ある日、有希がタコ焼きを買って来た
ルリ 「……また焼きあがっているの全部買って来たんですね」
有希 「イェ~ス、ロッケンロ~」
レイ 「ベリ~ベリ~ロッケンロ~」
ルリ 「何が、〝ロッケンロ~〟ですか
家計を圧迫してるんですよ?」
有希 「問題無い
これが、今日の夕飯」
夕食中…
ルリ 「夕飯がタコ焼きだけって、多分家だけですね」
有希 「ルリ、『タコ焼きは熱いうちに食え』よ
早く食べないと、冷めてしまうわ」
ルリ 「そんな諺、聞いたことありません
てか、レイ姉は何してるんですか?」
レイ 「肉、嫌いだから」
ルリ 「抜き出したタコはどうするですか?」
レイ 「有希が食べるわ」
ルリ 「いくら有希姉でも、これは食べな…」
有希 「素ダコも美味しいわ」
ルリ 「……ばかばっか」