今回予告
 「テイタニアの魔獣」の問題を解決したトオヤ達が、下町の菓子屋で談笑していると、カウンター席に座っている「噂好きの町娘達」の話し声が聞こえてきた。

「最近、クーンのイアン様が愛人を囲ってるらしいわよ」
「私も聞いたわ。銀髪で色白の美人らしいわね」
「まぁ、奥さんが半年も家を空けてたら、仕方ないわよね」

 そんな彼女達の背後に、一人の姫騎士が姿を現わす。彼女は引きつった笑顔を浮かべながら、その左手に握られた剣の鞘を強く握りしめ、やがてその鞘にヒビが入りつつあることに、トオヤ達は気付く。
 巨大な魔獣の脅威を乗り越えたヴァレフールに、今、新たな危機が訪れようとしていた。

グランクレスト不定期キャンペーン「ブレトランド風雲録」第4話
「愛は輝きの果てに」
混沌を収め、聖印に至れ!

PC① トオヤ・E・レクナ
因縁:リチャード・ロウ(一般人 25歳? 男性?) 推奨感情 メイン:任意/サブ:不安 ※『戦記DB』p.79参照
 ヴァレフール騎士団長ケネス・ドロップスの側近の密偵。国内のワトホート派および中立派の諸侯の動向を探るべく、各地に潜伏して隠密活動を続けているらしい。その所在地は常に不明だが、どこかで出会った時はその情報力を頼るように、ケネスはトオヤに助言している。

PC② チシャ・ロート
因縁:イアン・シュペルター(セイバー 29歳 男性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:疎外感
 ヴァレフールの七男爵の一人であり、ファルクと並ぶ色男として有名。現在はヴェラ王女の夫。女性に対しては基本的に誰にでも優しく接するが(それ故に、女性関係のトラブルを巻き起こすこともあるが)、なぜかチシャに対してだけは、あまり接したくなさそうな態度を見せる。

PC③ 「レア・インサルンド」 
因縁:“紅の楽士”(一般人? 年齢不詳 男性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:猜疑心
 サンドルミアに留学していた頃、レアのことを執拗に口説こうとしていた男性。だが、なぜかPC③に対してはあまり積極的にアプローチしなかった。深紅のヴァイオリンを奏でるが、音色が独特すぎて、あまり理解されない。本名は「心を開いた女性」にのみ教える、と言っていた。

PC④ カーラ
因縁:クーンの魔物(伝承上の存在) 推奨感情 メイン:任意/サブ:恐怖
 四百年前に両親が交わしていた会話の中で語られていた魔物。古城クーンには千年以上の歴史があるが、その城主の中には、不可解な死を遂げた者も多く、それはあの城に巣食う魔物の仕業だという説があるらしい。ただ、両親共にその実態はよく分かっていなかったようである。

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最終更新:2016年10月10日 18:53