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18村 【機鋼の宴】─精霊演戯・第三演─

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18村 【機鋼の宴】─精霊演戯・第三演─ ─Metallic Party-


ランプ屋 イレーネ(占い師)

「君の「声」を。――”聴いて”も、良いか。」

■名前:Irene=Unendlich (イレーネ=ウンエントゥリヒ)
■種族/属性:竜族/精神
■年齢:肉体年齢1800歳

一つの身体の内に無数の意識体を抱える、竜族の中でも稀な体質を持つ精神の竜。
意識体の殆どが残滓の様な形で体内に発生し、また消滅する中で
極稀に力を持った精神が、魂として新たに身体の中に宿る事も有る。
それら複数の魂は、時折別人格として入れ替わったりする模様。

人間の姿をとる際は、その時に主格となっている魂の力に比例して外見も各々変化する。
全ての魂が記憶を共有しているが、若い魂は記憶を全て「知識」としてしか持ち合せていない。

それら若い魂の見聞を広めたり経験の為、と言う名目上の元
400年前からドラゴンズ・ランドを離れ、あらゆる所を彷徨っている。
その意味も含めてか、魂年齢の若い精神が専ら主格として表に出る事が多い。

一緒に連れ歩く鴉がいるが、姿は常に鴉とは限らず黒猫やら黒犬やらの姿をとる事も。
人語を解し、その正体は遠い昔にイレーネと約を果し従う妖精のアルプの一匹。
本当の名はネスティオルだが、名の力を縛るために現在本名を知るのはエテルノのみ。
知らないノイとメーアは、アルプの頭をとってアルと呼んでいる。

現在、魂としての力を持ち人格を形成しているのは3人。
頻繁に主格を占めるのは、最も若い少年の人格”Neu”(ノイ)。独語で『新たな』の意。
外見年齢13歳、魂年齢180年前後。身長152cm。髪を肩口まで伸ばしている。
パッと見は普通の少年。魂の声を直接聞き取る等の精神への感受性が高い。
しかしまだ力が未熟な為か声を取捨選択出来ず、声によって悩まされている部分もある。

ノイの直接上が少女人格”Meer”(メーア)。独語で『海・海洋』の意。
外見年齢17歳、魂年齢400年前後。身長凡そ155cm。ノイより髪の毛は若干長め。
痛みを和らげる、眠りを誘う等、他の精神(魂)に直接の干渉を得意とする。
しかしノイと違い、魂の声は殆ど聞き取る事が出来ない。

”Eternidad”(エテルノ)。西班語で『永遠』の意。無性。
外見年齢28歳、魂年齢1100年前後。身長175前後。髪の長さは床に擦れるまで届く。
共につれている妖精(通称アル)との約を交わし、また本名を唯一知っている人物。
現在形成している3つの魂の中で、最も力を持ち合わせている。そして唯一の戦闘要員。
何でも笑って流す、恐ろしく超人な方。ただし料理だけは全部黒くする味オンチ。

外見は総じて灰銀髪碧眼。
マフラーと髪に隠れて見難くなっているが、左頬の顎の線に近い部分に白の大きめな絆創膏が貼られており、その下には皇竜の刻印が隠されている。余程の事が無い限り剥がされる事は無い。
右手首には、異国の文字の彫刻とサファイアが填め込まれた銀のバンクル。
このサファイアにはネスティオルが宿る事が可能で、それによって銀へ干渉、変形させて
戦闘隊形を取ることが出来る模様。付属効果で睡眠なども起こすことが出来る。





たすくさん企画の精霊演戯シリーズ・第三演。
一演・二演とロムらせて頂いていたのを、最終章という事でお邪魔させていただきました。

キャラ設定や、縁故などの綿密な事前打ち合わせが必要な為、キャラクター事前予約制。
しかも同時進行予約の属性や種族も、あらゆる種類があるのでどれも魅力的。
キャラクターをイレーネ、もし無理ならばエルザを使いたいと希望していたら
イレーネ続投を保留していたmu_muさんが、譲ってくださいました。本当に感謝しきり。

影輝属性の魔やら、氷破属性の竜やら「あーどうしよーきまんねー」と
過去ログや設定掲示板を読みながらうだうだと悩んでおったのですが、
精神の領域が『混沌』という所にふと多重人格など如何だろう、と単純な想像から始まり、
折り合いの末、最終的には精神属性の竜族に落ち着くことに。
そこから、魂年齢と肉体年齢が違っても良いんだ!という事を知ってから、
弄り倒した挙句、こんな謎めいた特殊な竜が出来上がりました。多重人格どころじゃねぇ。

ちなみに、前もって動かすのは最大3人と明言していて、実際にその心算しか無かったのですが。
気付けば初代イレーネたちNada(ナーダ/西班語で「無」)Zwei(ツヴァイ/独語で「2」)と
エテルノの次に発生して消えたSagesse(サージュ/仏語で賢者)の設定まで
村が始まる頃には組み上がってました。ちょっと設定煮詰め過ぎだと思うんです俺。

でもそのお陰で、ノイたち3人の性格が確定したところもあったので
案外無駄ではなかったかな、と言う感じ。何だかんだで考えるの楽しかったしね!

3人の中でメインに動かすノイだけ、ト書きを変えるという事に挑戦してみたのですが、
一人称でノイ視点のト書き……もう、ありえない。難しすぎました。
ノイの語彙力が少ない上難しい漢字が使えない。お陰で描写に手間が掛かって物凄く長文に!
メーア・エテルノが出てきてくれたときは、どれ程楽だと思ったか…!大変でした。
子どもらしさが出てて良かった、と言われましたが、きっと絡んでくれた人は実際、随分と解りにくかったと思います。ゴメンネ…!

ちなみに、あくまで器と命に与えられた名前は「イレーネ」なので、全員イレーネです。
イレーネ本人達が、便宜上の記号としてつけているのが”ノイ”等の言葉なので
ちゃんと自己紹介の発言をみると、その様な認識で発言しているのが見れるはずです。多分。


村では占い師希望の占い師。
事前に希望アンケートみたいなのはあったのですが、譲り合い等ではなく
倍率を確認するためだけのモノだったので、実際に取れるかは不明だったのでした。
……競争勝率が低い俺が無事に役職を取れたのは、ある意味奇跡だと思います。

幻魔と呪狼が含まれるレギュだったので、初回占いは推奨先だったダミー占い。
2日目から本格的な占いを始めたわけですが。
難しい。   とても難しいorz

村の特性上PCに人外が殆どなので、能力者なのか村人なのかさっぱり判らないという…!
人数も多いので序盤は出来る限り村側を当てたいな、とぼんやり考えて
赤側COしているアーベルとリディを除き。その他諸々も除外して、最終的にはヘルガ、ミリィ、ユーディットのに絞ってゴロゴロと悩みながら48時間。ヘルガさんの発言数的に生存が微妙だったことと、更新前後に同じく寡黙寄りのミリィが占い師っぽいフラグを立てながら近くにいた事から、
PC視点PL視点合致して、ミリィへ占をセットしたのですが。

          ミリィ人狼。           &⌒*

…こう、もうちょっとさぁ…。人狼だったら喋って良いと思うわけですよ。
まさか寡黙吊りのラインに、未COの狼が居ると思わなかったんですよ。

いやーどうしような!と、ぼんやり考えたまま、PL視点でちまちまとCOした後
お昼頃にアポを取ってきたナターリエへ情報を流し流し、地味に動いてみる事に。
そしたら疾風のハインリヒが話を聞きつけ、結果的に何と村人の占騙りを開始。
縁故先のミリィへ怒涛の尋問開始。凄いです先生!と思いました。 ……動け真占!!(殴)

また、昼に情報を流したナターリエが実は共鳴、オトフリートにまで情報が流れており、
そのナターリエまで占騙りをした事で、真はPC視点で潜伏したまま話が動くという
一粒で三度美味しい、何ともラッキーな動きになりました。(おまえ
占い師としては動いてませんが、仕事はした…みたいな…。 大分ダメダメ。

そのまま庇われて終盤近くまで潜伏を果した後、エテルノ召喚。
個人的目標だった逆呪殺にてLWを覚醒させつつ、最終日前日で墓下へ行きました。


後日談としては、懐いたアーベルの旅にノイが引っ付いていく、そんな形。
きっと時折アーベルを引っ張って、新アーベル…もといセトの居る雷撃界に遊びに行ったり
そんな感じで暫く過ごすのだと思います。 なんだかほのぼのな感じで楽しかった。

あ、ちなみにノイがアーベルに懐いたのは、村の途中でもらったリンゴと、機鋼の特異性。
声が聞こえる事で人から避けられていた分、好意で物を貰うという経験がなかったり。
機鋼という三対で声が聞こえない事と、その経験から随分と懐いたようでした。

まぁとりあえず、俺は占い師の動き方をもうちょっと学ばなきゃならないようですorz
……がんばるるるる。





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