開催予定日:2017年8月8日(火)
会場:学生会館談話室

今回予告
 「パンドラ新世界派」とは、ブレトランド・パンドラにおける四派閥の一つであり、この世界を混沌で満たし、その環境下で生きていける人々による新世界を築くことを目標として掲げた、「最も純粋なパンドラ」と言われる一派である。
 彼等の至上命題は「聖印を持つ者が、聖印を持たざる者を支配する、不平等な世界」の打倒であり、そのために必要なのは「皇帝聖印による混沌消滅」ではなく、「聖印が無くても、混沌に満ちた世界で人々が生きていく技術」であると彼等は考えている。「皇帝聖印が出来ても混沌が無くなる保証はないし、仮に可能であったとしても、現在の支配階級である君主達やエーラムがそれを許さないであろう」というのがその根拠であり、混沌を忌避するのではなく、混沌と共存出来る存在へと人類全体を進化させることこそが必要、と考えた上で、極大混沌時代の遺跡などを採掘しつつ、ブレトランド各地の「聖印の力も魔法の力も使えない者達」に対して、様々な形で「混沌の力」を与えることで、少しずつ人類社会の中に「混沌」を馴染ませようとしている。
 リーダーのジャック・ボンキップは、数百年前(パンドラ結成以前)からブレトランド各地で暗躍していると言われる召喚魔法師であるが、記録に残っている彼の目撃された姿は時代ごとに全く異なっており、その正体は謎に包まれている。彼等はこれまで様々な混沌災害を引き起こし、その度に多くの人々の不興を買ってきたが、「弱き者達に無償で力を与える存在」でもあるため、一部の民衆の間では、密かに彼等を頼りたいと考えている人も少なくはないという。
 PC①・②・③はそんなパンドラ新世界派の中でも、ジャック直属の凄腕エージェントである。今回、彼等に命じられたのは、とある君主に復讐するための「力」を手に入れたいと切望する、一人のクライアントの願いを叶えることであった。

グランクレスト単発シリーズ「ブレトランドの光と闇」最終話
「新世界の創造主」

混沌を極め、世界に放て!

PC① 推奨スタイル:ウィザード
 キミは、パンドラ新世界派に所属する魔法師だ。ブレトランドの各地における横暴な君主達による理不尽な支配に抗おうとする人々を陰ながら助けて回るのがキミの仕事である。なお、キミにはパンドラに加入する以前に自分が何をしていたのか、はっきりとした記憶がない。
因縁:炎に焼かれた女性 推奨感情 メイン:不安/サブ:任意
 時折、キミは「一人の女性が燃え盛る炎の中で苦しみながら焼け死んでいく夢」を見ることがある。それが実際にかつてのキミがその目で見た光景なのか、ただの妄想なのか、あるいは未来予知なのかは不明であるが、いずれにせよ、その夢を見た直後のキミは、すこぶる気分が悪い。

PC② 推奨スタイル:レイヤーデーモン
 キミは異界の悪魔の力に魅入られて邪紋使いとなった。その悪魔の元ネタは自由だが、あまりに危険な存在として忌避されているため、その力を模倣したキミの存在そのものもまた多くの人々から疎んじられた結果、気がついた時にはキミの居場所はパンドラにしかなかった。
因縁:キミがモチーフとした悪魔 推奨感情 メイン:憧憬/サブ:任意
 キミが魅入られたその悪魔は、千年以上前にこの世界に出現し、ファーストロード・レオンによって倒されたと言われている。その後も幾度となく復活して、その時々の時代における「最強の君主」と戦い続けてきたという伝承が各地にあるが、どこまで信憑性のある話なのかは不明。

PC③ 推奨スタイル:オルガノン(乗騎)
 キミは新世界派の首領ジャック・ボンキップによって召喚された乗騎型のオルガノンだ。形状は自由だが、パンドラの特殊な魔法技術によって「潜水能力」を付与されている。どうやら今回は、キミのその潜水能力が必要とされる任務を請け負うことになるらしい。
因縁:ジャック・ボンキップ(サモナー ?歳 男性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:感服
 パンドラ新世界派の首領。その正体は「混沌そのものが意思を持った存在」と言われているが、詳細は不明。人間の身体に取り憑いて支配することで「物質」として形状を維持している。現在の依代となっているのは、ヴァレフール伯爵家の末裔の一人であるドギ・インサルンド(9歳)。
+ ジャック・ボンキップ(イラスト)

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最終更新:2017年07月21日 10:33