泰華
大陸を支配する王朝。建国から300年の歴史を誇る。
気候は温暖で四季があり、肥沃な土地に恵まれている。一年を通じて過ごしやすく、雨や雪もほどほどに降る。
全国各地に貧困者や犯罪者が多く存在するが、統率された軍によって抑えられている。
首都は巨大で治安が保たれている。物量が豊富でありとあらゆるものが揃う、非常に栄えた都。
他国の奴隷が多く使われている。
主食は生ものを除く全般。美味な料理と食材がなんでも揃う。
生粋の国民は一般的にプライドが高く、他国を粗野で下劣だと見下す傾向にある。
泰華にとって周辺四国は、独立した「国」ではなく支配地であり、役人の配置や納税の義務を課している。
しかし、四国は必ずしもそれを受け入れてはおらず、諍いや戦の原因となっている。
君主 |
季曜舜(4794087) |
首都 |
天鱗 |
状況 |
革命により夏王朝を倒した新王が即位 |
キーワード |
大国・華やか・高圧的 |
還狗
国土全域が草原で覆われたステップ気候の国。各地に族長を頂点とする部族が多数点在する。
土地に定住せず、常に羊や山羊と共に移動する生活を行う。首都がなく、君主(大首長)も民と共に草原を移動する。
文字を持たず、自国の文化を記録しない。
素直で純朴な気質を持つものが多い。この国の部族出身者は家系を辿ると全て血縁関係にある。
よって同国民であれば家族として扱う風潮を持つ。
人々は馬の扱いに優れ、誰もが子供の頃から馬を乗りこなす。馬術と騎射の腕は非常に優れている。主食は小麦と肉。
年に一度、全部族の長が集まって全体の長を決める制度がある。
君主 |
後継者未定 |
首都 |
なし |
状況 |
国内混乱中 |
キーワード |
草原・遊牧民・家族 |
鬼雀
国土の七割に峻険な山岳を持つ国。
一年を通して寒冷で、農作物が育ちにくい。
冬期は豪雪に見舞われる。特に山岳部は完全に雪に埋まる。
頑固で寡黙で真面目な国民性が一般的。寒さに強いが暑さに弱い。
鳥獣を使役する術に長けている。捕らえた鳥獣に名を付け、己のパートナーとして連れ歩く者も多い。
他国に対しては閉鎖的な国柄。物資の流通は細々と行われているが、他国との交流はあまり多くない。
文化的には中央と比べてかなり遅れている。
主食は小麦と雑穀。生肉・生魚を食す文化もある。
君主 |
康赤羽(4893262) |
首都 |
鳥陽 |
状況 |
国王行方不明、泰華の間接支配を受ける |
キーワード |
雪山・鳥獣・排他的 |
鹿燭
国土の六割を成長の早い亜熱帯植物の森林で覆われた国。年間を通して雨が多く、非常に温暖な気候。
一般的にテンションが高く、直接的な感情表現をする国民が多い。基本的に暑さに強いが寒さに弱い。
河川が多いため、船での移動がメイン。操船技術が発達しており、精強な水軍を所持している。
また河川沿いに江賊がよく出没する。
この地方にのみ生息する象は、その巨体を生かして労働や戦争に使役される。
文化的には新旧混在。新しい文化も比較的柔軟に受け入れる性質がある。
主食は魚と米と肉。果実も豊富。
君主 |
慈安(4872792) |
首都 |
角比 |
状況 |
他国と交流を深める |
キーワード |
森林・船・開放的 |
鍼羊
国土の北を砂漠、南を湿地帯で覆われた国。かつては泰華から罪人や逃亡奴隷が流れ着く土地だった。
海外からの移住者と各地から戦を避けて集まった商人が作り上げた開放的な民主的国家。民は独立性を重んじる。
外国生まれの異人とその混血児が多い。最も新しい国として知られる。
首都近郊は大小の島が点在し、それぞれの島は船と橋で繋がれている。
気候は比較的温暖。昼夜で寒暖の差が激しい。とにかく土地が悪いため、農耕や牧畜をほとんど行えない。
文化的には中央と同等。金の力が何よりも強いという風潮がある。
主食は小麦と魚。生ものは食さない。
君主 |
李舜(4794364) |
首都 |
麗旋 |
状況 |
他国と交流を深める |
キーワード |
砂漠・諸島・異文化 |
最終更新:2009年12月31日 22:36