澪の嫉妬は凄い。
それだけ愛情が強いってことだから、恋人として嬉しいことではあるんだけど。
だけど…
それだけ愛情が強いってことだから、恋人として嬉しいことではあるんだけど。
だけど…
律「みおー、いい加減機嫌直せよー…」
澪「…ふんっ、どうせ律は私のことなんかどうでもいいんだろ…」
律「どうでもいいわけないって。そうじゃなきゃ今も澪と一緒に居ないよ」
澪「またそんなこと言って…どうせ夢では私のことなんかより…」
律「だからそんなこと…!」
澪「どうだかな…」
律「………」イラッ
澪「……りつ?」
律「いい加減にしろよ…!いくら恋人同士だからって限度ってもんがあるだろ…!」
澪「」ビクッ
律「少し話しただけの友達に嫉妬して、部活で少しふざけあっただけの唯やムギや梓に嫉妬して、エサをやっただけのトンちゃんに嫉妬して、私のほっぺをつねったさわちゃんに嫉妬して…!」
澪「そ、それでも私は…」
律「ああ分かってるよ!私が毎日つけてるカチューシャとか、私が毎日叩いてるドラムとか、私を包む衣服とか、そこらへんを頑張って譲歩してくれてるのは分かってる!でもな!」
澪「………」
律「だからって、だからってさぁ…!」グスッ
澪「律…」ギュッ
律「うぅ…」グスッ
澪「…ごめんな律。私も自分が少しいきすぎてるってのは分かってるよ」
律「なら…」
澪「だけど、やっぱり律が泣いてしまうほど好きなものってさ、そうそう見過ごすこともできないんだよ…!」トスッ
律「ぅっ、くっ…みおぉ…!」
澪「…夢を見る暇もやらないからな」チュッ
律「ひ、ひどいよみお…」
澪「律が悪いんだからな…」
律「そうやってまた…」
澪「………」
律「私は……」グスッ
澪「…安心しろよ律。代わりにベジータベータ、奢ってやるから…」
律「みおぉ…」ポーッ
澪「ふふっ…」チュッ
こうして私はキャベツを食べることができなくなったのである。
- おいちょっと待てw -- 名無しさん (2012-02-16 06:58:20)