ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

DPでも書こうか その1

最終更新:

akakami

- view
メンバー限定 登録/ログイン
ぬまぐるしいワープ。
吐き気に襲われると言うのか…あ、僕はロボットでした。
そうでした。本当に(ry

ここから物語の主人公はのび太に変わる。

ストンと着地に成功したのはしずかちゃんと出来杉だけだった。
僕を含めて皆しりもちを着いている。
ドラえもん何か頭から突っ込んで生きているのかも分からない。
「ここがポケモンの世界かぁ……」
この世界に入って第一声を上げたのは出来杉だった。
僕は知ってる。こいつはかなり腹黒い。
「いい気持ちね、出来杉さん」
「そうだね~しずかちゃん」
(くっそ~~出来杉の奴ぅ!絶対ボコボコにしてやる!……僕には無理そうだけどな)
「それが出来るんだよ!のび太君!」
ドラえもんが話しかけて来た。
顔だけ土だらけで別の生き物かと思ったよ。
「ドラえもん?それ本当?」
「そうさ、ここはポケモンの世界!勝負はポケモンバトルで決めるんだよ!」
そ…そうか!やっぱりドラえもんは考えが違う!
……でも僕はあんまり強くないんだよなぁ。



「ドラえもん!早く出発しようよ!」
こいつはスネオ。
語尾にやたら「w」を付けたりする。僕が戦った限りでは大して強くない。
だけど、スネオが追い詰められると驚異的なパワーを出す。
唯一天才的な能力があるとすれば人を馬鹿にすることか?

「そうだ!早く出発しようぜ!」
こいつはジャイアン。あ、ジャイアンって言うのはあだ名だ。
いつも僕をいじめて来る最低な奴だ。豚ゴリラのくせに…なんて口が裂けても言えない。
だけどポケモンでもジャイアンが強いのは事実。
あんまり戦いたくない。

「そうね、早く出かけたいわ」
遂に来た!我らのアイドルしずかちゃんである。
しずかちゃんはジャイ子がたとえ一億倍綺麗になったとしてもその美貌には勝てないだろう。
ってこんなことも言ったら殺されてしまう。
しずかちゃんは基本的に手持ちが少なく、そのかわりLvが高い。
流石しずかちゃん。どこかの豚ゴリラとは違う
でもしずかちゃんの魅力はこれだけではない。お風呂の時h(ry

「そうだね、僕も早く行きたいよ」
こいつは出来杉。名前どおり「できすぎている」。
あーもーこいつはムカつく。イラつく。
両方合わせてムラムラする。
でもポケモンバトルしたら絶対に勝てないだろう。
なんたってこいつの天才的能力は認めたくないけど本当に「できすぎている」からだ。



「待って!まず最初のポケモンを決めないと!」
最後に口を出したのはドラえもん。
ドラえもんはゲームの中でも慎重派でバランスは良く取れていると思う。
嫌いなポケモンはピカチュウやコラッタだそうだ。

僕達はドラえもんの言うとおり、ドラえもんの持っている袋の中から
一つモンスターボールを取り出した。
「よし、皆持ったね?じゃあ僕も……」
「皆一斉にボールを開けて!」

「お!ボクはヒコザルだww!」
スネオはヒコザルだった。いいなぁ
「俺はナエトルか…宜しくな!」
ジャイアンはナエトルだった。これもいいなぁ
「私はポッチャマよ!」
しずかちゃんはポッチャマ。流石しずかちゃん!ポッチャマを選ぶとh(ry
「僕はリオルか……」
出来杉はリオルだった。なんでこいつに限っていいポケモンが来るんだ?
「僕はコリンクだったよ!」
ドラえもんはコリンクだった。…ピカチュウよりはマシだったんだろう
「さて…僕は!」
僕は期待を込めてボールを開けた。出てきたポケモンは……
「コダック…………」
のび太をよそに皆は一斉にちりじりになった。
「のび太君!僕達も行こう!」
「うん!」

フタバタウンから6人の新米トレーナーが飛び出した。



僕達は期待を膨らませてフタバタウンを出た。
「ドラえもん、早く行こう!」
「のび太君、焦って行動を起こしても意味がないよ?」
やっぱりドラえもんだ。この世界でもなんら変わりは無かった。

草むらに入ろうとした瞬間だった。
「あ!野生のムックルだ!」
初めて野生のポケモンを見たのび太は興味津々だ。
「よし!僕が倒す!行け、コダック!」
戦闘は初めてののび太。自分が勝てるか少し不安が残っていた。
(のび太君……勝てるかな?)
「コダック!ひっかく!」
だが、コダックはのび太の命令を聞くことは無かった。
「ど、どうして言うことを聞かないんだ……!」
(多分、のび太君に従うのが嫌なんだろ)
「おい!ムックルが攻撃して来たぞ!」
のび太の必死な叫び声を無視してコダックはドラえもんを見てる。
「うわ!コダック!」
まともに攻撃を受けたコダックは、いわゆる「ピコンピコン状態」だった。
「くそ~!こうなったら……(嫌だけど)」



「のび太君?聞こえる?」
耳の中でドラえもんの声が響いてくる。
僕は意識を取り戻した。
(そうだ…僕はさっきのバトルで)
(僕自身が戦闘に参加したんだっけ)
(まぁ負けたんだけど……)
「ドラ…えもん、早く出発しよう」
「まだ安静にしていた方が……」
「こうしてる間にも皆は進んでる、僕だけならいいけど君にまで
 迷惑を掛けるようじゃ…ね?」
「のび太くぅぅうぅうううんんんんんん!」

僕達は窓から(2階だったので死ぬかと思ったけど)脱出した。
そして、前へ前へ進むうちに目の前は草むらになっていた。
「のび太君、ここから202番道路……気をつけて」
「分かってるよ、ドラえもん」
まだ回復しきってないのび太を襲う様に二人の前にムックルが現れた。
「コダック!多分意味無いけど行け!」
たしかに意味は無かった。
(やっぱり戦わないと……!)
僕にはさっきの戦闘で二つ気が付いたことある。
「ムックルが近づいてきたよ!のび太君!」
一つ目はポケモンには決まった行動があること。
「のび太君!危ない!」
「二つ目は……ムックルの行動はもう見破ったことだ!」



わずか数秒…いや、秒より早かったかもしれない。
体当たりをかましてきたムックルをのび太君が右アッパーを繰り出したんだ!
ムックルは仰け反る様に地面に墜落した。
驚いたのはドラえもんだけじゃ無い。のび太も、そしてコダックもだった。

「やったー!」
「良くやったね!のび太君!」
満面の笑みを浮かべながら右拳を空に突き上げている姿は何だか不思議だった。
こののび太の経験は後にポケモンバトルに多大な関係を齎すことはまだ知らない僕だった。

何故だか知らないけどこの日からコダックは言うことを少しは聞くようになった。

皆の手持ち(子供が棒読みする感じ)
 のび太   コダックLV5
 ジャイアン ナエトルLV?
 スネオ   ヒコザルLV?
 しずか   ポッチャマLV?
 出来杉   リオルLV?
 ドラえもん コリンクLV7



あの「右アッパー事件」以来、コダックは僕の言うことを聞いてくれるようになった。
「コダック!みずでっぽうだ!」
相手のビッパは倒れた!
「よし!たくさん倒したし……LVも充分かな?ドラえもん?」
「のび太君がジムに行きたいなら好きにしていいよ、僕は新入りのムックルの育成中だから」
この間ドラえもんはムックルを捕まえてきたのだ。
今ではすっかりドラえもんに懐いている。
「じゃあドラえもん、僕は先に行ってるね!」

30分程したくらいか……のび太君は泣きながら帰ってきた。
(大体予想はつくけど……)
「ドラえもおぉぉぉおんんん!!!強くなれる道具出してぇぇえええ!!」
(やっぱりそう来るか)
「のび太君、そんな道具は無いし、強くなりたいなら頑張って
 レベルを上げるしか無いと思うよ」
ドラえもんは冷静な判断を出した。
確かにドラえもんの考えは今になってみると正しかった。
「ドラえもんのケチ!僕一人でもう一度ジムに行くよ!」
のび太は走りながら洞窟へ入っていった。
「もう少し大人になれるだろう……のび太君」
ドラえもんは逞しいのび太になって欲しかったのである。
「よし!ムックル!スボミーに攻撃だ!」
ドラえもんのムックル育成はまだ始まったばかりだった。

(くそ!ドラえもんなんて役に立たないじゃないか!)
(こうなったら一人で強くなってやる!)
そう思った矢先、雨がポツリポツリと降り始めた。
「雨だ…早く雨宿りできる場所を探さないと……」
僕は洞窟へ走って戻っていった。



洞窟に入ろうとした時、僕の服を引っ張る者がいた。
「誰だよこんな時に…………!」
後ろを振り向くと居たのは人ではなく、ポケモンだった。
(この恐竜みたいなポケモンは……ズカイドスだっけ?)
「おい、放せよ、僕が濡れちゃうだろ……」
僕がズカイドスを振り払おうとした時に首に掛かっている手紙を見つけた。
「?手紙?」
首から手紙を取り読んでみた。

「こいつに会った方へ

 このポケモンは飽きる程見たんで君にあげるよ

                       ぶーん  」

「何だ!この手紙は!…つまりこのズガイドスは捨てポケなわけか……」
その事を知ると少し可哀想になってきた。
元々僕は捨てられている猫や犬をよく匿っていたし……
なによりズカイドスの願うような目に負けた。
「お前、帰るところないの?」
顔を近づけて優しく聞いてみる。
ゆっくり頷いたとこを見て、
「じゃあ僕に付いてくる?」
ズガイドスは嬉しそうに笑った…ように見えた。
僕はバックからボールを取り出しズガイドスを手持ちに入れた。
(よし……これでジム戦に挑んでやる!)
「あ、びしょ濡れだった」
ずっと雨宿りしようと思ったところを止められていたので下着まで濡れていた。
「まぁ……よしとするか」

なにあれ僕達の旅は始まったばかりなのである。



皆の手持ち(子供が棒読みする感じで)
のび太   コダックLV11 ズガイドスLV10
ジャイアン 知らん
スネオ   知らん
しずか   知らん
出来杉   知らん
ドラえもん コリンクLV11 ムックルLV12



「コダック!みずでっぽうだ!」
「ズガイドス!ずつき攻撃!」
コダックは倒れた!
(く…後はこっちもズガイドスだけか……)
僕は今ジム戦をしているのである。
今、僕のコダックが倒れて、相手はズガイドス一匹のみ。
こっちの手持ちは同じズガイドス一匹……
(ここは運だな!)
「行け!ズガイドス!」
「同じズガイドスを使うか……だがこっちの方がLVが高い!ずつきだ!」
(ズガイドスは攻撃一回は耐えられるけど相手のズガイドスはこっちが
 攻撃しても最低2回は耐えてくる……どうする……僕!)
僕の出した答えは簡単だった。
相手が耐えるならこっちは相手が耐えられない程の攻撃をすればいい……。
「ズガイドス!気合溜めだ!」
のび太のズガイドスは鼻息を荒げ集中している。
そこにヒョウタの攻撃がヒットしてしまう。
「ズガイドス!耐えてくれ!」
僕のズガイドスが耐えるかどうかは本当に運だった。
二匹の頭と頭がぶつかり合い立っていたのは両方だった。
「よしズガイドス!後ろに下がれ!」
のび太のズガイドスはヒョウタのエリアから逃げ、体制を整えていた。
(ズガイドスのHPは後少し……ここからどう動くかだ!)



(相手のズガイドスの攻撃する時の合図がまだ分かってない……
 一撃でも避けれれば……)
僕はヒョウタをあえて挑発した。
「どうした!?こっちのポケモンのHPは少ないぞ!
 今更怖気付いたのか!?」
「くっ!ふざけるな!ズガイドス!トドメだ!」
ズガイドスの攻撃の合図。
のび太の目には全ての動きがスローモーションの様に見えた。
(この攻撃……やっぱり癖がある!)
「ズガイドス!飛び上がれ!」
「何!?」
のび太のズガイドスは力を振り絞り、ジャンプした。
ヒョウタのズガイドスはその真下を通り、攻撃は当たらなかった。
「くそ!もう一撃だ!体制を持ち直せ!」
ヒョウタの的確な指示によりくるりと一回転したズガイドス。
(もうそのズガイドスの攻撃パターンは見破ったよ)
もうのび太にはヒョウタのズガイドスの攻撃パターンは頭に入っていた。
(そう!あのズガイドスが首を一回転させた時が攻撃の合図だ!)
「ズガイドス!今すぐ右に避けろ!」
「なっ!まずい!ズガイドスすぐ止まるんだ!」
しかし一度走り出した岩の新幹線は止まろうとはしない。
「ズガイドス横からずつきだ!」
物凄い衝突音がジムの中に響いた。
砂煙の中立っていたのは……



のび太のズガイドスだった。
「ば、馬鹿な!?君のズガイドスでは一撃で倒すことは……!」
「そう、気合溜めで急所が当たりやすくなってたのさ」
「くっ、完敗だよ…このバッジを受け取ってくれ」
のび太は初めてバッジを手に入れ、トレーナーカードに嵌めた。
(後七つかぁ……まだまだ道は長いか)
僕はニヤニヤしながらジムを後にした。

「あ!のび太君!……勝てたよね?」
ジムの外にはドラえもんがいた。
横にはもう進化したムクバードが居た。
「もちろん!僕の天才的なテクニックでね!」
(ほ…本当かな?)
「じゃあ僕はジム戦に行ってくるね」
「僕はソノオタウンのポケモンセンターで待ってるよ!」
こうして二人は別行動をとるようになった。

皆の手持ち(子供が棒読みする感じで)
のび太   コダックLV13 ズガイドスLV13
ジャイアン 知らん
スネオ   知らん
しずか   知らん
出来杉   知らん
ドラえもん コリンクLV13 ムクバードLV15



「ドラえもんと分かれたけど……ソノオタウンはこの方角でいいんだよな?」
生憎方向音痴なのび太は草むらを右往左往していた。
(おいおい、このまま時間が過ぎていったらドラえもんが先に着いちゃうじゃないか!)
僕は急ぎ足で今見つけた洞窟へ走っていった。

「ふぅ、洞窟は抜けたぁ……地図だと後少しで到着だ……」
僕が歩き始めようとした時だった。
「よぅのび太、お前遅いなww」
いきなり現れたスネオが僕の前に立ちはだかった。
「スネオ、僕は急いでるんだ、そこを退いてくれ」
「やだね……どうしてもと言うなら…勝負だ!」
僕達の初めてのバトルが始まった。

「行け!ヒコザル!」
「相性なら有利だ!行け!コダック!」
スネオはヒコザルを繰り出して来た。
だが、こっちのコダックは水タイプ、スネオのヒコザルが勝てるわけ無い。
「コダック!みずでっぽう!」
のび太の先制攻撃が決まりヒコザルは一撃で倒れた。
「ふん……強がって居られるのは今のうちだ!」
2戦目が始まる。



「行け!ズバット!あのマヌケコンビを潰せ!」
「なっ!3匹も!ず、ずるいぞ!スネオ!」
いっきに3匹ものポケモンに攻撃されては一溜まりも無い。
僕は必死に抗議した。だが……
「ふん!バトルにルールなんかあるか!ズバット!一斉にたいあたりだ!」
3対1で勝ち目はある筈が無い。
コダックは一撃で倒されてしまった。
「コダック!」
「無様だなぁ~!後1匹いるんだろ!?早く出せよww」
(ここでズガイドスを出しても勝ち目は無いか……仕方ないけど)
「こ、ここは僕の負けでいいよ、僕の負けさ」
のび太は自ら負けを認めスネオの横を通ろうとしようとしたその時だった。
「のび太ぁ……いつか地獄みるぜwww」
スネオが小声で僕に語りかけてきた。
僕はその時、そんなのは気にしてなかった。
だが……スネオの言った事は本当だった。僕は後々後悔することになる。

所変わって此処はジムの中。
「よし!僕の勝ちだね!」
「負けだ……このバッジを受け取ってくれ」
ドラえもんはやっとの思いで一つ目のバッジを手に入れたのだ。
(のび太君待ってるだろうな……早く行かなきゃ)
急ぎ歩きでジムを出た。
しかし、ソノオタウンへの道は侵入者によって阻まれてしまう。
その名は……ジャイアン。



「ジャ……ジャイアン」
僕の前に立ちはだかったジャイアンはモンスターボールを突きつけてきた。
「勝負だ!ドラえもん!」
(今戦ってる暇は無いけど……仕方ない!)
「受けて立つよ!ジャイアン!」

「行け!ナエトル!あの青狸を潰せ!」
「何だと!?豚ゴリラ!行け!ムクバード!」
開始直後からガンを飛ばしまくる二人。
「ナエトル!はっぱカッター!」
「無駄だ!飛行タイプには効果はいま一つだよ……」
ジャイアンは力押しだけのバトルなので相性など知らなかった。
「ムクバード!つばさでうつ攻撃!」
効果抜群の助けもあり、ナエトルは一発で倒れてしまった。
「何!?一発で倒れるなんて……くそ!行け!イワーク!」
ジャイアンはイワークを繰り出した。
(くそ……僕の手持ちじゃ相性が悪すぎる……)
「イワーク!いわおとしだ!」
ムクバードは一発で倒れてしまった。
(ルクシオを出しても負けてしまうか……ここは)
「ジャイアン降参だ、もうやめてくれ」
ドラえもんは両手を挙げ首を振っていた。
「なんだ、終わりか……次はもっと楽しませてくれよ!」
ジャイアンは急ぐように僕の前から去っていった。

「よし、僕も急がなきゃ!」
ドラえもんはソノオタウンへ向かった。



皆の手持ち(略)
のび太   コダックLV15 ズガイドスLV14
ジャイアン ナエトルLV16 イワークLV11
スネオ   ヒコザルLV13 ズバットLV10 ズバットLV10 ズバットLV10
しずか   知らん
出来杉   知らん
ドラえもん ルクシオLV15 ムクバードLV14

記事メニュー
目安箱バナー