主スイート

有利の心は・・・2

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匿名ユーザー

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「ヴォルフラム・・・」
「・・・」
ヴォルフラムの返事が返ってくることは無かった
「よく分からないけど・・・・ごめん。でも、これだけはいる。俺はお前のこと嫌いじゃない」
それにやっとヴォルフラムが背中越しにとても小さな声で返事を返してきた
「・・・それなら、いってくれ“好き”・・・といってくれ・・・・出なきゃ、死にそうだ・・・僕は心が苦しいんだ・・・たのむ、言ってくれ有利・・・」
「・・・」
少しヴォルフラムの方が揺れたのが見えた
「・・・・・嘘つき!!」
ヴォルフラムが起き上がり有利に向かってそうさけんだ
ヴォルフラムの目にはこれでもか、とゆうぐらいに涙が溢れていた
有利はそれを見て罪悪感を覚えた
「何故、何故好きだと言ってくれないんだ!!何故だ!!ウェラー卿がいるからなか!?・・・毎日、夜はここに通いつめて、なるべくお前の側にいようと努力していてウェラー卿よりもお前の近くにいるのに、あいつはお前の心をつかんでいるというのか!!」
何故か有利はそれに対して反対の意見が出てこなかった
「・・・・・・・知ら・・・・な、い」
気がつくとヴォルフラムが有利の目の前にまで接近してきていた
「ヴォルフ・・・・・ラ・・・ム?」
有利の唇にヴォルフラムの唇が重ねられた
最初は触れるだけの口付けが二回目は口内に舌を絡めてくる激しいキスへと変わっていた
「ん・・・・ふん・・・っ・・・!!」
有利はいやいやと首を振ろうとするがヴォルフラムが頭を抑えて話そうとしなかった
「んっ・・・ャダ!ヴォ、ルフ・・・・・ンぁ・・・・・」
有利がヴォルフラムの胸をたたいて苦しいとゆうサインをアピールする
「ん・・・ぁ・・・く・・・るしぃ・・・・」
やっとのことでヴォルフラムの口が離れると有利は体内に酸素を送り込むためにくちを大きく開けて息をした
「好きだ有利」
ヴォルフラムが有利の首筋にキスを落とすとやがて口が首筋から胸あたりまで下がっていく
「ィャッ!!んぁ!!」
有利の口からは男が発したとは思えない甲高い声が漏れていた
「ヴォルフ・・・やめッ・・・!!」
ヴォルフラムが有利のパジャマを無理やりはがすと有利の白い肌についている小さな凹凸が姿を現すとヴォルフラムにその凹凸に手を添えて優しく触ると有利に体がのけぞった
「ッヒャ!!」
ヴォルフラムはそれを楽しむかのようにその行為を続けて終わると有利の下半身に手を伸ばし、布越しに触る
「なッ!!どこさわってぇ・・・んいやあぁ・・・」
ヴォルフラムが有利のズボンを一気に下着ごとおろすと有利の息子が現れた
「やだよ!!ヴォルフラム、もう・・・辞めようよ!!」
そんな有利の声を無視してヴォルフラムは次の行為へと進む
有利の息子を手に取り上下に動かすとまたまた有利の体がのけぞりしばらくその行為を続けるとすぐに有利は達してしまった
「・・・いやらしいな・・・有利・・・」
有利は量目から大粒の涙を流してヴォルフラムをにらみつける。しかしその行為は男性に本能をくすぐるだけでまったく効果なしだった
有利の精液ですっかりぬれてしまった手を有利の蓄へと運んだ
「ッヒャ!!」
お知りのほうに冷たいものを感じて体をびくつかせた
「大丈夫だ・・・痛くはしない」
それがどう有意味なのか知るまでに時間はそう長く無かった
有利の体内に異物が侵入してきた事に気がつく、それと同時に全身に伝わる痛みが有利を襲った
「あ゛ぁッんぁあああ」
「すぐなれる」
その言葉道理有利はすぐに快楽へと落ちていく
それを見計らって指を一本、二本と増やして三本まで増えた
「痛いよ!!辞めて!!たのむ!!やだやだっ」
体内でヴォルフラムの指が三本同時にばらばらの方向に動き出す
「ッ・・・はぁんあ・・・・ふぁッ」
有利の蓄をほぐすとヴォルフラムは指を一気に抜くと自分のベルトに手をかけてズボンを脱ぎ捨てた
「・・・何・・・する気・・・?」
ヴォルフラムは有利に足をつかんで広げ早くも有利の中に入る体制を整えた
そこで今ヴォルフラムが自分に何をしようとしているのか分かった
それに顔を青ざめて必死に抵抗する
「やだ!!やめろ!!それだけは、絶対にだめだ!!」
「俺達は婚約者だ、して当然だ」
「やだやだやだ!!辞めてよヴォルフラム!!コンラート!!コンラート助けて!!」
何故コンラートの名前が出てきたのかわからないがとにかく必死だった
愛するものの口から自分以外に男の名前が出てきてヴォルフラムはむっとした
そして、ヴォルフラムが有利の体内への進入をはじめた
「んぁああああ゛!!やだ!!!コンラート!!!」
その声は廊下まで響いていた
たまたま有利の部屋の近くを通っていたコンラートの耳には当然その声が届いてた
「有利・・・・??有利!!」
コンラートは全速力で有利の部屋まで走ってドアを勢い欲開け放つと目に飛び込んできたのは一通り行為を終えてベットで気を失っている愛しているもののすがたと服を着ている弟の姿だった
「・・・・有利・・・・??有利・・・・有利!!」
コンラートはベットまで駆け寄り有利の抱きかかえた。有利の股からは血が流れていた。それだけでどのくらい酷い事をされたのか見て取れた
コンラートはヴォルフラムをにらみつけたしかし、それに気づいていないのか気づいていてわざと無視しているのか分からないがヴォルフラムは無言のまま服をきていた
「ヴォルフラム!!!有利に何を・・・」
「お前に分かるのか!!!ウェラー卿!僕の気持ちが分かるのか!!何故、お前は僕から有利を取るだ!!有利を僕から取る事は僕の居場所を取るのと値する!!有利の隣は僕なのに・・・・・」
語尾の声がが小さくなった
ヴォルフラムは有利の部屋から飛び出した
部屋から飛び出すとドアにもたれ地面に崩れ落ちた
ヴォルフラムが部屋から姿を消すとコンラートは有利を強く抱きしめた
「・・・有利・・・・・アナタは俺のものだ・・・誰にも渡しません」
その声がドア越しに響いてヴォルフラムの耳に流れてきて
ヴォルフラムの心をきゅっと締め付けた
ヴォルフラムの目から大粒の涙が流れて頬をつたリ落ちてズボンをぬらした

「・・・・有利・・・・・」

その言葉は暗闇の長く続く廊下に吸い込まれるように消えていった・・・・



  • 最高です!!!! -- 白くま (2009-12-28 21:25:15)
  • もう凄いです!!泣けました!! -- ARI (2010-01-01 04:32:30)
  • 有難うございます。そういってくれると嬉しいです -- 環 (2010-03-30 18:10:15)
  • すっごくドキドキしながら見させていただきました! -- 阿修羅 (2011-11-23 13:39:31)
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