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1300_スクラッチ体験プログラム

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ohden

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スクラッチ体験プログラム~Balloon HANABI~/コズミックITスクール 伊藤


日程


2018-09-23 13:00~14:30

主催


札幌市

協力・講師


コズミックITスクール
http://cosmic-school.com

概要


『Scratch 2.0 Offline Editor』を使って、ゲームを作る過程を一緒に行う。
ゲームの内容は、制限時間内に自キャラ(コウモリ)を上下左右に動かして浮き上がって来る風船に触れさせる。
風船に触れると花火のアクションが表示されて、得点が入る。というもの。

所感


参加者は、パソコンに触れたことのある児童(小学3~6年生)。
double click、右click知ってますか?のような確認も行われていた。
あるあるだが、スキルを偽って参加させる親も居るので、このようなワークショップでは正しい対応だと思われる。
実際、任意のキーの位置が分からなくて困る子や、泣き出す子など想定できそうな問題は起きた。
当該ワークショップでは1.5hの間で、自分で作ったという達成感を与えるために、プログラミング教室というよりも、Scrach教室という感じだった。
Scrachに慣れた児童に、Scratchを使って、どうプログラミングというものを教えて行くのか?この先のプログラミング言語へ繋いで行くのか?をとても興味深く思った。

Scratch2.0について

Scratch2は、flash baseで作成されたアプリケーション。FlashPlayerもしくは、Airが必要となる。
FlashPlayerが、一番ハードルを高くしている気がするが...
基本的にメッセージドリブンのみであり、関数という概念は無さそう。
メッセージはブロードキャストされるので、複数スレッドで受けさせるようなことや、forkのようなこともできる模様。
逆に言うと、そのようなルールに則って作らなければならず、既存のプログラミング言語などを知っていると、戸惑いそうなScratchの独自ルールに慣れる必要がある。
独自ルールもそうだが、独特の表現慣れる必要がある要素。
コメントも書けなさそうなのが、地味に困りそうとも思った。
特定の事に特化した作りになっており、汎用性は低そう。プラグインや独自拡張が可能なのかは不明。
特定の事を容易に利用できるようになっているので、何がどこまでやられていて、何をどこまでやらなければならないのか分かり難い。
その為、まずはScratchに慣れることが最優先事項。
また、児童のプログラミング教育を謳っているが、難しい漢字が多々使われており、インターフェイス自体がハードルにもなっている。
児童対応を謳うのであれば、全てひらがな、カタカナで構成しても良いように思った。対象年齢が8~16歳と広いのも一因に思う。

その他


同時に行われた『ロボット開発体験プログラム』は、LEGOのWedoを用いたものだった。
https://education.lego.com/ja-jp/product/wedo-2





更新日: 2018年09月27日 (木) 14時01分51秒

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