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東京ディズニーリゾート

東京ディズニーリゾート(とうきょうディズニーリゾート、Tokyo Disney Resort:略称TDR)は、千葉県浦安市舞浜にあるテーマパークを中心としたリゾート施設群である。


概要

アメリカ合衆国のディズニー社は来場者の長期滞在を計る目的として、テーマパーク単体運営から、複数のテーマパークとホテルなどから成る長期滞在型の「リゾート」への展開を進めている。 1971年にオープンしたウォルト・ディズニー・ワールド(現ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)は当初からテーマパークとホテル(リゾート)の複合体でありその後の同様の複合施設、ユーロ・ディズニーランド(現ディズニーランド・リゾート・パリ)などの展開の基礎になった。その後パーク単体だったディズニーランド(アメリカ、カリフォルニア州)と東京ディズニーランドもそれぞれ第二パークとホテルを増設し名称もそれぞれディズニーランド・リゾート、東京ディズニー・リゾートとなり現在にいたる。 2005年オープンの香港ディズニーランドは名称こそ「リゾート」の文字が入っていなもののウォルト・ディズニー・ワールドやユーロ・ディズニーランド同様オープン当初からホテルとの複合体であり、第二パークおよびショッピングエリアなども当初から計画に組み込まれておりその敷地も確保されいることから事実上「リゾート」としての形態をなしている。 上記のように現在、世界5カ所のディズニーテーマパークすべてがそれを核に事実上「リゾート」化されている。

「東京ディズニーリゾート」は、2つのディズニーテーマパークとディズニー関連ホテルを核にショッピング施設などから構成される。経営・管理・運営はオフィシャルホテルをのぞき株式会社オリエンタルランド(OLC)および同社の関連会社で構成される「OLCグループ」が行っている。世界のディズニーリゾートでは唯一、ディズニーの資本が全く入らない他社のライセンス契約による所有・運営を行っている。従業員のことを「キャスト」、利用客のことを「ゲスト」と通称するなど、ディズニー直営のテーマリゾートの手法に倣った展開をしている。

沿革

  2000年
1月1日 「リゾート宣言」を発表し「東京ディズニーリゾート」が正式にスタート、初代「東京ディズニーリゾート・アンバサダー」が就任
7月7日 「イクスピアリ」、「キャンプ・ネポス」、「ディズニーアンバサダーホテル」が開業
10月24日 「ディズニーリゾートライン」の試運転が開始
  2001年
3月1日 「ボン・ヴォヤージュ」が開業
3月23日 「東京ディズニーシー」の開業日を発表
7月27日 「ディズニーリゾートライン」が開業
8月1日 「東京ディズニーシー」および「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」のプレビューが開始
9月4日 「東京ディズニーシー」がグランドオープン、「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」が開業
  2002年
11月8日 東京ディズニーランド、東京ディズニーシー合わせて3億人目のゲストが来園
  2005年
2月25日 パーム&ファウンテンテラスホテルが開業
  2006年
3月1日 「AMCイクスピアリ16」を「シネマイクスピアリ」に名称変更し、リニューアルオープン
11月1日 東京ディズニーランド、東京ディズニーシー合わせて4億人目のゲストが来園

名称決定までの流れ

「テーマパーク」から、「テーマリゾート」へ
1983年4月15日、アメリカ国外では初となる「ディズニー・テーマパーク」、「東京ディズニーランド」が開園した。1970年代に立て続けに発生したオイルショックの後の、ゆるやかな経済成長時にオープンしたこの「テーマパーク」は、「余暇をいかに楽しむか」を考える余裕が出てきた日本人の心をつかみ、初年度は1036万人もの入園者を数えた。その後、「科学万博つくば85」の開催や、バブル景気に影響されて全国各地に建設されたスキー場やゴルフ場、遊園地の中でも、強い独自色を発揮し、着実に入園者数を増やしていくのであった。

1986年1月、ウォルト・ディズニー・カンパニーは、パークの運営母体であるオリエンタルランドに、舞浜地区全体の開発を目指した「東京ディズニーワールド構想」(当時ディズニー社ではテーマパークとホテルなどの複合体を「リゾート」とは呼んでおらず、唯一複合体をなしていたのはフロリダのウォルト・ディズニー・ワールドだけであった。)を提案してきた。オリエンタルランド社内での検討の末、1988年4月15日に開かれた東京ディズニーランド開園5周年の記者会見の席上で、当時の高橋政知会長が「第2パーク構想」について発表。

その後、いくつものディズニー社側からの提案の日本側での検証やオリエンタルランド社内の意見の相違などをへて、「東京ディズニーランド」に次ぐ第2のテーマパークである「東京ディズニーシー」を始めとして、「イクスピアリ」、「ボン・ヴォヤージュ」など、現在の「東京ディズニーリゾート」を形作る施設の全体像が決まってきた。そんな中、ディズニー・アトラクション・ジャパン社のジム・コーラ社長(当時、現ディズニーレジェンド)とオリエンタルランドとの間で書簡のやり取りで書面の中に「東京ディズニーリゾート」という名称がはじめて出てきた。当初、オリエンタルランドは、舞浜地区全体を「舞浜リゾート」と呼び、そのエリアの中に、ディズニー関連施設とその他の施設が共存するイメージを持っており自社の敷地すべてに「ディズニー」のブランドをかぶせられる事に難色を示した。オリエンタルランドの独自施設をリゾートに含む全体計画についてはディズニー社に認められたものの、その名称で意見の相違が残った。

このリゾート全体に「ディズニー」の名称を使えるというアメリカ側の提案について、オリエンタルランド側は自社「リゾート」の名称に対してディズニー社による一方的な「命名」であると公式に不快感を示したが、最終的にはディズニー社側からの「東京ディズニーリゾート」使用の正式な提案を受け入れ、これがそのまま正式な名称となった。

構成

東京ディズニーリゾートは以下の施設から構成される。「ディズニーランド」と「ディズニーシー」の間の白く抜けている部分は管理施設。
ディズニー・テーマパーク
東京ディズニーランド
東京ディズニーシー

ディズニーホテル
ディズニーアンバサダーホテル
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
東京ディズニーランドホテル(2008年開業予定、下記参照)
ディズニーホテル共通の宿泊者特典については東京ディズニーリゾート・ディズニーホテルを参照のこと。


東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテル
サンルートプラザ東京
東京ベイホテル東急
ヒルトン東京ベイ
ホテルオークラ東京ベイ
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
東京ベイ舞浜ホテル(2007年3月開業予定、下記参照)
オフィシャルホテル共通の宿泊者特典については東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルを参照のこと。


ショッピング施設
イクスピアリ
ボン・ヴォヤージュ

リゾート内の交通機関
ディズニーリゾートライン
ディズニーリゾートクルーザー

総合サービスセンター
東京ディズニーリゾート・ウェルカムセンター

駐車場
東京ディズニーリゾートの駐車場を参照。

今後の予定

東京ディズニーランドホテル
2008年開業予定


現在の東京ディズニーランド・ゲストパーキングとなっている約89,000㎡の敷地に、9階建て700室のホテルを新設。3つめの「ディズニーホテル」となる。デザインコンセプトは東京ディズニーランド・ステーションや東京ディズニーランド・メインエントランスに合わせヴィクトリア朝様式とし、東京ディズニーランド・ステーションを挟んで東京ディズニーランドと向き合う位置に整備される。ホテル建設でなくなる駐車場は、現駐車場を一部立体化して対応する。駐車場改装関連費用も含め、総事業費は約440億円。現在建設中。

シルク・ドゥ・ソレイユ専用劇場(名称未定)
2008年開業予定


ディズニーアンバサダーホテル前に、北米地域以外で初めてのシルク・ドゥ・ソレイユ専用劇場が新設される。総事業費は約140億円で、客席数は約2000席強となる。所有・経営・運営は、オリエンタルランドのシアトリカル事業部(2006年3月1日発足の興行事業部門)が行う。現在建設中。

東京ベイ舞浜ホテル
2007年3月開業予定


サンルートプラザ東京と東急ホテル東京ベイの間の13,035㎡の敷地に、東京スター銀行などが融資している「株式会社東京ベイ舞浜ホテル」が約430室の客室の新ホテル「東京ベイ舞浜ホテル」の建設を進めている。6つ目の「東京ディズニーリゾートオフィシャルホテル」となる。

LEDによる葉物野菜の水耕栽培

2006年5月1日、オリエンタルランド社は、ランド・シー両パーク内のレストランで使う葉物野菜を、発光ダイオード(LED)による水耕栽培で自前供給することを決定した。100%子会社が千葉県袖ケ浦市に工場を作り、両パークに2007年春から出荷する。LEDを使った葉物野菜の栽培工場としては、国内最大級になる見通し。
LED栽培は、工場内に並べた棚の上で葉物野菜を水耕栽培し、日光の代わりにLEDの光を当てる。日光に比べ光合成が促進されるため、例えばレタスなら通常2カ月かかるところを約1カ月で収穫できるという。
子会社である舞浜ビジネスサービスの工場は、総工費約10億円で2月にすでに着工済。12月に稼働し、2007年4月の初出荷を予定している。生産量は年間350トンで、3年後の2010年には、両パーク内で消費する葉物野菜の大半をまかない、周辺ホテルへも供給する予定である。
栽培するのはレタスのほか、ホウレンソウ、ハーブ、水菜など。葉物野菜の価格は天候に左右されやすく、年間280トンを使う東京ディズニーリゾートの悩みの種であった。舞浜ビジネスサービスは「LED栽培という新技術で安定した供給が見込まれる」と話しており、これが工場建設の決め手となった。
1999年に設立された同社は積極的に障害者を雇用しており、現在、従業員の7割を占めている。LED工場でも新たに約20人を採用する方針で、障害者雇用の面でも先進的な試みとなる。

三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ
2007年6月開業予定


「パーム&ファウンテンテラスホテル」の近隣地である浦安東土地区画整理事業地内に、「株式会社三井不動産ホテルマネジメント(三井ガーデンホテルズ)」が550室のホテル「三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ」の建設を進めている。5つ目の「東京ディズニーリゾート・パートナーホテル」となる。

問い合わせ

東京ディズニーリゾートについての問い合わせは…
東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンター
総合案内 0570-00-8632 (9:00~19:00)
PHS・一部のIP電話からは 045-683-3777
音声情報サービス 0570-00-3932(24時間)
PHS・一部のIP電話からは 045-683-3211
開園時間・混雑状況およびチケット料金などの情報について、自動音声で案内
宿泊・ガイドツアー・レストラン(東京ディズニーランド・東京ディズニーシー・ディズニーホテル・イクスピアリ)の予約は…
東京ディズニーリゾート総合予約センター 045-683-3333
宿泊予約およびそれに伴うレストランなどの予約 9:00~21:00
レストランの予約および予約全般の問い合わせ 10:00~21:00
ディズニーホテル レストランインフォメーション 047-305-2666 (9:00~19:00)
旅行会社経由でディズニーホテルへの宿泊予約をした場合、またはディズニーホテルに宿泊しない場合は、ここでディズニーホテル内にあるレストランのプライオリティ・シーティングの受付を行っている。
交通情報は…
東京ディズニーリゾート交通情報テレホンサービス 0570-00-3388(24時間)
PHS・一部のIP電話からは 045-330-5305
当日の駐車場状況・周辺道路情報および当月と次月までの駐車場混雑予想日について、自動音声で案内
東京ディズニーリゾートへの意見は…
東京ディズニーリゾート・ゲストご相談室 047-310-0733 (9:00~18:00)
東京ディズニーリゾートの求人については…
東京ディズニーリゾート・キャスティングセンター 047-305-8500 (9:00~19:00)

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