邪紋使いの本懐（BS40） - ラガドーン・タバーン

今回予告
　ゴーバンの旅立ちから数ヶ月後、トオヤの本拠地タイフォンの北西に位置するマキシハルトの領主フォラスが殺された。雇っていた傭兵集団オブリビヨン（『ルールブック1』308頁参照）の部隊長ランディとの契約更新を巡る対立の末、彼の手で殺害されたらしい。その後、ランディ達は野盗と化し、マキシハルトの北西の村オーバーハイムを襲撃して、領主や兵士達を虐殺した上で、オーバーハイムを占領下に置いている。騎士団長ケネスと副団長グレンは、一刻も早く事態を解決すべく、それぞれの「孫」に討伐命令を下す。次世代の両雄は、荒廃した戦場で何を見るのか？

グランクレスト不定期キャンペーン「ブレトランド風雲録」第7話
「邪紋使い（アーティスト）の本懐」
混沌を収め、聖印に至れ！　　　

PC①　トオヤ・E・レクナ
因縁：ビート・デストニアス（アームズ　19歳　男性）　推奨感情 メイン：任意／サブ：不安
　マキシハルトの領主フォラスの息子。かつては騎士だったが、酒色に溺れ、懲罰として聖印を剥奪された後、邪紋使いとなって再起した。剣の腕は一流。ランディによるフォラス殺害の後、フォラスの一族は大半がフォラスと共に殺されたが、彼の遺体だけは見つかっていない。

PC②　チシャ・ロート
因縁：サルファ・ロート（アルケミスト　14歳　男性）　推奨感情 メイン：任意／サブ：不安
　エーラム時代の義弟。真面目で実直な少年であり、教師達からも将来を嘱望される俊英。まだ魔法大学に在学中だが、隣村マキシハルトに研修のために派遣されている。村の領主のフォラスの死に伴い、フォラスの契約魔法師はエーラムに帰国したが、彼はまだ村に残っている模様。

PC③　ドルチェ
因縁：レヴィアン・アトワイト（ルーラー　16歳　男性）　推奨感情 メイン：任意／サブ：不安
　ヴァレフール騎士団の副団長グレンの孫。アントリアの神聖学術院（月光修道会系の学術機関）に留学していたが、先月帰国した。レアの母方の従兄にあたり、彼女とは歳も近く、幼少時から親しい関係だったので、彼には「レア」としては会わない方が無難かもしれない。

PC④　カーラ
因縁：ランディ（レイヤーデーモン　29歳　男性）　推奨感情 メイン：任意／サブ：不安
　傭兵集団オブリビヨンの部隊長。半年前にワトホート派との開戦を見越してマキシハルトへと配備されたが、同地に向かう途中でタイフォンに立ち寄った際にキミを気に入り、オブリビヨンに加わるように執拗に勧誘していた。その頃から、どこか狂気を帯びた雰囲気だった気がする。

PC⑤（ゲスト）　レヴィアン・アトワイト
因縁：ロザンヌ・アルティナス（ウィザード 16歳 女性）　推奨感情 メイン：任意／サブ：不安
　キミの契約魔法師であり、ヴァレフールの七男爵の一人であるイアンの妹。先日、キミの名代として、公務でアキレスに向かおうとした際、オーバーハイムが野盗に襲撃・占領されてしまった。逃げてきた難民達の話によると、彼女は村人達を助けるために、今も村に潜伏しているらしい。