平日の午後、いつもの様に買い物から帰るとマンションの前にキョンさんが立っていた。
キョン「やぁ、ルリちゃん。少し待たせてもらったよ。話いいかな?」
私に用があってわざわざここで待っていたらしい。 
 ルリ「はい、何でしょう?」
キョン「立入った事を聞いて悪いけど、」
と前置きを置いてから少し間をっとて
キョン「長門と上のお姉さんに『パパ』がいるってのは本当かい?」
それがどうしたのだろう?と思いつつ
 ルリ「ええ、そうですね。そういう人はいますね。」と答えた。
彼は「やれやれ」と手で顔を覆った。
キョン「…そうかぁ。ありがとうルリちゃん。じゃあ、また。」
彼は苦い顔をし振り向かずに手を振って立ち去った。
その時は彼の意図が分からずルリは気に留める事もなっかた。

その週の日曜日、キョンさんがシンジさんを携えて家に訪ねてきた。
心なしか二人は真剣な面持ちだ。
居間に通して私たち姉妹が並んで、私たちに向かい合って二人が座った。
キョンさんは有希姉さんを、シンジさんはレイ姉さんを何か言いたそうに見つめていた。
二人の姉は無表情をとうしていたが内心は舞い上がっているのが分かった。
やっと決心がついたらしくキョンさんが口を開いた。
キョン「今日は俺たちから二人に大事な話があるんだ。」
「大事な」の部分で二人のときめき乙女指数は臨界点に達した。もちろん無表情のままで。
キョン「幾ら何でも…、その…パトロンはよくないと思うぞ。」
シンジ「父さんの事だし…僕にも、…責任はあると思うんだ。」
キョン「そんなに家計が苦しいなら協力するぞ。何でも言ってくれ。」
シンジ「うん。僕、家事とか得意だし。」
彼らは二人の姉を見つめたまま答えを待った。
 長門「(思念体はそういう物ではないが…彼が心配してくれるなら申し出を快諾するのが賢明。)」
 綾波「(碇指令とはそんな関係じゃないけど…碇君がそう言うなら…)」
 長門「了承した。関係を断ち切る。」
 綾波「分かったわ。そうする。」
彼らは姉たちの答えに満足し、優しい微笑みで返した。
この時二人の純情スカウターが爆発した事は言うまでもない。

 ルリ「バカばっか。」

      次回 パパの大逆襲編に続く?





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