合言葉は
( ゚д゚ )<倫理的におk
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
[ ´・ω・`]<創作能力がしょぼいんだけど投下していいの?
( ゚д゚)<倫理的におk 尋ねる暇があったら投下マジオヌヌメ
[ ´・ω・`]<凄く長くなったんだけどどうすればいい? あとパシリ関係ないのは?
( ゚д゚)<空気嫁ば倫理的におk 分割するなりうpろだに上げるなりするんだ
[*´・ω・`]<エロネタなんだけど…
( ゚д゚)<ライトエロなら倫理的におk あまりにエロエロならエロパロスレもあるよ
ファンタシースターユニバースのエロパロ 2周目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1173107109/l50
[ ´;ω;`]<叩かれちゃった…
( ゚д゚)<叩きも批評の一つ。それを受け止めるかどうかはおまいの自由だ
m9(゚д゚)<でもお門違いの叩き・批評はスルーマジオヌヌメ するほうもそこを考えよう
[ ´・ω・`]<投稿する際に気をつけることは?
( ゚д゚)<複数レスに渡る量を書きながら投稿するのはオヌヌメできない。まずはメモ帳などで書こう。
m9(゚д゚)<あとは誤字脱字のチェックはできればしておいたほうがいいぞ
[ ´・ω・`]<過去の住人の作品を読みたいんだけど
( ゚д゚)<まとめサイトあるよ ttp://www.geocities.co.jp/nejitu3pachiri/
保管庫Wiki ttp://www21.atwiki.jp/nejitu3pachiri/
( ゚д゚)<前スレ
【PSU】新ジャンル 「パシリ」十一体目
http://live25.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1178116011/l50
( ゚д゚)<次スレは容量が470kを超えるか、>>800を超えた辺りから警戒しつつ立てよう。
( ゚д゚ )<倫理的におk
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
[ ´・ω・`]<創作能力がしょぼいんだけど投下していいの?
( ゚д゚)<倫理的におk 尋ねる暇があったら投下マジオヌヌメ
[ ´・ω・`]<凄く長くなったんだけどどうすればいい? あとパシリ関係ないのは?
( ゚д゚)<空気嫁ば倫理的におk 分割するなりうpろだに上げるなりするんだ
[*´・ω・`]<エロネタなんだけど…
( ゚д゚)<ライトエロなら倫理的におk あまりにエロエロならエロパロスレもあるよ
ファンタシースターユニバースのエロパロ 2周目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1173107109/l50
[ ´;ω;`]<叩かれちゃった…
( ゚д゚)<叩きも批評の一つ。それを受け止めるかどうかはおまいの自由だ
m9(゚д゚)<でもお門違いの叩き・批評はスルーマジオヌヌメ するほうもそこを考えよう
[ ´・ω・`]<投稿する際に気をつけることは?
( ゚д゚)<複数レスに渡る量を書きながら投稿するのはオヌヌメできない。まずはメモ帳などで書こう。
m9(゚д゚)<あとは誤字脱字のチェックはできればしておいたほうがいいぞ
[ ´・ω・`]<過去の住人の作品を読みたいんだけど
( ゚д゚)<まとめサイトあるよ ttp://www.geocities.co.jp/nejitu3pachiri/
保管庫Wiki ttp://www21.atwiki.jp/nejitu3pachiri/
( ゚д゚)<前スレ
【PSU】新ジャンル 「パシリ」十一体目
http://live25.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1178116011/l50
( ゚д゚)<次スレは容量が470kを超えるか、>>800を超えた辺りから警戒しつつ立てよう。
はいどうも、たゆんたゆん&410&お嬢様です。
ちょいと変な形で投下、読みにくくてゴメンなさい('A`)
にっき
○月×日。
おっぱいめがねと410といっしょに、おみせではんばーぐをたべた。
きらいなにんじんを、よけてたべようとしたら、おっぱいめがねにおこられた。
410がおうえんしてくれたので、がまんしてぜんぶたべた。
そうしたら、なぜかまわりのきゃくが、たくさんはくしゅをしてくれた。
おっぱいめがねも、410もほめてくれた。
みせのこぶとりの、ひゅーまんのこっくが、でざーとをさーびすしてくれた。
かえりはかたぐるま、にんじんはいやだったけど、がまんしてたべたら
みんながよろこんでくれたので、とてもいいきぶんだった、でざーともおいしかった。
○月□日
きょうだんのおじうえから、おってがくるとおもっていたけど、
くるけはいが、ぜんぜんない。
410にそれとなく、はなしをきいてみたら、だれかがまもってくれてるのでしょう
といっていた。
おっぱいめがねにきいてみると、かぞくをまもるためにいろいろとやってるんよー
と、いつものちょうしで、はなしてくれた。
かぞく…わたしもはいっているのかな?そうだとうれしい。
○月Z日
ふろでみるたびにおもってることがある。
なんであんなふうに、ぷかぷかとうくのだろう?
わたしのははさまも、やっぱりあんなふうにういていた。
いつかは、あんなふうにおおきくなれるのかな。
○月△日
ねむい。
くちにはいわないけど、おっぱいと410、ははさまとねえさまみたい。
やさしいははさま、たまにおこったりするけど、やっぱりやさしいねえさま。
そんなかんじがする、ずっとこんなふうに、くらせればいいなあ。
やわらかくて、あったかいまくらがまっているので、これでおしまい。
ちょいと変な形で投下、読みにくくてゴメンなさい('A`)
にっき
○月×日。
おっぱいめがねと410といっしょに、おみせではんばーぐをたべた。
きらいなにんじんを、よけてたべようとしたら、おっぱいめがねにおこられた。
410がおうえんしてくれたので、がまんしてぜんぶたべた。
そうしたら、なぜかまわりのきゃくが、たくさんはくしゅをしてくれた。
おっぱいめがねも、410もほめてくれた。
みせのこぶとりの、ひゅーまんのこっくが、でざーとをさーびすしてくれた。
かえりはかたぐるま、にんじんはいやだったけど、がまんしてたべたら
みんながよろこんでくれたので、とてもいいきぶんだった、でざーともおいしかった。
○月□日
きょうだんのおじうえから、おってがくるとおもっていたけど、
くるけはいが、ぜんぜんない。
410にそれとなく、はなしをきいてみたら、だれかがまもってくれてるのでしょう
といっていた。
おっぱいめがねにきいてみると、かぞくをまもるためにいろいろとやってるんよー
と、いつものちょうしで、はなしてくれた。
かぞく…わたしもはいっているのかな?そうだとうれしい。
○月Z日
ふろでみるたびにおもってることがある。
なんであんなふうに、ぷかぷかとうくのだろう?
わたしのははさまも、やっぱりあんなふうにういていた。
いつかは、あんなふうにおおきくなれるのかな。
○月△日
ねむい。
くちにはいわないけど、おっぱいと410、ははさまとねえさまみたい。
やさしいははさま、たまにおこったりするけど、やっぱりやさしいねえさま。
そんなかんじがする、ずっとこんなふうに、くらせればいいなあ。
やわらかくて、あったかいまくらがまっているので、これでおしまい。
にっきあなざーさいど
「…マスター、他人の日記を勝手に見るのは如何なものかと」
「んー、お嬢様はまだ寝てるし、ちょっとだけなんよー、そう言う410も止めてる振りして
しっかりと読んでるのはどう言う事なんよー?」
「そ、それは…お嬢様の精神状態を心配してですね…」
「共犯やん、言い訳無用なんよー、それにしても…ははさまとあねさまかー」
「正直申し上げますと…嬉しいですね?」
私がそう言うと、マスターもまんざらではない表情です。
かく言う私も、顔がにやけてるのを自覚しておりますし。
「にしても…こんな子供が、次代の巫女候補やからって、権力の道具に利用されて…
例の叔父言うの、調べれば調べるほど悪人やなぁ、あの子の両親の事故死はどうやら奴が
仕込んだらしいし、それに…裏では武器密輸とかな」
「そんな事まで…それにしてもマスター、そのような情報を一体どこから?」
マスター、そこで顔を背けて鳴らない口笛を吹かれても困ります。
スヒーって音はなんですか、まあ情報源はどこなのかハッキリ判っておりますが。
今度、あの方々にちゃんとお礼をしなければなりませんね。
「とりあえず…さっさと問題解決して、皆でのんびり暮らせるようにせんとなぁ」
「お嬢様を引き取るおつもりで?」
「410はいやなん?」
「いいえ、大賛成です」
「ほなら、二人して良いははさまと、あねさまってのになってやらんとなぁ」
「左様で御座いますね」
普通に考えれば、敵は強大…なはずなのですが。
マスターの余裕をみると、そんな事すら忘れてしまいます。
失礼ながら、マスターとお嬢様と私の暮らしを想像いたしますと…
『にんじん、いやなのじゃ!はんばーぐたべたいのじゃ!』
『410~?この書類、どこに出すんやっけー?』
…私の気苦労が増えそうな気もしますが、それはそれで良くある生活の1ページ。
単なるPMの勘ですが、そんな日がのんびりとした生活をすごせる日が、
ごく近い内に必ずやって来そうな、そんな気がしました。
「…マスター、他人の日記を勝手に見るのは如何なものかと」
「んー、お嬢様はまだ寝てるし、ちょっとだけなんよー、そう言う410も止めてる振りして
しっかりと読んでるのはどう言う事なんよー?」
「そ、それは…お嬢様の精神状態を心配してですね…」
「共犯やん、言い訳無用なんよー、それにしても…ははさまとあねさまかー」
「正直申し上げますと…嬉しいですね?」
私がそう言うと、マスターもまんざらではない表情です。
かく言う私も、顔がにやけてるのを自覚しておりますし。
「にしても…こんな子供が、次代の巫女候補やからって、権力の道具に利用されて…
例の叔父言うの、調べれば調べるほど悪人やなぁ、あの子の両親の事故死はどうやら奴が
仕込んだらしいし、それに…裏では武器密輸とかな」
「そんな事まで…それにしてもマスター、そのような情報を一体どこから?」
マスター、そこで顔を背けて鳴らない口笛を吹かれても困ります。
スヒーって音はなんですか、まあ情報源はどこなのかハッキリ判っておりますが。
今度、あの方々にちゃんとお礼をしなければなりませんね。
「とりあえず…さっさと問題解決して、皆でのんびり暮らせるようにせんとなぁ」
「お嬢様を引き取るおつもりで?」
「410はいやなん?」
「いいえ、大賛成です」
「ほなら、二人して良いははさまと、あねさまってのになってやらんとなぁ」
「左様で御座いますね」
普通に考えれば、敵は強大…なはずなのですが。
マスターの余裕をみると、そんな事すら忘れてしまいます。
失礼ながら、マスターとお嬢様と私の暮らしを想像いたしますと…
『にんじん、いやなのじゃ!はんばーぐたべたいのじゃ!』
『410~?この書類、どこに出すんやっけー?』
…私の気苦労が増えそうな気もしますが、それはそれで良くある生活の1ページ。
単なるPMの勘ですが、そんな日がのんびりとした生活をすごせる日が、
ごく近い内に必ずやって来そうな、そんな気がしました。
てな訳で、275す。
相変わらずです。
HDDが死んだりもしましたが、
やってる事はいつもどうりです。
精進('A`)
相変わらずです。
HDDが死んだりもしましたが、
やってる事はいつもどうりです。
精進('A`)
だだっだっだんだだん♪PSU(アイキャッチ)
え?もうCM終わりですか?早い、早いですよスポンサーさん!
あー、おほん。えーと、今の問題は黒幕っぽいおじいさんとアルテラツゴウグが出てきたことです。
やけにあっさりシノワ・ヒドキを倒せたと思っていましたが、ボスを倒したら実はもっと強いボスの手先だったとかおまえが倒した○○は我々の中で一番弱いとかいうパターンですね。
しかしこのアルテラツゴウグ、困ったことに現在闇属性です。闇攻撃しか用意してこなかったのが悔やまれます。464さんは変態ゴーストにつかまって愛でられてしまってますし、
個人マガシーのおんみょうだ…もとい波動砲はPP制でなく使用回数制だそうでさっきの1回で打ち止め。巫女さんも442さんも降りています。
うん、正直に言わせてもらいます。5分間では考えつきませんでしたぁー!すいませんすいません。
巫女さん、なんとかなりませんか。一応今は主(仮)ですし、頼らせてください…
「そ、そんなこと言われても!攻撃テクニックなんてさわったこともないのに…!」
ちょっとくらいやってみてくれません?テクがだめならそのおっぱいを揺らして威嚇するとか…おやつの無属性シャドゥーグをさしあげますから。ね?
「………」
アルテラツゴウグはやる気まんまんでわたくしたちを追いかけ回しています。オートランでむりやり引っ張ってなんとかよけていましたが、巫女さんはついに座り込んで泣き出してしまいました。
ちょ、そうやってるとわたくしがそこから離れられないんですけど!ああ、ブレスがこっちに…
「できない…できないぃ…」
「そうやって何もしないで諦めるつもり?」
鈴を鳴らしたような、聴覚センサーに心地よい聞き慣れた声が割り込んできました。亜麻色の長い髪に豊かな胸、威風堂々背筋を伸ばした凛々しく美しい立ち姿、見まごうはずもありません。
あ、主!?どうしてここに…
「それは愛ゆえに。なんて冗談はおいといて、私の剣を持ち出したでしょ?」
う…も、申し訳ありません、強力な闇の武器が必要だったんです。以前主がここから真っ黒な刃を出しているのを見て…
「たしかに出会ったときの最初の命令は『自由にしていい』だったけど、これにはさわるなって言っといたのに、まったく…返してもらうからね」
アルテラツゴウグは主の登場で必要以上に恐れをなしたようで容赦なくブレスを吐いてきますが、周囲に見えない壁でもあるかのようにそれは弾かれています。レンティスでしょうか…
いやこれはどっちかというと会話イベント中なので邪魔が入らないようにというご都合主義(ry
まあでも主がきてくださったからにはもう安心です。邪教集団とイルミナスの悪党に、あらゆる意味で反則のそのご威光をお示しください!
「そこの巫女さん。初めて越えられない壁に突き当たったようね。でも私はあなたを助けない…道はあなたが開きなさい。それができなければどうなるかはあなた自身が一番よくわかっているわね」
って、ええ!?助けないならなんで都合良く出てきたんですか!
「一応渡しとくよ、これが光の攻撃法術を記録したディスクだからね。じゃあねー、ちょっと奥に用事があるから」
主~!おいてかないでぇぇ。
え?もうCM終わりですか?早い、早いですよスポンサーさん!
あー、おほん。えーと、今の問題は黒幕っぽいおじいさんとアルテラツゴウグが出てきたことです。
やけにあっさりシノワ・ヒドキを倒せたと思っていましたが、ボスを倒したら実はもっと強いボスの手先だったとかおまえが倒した○○は我々の中で一番弱いとかいうパターンですね。
しかしこのアルテラツゴウグ、困ったことに現在闇属性です。闇攻撃しか用意してこなかったのが悔やまれます。464さんは変態ゴーストにつかまって愛でられてしまってますし、
個人マガシーのおんみょうだ…もとい波動砲はPP制でなく使用回数制だそうでさっきの1回で打ち止め。巫女さんも442さんも降りています。
うん、正直に言わせてもらいます。5分間では考えつきませんでしたぁー!すいませんすいません。
巫女さん、なんとかなりませんか。一応今は主(仮)ですし、頼らせてください…
「そ、そんなこと言われても!攻撃テクニックなんてさわったこともないのに…!」
ちょっとくらいやってみてくれません?テクがだめならそのおっぱいを揺らして威嚇するとか…おやつの無属性シャドゥーグをさしあげますから。ね?
「………」
アルテラツゴウグはやる気まんまんでわたくしたちを追いかけ回しています。オートランでむりやり引っ張ってなんとかよけていましたが、巫女さんはついに座り込んで泣き出してしまいました。
ちょ、そうやってるとわたくしがそこから離れられないんですけど!ああ、ブレスがこっちに…
「できない…できないぃ…」
「そうやって何もしないで諦めるつもり?」
鈴を鳴らしたような、聴覚センサーに心地よい聞き慣れた声が割り込んできました。亜麻色の長い髪に豊かな胸、威風堂々背筋を伸ばした凛々しく美しい立ち姿、見まごうはずもありません。
あ、主!?どうしてここに…
「それは愛ゆえに。なんて冗談はおいといて、私の剣を持ち出したでしょ?」
う…も、申し訳ありません、強力な闇の武器が必要だったんです。以前主がここから真っ黒な刃を出しているのを見て…
「たしかに出会ったときの最初の命令は『自由にしていい』だったけど、これにはさわるなって言っといたのに、まったく…返してもらうからね」
アルテラツゴウグは主の登場で必要以上に恐れをなしたようで容赦なくブレスを吐いてきますが、周囲に見えない壁でもあるかのようにそれは弾かれています。レンティスでしょうか…
いやこれはどっちかというと会話イベント中なので邪魔が入らないようにというご都合主義(ry
まあでも主がきてくださったからにはもう安心です。邪教集団とイルミナスの悪党に、あらゆる意味で反則のそのご威光をお示しください!
「そこの巫女さん。初めて越えられない壁に突き当たったようね。でも私はあなたを助けない…道はあなたが開きなさい。それができなければどうなるかはあなた自身が一番よくわかっているわね」
って、ええ!?助けないならなんで都合良く出てきたんですか!
「一応渡しとくよ、これが光の攻撃法術を記録したディスクだからね。じゃあねー、ちょっと奥に用事があるから」
主~!おいてかないでぇぇ。
取り残された巫女さんは、ディスクを手に取りました。
光の攻撃法術ということはレグランツですよね?大丈夫ですか、無理をすれば命を落とすことになりかねないと聞きますが…
「いえ、これは『エフェス』だそうです。ディスクに触れているだけで詠唱が流れ込んできます…なんでしょう、これは星霊の…?」
エフェス?聞いたことのないテクニックですね…それにそのディスク、ガーディアンズのシステムに対応してない形じゃないですか。
「再生できないなら自分で唱えればいいんですよね?やってみます…できるかできないかじゃないんですよね」
そもそもテクニックとは、ディスクに記録されている不可思議な現象を引き起こす言葉の詠唱を再生して流すことで使うというものです。理論上は自ら詠唱することでも使えますが、発動までに時間がかかりますし効果も不安定になってしまうので、誰もやらないのです。
でも、巫女さんはもう泣いていません。何が彼女を変えたのか、決意をもってとても難しいことに挑戦しようとしています。
止める権限はわたくしにはありませんし、止めても無駄でしょうね…仕方ありません、せめてもの援護だけでもさせていただきます。
弩では狙撃ができませんので頭を狙うのは困難、となれば剣技しかありません。ライジングストライクライジングストライクライジン(ry
幸いにしてアルテラツゴウグはわたくしのほうを向いてきました。さあ、聞いたこともないテクニックの完成ですよ!
「”天地神明の輝きよ、大いなる光よ。三つ星の封印と四つの守護をもって深淵を照らす光明となれ!”」
…と、あれ?なんだかライジングストライクが変です。外部から何かデータが流れ込んできて…ハッキングにしてはおかしいです、どこにも接続なんてしていないはずですのに。脳裏に浮かぶのは輝く剣を持った金髪のヒューマンの少年が、巨大な異形の影と戦っているところ…
それに突き動かされるように放った全身全霊のライジングストライク、そのXを描いた太刀筋が光をまとった巨大な十字になり、アルテラツゴウグの身体に焼き付きました。綺麗な十字ではないですが。なんかへにょへにょしてて格好悪いです。
何だったんでしょう、今のは?フォトンアーツに『その先』があるなんて、考えもしなかったことでした。
光の攻撃法術ということはレグランツですよね?大丈夫ですか、無理をすれば命を落とすことになりかねないと聞きますが…
「いえ、これは『エフェス』だそうです。ディスクに触れているだけで詠唱が流れ込んできます…なんでしょう、これは星霊の…?」
エフェス?聞いたことのないテクニックですね…それにそのディスク、ガーディアンズのシステムに対応してない形じゃないですか。
「再生できないなら自分で唱えればいいんですよね?やってみます…できるかできないかじゃないんですよね」
そもそもテクニックとは、ディスクに記録されている不可思議な現象を引き起こす言葉の詠唱を再生して流すことで使うというものです。理論上は自ら詠唱することでも使えますが、発動までに時間がかかりますし効果も不安定になってしまうので、誰もやらないのです。
でも、巫女さんはもう泣いていません。何が彼女を変えたのか、決意をもってとても難しいことに挑戦しようとしています。
止める権限はわたくしにはありませんし、止めても無駄でしょうね…仕方ありません、せめてもの援護だけでもさせていただきます。
弩では狙撃ができませんので頭を狙うのは困難、となれば剣技しかありません。ライジングストライクライジングストライクライジン(ry
幸いにしてアルテラツゴウグはわたくしのほうを向いてきました。さあ、聞いたこともないテクニックの完成ですよ!
「”天地神明の輝きよ、大いなる光よ。三つ星の封印と四つの守護をもって深淵を照らす光明となれ!”」
…と、あれ?なんだかライジングストライクが変です。外部から何かデータが流れ込んできて…ハッキングにしてはおかしいです、どこにも接続なんてしていないはずですのに。脳裏に浮かぶのは輝く剣を持った金髪のヒューマンの少年が、巨大な異形の影と戦っているところ…
それに突き動かされるように放った全身全霊のライジングストライク、そのXを描いた太刀筋が光をまとった巨大な十字になり、アルテラツゴウグの身体に焼き付きました。綺麗な十字ではないですが。なんかへにょへにょしてて格好悪いです。
何だったんでしょう、今のは?フォトンアーツに『その先』があるなんて、考えもしなかったことでした。
ともあれアルテラツゴウグには効果絶大だったようで、たまらず悶え苦しんでいます。余波で変態ゴーストが消し飛んで464さんが解放されたくらい強力ですから、利用できるものは利用したほうがよさそうです。どんとこい超常現象。
「いけます!これなら私たちでも勝てますよ!へにょへにょしてますが」
そうですね、よくわからないですけど効いてますしもう一回やってみますか。へにょへにょしてますけど。
「詠唱を完成させるなーッ!」「水着巨乳!」「水着巨乳!」
目的はそれぞれ違うと思われるイルミナス兵と教団の方々が群がってきます。
先ほどの詠唱は完成まで約10秒。わたくしはそれにあわせてライジングストライクを出さなければいけないので、巫女さんを守りきってさらに先ほどの超常現象を誘発するのは難しいところですが。
「…ランボーぅ」
「アッー!?」
フォトンの矢が彼らを貫き、彼らの注意は巫女さんではなく442さんのほうへそらされました。ナイス援護射撃、さすが毎日モトゥブの酒場に入り浸って荒くれを相手にしている442さんです。
「…協力ってのは、何もそんなよくわからん技だけじゃないんだぜ」
「って、自分にくるのがいやだからって私の後ろにこっそり隠れてませんか442さん~!」
「…協力だろ」
「このスク水がー!」「スク水めぇ!…『スク水を愛でる会』を作るか?」
「ああ~やっぱりこうなるぅ~!」
「…あとは任せた」
「ら、らめぇぇぇ~」
時間稼ぎありがとうございます。愛でられても死にはしませんしあとで助けますからしばらく愛でられていてください!ライジングストライク、いきます!
「いけます!これなら私たちでも勝てますよ!へにょへにょしてますが」
そうですね、よくわからないですけど効いてますしもう一回やってみますか。へにょへにょしてますけど。
「詠唱を完成させるなーッ!」「水着巨乳!」「水着巨乳!」
目的はそれぞれ違うと思われるイルミナス兵と教団の方々が群がってきます。
先ほどの詠唱は完成まで約10秒。わたくしはそれにあわせてライジングストライクを出さなければいけないので、巫女さんを守りきってさらに先ほどの超常現象を誘発するのは難しいところですが。
「…ランボーぅ」
「アッー!?」
フォトンの矢が彼らを貫き、彼らの注意は巫女さんではなく442さんのほうへそらされました。ナイス援護射撃、さすが毎日モトゥブの酒場に入り浸って荒くれを相手にしている442さんです。
「…協力ってのは、何もそんなよくわからん技だけじゃないんだぜ」
「って、自分にくるのがいやだからって私の後ろにこっそり隠れてませんか442さん~!」
「…協力だろ」
「このスク水がー!」「スク水めぇ!…『スク水を愛でる会』を作るか?」
「ああ~やっぱりこうなるぅ~!」
「…あとは任せた」
「ら、らめぇぇぇ~」
時間稼ぎありがとうございます。愛でられても死にはしませんしあとで助けますからしばらく愛でられていてください!ライジングストライク、いきます!
薄暗い部屋の中、老いたニューマンは背後に突き刺さるような張りつめた空気を感じた。足音からして女が一人追ってきたか。
「一人で追ってくるとは、よほど自信があるか、それとも愚かなのか…」
「あなたニューマンでしょ。それがなぜヒューマン原理主義のイルミナスに荷担するわけ?」
「違うな、ニューマンだからだよ」
老いた姿のニューマンは振り返る。その目は老人のものとはとても思えない熱と狂気に浮かされていた。
「優生種と自称してはいるが遺伝的にニューマンは弱い…輝かしい社会の裏でそのままでは生きることすら困難な出来損ないのニューマンが数多く存在しているのが現実だ。
俺もそうだ、アカデミーでは他の誰よりも優れていたというのに、齢30で老いさばらえた姿をさらし、まもなく命を終えようとしている!なぜだ!ニューマンは上位種ではなかったのか!?神ならぬヒューマンが作った存在だから不完全だというのか!」
握りしめた皺だらけの拳は震え、男の憤慨を言葉以上に語る。自分がそうである事実を突きつけられ、絶望し、運命を呪いながら彼は生きてきたのだ。
「レリクスから出土した品を分析していてわかったことが一つある。失われた歴史に記録された最初のニューマン、『ネイ』のことだ。ヒューマンとバイオモンスターの融合として生まれ、姉と生命を共有し、その死の道連れになって死んでいったという。
さらに『ネイ』をベースにして生まれた、のちのニューマンたちも不安定なものだったと記録されている」
「知らなくてもいいことを…よく調べたものだこと」
「ヒューマンどもは歴史の断片を忘れられずに現在のニューマンを作ったのだ。それも、『ネイ』とその末裔たちをモデルとしたために、不安定でいつ死ぬかすらもわからないものという固定観念の産物として!」
「それで、ネイ姉妹と似た運命をたどっている双子の幻視の巫女が憎いってわけね。名実ともに今のニューマンの象徴だものね」
彼が吐き捨てるように思いを語るのを見ている女の目には、驚きも恐れもない。冷たい視線に見透かされ、彼は吐き気にも似た焦燥を感じた。
「我々の歴史は間違っていた。俺は今の不完全なニューマンを排除し、現在の最高の技術で完全なものに作り直す。ニューマンを『ネイ』の呪縛から解き放つのだ!」
「あきれた。薄目も開いていない赤子が何を語るのかと思えば…あの戦えない巫女が自分の壁を乗り越えたのがわからなかったの?だからあなたたちは輝けないのよ」
女は左手をゆっくりと挙げた。何かをつかんで持ち上げるかのような動き、それでいて滑るように自然に。
「荒療治といきましょうか…マインドブラスト(精神破壊波)って知ってる?歴史のお勉強が好きなようだけど、ここまで知ってたらたいしたものよ」
男の背筋に凍りつくような寒気が走った。本能が叫ぶ、今すぐ逃げろと。
なぜこんな恐怖を感じるのだ。たかが劣等種ヒューマンではないか、この俺が負けるはずがない。一度攻撃テクニックを発動してやれば終わるのだ、そうだ…
遠くからアルテラツゴウグの断末魔が聞こえたような気がした。
「一人で追ってくるとは、よほど自信があるか、それとも愚かなのか…」
「あなたニューマンでしょ。それがなぜヒューマン原理主義のイルミナスに荷担するわけ?」
「違うな、ニューマンだからだよ」
老いた姿のニューマンは振り返る。その目は老人のものとはとても思えない熱と狂気に浮かされていた。
「優生種と自称してはいるが遺伝的にニューマンは弱い…輝かしい社会の裏でそのままでは生きることすら困難な出来損ないのニューマンが数多く存在しているのが現実だ。
俺もそうだ、アカデミーでは他の誰よりも優れていたというのに、齢30で老いさばらえた姿をさらし、まもなく命を終えようとしている!なぜだ!ニューマンは上位種ではなかったのか!?神ならぬヒューマンが作った存在だから不完全だというのか!」
握りしめた皺だらけの拳は震え、男の憤慨を言葉以上に語る。自分がそうである事実を突きつけられ、絶望し、運命を呪いながら彼は生きてきたのだ。
「レリクスから出土した品を分析していてわかったことが一つある。失われた歴史に記録された最初のニューマン、『ネイ』のことだ。ヒューマンとバイオモンスターの融合として生まれ、姉と生命を共有し、その死の道連れになって死んでいったという。
さらに『ネイ』をベースにして生まれた、のちのニューマンたちも不安定なものだったと記録されている」
「知らなくてもいいことを…よく調べたものだこと」
「ヒューマンどもは歴史の断片を忘れられずに現在のニューマンを作ったのだ。それも、『ネイ』とその末裔たちをモデルとしたために、不安定でいつ死ぬかすらもわからないものという固定観念の産物として!」
「それで、ネイ姉妹と似た運命をたどっている双子の幻視の巫女が憎いってわけね。名実ともに今のニューマンの象徴だものね」
彼が吐き捨てるように思いを語るのを見ている女の目には、驚きも恐れもない。冷たい視線に見透かされ、彼は吐き気にも似た焦燥を感じた。
「我々の歴史は間違っていた。俺は今の不完全なニューマンを排除し、現在の最高の技術で完全なものに作り直す。ニューマンを『ネイ』の呪縛から解き放つのだ!」
「あきれた。薄目も開いていない赤子が何を語るのかと思えば…あの戦えない巫女が自分の壁を乗り越えたのがわからなかったの?だからあなたたちは輝けないのよ」
女は左手をゆっくりと挙げた。何かをつかんで持ち上げるかのような動き、それでいて滑るように自然に。
「荒療治といきましょうか…マインドブラスト(精神破壊波)って知ってる?歴史のお勉強が好きなようだけど、ここまで知ってたらたいしたものよ」
男の背筋に凍りつくような寒気が走った。本能が叫ぶ、今すぐ逃げろと。
なぜこんな恐怖を感じるのだ。たかが劣等種ヒューマンではないか、この俺が負けるはずがない。一度攻撃テクニックを発動してやれば終わるのだ、そうだ…
遠くからアルテラツゴウグの断末魔が聞こえたような気がした。
光の十字、わたくし命名おとめちっくダブルエックス(仮)でアルテラツゴウグを倒し、首謀者とおぼしき老人を追いかけてわたくしたちは奥に進んだのですが、なにやら言い争う声が聞こえてきました。片方は主の声です。
「…クニックでさえ媒体がなければ使えないあなたたちに、それができる?」
「…なつもりはありません、お引き取り願いたいと言っている!」
いったい何が起こっているのでしょうか。一人で先行した主にもしものことがあっては戦乙女の名がすたります。声のする部屋にわたくしたちは駆け込みました。いたのは主とニュースで見たことのあるルツ星霊首長、そして。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
頭を抱えて横たわり、涙を流して弱々しくつぶやき続ける首謀者ワルサーの姿がそこにはありました。何をやったんですか主。
「別に。私はおっとり刀のルツのかわりにちょっと『悔い改めよ』って言っただけだもんねー。ぴゅーぴゅーぴゅるりらぴゅるりららー」
主は睨みつけてくる星霊首長を後目に、しらじらしく口笛など吹いてみせています。本当にそれだけですかぁ?巫女さんの真似しておっぱいではさんで窒息死させようとしたとかじゃないですよね?
「真似って!?私もやってませんよそんなこと!」
「ともかくみなさんお引き取りください。これは我々の問題です、我々が処理します。あなたがたは関わらないでいただきたい」
なんですかそれ。狂信者に人が殺されかけたんですよ!なのにもみ消しするつもりですか!?もうこの際全部ばらして教団も解体しちゃいましょうよ!
「罪をおかした者も我々が裁きます。問題ありません」
わたくしは教団のこんな体質は許せないのですが、巫女さんが割って入ってきました。
「勘弁してください、幻視の巫女が入れ変わっているという事実で大きく情勢が変わるのは否めないですし、教団がなくなればなおさら。
それを受け入れてくれるほど惑星間種族間の関係は良好ではないはずです…ルツ星霊首長にもお考えがあるということは察してください、お願いします」
「巫女さんの言う通りね。テロリストはそういうことに反応して騒ぐものだし。わかったらパシリたちも今回の事件は口外しないでほしいんだけど、いい?」
「…そうだな。わすれよう(変態どもが見苦しいから)」
「むしろ早く忘れたいですよ~。うう、まだ悪寒が…」
「じゃ、帰りましょうか。ルツにも嫌われちゃったみたいだし、これ以上いてもしょうがないでしょ」
主が言うのなら…しかし失礼な方ですね、ルツ星霊首長という方は。この場をおさめてもくれた主に対して、何を必死に冷や汗まで垂らして敵視しているのやら。もうきませんよーだ、べー。
「それはそうと、気になってたんだけどなんで巫女さん水着なの?えろーい」
「…!あなたのせいじゃないですかぁ!」
「…クニックでさえ媒体がなければ使えないあなたたちに、それができる?」
「…なつもりはありません、お引き取り願いたいと言っている!」
いったい何が起こっているのでしょうか。一人で先行した主にもしものことがあっては戦乙女の名がすたります。声のする部屋にわたくしたちは駆け込みました。いたのは主とニュースで見たことのあるルツ星霊首長、そして。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
頭を抱えて横たわり、涙を流して弱々しくつぶやき続ける首謀者ワルサーの姿がそこにはありました。何をやったんですか主。
「別に。私はおっとり刀のルツのかわりにちょっと『悔い改めよ』って言っただけだもんねー。ぴゅーぴゅーぴゅるりらぴゅるりららー」
主は睨みつけてくる星霊首長を後目に、しらじらしく口笛など吹いてみせています。本当にそれだけですかぁ?巫女さんの真似しておっぱいではさんで窒息死させようとしたとかじゃないですよね?
「真似って!?私もやってませんよそんなこと!」
「ともかくみなさんお引き取りください。これは我々の問題です、我々が処理します。あなたがたは関わらないでいただきたい」
なんですかそれ。狂信者に人が殺されかけたんですよ!なのにもみ消しするつもりですか!?もうこの際全部ばらして教団も解体しちゃいましょうよ!
「罪をおかした者も我々が裁きます。問題ありません」
わたくしは教団のこんな体質は許せないのですが、巫女さんが割って入ってきました。
「勘弁してください、幻視の巫女が入れ変わっているという事実で大きく情勢が変わるのは否めないですし、教団がなくなればなおさら。
それを受け入れてくれるほど惑星間種族間の関係は良好ではないはずです…ルツ星霊首長にもお考えがあるということは察してください、お願いします」
「巫女さんの言う通りね。テロリストはそういうことに反応して騒ぐものだし。わかったらパシリたちも今回の事件は口外しないでほしいんだけど、いい?」
「…そうだな。わすれよう(変態どもが見苦しいから)」
「むしろ早く忘れたいですよ~。うう、まだ悪寒が…」
「じゃ、帰りましょうか。ルツにも嫌われちゃったみたいだし、これ以上いてもしょうがないでしょ」
主が言うのなら…しかし失礼な方ですね、ルツ星霊首長という方は。この場をおさめてもくれた主に対して、何を必死に冷や汗まで垂らして敵視しているのやら。もうきませんよーだ、べー。
「それはそうと、気になってたんだけどなんで巫女さん水着なの?えろーい」
「…!あなたのせいじゃないですかぁ!」
帰り道。みなさんを送り届けながら個人マガシーに乗って帰ってきました。
二人になったところで主よ、一つだけ聞かせてください。
「何?」
わたくしにはわかりません…なぜ主は許したのですか。首謀者も、教団も。
今回初めて教団に関わりましたが、優位性という幻想にすがりついて排他的になることでしか自分を保てない堕落したものたちの集まり、わたくしにはこのような教団はないほうがいいとしか思えません。あの場で殲滅してもよかったのでは?
「悪いことをした子供は、思いっきり叱ったら許してあげるものなんだよ。それに自分をしっかり持たない、何かに頼らないと生きていけない人もいるの。そういう人を助けるために宗教というのはあるんだからね。
自分の意志だけでどんな絶望の中でも諦めずに立ち向かうことのできる人なんて、ほんの一握りだけ。人は弱くなりすぎたのよ…文明社会の中では仕方のないことかもしれないけど」
だったら、腐った思想もろとも根本から断ち切ってしまわないと、どんどん弱くなっていくばかりじゃないですか…
「それは違うわ。真の英雄は自分だけが強いんじゃない、周りに希望を与えて運命さえも変えていくものなの。希望を見つけられれば、たとえ力の劣る人でも自らの力でどこまでも強くなっていける。むち打つだけでは本当の強さは得られないのよ」
反論のしようがありません。わたくしは黙ってしまいました。
どこか遠くを見るような目でそう語る主は、どんな経験をしてきてそう考えておられるのでしょうか…考えてみれば、わたくしは主が何歳かも知りませんし、出会う前に何をしていたかも何一つとして知らないのでした。
「いつかわかるときがくるよ。マシナリーにも、きっとね」
そして主は何かをつぶやきました。わたくしにわからない言葉で、ぽつりと。
『本当にルディ・アシュレに似てきたわね。愚かしいまでにまっすぐで、澄んだ目をして…未完成とはいえグランドクロスまで使うなんて』
何かおっしゃりました?
「ううん、なんでもないのよー。ほらこれあげるよ、タベック・ドーブツ」
はっ!?どう見てもこの世のものならざる食物ですがすごくおいしそうです!く、くださいっ!
こうして、今回の事件は公になることなく幕を閉じました。
首謀者であるイルミナスの老ニューマン、ワルサーも投獄されたそうですし、巫女さんからのお礼のメールでも教団内部は(巨乳派にもっと変な趣味、スク水とかが蔓延したせいで)
ある意味落ち着いたとのことですので、解決したと言っていいでしょう。ありがとう464さん(の、スク水)。
なお、個人マガシーは同盟軍に返そうとしましたが受け取り拒否されたため、民間の移送会社に寄贈して、拠点移動手段としてガーディアンズのみなさまがたに使われるようになったことも付け加えておきます。案外乗ってみると楽しいですよ。
へいへいへーい、かまーんとぅざくれいじーまがしー、ひぁーうぃーごーぅ。
「ぶるんぶるーん、ぶるぁぁぁー次はぁーカジノ・ボルワイヤルぅー…製品版では金とるぞ貴様ら!」
-END-
二人になったところで主よ、一つだけ聞かせてください。
「何?」
わたくしにはわかりません…なぜ主は許したのですか。首謀者も、教団も。
今回初めて教団に関わりましたが、優位性という幻想にすがりついて排他的になることでしか自分を保てない堕落したものたちの集まり、わたくしにはこのような教団はないほうがいいとしか思えません。あの場で殲滅してもよかったのでは?
「悪いことをした子供は、思いっきり叱ったら許してあげるものなんだよ。それに自分をしっかり持たない、何かに頼らないと生きていけない人もいるの。そういう人を助けるために宗教というのはあるんだからね。
自分の意志だけでどんな絶望の中でも諦めずに立ち向かうことのできる人なんて、ほんの一握りだけ。人は弱くなりすぎたのよ…文明社会の中では仕方のないことかもしれないけど」
だったら、腐った思想もろとも根本から断ち切ってしまわないと、どんどん弱くなっていくばかりじゃないですか…
「それは違うわ。真の英雄は自分だけが強いんじゃない、周りに希望を与えて運命さえも変えていくものなの。希望を見つけられれば、たとえ力の劣る人でも自らの力でどこまでも強くなっていける。むち打つだけでは本当の強さは得られないのよ」
反論のしようがありません。わたくしは黙ってしまいました。
どこか遠くを見るような目でそう語る主は、どんな経験をしてきてそう考えておられるのでしょうか…考えてみれば、わたくしは主が何歳かも知りませんし、出会う前に何をしていたかも何一つとして知らないのでした。
「いつかわかるときがくるよ。マシナリーにも、きっとね」
そして主は何かをつぶやきました。わたくしにわからない言葉で、ぽつりと。
『本当にルディ・アシュレに似てきたわね。愚かしいまでにまっすぐで、澄んだ目をして…未完成とはいえグランドクロスまで使うなんて』
何かおっしゃりました?
「ううん、なんでもないのよー。ほらこれあげるよ、タベック・ドーブツ」
はっ!?どう見てもこの世のものならざる食物ですがすごくおいしそうです!く、くださいっ!
こうして、今回の事件は公になることなく幕を閉じました。
首謀者であるイルミナスの老ニューマン、ワルサーも投獄されたそうですし、巫女さんからのお礼のメールでも教団内部は(巨乳派にもっと変な趣味、スク水とかが蔓延したせいで)
ある意味落ち着いたとのことですので、解決したと言っていいでしょう。ありがとう464さん(の、スク水)。
なお、個人マガシーは同盟軍に返そうとしましたが受け取り拒否されたため、民間の移送会社に寄贈して、拠点移動手段としてガーディアンズのみなさまがたに使われるようになったことも付け加えておきます。案外乗ってみると楽しいですよ。
へいへいへーい、かまーんとぅざくれいじーまがしー、ひぁーうぃーごーぅ。
「ぶるんぶるーん、ぶるぁぁぁー次はぁーカジノ・ボルワイヤルぅー…製品版では金とるぞ貴様ら!」
-END-
大風呂敷を広げすぎてたたむのに苦労してしまいましたが、なんとか終わらせられました…w
前に協力技がほしいと要望出してきたのでいつか本当に実現したらいいなあ。
そういうわけでゆっくりではありますがPSUはまだまだがんばってますよー
前に協力技がほしいと要望出してきたのでいつか本当に実現したらいいなあ。
そういうわけでゆっくりではありますがPSUはまだまだがんばってますよー