angler 飯島 鍵田 小谷野 中出 石川 日和佐 柳
writer 日和佐

はい、というわけで自分は宿泊組として書かせて頂きたいと思います。とはいっても面倒なので飯とか宿とかの話題は省いて釣りだけについて書かせてもらいます。

1日目朝
新島についたばかりですがさっそくヒラメを狙って間々下海岸へ。このとき雨がそこそこ降っていましたがそんなことは物ともせず我々は海へ向けてルアーをキャストし続けます。おそらく3~4時間ほど粘っていたんじゃないでしょうか。しかし私はヒットなし。後ほど中出さんに聞いてみると1ヒットあったそう。流石中出師匠。その日は午後もずっと雨が降っていたので夜釣りも断念、おとなしく宿で就寝しました。

2日目朝
あまり詳しく覚えてませんが、確か朝まづめは羽伏港のほうへ行きました。なぜあまり詳しく覚えてないかというと特に誰も釣れなかったからですね…その雰囲気を感じ取った自分は早々に釣りを切り上げ、車へ飛び込み鍵田さんの横で居眠りをしていました。

2日目夜
若郷へ夜釣りをしに行きました。エサは島のスーパーで買ったサバを塩でもんだもの。さっそく投げてみます。しばらくするとアタリが!あげてみるとネンブツダイでした。あっ(察し)さらに放置していた竿を引き上げると15cmくらいのクサフグ。あっ(察し) (そんなこんなしているうちに1月31日の23時になったので某ソシャゲの月末ガチャのラインナップを確認。おいおいアニメ化で新規層取り込んでるのにこの面子かよないわー) さらにその後、放置していた竿を確認してみるとなかなか重いのがついています。引きもいい。ばらさないように慎重に引き上げてみるとカサゴでした。大きさは25cm位だと思います。新島初の釣果らしい釣果です。


3日目朝
朝ぐっすり眠っていると1人で朝まずめに行っていたらしい中出さんが宿に帰ってきた音で目覚めます。どうやら釣れたらしい。見せてもらうとこれはでかい。52cmもあるそうです。


また、シークレットへ行っていたキャンプ組の3人からもLINEで写真が届いてみます。見てみるとこれはでかい。後で聞いてみるときちんと大きさは測っていないが70cmほどあったんじゃないかということです。


これは期待できそうだということで宿組4人も支度をしてすぐさまシークレットへ向かいます。しかしこの場所への行き方がまた複雑でさすがシークレットというだけあります。車で山を登りながら迷いながら山を下りながら(上った時と同じ道です笑)ようやく辿り着くころには10時過ぎになっていたと思います。なるほどここは湾状になっていてベイトがたまりやすそうなのでヒラメも期待できる。(先輩談)朝まずめは完全に終わっていますが、ひたすらにルアーをキャストし続けます。しかし成果はなし。諦めて宿へ帰宅。

3日目夜
キャンプ組と合流して羽伏で夕まづめ~夜釣りへ。自分は中出さんのアドバイスでジグヘッドに身エサを付けたブラクリもどきを作り、カサゴを狙います。羽伏の内湾のほうでやっていたので大きさは出ませんでしたが計10尾くらいカサゴを釣ったと思います。また、アジの群れが入ってきていたので先輩方はアジングをしています。あれもなかなか楽しそうでした。その後夕食にありつくため、自分だけキャンプ組についていきます。しかし、この時の夕食が例の事件があった時でしてカレーがなくなっていました(ノ)’瓜`(ヾ)(詳しくはhttp://www21.atwiki.jp/chogyokai10/pages/324.html参照)。それでも少ない食材でラーメンや刺身をいただきました。ごちそうさまです。そんなこんなで宿に戻り就寝。

4日目朝
4時30分頃起きてキャンプ組と合流し、3日目朝にヒラメが釣れたシークレットへ向かいます。7人が並んで海に向かってキャストしている絵はなかなかいいものでした。そのうち遠くで釣りをしていた中出さんが何かを釣り上げたようです。見に行ってみるとこれはすごい。82cmのヒラスズキだそうです。


これに続けといわんばかりにキャスト。ちょっと休憩してパンをむさぼりながら眺める砂浜も最高です!休憩はこのくらいにして釣り再開。しばらく粘っているとなにやら自分に引きっぽいものがあります。しかし弱いので当初は引き波か!?なんて考えていましたが、やはり魚のようです。緊張しながらあげてみると、なんと念願のヒラメです。後でサイズを測ってみると39.5cmでした。ぎりぎりヒラメと呼んでいいでしょう、いえ呼ばせてください

正直自分が釣れるとは全く思っていませんでした。結果的にこの朝釣れたのは中出さんのヒラスズキと自分のヒラメだけでした。この大人数の中から自分のルアーに食いついてきてくれたヒラメに感謝です。

4日目夜
2日目夜と同様に身エサを用意して若郷へ向かいます。この日は竿を2本だしブラクリもどきをダブルでセットして挑みます。流石に竿を2本出してるだけあってコンスタントにつれます。基本的にカサゴですが、その中にドンコも混じっていました。さらに、探っていると下にグッとゆっくり引っ張られるようなあたりがあります。あまり魚っぽくないと思いつつフッキングを試みますが乗らない…もう1度同じ場所に落とすと再び同じアタリがあります。これ掛かるまで食ってんじゃね?と思った私は慌てず何度もフッキングに挑戦しているとようやく掛かりました。その後底へビンビンといった周期的な引きがあります。なんとかあげてみるとなんとイセエビではありませんか!

高級!やはりアタリも引きも魚とは違いましたね。しかし、これを持って帰ってしまうと密漁になってしまうので残念ながらリリースしました。スレてきたのでその後羽伏へ行きましたが、強風と寒さで釣りどころではありませんでした。仕方ないので宿に戻り就寝。

5日目朝
最後の朝マヅメは1日目と同じ間々下海岸です。9時にチェックアウトをしなければいけなかったので短期決戦です。サーフでやるときはランガンが基本らしいのでとにかくいろいろな場所を探ってみましたが、何の成果も得られませんでしたぁぁ!!

こうして我々の2015年冬の新島合宿は幕を閉じました。今回ルアー釣りに関して改めて感じたことは、実力がない人はとにかくキャストし続けることでしょうか。上手い方は絶好のポイントを見つけてここだというタイミングでしっかりと釣り上げるんでしょうが、私には経験もなければ実力もない。その分試行回数を上げないと釣れるものも釣れないのかなーということです。

今回合宿に参加した皆さん4泊6日という長丁場お疲れ様でした。また夏の新島も行きましょう!


writer 中出

日和佐、更新有難う~

参考までに釣行の総括をしたいと思います。

今回は4泊6日という釣魚会にとっては長め?な合宿となりました。
前回の新島春合宿の反省を活かした形となります。

そんなの知らないよ-という方は↓をクリック!
(http://www21.atwiki.jp/chogyokai10/pages/260.html)

この時期の新島では、天候の不安定さゆえ、サーフでの釣りそのものが成立しないことすらあります。

今回も新島到着初日から、天候は雨。しかも土砂降りです。。。
関東圏に積雪をもたらすほどの発達した低気圧の影響を受け、新島の天気も不安定でした。
特に北東からの風が強く、羽伏浦サーフでは釣りが成り立たない状況。。。うねり、底荒れにより釣りすら成立しません。。。

1日目は逃げ場として間々下サーフで釣りをしました。
ここはヒラメ、マダイ等の実績がある海岸です。

ベイトは全く確認できませんでしたが、とりあえずサーフをランガンし、気になるところで粘ると。。。

周囲より軽くえぐれているところ。沖のブレイクラインと潮のヨレが重なるところにルアーをキャストすると、カツン!と一発バイトが!
まさか当たるとは思わず、適当なファイトをしたら外れてしまいました。。。。波打ち際で確認したところ、ソゲサイズのヒラメでした。。。

カラー、ルアーを変更して粘りますが、それ以降は鳴かず飛ばずに。。

2日目
今度は吹き返しの風?により、西風がとても強かったです。
昨日の間々下サーフでは釣りが成立しません。。。


羽伏浦サーフの回復も遅く、2日目にしてサーフでの釣りそのものが出来ない状況に(笑)

ならば磯でしょう!とのことで飯島君と一緒に磯歩きです!

ただ、新島の磯はかなり危険でした。。。気軽な入釣は、正直おススメできません。。。
岩のサイズも大きく、また、水面まで6メートル以上離れている場所もざらにあります。。
釣れてもランディングはどうするの?って感じです。


結局ノーバイトでしたが、潮通しもよく可能性を感じる磯でした。

3日目


折角の新島だからとのことで体に鞭を打っての朝まず目釣行です。

サーフでは釣りが成立しないので、堤防からの釣りに。

バイブレーションのストップ&ゴーでどうにか1枚。
やはりバイブレーションのアピール力は高く、サーチベイトとしては最適だなと思いました。。

しかし、ここでアクシデントが。。。

ヒラメをタモの中に入れた途端、タモの柄ジョイント部分が金属疲労で破損。。
ルアーのフックにタモアミも掛かり、かなりカオスな状況になりました。

水面までは3㍍ほど。。

仕方ないので、そのまま抜きあげました(笑)


8番フックでしたが、抜きあげれたこと驚きです。。

これで新島でのタモ破壊は2度目です。。。
人生で2度目ですが、全て新島で起きています。。。
タモ運が無いみたいです(笑)

4日目
テント組の好釣果に胸を膨らませながらポイントへ。
朝まず目に大潮の満潮が絡む時間帯。そこから下げの潮が効いていきます。
遠くからでも分かるくらいに離岸流が発生しているところ。そこで粘ります。
離岸流の端にルアーをキャスト。ルアーがブレイクラインの上を通過する直前、ゴゴっていうバイトが。
1.5キロ設定のドラグが出るので、「良型のヒラメかな? 水の抵抗スゲー」なんて思っていると、波打ち際でバシャバシャバシャ。。。。。

明らかにエラ洗いしているので、竿を立てないファイトでラインテンションが緩まないようにして、どうにかランディングです。

最初はこれ何の魚? コイ?って思うほど、胴回りの太いヒラスズキでした!!
82センチのメスで抱卵しているコンディション抜群な個体でした!
(今度はフィッシュグリップ買っていきます。。。。)

結局この1匹で終了です。
4日間、休みなく竿を振り続けて3バイト2キャッチでした。
浜で竿を振り続けたのはまるで修行のようでした。。
今度はアオリイカメインで行きたいです!

Tackle
morethan 11MX wind storm
certate 3012h
PE1.2G+30lb LEADER

Hitlures
サスケ裂波 ロウディ130F ビッグバッカーHW 


遅れましたが、ここからが総括です。


この時期の新島のサーフでの釣りはとても運の要素に左右されがちな釣りだと思います。
僕らのような遠征組にとって、風向き、ベイトの接岸に合わせた釣行を組み立てるのは困難なことです。
サーフがダメな時の釣り方。この引き出しが多ければ多いほど良い釣りが出来るのではないかと思いました。
幸い新島には必ず風裏となる場所があります。それをもっと活かせればよかったかなと思います。

どれだけ効率的にポイントを打てるかも大事だなと思いました。
今回は浜に目に見えるベイトの接岸はありませんでした。
ヒラメ2匹、ヒラスズキ。合計3匹の胃の中身は空でした。
ベイトにリンクした個体でなく、居つきのような個体だったのかなと思います。
もし居つきだとするならば、なるべくよい環境に居つくハズです。
一見変化のないような砂浜ですが、よく見ると様々な変化があります。
ただ漠然とルアーをキャストするのではなく、どれだけ意味を持って投げれるかが重要だなと思いました。

また、ルアーのフックについて。
フックが波打ち際でもまれるため、すぐに張り先がナマクラ状態になります。
変え針はもちろん、フックシャープナーも有効でした。
また、掛かれば大物が期待できる新島。
ヒラメなら問題ないと思いますが、外道でマダイ、ヒラスズキも釣れるという夢の島です。


これはヒラスズキを釣り上げた後のST-46#4フックです。
ドラグを1.5キロかけたファイトで完全に開いちゃいました。(甘いアワセで貫通しておらず開いた可能性もありますがご了承を)
新島ではなるべく強めのフック選択が重要かなと思います。

最後に料理について
ヒラスズキ、ヒラメ共に大変美味でした。
変な臭みなどもなく、淡泊な魚であるにも関わらず飽きずに食べることが出来ました。
特にヒラスズキの皮には脂が乗っており、大変美味しかったです。

特にヒラスズキ、ヒラメのアラを使ったブイヤベースは絶品でした!


あら汁に飽きたなら試してみる価値アリです!
最終更新:2015年02月15日 03:00