魔獣ガノン戦

魔獣ガノン戦

収録作品:ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド[NS/WiiU]
作曲者:片岡真央

概要


(いま) 貴方(あなた)がどれだけの(ちから)記憶(きおく)()(もど)せているか (わたし)には(わか)りません……
でも(わたし)貴方(あなた)を……

貴方(あなた)勇気(ゆうき)(しん)じています!

ラストボスの第二形態である「憎悪と怨念の権化 魔獣ガノン」との戦闘で流れるBGM。
今作では『トワイライトプリンセス』のように、馬に乗りながらゼルダに託された光の弓矢を使い魔獣ガノンと戦っていく。

重々しいエレキベースを下敷きに、荒ぶるピアノ、美しい笛、重厚なストリングスなどが合わさった壮大な一曲。
このゲームのメインテーマのフレーズが使われており、最終決戦にてメインテーマを組み込むというまさに王道的な作風。
またそれだけでなく、相手のガノンのテーマのフレーズも入り込んでいるのが特徴であり、魔獣ガノンの禍々しさも感じさせる。
特にインパクトがあるのがガノンのテーマからメインテーマへと切り替わる際に、一瞬挿入されるオルガンの音色。
この2つのフレーズの入れ替わりは、まさにリンクとガノンの激しいせめぎ合いを表現しているかのようでもある。

この曲は魔獣ガノンの体力が残り少なくなるとBGMが変化し、音が若干高くなってより力強い曲調になる。
フレーズはメインテーマのサビの部分しか使われなくなり、ガノンのテーマは消滅。あと一歩までガノンを追い詰めているのが分かる。
そしてあと一発光の矢をガノンに命中させれば勝利。というところで再びBGMが変化。
あとはとどめを刺して決着をつけるのみなので、ここまで来るともうBGMは短いフレーズを繰り返すだけのものとなる。
この様にシチェーションに応じても、曲調が変化するように図られており、インタラクティブを重視するゼルダらしい戦闘曲と言えるだろう。
ただしとどめの光の矢を外し続けると、短い曲が延々に続いてしまうという格好の悪い状況になるので、最後はしっかり決めたいところ。

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サウンドトラック

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド オリジナルサウンドトラック


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最終更新:2024年01月03日 19:00