とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 3-579

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匿名ユーザー

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「か、カミやん、せっかくいいこと教えたのに・・・・・ひどいねん」
青髪ピアスはその場で真っ白になって気を失った。ピクリといわないその様子はまるで、屍のようだ。
「はあ・・・・」
上条は、ため息をつきながら青髪ピアスの言ったことを考えた。
(この時期に転校生・・・・?珍しいな。今世間ではローマ正教との戦争が問題になってんのに・・・)
そう思ってると、どこからか冷たい視線を感じた。一体どこから発しているのか辺りを見回すと、
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
吹寄制理が上条当麻を睨みつけてた。
「・・・・吹寄サン、何故私上条サンをスゴイ目で睨んでいらっしゃるのですか?」
「別に・・・、何か考えてたみたいだけど、どうせ貴様、転校生攻略ルートのこととか考えてたんじゃないの?」
「いやいやっ!!なんでそうなるのっ!!俺そんなの考えてないから!!」
吹寄は、「フンッ、どうだか」といいながら顔を背けた。
ガララ、教室の扉が開き、そこから身長135cm、見た目小学生の月詠小萌が出席簿を抱えながらよちよちと現れた。
一応先生である。
「は〜い、みんな席に着くのですよ〜。今日は新しいお友達を紹介するのですから早く席に着くのです〜」
さっきまでざわついてたクラスがいっせいに静まり返った。
「じゃあ、入ってきていいですよー」
その言葉に反応すかのように、教室の扉が再び開いた。
そこから現れたのは、肩までかかってる茶色いをふわりと揺らし、透きとうった白い肌が光に照らされていた。
上条は目を疑った、『あいつ』がここにいるはずがない、よく考えればそんなこと絶対ありえない。
だって、『あいつ』は、超能力者《レベル5》の超電磁砲《レールガン》の『御坂美琴』がこんなとこにいるはずがない。
というと、考えられるのはただ一つ、あいつは・・・・
「さあ転校生ちゃん、みんなに自己紹介を」
そう、あいつは・・・
「わたしの名前は御坂美月といいます、とミサカは皆さんに自己紹介をします」
御坂妹だった。

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