邪気眼を持たぬものには分からぬ話 まとめ @ ウィキ

キャロル式 永久機関

最終更新:

jyakiganmatome

- view
メンバー限定 登録/ログイン
キャロル式 永久機関 【Guilty Engines】


 故・ドクターキャロルが生前に開発した永久機関(以下、『C式』)。別名に、『ギルティ・エンジン』『生きた機械部品』などがある。
 主に、オリハルコンやミスリルなど、複数のオーバーレアメタルの合金として鋳造される。

  • 特徴

 メカニズムは、近距離に存在する精神エネルギーを感知・増幅させ、直接運動エネルギーに変換するというもの。
 しかし、精神エネルギーを直に他のエネルギーに変換するわけではないので、エネルギー抽出の効率は良くない。
(運動エネルギー以外の機械的エネルギーに変換することは出来ない)

 また、精神エネルギーの他に、パーツそのものに『呼吸』をさせる必要があるというのももう一つの特徴で、
駆動の際には常に外気に触れさせておく必要がある。
 これはC式が『生きた機械部品』と呼ばれる所以である。


  • 経緯・その他

 C式は、元々はキャロルが武器・兵器に搭載するエネルギー源として開発したものだったためか、
キャロル本人はこの機関を『ギルティ・エンジン』(罪深き機関)と呼んで忌み嫌った。
 キャロルは生涯、この機関の製造法を口外せずにいたが、ドクトル・シュレーディンガーに殺害された際に、製造法を奪われる。
 現在、この永久機関の製造法を知っているのはドクトルと、ごく少数のみである。

 C式は、鋳造時の希少金属の配分によって様々な形状を取ることができるが、運動エネルギーを効率よく利用するために、
主に歯車、車輪、ハンマー、カムなどの形をとる。
 これは、回転、反復、直線などのシンプルな運動の方が、より正確にエネルギーを取り出せるためである。

 また、この技術で鋳造されたパーツは、キャロル本人の『ギルティ・エンジン』という呼び方にあやかり、
前半に『ギルティ』、後半に『パーツ名称』をつけて呼ばれることが多い。
(キャロル作の自動人形であるカイロス・クロックスもこのC式永久機関を動力源の一つとしており、
 彼の持つ『歯車』型のものは、この場合『ギルティ・ギア』となる)
記事メニュー
目安箱バナー