに端を発するコンパイルの高速スクロールシューティングではあるが、PCエンジン・ハドソン・高橋名人・キャラバンなどのアド効果は強く、上記コンパイルのルーツ作品を知らない世代のプレイヤーにも広く愛される作品。
上記2作をコンパイルSTGの元祖・根本作品とするなら、本作品はコンパイルSTGの楽しさを日本中にアピールした、正に「金字塔」と言えるのではないだろうか。

余談だが、ゲーム中しょっちゅう残機が増えまくったり、最終ボスを倒してゲームをクリアした瞬間に異常なほど残機が増える、等といったコンパイルSTGの「お約束」もしっかりと用意されている。

音楽面に於いては、ドラムパートにソフトウェア・サンプリングを使用する事で、かつて無い強烈な低音を作り出している。またそうして作られた低音とPCE波形メモリ音源特有のきらびやかな高音が織り成す独特な音場は、他のHuカードのゲームと比較してもかなり個性的で、非常に高い完成度を誇る。
是非、近所迷惑にならない程度に大ボリュームにして楽しんでいただきたい。

また音声面では、武器を取るたびにやたら聞き取り難い言葉を喋ったり、ファンにはお馴染みの、賑やかな「コンパイル音」が至る所で使われたりと、とにかく賑やかで耳を飽きさせない作りになっている。

当時、商品自体は多くの本数が出たにも拘らず、中古市場では未だにそれなりの値段で取引されている辺りに、人気の一端を伺い知る事が出来る。

なお、大会専用のソフトとして「ガンヘッド・スペシャルバージョン」というROMが存在し、それを収めた特製Huカードも各種景品用として製造された。
「バンダイ金色カセット」や「グラディウス・アルキメンデス編」と同様に出回りが少なく(某HPに拠るとそれでも約2万本は出たらしい)通常版を遥かに越える価格で、現在でもオークションや中古市場で取引されている。


1時間にも及ぶ長い道

本作品は全9面の長丁場でエンディングまで約60分弱を要し、長いことで有名なコンパイルSTGの例に漏れない内容となっている。

初めて遊ぶと大抵難しいと言われるコンパイルのSTGだが、特に最初の頃はその殆どの面で息つく暇も無いほどに敵が次から次へと攻撃してくる展開の為、一度死んだ途端になし崩し的にゲームオーバーになってしまうことも多い。

どの武器を使っていいか分からない場合は、「I」+「ホーミング」という組み合わせを集中して育てると良いだろう。ホーミングは「I」の時のみ画面中に8発まで発射され、フルパワーまで育てると攻守共に最強に近い組み合わせだ。下記の8方向ショットと組み合わせれば非常に強力。

「I」単体の攻撃範囲が狭くて扱いにくい、という方には「II」をオススメする。
ホーミングは半分になるが、低い攻撃力を補えるだけの連射力と弾のスピードが頼もしい。これに「マルチ」を付ければかなりのものだ。

「III」は攻撃力自体は強いのだが、育てると守備範囲が広くなり、遅い弾速が尚更大きな欠点となって弾切れしまくるので注意。ただしその遅さを逆手にとって、最高速で下がりながらジグザグレーザーを当ててガリガリと連続したダメージを与える事も出来る。
そのためにジグザグレーザーのある、レベル3や4で成長を止めたり、わざと敵弾を食らってレベルを調整する等といったマニアックな遊び方も在る。

最後の「IV」はちょっと…いや、かなりマニアックな武器である。初めはできれば避ける事を考えよう。

通常の難易度では物足りなくなったという剛の者は、当時「ノーミスでクリア出来たら文字通り神」とまで言われた「GOD OF GAME」(後述「裏技や隠しフィーチャー」参照)に挑戦するのも面白いだろう。
因みに「GOD OF GAME」では敵の攻撃が激しいだけでなく、一部の敵の耐久力が8倍になっており通常難易度では最強に近い「I」+「ホーミング」でも火力負けしてしまうので、ご用心を。


「おっぱいぱい」

いやもうこのタグ書きたいだけちゃうんかと。その通りです。
本作品は前述の通り武器アイテムの獲得に対して喋るのだが、これが実に風邪気味っぽい声になっていて聞き取りにくい。それでも「I」を取った時に「フォトンプラクター」、「III」を取った時に「フィールドサンダー」と言っているのはまだ何となく理解できるのだが…。

オプションとして装備できる「マルチ・ボディ」、これ。これが問題なのである。
筆者も実機では何百回遊んだか判らないほど遊んだものだが、一度たりとも「マルチ・ボディ」とは聞こえず、何と聞こえたかと言えば…そう。
どう聞いても「おっぱいぱい」です、本当にあり(ry

挙句の果てに、当時まだ隔週発売だったファミコン通信(現:ファミ通)の読者投稿コーナーである「ゲーム帝国」で、このネタを取り上げた事により爆発的にゲーム少年少女の間で有名になり、遊んだ事が無いのにこのネタだけ知ってる者まで出る始末。

プレイヤーの大多数がシモネタに多感な小~高校生。これが学校で散々ネタにされ、肝心のゲーム内容よりそのぶっ飛んだ音声合成の方だけが一人歩きしたのは、当時をご存知でない方々にも想像に難くないであろう。
それに限らずとも「父ちゃん婆ちゃん」「キヨシさんだぁ」など、ネタとしか思えない空耳の応酬。

冷静に考えると「ボディ」の部分は「おっぱいぱい」の第3音節、2個目の「ぱい」にあたる。
ということは「マルチ」の部分が「おっぱい」なのだろう。マルチを発音しておっぱい…。
……いやごめん無理。
こういう馬鹿げた空耳が沢山出てきたのが昔のボイスなんだよな、今のボイスは96kHzだの192bitだのと綺麗過ぎるから困る。

どうでも良いが、筆者がこんなに沢山「おっぱい」とテキストに書いたのは恐らく生まれて初めてだ。


裏技や隠しフィーチャー

8方向ショット
  • 「I」か「IV」を最高状態にしてボムを使い切ったあとジェルだけ30個とり続ける。するとショットが8方向になるアイテムが現れる。

難易度変更
  • タイトルかデモ画面中に、セレクトを押しながらIボタンとIIボタンを交互に10回押す。
    最初は「NORMAL DOG」「HARD HUMAN」を選べるが、その画面で更に同じコマンドを入れると「SUPER MANIA」が、さらに入力すると「GOD OF GAME」が追加される。
    モードから抜ける時はスタートを押しながらセレクト。
    因みに「ガンヘッド」では爆発音と共にタイトル文字色が変化して、現在選択中の難易度が分かるようになっていた(GOD OF GAMEなら真っ赤になる)が、本作品では判別が出来なくなっている。
    なおVC+クラコンの場合、「-」と「x」「y」(連射ボタン)を同時押しするだけで良い。

サウンドテスト
  • タイトルかデモ画面中に、右と左を交互に10回押す。

面セレクト
  • サウンドテストで、Iを1回、IIを1回押して、セレクトを21回押す。
    このモードを使用した後でIとIIを押しながらスタートすると
    最初から残機とボムが10になり残機が全てその場復活出来る状態で始まる。
    なお本作品は全9面なので、セレクト時に9以上の数字を選ぶと
    スーパーマリオのテニス技ドルアーガの塔の256面裏技と同様の状況になる。
    自己責任で試していただきたい。
    • ※裏技に関する備考
      「ガンヘッド」ならば上記面セレクトから無敵が使用可能なはずですが、
      筆者がVCの「Blazing Lazers」で試したところ、
      何度やっても出来なかったので裏技から除外しました。

隠しフィーチャー
  • 1面のボスが逃げるまで倒さずひたすら避け続けると、
    ボスが逃げ去った後に残機10+ボム20が貰える。

CM

(2:00ごろから)

他作品との関連


  • 今後VC配信が期待されるハドソン関連シューティング
    • スターフォース(FC)
    • ヘクター'87(FC)
    • スターソルジャー・バニシングアース(N64)

  • 今後VC配信が期待される関連作
    • ガンヘッド 新たなる戦い(FC)
      • 映画「ガンヘッド」の続編。
        PCE版とは異なり映画の設定をふまえている。
        その上ジャンルがSLGなのでPCE版のファンには逆に違和感があるかもしれない。


  • 今後VC配信が期待されるコンパイルシューティング
    • ガーディック外伝(FC)
    • スーパーアレスタ(SFC)
    • 電忍アレスタ(MCD)
    • GGアレスタ(GG)
    • GGアレスタII(GG)
    • アレスタ2(MSX)
    • アレスタ外伝(MSX)