邪気眼を持たぬものには分からぬ話 まとめ @ ウィキ

蟲毒

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jyakiganmatome

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種族としての概要


誕生

毒蟲、悪霊、妖魔等を密閉した空間に閉じ込め、互いに殺し合わせる。
共食いを続けるうちにそれぞれの毒素、呪等が「勝ち残った一匹」へと集まり、毒素が濃縮されていく。
こうして誕生した「最後にして最強の一匹」が、食った毒蟲全ての力を手に入れて蟲毒となる。
これを人間で行った際は、最後に「四肢をそれぞれ一つずつ欠いた蟲毒化人間」を殺し合わせて完全となる。

感染

蟲毒の一部を体内に取り入れることにより、そのものは蟲毒の共食いの連鎖に巻き込まれ蟲毒となる。
元となった蟲毒より力は弱くなるが、蟲毒としての特性を受け継ぎ、本来の種族ではなくなってしまう。

回復

現在、蟲毒から元の生物に戻るための確定的な手段は存在していない。

その能力


蟲毒化

蟲毒となった者は普段はほとんど通常の人間、もしくは元々の種族と変わらない外見で有る。
しかしながら、著しい感情の高ぶりなどに応じて蟲毒としての特徴が身体に現れる。
主なところでは

  • 体色の変化。
  • 頭髪が青白く変化し、淡く発光する。
  • 体中に黒い刺青が現れ、力の発動と共に同じく青白く発光する。
  • 牙、爪などの獣化。
  • 毒素の体組織へのドーピングによる身体能力の著しい強化。
  • アドレナリンの過剰分泌による理性の著しい低下。

等である。

負荷吸収

毒や呪いを吸収し、体内に取り込む能力を持つ。
また、蟲毒として「喰った」物の特性も体内に毒性として蓄積させることができる。
それを自身の力として発現させることも可能ではあるが、たいていの場合完全な形で使うことはできない。
毒や呪いならまだしも吸収した能力を自身の体内から引き出すのは、蟲毒の侵蝕率を著しく高めることとなるからである。

蟲毒化したものの眼は通常の強化とは全く別の変質を遂げる。
能力の効果そのものを曲解したような形になることもあれば、なんら関係ない眼に変化することもある。
また、一様に眼の能力を宿した武器の形として具現化される。
それらは「概念武装」となる。

侵蝕率

蟲毒化を繰り返す、もしくは一定の出力を越えて眼の力や蟲毒の力を行使した場合、蟲毒は本人の身体と精神を蝕んでいく。
侵蝕率は基本的にパーセンテージで表されるが、50パーセントを超えたところで五感への異常が目立つようになってくる。
100パーセント浸食された時点で完全に精神が崩壊し、周りの全てを巻き込んで暴れるだけの存在、「呪い」となり果てる。

そもそも蟲毒とは?


○作り方○
ムカデ、蜘蛛、サソリ、蝦蟇、ヤモリなどの毒虫を、1つの甕にいれる。数は多ければ多いほどよい。
密封させ放置すると、それぞれが共食いを始める。
最後に生き残った1匹が、蟲毒となる。

○性質○
家に富みを運んでくれる。
定期的に生け贄をささげないと、かわりに食われる。
剣や火では殺せない。
遠くに捨てても戻ってくる。
捨てるには、蟲毒がくれただけの財と同じ価値の財と共に、捨てなければならない。

○使い方○
性質を利用して、呪うべき相手のところへ、少しの金品と共に蟲毒を送りつける。
そうすると蟲毒は相手のものとなり、養えぬままに、食われてしまう。
また、蟲毒を食べることにより、蟲毒のパワーを手に入れることができる。(甕の中のヒエラルキーの頂点にたつことになるため)

2ちゃんねる洒落怖スレより引用。
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