クレイジークライマー
データ
- ハムスター:2010年02月23日配信
- 日本物産:1980年稼動開始
- ジャンル:ACT
- 使用基板:CRAZY CLIMBER基板
- プレイ人数:1~2人(交互プレイ)
- コントローラ:GCコン・クラコン・リモコン+ヌンチャク
- 使用ブロック数:37
- 紹介ページ
概要
任意縦スクロール型のアクションゲーム…だが「ビルを登っていく奴」で大体通じる。
超高層ビルの外壁をよじ登っていくという突飛な設定やツインレバーを用いた直感的な操作方法が特徴。
設定、操作系共に個性的で、一度見たら忘れられないインパクトを持つ。
超高層ビルの外壁をよじ登っていくという突飛な設定やツインレバーを用いた直感的な操作方法が特徴。
設定、操作系共に個性的で、一度見たら忘れられないインパクトを持つ。
何故ビルを登るのか?何故素手で登るのか?何故物が落ちてくるのか?何故ゴリラがいるのか?
そういったツッコミ所を完全無視した潔いアイディア先行っぷりが痛快。とにかく主人公はビルを登るのだ。そこに理由など無いのだろうきっと。
開発時点では火災の発生したビルから屋上へ逃げるという設定だったそうだが、それはそれで辻褄が合わない…
そういったツッコミ所を完全無視した潔いアイディア先行っぷりが痛快。とにかく主人公はビルを登るのだ。そこに理由など無いのだろうきっと。
開発時点では火災の発生したビルから屋上へ逃げるという設定だったそうだが、それはそれで辻褄が合わない…
ゲーム内容に関しては、ツインレバーで「両手を使ってよじ登る動作」を再現した事が特筆すべき点として挙げられる。
さらに「両手で掴んだ状態で踏ん張る」事で障害物を防御できるというシステムは後の格闘ゲームにおけるガードを彷彿とさせる物がある。
さらに「両手で掴んだ状態で踏ん張る」事で障害物を防御できるというシステムは後の格闘ゲームにおけるガードを彷彿とさせる物がある。
反面バグの多さ、難易度バランスの悪さは当時から指摘されている。
後半ステージに出現する「落下してくる看板」などはぶつかれば即死なのにもかかわらず回避する場所が狭く、完全に運任せという厳しいもの。それ以外にも敵にぶつかったのに死ななかったりその逆があったりと、ノーミスでゲームを続けるのは実力だけでなくある種の運が要求される。
これが許されたのは「一定時間でゲームオーバーになって貰わないといけない」というアーケードゲーム特有の空気があってのものだったと推測できる。当時はループゲームが主流でエンディング到達で終わりという考え自体が少数派だった。
後半ステージに出現する「落下してくる看板」などはぶつかれば即死なのにもかかわらず回避する場所が狭く、完全に運任せという厳しいもの。それ以外にも敵にぶつかったのに死ななかったりその逆があったりと、ノーミスでゲームを続けるのは実力だけでなくある種の運が要求される。
これが許されたのは「一定時間でゲームオーバーになって貰わないといけない」というアーケードゲーム特有の空気があってのものだったと推測できる。当時はループゲームが主流でエンディング到達で終わりという考え自体が少数派だった。
オリジナルのBGMは版権曲を無断使用していたのでVCA版では差し替え…というか微妙にアレンジ。
音声合成による「ガンバレー」「ホヤッ」「アレー」などのボイスは健在。1980年当時では非常に珍しいものだった。
音声合成による「ガンバレー」「ホヤッ」「アレー」などのボイスは健在。1980年当時では非常に珍しいものだった。
開発を担当したのは、現在は乗換案内や時刻表ソフト等で有名になったジョルダン。
ネームエントリーでその名前を入力すると…?
ネームエントリーでその名前を入力すると…?
なんとなくこのゲームには駄菓子屋のイメージがあるんですが皆さんはどうでしょうか?
とある裏技を用いてクレジットを増やしてた人は先生怒らないから手を挙げなさい。
とある裏技を用いてクレジットを増やしてた人は先生怒らないから手を挙げなさい。
ゲーム内容
- クライマーとして超高層ビルを最上階まで登っていくのが目的。
- 操作はレバー2本で行う。
- レバーを上下させる事によってそれぞれの腕を上げ下げする。
- レバーを左右同じ方向に倒す事で左右移動。
- レバー左右を開くようにすると腕を大きく広げる。
- レバーを両方とも下に入れると踏ん張って落下物に少し耐えられる。
- 上げた手がビルの窓枠に触れるとクライマーはそれを掴む。
その状態でレバーを下げると上に移動する事ができる。
これを繰り返す事で上へ登っていく。左右交互にテンポ良くやろう。 - 両手を窓から離すと落ちてミスになる。片方の手を動かすときはもう片方がちゃんと窓を掴んでいるか確認しよう。
- 窓には開いているものと閉じているものがある。
掴む事ができるのは開いている窓だけで、掴んでいる窓が両方とも閉まってしまうと落ちてミスとなる。 - ビルには様々な障害物がある。
- 落下物(植木鉢やビン、鳥の糞など)は片手で触れるとミスになるが、レバーを両方とも下に入力した状態で耐える事ができる。
- 硬い落下物(鉄骨や鉄アレイ)は基本的にぶつかるとミスになる。
- ゴリラの繰り出すパンチに触れると普通はミスとなる。死なない時もあるがヨクワカンネェ
- 看板から伸びる火花に触れると感電する。片手で触れ続けるとミスになるが基本的にどうでもいいw
- 逆に落下してくる看板は触れると問答無用でミス。終盤では完全に運任せの局面も存在する…(!!)
- 時折飛来してくるラッキーバルーンを掴むと一定距離まで上昇する事ができる。
- 屋上を飛んでいるヘリコプターに掴まるとクリアとなりボーナスが入る。
落下物に当たったり時間経過によってボーナスは減っていき、
一定時間を越えるとヘリコプターがいなくなりクリア失敗となる。
- 全4ステージでループする。
裏技
紹介映像
※オリジナル版の映像
他作品との関連
- VCで配信が期待されるソフト
- クレイジークライマー(ファミコン版)(FC)
- コントローラーIとIIを併用する事でツインレバーを強引に再現したという怪作。隠された鍵を見つけて隠し部屋に入るというオリジナル要素が追加されている。
- ニチブツアーケードクラシックス(SFC)
- クレイジークライマー(ファミコン版)(FC)
- 現在入手可能なソフト
- クレイジークライマーWii(wii)
- アーケード作品「体感!クレイジークライマー」の移植。
ちなみにアーケード版はロケテストのみで没になった。
- アーケード作品「体感!クレイジークライマー」の移植。
- クレイジークライマーWii(wii)
- 関連するアーケード作品
- クレイジークライマー(AC)
- クレイジークライマー2(AC)