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ルリ「・・・あいかわらずというか、いつもの事だけど、お金がありません」
有希「・・・・・(コクリ)」
レイ「・・・・・・」
ルリ「それで、街でこんなものもらっちゃいました」
有希「・・・・チラシ」
レイ「・・・メイド・・・喫茶」
ルリ「早い話がアルバイトです。・・・・・アルバイト」
有希「・・・・・・・(コクリ)」
レイ「・・・・やっぱり、お金がないと大変ね・・・」
ルリ「・・・・レイ姉嫌そうな顔しないでください」
レイ「・・・これ、碇司令のためじゃないもの」
ルリ「・・・・・・・・」
ルリ「・・・・このお店の近くにはアキトさんの家があります」
有希「・・・・・・レイ姉」
レイ「分かった。すぐに応募してくる」
有希「・・・・ただし、二人だけ」
ルリ「・・・なんで?」
レイ「ルリっていくつ?」
有希「あなたは幼い。国の法律に抵触する恐れがあるから」
ルリ「・・・・・・・・・私、電子の妖精」
有希「例外はない」
レイ「普通の人間はそれを認めてくれない」
ルリ「二人とも地球での活動時間は私よりもみじか」
有希「レイ姉、早く」
レイ「分かってる」
ルリ「・・・・大人って、大人って」
ルリ「二人ともお帰り。・・・・・どうでしたか?」
レイ「・・・・・・何も話していないのに適合の認定を受けたわ」
有希「・・・・・・(コクリ)」
ルリ「・・・・・・・・私もいきたかった」
レイ「そんなに残念なの?」
ルリ「・・・だって、二人だけなんてずるいです」
レイ「・・・・・ずるい?」
有希「店の立地条件には魅力を感じる」
ルリ「・・・・そうはいってません」
有希「照れてる」
ルリ「////」
ルリ「・・・・・・・・」
レイ「・・・・そうね、それならこうしましょうか」
レイ「私たちでメイド喫茶をやっていけばいいわ」
有希「・・・・・・」
ルリ「・・・・・レイ姉」
有希「・・・すごいたまにレイ姉はいい事を言う」
レイ「・・・・有希、それはどういう意味?」
有希「深い意味は無い・・・・・・・。ごめんなさい」
レイ「・・・だれでも気軽に来れるようなお店にしたいわね」
ルリ「・・・・・結構たのしみ」
有希「とりあえず家の前に店舗を構成する」
レイ「おねがいね有希」
有希「まかせて、情報操作は得意」
ルリ「・・・・・・・・・・・・」
ルリ「いや、別に二人がいいならいいんですけどね」
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