栄誉の殿堂(Hall of Fame)に名を残すほどの英雄が得られる、特殊なボーナスの一覧です。

共通する仕様

  • 多くの経験を持つ、あるいは多くの敵を殺すことでHall of Fameに記載され易くなります
  • 全てのボーナスは、Hall of Fameに名前が載っている間は徐々に強化されます。ボーナスが強くなるにつれて成長は鈍化します
  • 一部のボーナスはペナルティもありますが、ボーナスが成長してもペナルティまで増大することはありません
  • 複数のボーナスを持つ能力は、そうでないものに比べて個々の恩恵は少なめになります
  • たとえHall of Fameから名前が消えたとしても、ボーナスが弱体化・消滅することはありません
  • 一部の指揮官はボーナスを得られません。神の他、ユニーク指揮官(ゲーム中に同時に1体しか存在できないもの)も不可能です
  • 一部のボーナスは付加に条件があるとされます。現状では正確な検証は為されていません


一般的な能力

大半の指揮官はこれらの能力のいずれかを獲得します。特定の能力を単純に強化するものが中心です。

Heroic Strength

英雄的な腕力。腕力が増加します。

純粋な近接攻撃の威力向上です。腕力に依存する攻撃を行う限りは常に恩恵があります。
低威力ながら防御無視の武器なども扱いやすくなるでしょう。手数を重視してみるのも悪くありません。

Heroic Battle Prowess

英雄的な戦闘技能。攻撃スキルが増加します。

近接攻撃の命中率が大きく向上します。威力自体は変わりませんが、確実にダメージを稼げるようになるでしょう。
攻撃スキル補正があまり良くない武器を扱うにも役立ちます。そもそも武器として適さないものはともかく、威力はあるが当たり難い武器などに有効です。

Lightning Reflexes

電撃的な反射神経。防御スキルが増加します。

近接攻撃の回避率に貢献してくれます。ただし回避判定は1ターン中に連続攻撃を受けるとどんどん不利になるため、相当なボーナスを得ない限りは囲まれても安心とは言えません。
その他の回避手段と組み合わせれば平時でも役立ちますが、どちらかと言えば、一騎討ちが基本となる暗殺のような状況でこそ真価を発揮するボーナスと言えるかもしれません。

Iron Will

鋼の意志。魔法抵抗力が増加します。

とくに高HPの指揮官に付くと嬉しい能力です。数ある抵抗可能な魔法への抵抗力が高まり、そう簡単にはかからなくなるでしょう。
もちろん、抵抗できない魔法には何の意味もありませんから、あらゆる魔法に強くなるわけではありませんが、装備で魔法抵抗を強化する必要が薄れる分、他への対応もしやすくなるはずです。

Valor

武勇。士気と指揮上限が増加し、さらに鼓舞(Standard)能力を獲得します。

誰に付加されてもそれなりに役立つであろう能力です。一般兵と共に戦場に出る限りは何らかの形で活かせるでしょう。
Standardを活かすにはある程度前に出る必要がありますが、単に連れていける兵が増えるだけでも恩恵はあります。無理のない範囲で活用すれば十分でしょう。

Tough Skin

丈夫な皮膚。基本防御力が増加します。

防御力で軽減できる攻撃であればどれに対しても有益です。とくに前線に立つ指揮官にとって有効ですが、魔術師などにとっても事故死の確率を下げてくれます。
防御無視の攻撃やあまりにも破壊力の高い攻撃は脅威になるので油断は禁物ですが、ほとんどの攻撃には効果があるので、何の恩恵も得られないという状況は滅多にないでしょう。

Heroic Toughness

英雄的な粘り強さ。HPが増加します。

補強する手段がほとんど存在しないHP最大値が上がる貴重な能力です。即死攻撃を除いたあらゆる攻撃に対して一定の耐性を得られます。
再生能力(Regenerates)の恩恵も大きくなるので、付加できるのであれば優先したいところです。いくらHPが上がってもAfflictionは怖いので、その対策としても有益です。

Heroic Quickness

英雄的な機敏さ。行動ポイントが増加します。

移動速度を高め、また連続行動をも可能にしてくれる優秀な能力です。他の加速系効果とも併用可能で、3回以上の連続行動もできるようになります。
連続行動をフルに活かすと疲労が激しいため、その対策はしておく必要がありますが、それさえ満たせば非常に有益です。魔術師には全く活かせませんが、少なくとも逃げ足は早くなります。

Heroic Precision

英雄的な正確さ。射撃精度が増加します。

必中ではない攻撃魔法を頻繁に使う魔術師に付加されると嬉しい能力です。撃っても撃っても当たらない攻撃魔法に苛立つことはよくありますが、それをある程度は軽減してくれます。
接近戦では無意味ですから、活かすには飛び道具を利用するか、魔法を使用する必要があります。適当な手段が無い場合、弓か攻撃魔法を撃てるようになる武器を装備すると良いでしょう。

Heroic Endurance

英雄的な持久力。疲労回復(Reinvigoration)能力を獲得します。

接近戦でも魔法の使用でも疲労は溜まるので、誰に付加されても役立つ能力です。例外は飛び道具を撃つだけの指揮官ぐらいでしょう。
連続行動をする戦闘型指揮官や、疲労の激しい魔法を乱射する魔術師にはとりわけ有益です。他の疲労回復手段も併用すれば、そうそう息切れすることはないでしょう。

Unequaled Obesity

無比の肥満。疲労しやすくなりますが、代わりにHPと腕力が増加します。

疲労が早くなるのは痛いものの、なかなかに有益なボーナスです。魔術師よりは前線に出る指揮官に付加されると嬉しい能力と言えるでしょう。
相当な疲労対策がない限りは加速との相性は悪くなりますが、それを除けば攻撃力と耐久力が共に高まり、優秀な戦士となれます。人間であっても巨人のような力強さを得られるでしょう。

Heroic Agility

英雄的な敏捷さ。攻撃・防御スキルが共に増加し、二刀流ペナルティ軽減能力(Ambidextrous)を獲得します。

二刀流がやりやすくなる珍しい能力です。接近戦に関わるスキルも上がるので、二刀流をする気がなくてもある程度の恩恵はあります。
安全性の面などからあまり好まれない二刀流ですが、とくに大型の相手に対しては優秀な火力を発揮できます。一騎討ちの場面でも大きな恩恵を得られるでしょう。


珍しい能力

滅多に出現しない能力です。珍しい=強力と言うわけではありませんが、やや特殊なものが揃います。

Awesome Presence

素晴らしい影響力。指揮上限が増加し、畏敬(Awe)能力を獲得します。

誰に付加されてもありがたい、強力なボーナスです。とくに前線に出る指揮官にはAweが強烈で、ボーナスがある程度強化されるまで生き残ればさらに凶悪化します。
油断していると飛び道具で潰されたり、Aweが通用しない相手に逆襲される可能性はありますが、前線に出易くなるのは確実でしょう。連れられる兵も増えるので、前に出る気がなくとも意味はあります。

Battle Bellow

戦闘の叫び。恐怖(Fear)能力を獲得します。

主に弱い兵の大群に対して高い効果を発揮する能力です。ある程度の殲滅力を持っていれば、敵の撤退を誘発できます。
戦闘能力そのものにはボーナスがありませんが、前線に立つ限りは一定の恩恵が見込めます。他の恐怖攻撃と連携させるのも手でしょう。

Undead General

生ける死者の将。アンデッド指揮上限が増加します。

シンプルな能力で、単に指揮上限が上がるのみです。アンデッドやデーモンを多用している場面で出てくれると助かりますが、当人の能力には恩恵はありません。
対象となる兵を使っていない場合はただあるだけの能力になってしまいますが、少なくともペナルティになることもないので、珍しいものが見れたという程度で流しておきましょう。

Adept Researcher

熟練の研究者。研究能力が増加します。

珍しく戦闘以外で恩恵を得られる能力です。有益ではありますが、常に先頭に出ているような魔術師には研究をしている暇がないことが多く、宝の持ち腐れです。
よほど研究力に飢えている場合でもなければ、付加されたからといって即座に後方に下げる必要はないでしょう。ある程度ボーナスが大きくなってから活用を始めても十分です。

Third Eye

第三の目。射撃精度と魔法抵抗力が増加し、目が1つ増えたものと扱われます。

遠隔攻撃の精度が上がり、抵抗可能な魔法への耐性も身に付きます。両方が最大限に活かされる場面は限定的でしょうが、魔術師に付加されてくれれば少なくとも射撃精度は活かせるでしょう。
前線に立つ指揮官にとっては、魔法抵抗が上がることで抵抗可能な攻撃に耐性が付くだけの能力に近いですが、それでもある程度は有効です。

Heroic Stupidity

英雄的な愚鈍さ。指揮上限と魔法スキルが低下しますが、代わりに攻撃スキルと魔法抵抗力が増加します。

指揮上限が下がり、魔法スキルも全て半減する代わりに攻撃の命中率と抵抗可能な攻撃への耐性が身に付きます。前線に立つ指揮官には有益な能力です。
魔法を使わない指揮官ならペナルティは無きに等しく、接近戦をしている限りは確実に恩恵があります。名前の響きはよろしくありませんが、なかなか優秀なボーナスと言えます。

Legendary Cruelty

伝説的な残酷さ。恐怖(Fear)能力を獲得し、攻撃時に敵にAfflictionを与える確率が増加します。

弱い兵の威圧に加え、とくに大物に対して有効なAffliction付加率増加を得られます。相乗効果は薄い組み合わせですが、誰が相手でも役立つとも言えます。
Fearを活かすには前線に立つべきですが、Affliction付加率増加は遠隔攻撃でも機能するので、攻撃魔法を乱射する魔術師でも一定の恩恵が見込めます。弓などを持って大型の敵を狙うのも悪くありません。


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最終更新:2012年08月26日 12:14