レイ 「……暑い……暑い……暑い……暑い……暑い……あt」
ルリ 「欝陶しいのでやめて下さい」
レイ 「だって暑いから」
有希 「ヒートアイランド現象に加え、風が無いのが原因かと思われる」
レイ 「聞いただけで暑くなるわ」
有希 「……こんな話を聞いた事がある。
猫は快適な場所を見つけるのが得意だ、と」
ルリ 「(この展開、まさか……)」
レイ&有希 「……」
ルリ 「何で私を見てるんですか?」
レイ&有希 「……」
ルリ 「何で近付いて来るんですか?
そして、何でネコスーツを持ってるんですか?」
ルリ「嫌です。第一そんなの着たら私が暑いじゃないですか。熱中症で倒れちゃいます。」
有希「今の服を脱いで素肌の上からこれを着ればいい。放熱効率はむしろ改善するはず。」
レイ「裸エプロンならぬ裸ネコスーツね。」
ルリ「絶ぇっ対に、嫌です!」
裸にスーツって意外と痒くなるぞ
????「問題ない」
冬月「碇、仕事を放置してお前はそこで何をやってんだ?」
SOUNDONLY「我々は彼女たちの決定を尊重する」
SOUNDONLY「援助を続けよう」
SOUNDONLY「だが、それなりの見返りというものも用意して貰わねばな、碇」
補完計画オワタ\(^o^)/
ゲンドウ「むしろ美少女補完計画……はじまったな」
冬月「(使徒が出なくてヒマになった途端こうなるとは……予算を出す上の連中もどうかしている……)」
――三姉妹の家
レイ「暑いのなら、夏バージョンのネコスーツを用意するわ」
有希「涼宮ハルヒから、ホシノ・ルリ専用のバニースーツも預かっている」
ルリ「いりません。ていうかハルヒさんまで……それにレイ姉、それ……露出度高すぎです」
レイ「……そうでもないわ。バニースーツと同じぐらいよ」
有希「『彼』の妹もバニースーツを着用したことがある。あなたが着用しても何も問題はない」
レイ「ネコスーツだと赤木博士が反応して、上手く行けば今後、こちらに都合よくなるかも知れないから」
ルリ「変なアピールとかいいです。着ません」
レイ「水着としても使えるの。柳洞寺の耳のとがった女性(ひと)からの推薦もあるわ」
ルリ「どんなアピールですか。着ませんってば」
有希「……こんな言葉を最近知った。『可愛いは正義』」
ルリ「そんな言葉でノリません」
レイ「……そう……。有希、いい?」
有希「(コク ホシノ・ルリを現在の座標軸に固定」
ルリ「え? ちょっと……動けないんですけど……」
レイ「とりあえず一度着てみればわかるわ」
ルリ「え、ちょ……」
有希「是非」
ルリ「アッー」