今回予告
 ブレトランド小大陸の海を挟んだ南東岸に位置するウィンザリア男爵領は、現アントリア子爵ダン・ディオードの姪イリア・マーストンが治める軍事国家であり、数年前からアントリア騎士団の俊英バット・パイシーズを指揮官とするアントリアからの派遣軍が、援軍として駐屯している。ラピス出身のPC④もまた、一兵士としてそこに従軍していた。
 現在、コートウェルズに遠征中のダン・ディオードに代わってアントリアの政務を取り仕切る「子爵代行」のマーシャル・ジェミナイは、アントリア軍の立て直しのために、派遣軍に本国への帰還を命じているが、バットは「大工房同盟の一員として、今のウィンザリアを見捨てて帰還することは出来ない」と言って、その命令を無視して駐屯を続けている(この背景には、同世代のライバルであったマーシャルへの対抗心故の反発があるとも言われている)。
 そんな中、故郷ラピスが魔境化したという知らせを聞き、激しく動揺していたPC④の身体に、ブレトランドの方角から飛来した謎の「珠」が入り込み、その身に邪紋が刻まれることになる。その力によってPC④はウィンザリア派遣軍の中でも有数の実力者として台頭することになるが、内心では、故郷の人々の安否を心配する気持ちが、日に日に強まりつつあった。

グランクレスト・キャンペーン「ブレトランド八犬伝」最終回
「礼〜貫き通す筋〜」

混沌(カオス)を治め、聖印(クレスト)に至れ!

PC①(ルーク・ゼレン)
因縁:“傷顔の”アクシア(アーティスト? 37歳 女性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:恐怖
 アントリア近海に頻繁に出没する海賊団「鮮血のガーベラ」の頭目。幼少期に、ラピスの海岸に出現した魔物に襲われそうになったところを、彼女に助けられたことがある。
※彼女の詳細については 「ブレトランドの英霊」第4話 を参照。

PC②(マライア・グランデ)
因縁:セリーナ・グランデ(プロフェット 23歳 女性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:連帯感
 ウィンザリア派遣軍の指揮官バット・パイシーズの契約魔法師。キミにとっては姉弟子であり、ラピスを襲ったアンザの妹弟子に相当する。冷静沈着な性格で、契約相手への忠誠心が高い。

PC③(キヨ)
因縁:高峰沙織(地球人 18歳? 女性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:家族
 地球にいた頃のキヨにとっての「最後の持ち主」。パルテノで再会したアニー(杏仁豆腐)が言うには、彼女もまたこの世界に投影されているらしいが、詳細は不明。

PC④(ゲストPC枠)
推奨クラス:アーティスト(ライカンスロープ)
 キミは、ラピス出身のアントリア軍の一員だ。現在はウィンザリア派遣軍に従軍している。当初はただの一兵士にすぎず、指揮官であるバットの愛犬リン(サルーキ・♀)の世話をする程度の雑務を任されていただけの存在だったが、突如飛来した謎の「珠」の力によって邪紋使いに覚醒し、今ではバットの副官的地位にまで上り詰めている。だが、今は魔境化した故郷のラピスのことが気がかりでならない。
因縁:バット・パイシーズ(セイバー 16歳 男性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:尽力
 現在のキミの直属の上司。元来は孤児だったが、流浪時代のダン・ディオードに拾われ、その剣技の才能を見込まれて、彼の従属騎士となり、そのままアントリアに仕えることになった。直情型の熱血漢であり、同世代のマーシャル(ダン・ディオードの庶子にして、現子爵代行)とは仲が悪く、騎士団内の「武断派」の中には、バットこそがダン・ディオードの後継者であるべきと主張する声もある。

PC⑤〜⑪(ラスティ、フリック、ロディアス、エルバ、レピア、ティリィ、フィアールカ)
因縁:自分の邪紋 推奨感情 メイン:任意/サブ:恐怖
 この約一ヶ月の間に、自分の邪紋が急成長しているのを感じる。それと同時に、自分の邪紋の中に、何か「自分とは異なる意志」が眠っているような不気味な気配も感じ取っていた。果たして、この気配の正体は何者なのだろうか?

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最終更新:2015年09月20日 10:49