けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

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匿名ユーザー

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<律視点>
うー、明日、学校あるけど。
その・・したい。

「みーおー」
「なんだ」
「しよ」
「なにするの、勉強?ゲーム?」

遠まわしに言ったら、これだよ。
わかれっつーの、この鈍感。
普通言わすか?

「だ、だから・・えっと、その」

流石に直球では、言い辛い。
言いあぐねていると、澪が急に笑い出す。

「ふふっ、ご、ごめん、律」
「な、なんだよ!」
「律が、あんまりに、かわいいんだもん」
「んなっ・・お前っ!」

気づいてた癖にわざと言わせようとするとか、タチ悪いぞ!
なんか、最近澪に優位に立たれがち。
でも、それが嫌じゃない。
それどころか、嬉しいと思ってるんだから、駄目だな私。

「気づくよ、そりゃ。だって。」

澪は一度言葉を切り、私の耳元に唇を寄せる。

「物欲しそうな顔、してたぞ?」

艶っぽい声で、ささやかれ、甘噛みされる。
頭の奥がぴりぴりして、反論なんて、できっこない。

「みお」
「なぁに?」
「・・ダメ?」
「どうしよっかな」

相変わらず耳元で話すものだから、余計に我慢できない。
それなのに、澪は相変わらずな様子で。
だから、こっちだってやられっぱなしじゃ、ないんだぞ。
そういう意味を込めて、澪の首にかみついてやった。

「そういうこと、するんだ」

・・・どうやら、怒らせてしまったらしい。
慌てて離れたら、澪と目が合った。
でも、澪の目は怒ったようなものじゃなくて。
獲物を見つけた、獣の目。

そして、その目に映る私は。
怯えるどころか、まるで食べられることを望んでいる、ウサギのようだった。

<澪視点>
多分、そろそろ、だろうな。

「みーおー」
「なんだ」
「しよ」

ほら、ね。
でも明日、学校あるし。
一度始めたら我慢、できそうにないし。
だからわざと、分からないフリ。

「なにするの、勉強?ゲーム?」

私の返事に、あからさまに不満顔。
そして、それでもなんとか、伝えようとしてる律。
あぁもう、かわいい。

笑いがこらえきれなくて、ネタばらし。
案の定、顔を真っ赤にして怒ってる、やっぱりかわいい。

あんまりにもかわいいから。
私が気づいた理由を、耳元でささやいて、甘噛みしてやる。
あぁ結局、のせられてる。

「みお」
「なぁに?」
「・・ダメ?」

さっきよりも甘えた声で、聞いてくる。
でも、ダメ。

「どうしよっかな」

あくまでも、平静を装う。
そしたら、首に噛み付かれた。

これは、ちょっと想定外。
ほんとに、律は私を煽るの、うまい。わざとじゃないんだろうけど。
・・・折角、抑えてたのに。

「そういうこと、するんだ」

もう、抑えてなんか、やんない。



おわる。


  • これ凄く好きだ -- 名無しさん (2012-05-27 01:19:21)
  • いいね〜澪律 -- 名無しさん (2012-08-20 21:02:30)
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