第0話「カナリアの歌」

「FHの研究所からとても危険なジャーム“カナリア”が逃げ出したという情報を得ました。
 皆さんには、これを発見次第、速やかに抹殺していただきたい」
N市支部を訪れたUGNエージェント諸田良純は告げた。
しかし、彼が見せたカナリアの写真は年端も行かぬ女の子であった。
聞き込みをするメンバーの耳に、八重樫若菜が家出少女を拾ったとの情報が入る。
八重樫邸を訪れたメンバーにカナリアはUGNの人に騙されてFHの実験体にされかけたことを告げる。
彼女が決定的な証拠を出した時、辺りはワーディングに包まれた。
「困りますよ、UGN・N市支部の皆さん。私は発見次第、速やかに抹殺するように言ったではないですか」



登場人物

(オリジナルNPC)
諸田良純
(ピュアブリード:モルフェウス)
UGNに入り込んだFHのスパイ。
FHの敵対セルの情報をUGNに渡し、UGNで目ぼしいターゲットを見つけては所属セルに連れて行き実験体にしていた。
今回、カナリアが持ち出した情報を基に、彼のセルはUGNによって潰されることになる。


(オリジナルNPC)
カナリア
中学生。
とある事件でレネゲイドに感染してしまうが、覚醒してしまうが、日が浅く、まだ自分の力をうまくコントロールできない。
事件に関わったUGNエージェントの勧めでUGNの教育機関に行くことにするが、途中諸田良純に連れ去られる。
半分暴走状態で、一人でFH研究所から情報を持って逃げ出したことから、後々優秀なエージェントになる素質があるだろう。
現在は、UGNの紹介で“学校”に行っているらしい。


(公式NPC)
“ディアボロス”春日恭二
「登場公式NPC一覧参照」
今回、諸田良純の不始末の尻拭いに姿を見せたが、彼も他人の失敗に最後まで付き合う気は無いらしく、早々に帰還する。


(公式NPC)
八重樫若菜
「登場公式NPC一覧参照」
今回は街で見つけた家出少女“カナリア”を悩み相談にのるつもりで家に連れて帰る。
彼女には、カナリアの親に扮したUGNエージェントから、問題ない説明があったようだ。
その後はカナリアと文通しているらしい。

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最終更新:2014年05月16日 04:57