主スイート

誕生日の日に2

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tamaki_king

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だれでも歓迎! 編集
「それじゃ、はじめようかな・・・」
美咲はエプロンをつけて今夜のご飯の支度をする
そしてとびっきりのディナー・・・とまでは行かないが美咲なりのディナーを作り上げるとびっきりのオムライスにスープそして秋彦に電話をする

プルルルルルル~
「はい、宇佐美ですが」
「あっ、ウサギさん?」
「美咲かどうした?」
「ごめんね、ひとつ言い忘れていたことがあるんだ。後ね、○○店にいって俺が預けているものがあるんだけどとってきてくれないかな??」
「あぁ~いいよ、もう買い物は済んだからそれ取りにいったらすぐ帰る」
「うんよろしくね」

そして、玄関のドアがあいてウサギさんの担当の相川さんと取締役の井坂さんがはいってくる
「ひさしぶりね、美咲君」
「やぁ、チビたん」
「いらっしゃい、相川さんも井坂さんもきてくれてありがとうございます」
「いえいえあれ??秋彦は??」
「あぁ~いまちょっと買い物にいってもらってます。そろそろかえってくるかと・・」
美咲はしゃべりながらも机の上に料理を並べていく
最後に氷をはった器の中にワインを浮かべて秋彦の帰りを三人で待った
しばらくすると秋彦が帰ってきた
「ただいま、美咲買って・・・」
「よう、秋彦」
「なんでいるんだ?」
秋彦があからさまに不機嫌な顔でゆった
「あ、ウサギさん俺がよんだんだよ。今日はウサギさんの誕生日だからみんなきてくれたんだよ」
「俺の・・・誕生日??」
「すっかり忘れてたってかおですね、先生」
「まぁ~とりあえずすわってよウサギさん」
秋彦はムスッとしながらも誘導された席に座ると一言
「そゆうことなら俺は、美咲と二人きりがよかった・・・・」
「やだッ!ぜって~ウサギさん変なことするもん!」
「いやぁ~~んもう~~二りったらいちゃついちゃって~~~」
「・・・・あの・・・相川さん、俺たちを変な視点で見るのやめてくれませんか・・・・」
「だって~~きっと、先生の今日のプレゼントは・・・美・咲・君ね」
「あたりまえだ」
「認めんな!!はぁ・・・ってかたのんだやつどれ??」
「あぁ~~これだ、そういえば今日はシチューじゃなかったのか??」
「あれは口実・・・で、荷物は??」
「あ、これだよ」
「ありがとう」
美咲は秋彦から荷物を受け取ると
机の端においた
「それじゃ、ウサギさん誕生日おめでとう」
「おめでとう秋彦」
「おめでとうございます、先生」
「ありがとう、美咲」
秋彦は美咲の方だけを向いてありがとうを言った
「俺たちにはありがとうないのかよ、秋彦」
「・・・無い」
「まぁ~いい、チビたんの料理を早く食べようぜ」
「おいしそう、美咲君いいお嫁さんになれるわよ」
「およめさんって・・・相川さん・・・」
「何をゆっている・・・相川、美咲はすでに俺の嫁だ」
「そうでしたね、先生」
「誰が嫁だ!!」
美咲はそういうと料理を口に放り込んだ
「をっ!!ほれえっこううあい!!」(これけっこううまい!!)
「美咲、はしたないぞ」
「はぁ~い」
「どれどれ??・・・・んッ!!!うまい!!チビたん本当に料理上手なんだな!」
「やっぱり??俺って天才かも!!」
「図に乗るな、美咲」
「別にいいじゃん、それよりウサギさんも食べてよ」
「・・・・・・」
「なんかゆってよ・・・ウサギさん」
「うまいよ」
秋彦はそういうと美咲の頭を大きな手でかきまわした
美咲はそれがたまらなくうれしくて下をむく
4人で美咲の作ったご飯をたいらげると美咲は机の恥にある小さな箱を秋彦にわたす
さっき秋彦に取ってきてもらったにもつだ
「ウサギさん、これあけてみて」
「なんだ??」
「いいから・・・」
秋彦は箱の包みを丁寧にはがして箱を開ける
中にはクマの絵が描いてある万年筆だった
「万年筆・・・・??」
「うん・・・そうだよ・・・」
「何が欲しいのか・・・わからなかったから・・・」
「ありがとう、うれしいよ美咲」
また一度美咲の頭をかき混ぜる
「秋彦、俺たちからもプレゼントだ」

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