「パンドラ革命派」とは、ブレトランド・パンドラにおける四派閥の一つであり、エーラムによる実質的な世界支配体制の打破を第一目標とする集団である。エーラムを倒した後、どのような新体制を築くかについては、派内にも様々な意見が混在しているが、現状においてはひとまず、「エーラム」という「共通の巨大すぎる敵」を倒すために、細部の方針の違いは棚上げした上で、エーラムがこの世界の秩序管理の名の下で不当な知的独占を続け、魔法開発の名の下で様々な人々の人生を狂わせてきたことを彼等は批判し、反エーラム思想を民衆に広げるための啓蒙活動と、来るべきエーラムとの全面戦争に向けての戦力拡充工作を続けている。
 そんな彼等を危険視したエーラムの魔法師協会は、様々な「パンドラ狩り」のエージェントをブレトランドへと送り込むが、首領であるキラ・アッカーミヤ(魔法師でありながら身体に邪紋も宿すという特殊な異能の使い手)を中心に、思想的相違を抱えながらも固い結束を誇る彼等は、次々とその刺客を返り討ちにしてきた。だが、エーラムの弾圧はそれでも止むことはなく、やがてその圧力に屈する形で、それまで革命派を支援してきた市井の人々の中からは、彼等との絶縁を余儀なくされる者も現れ始めた。
 この状況を打開するため、革命派の女性闘士ミオ・ローゼンブルクは、ブレトランドにおけるパンドラ狩り運動の中心人物である、ハンフリー・カサブランカ(ヴァレフール反体制派の中心人物ケネス・ドロップスの契約魔法師)の暗殺を決行する。その結果、暗殺は見事成功するが、彼女は脱出に失敗し、囚われてしまった。
 契約魔法師を殺されたケネスは激怒し、自身の拠点であるアキレスの広場で、ミオを公開処刑にすると宣言した。これは実質的にパンドラ革命派への挑戦状でもある。それに対して革命派の首領キラは(幾重もの罠が仕掛けられているであろうことは承知の上で)彼女を何としても奪還するという声明を発表し、全面対決への機運が高まる。そして、ミオに対してそれぞれに深い縁を持つPC①・PC②・PC③が、この奪還作戦を実行するため、キラの元へと招集された。果たして、彼等は無事にミオを救出することは出来るのだろうか?

グランクレスト単発シリーズ「ブレトランドの光と闇」第3話
「革命の闘士」

混沌を極め、革命を起こせ!

PC①
推奨クラス:メイジ
 キミは、パンドラ革命派に所属する闇魔法師だ。ミオとは同じチームを組むことが多く、共に仕事を続けていくうちに、キミは徐々に彼女に恋心を抱くようになっていた。そんなキミの想いを知ってか知らずか、キミはキラから、彼女の救出作戦の実行部隊の指揮官に指名された。
因縁:ミオ・ローゼンブルク(同志 シャドウ 21歳 女性) 推奨感情 メイン:慕情/サブ:任意
+ PC①仮案
「ここで彼女を見捨てたら…今度こそ私は生きている価値がない。」
アシュレイ・ハンター 23歳男 サイキック(山吹) 暗殺者
 出自:戦火
 経験1:学生運動
 経験2:ライバル
 目的…表現
 禁忌…情交
 趣味嗜好…香水にこだわる

幼い頃戦火で故郷を失い、苦難の末魔法の才能を買われてエーラムに入学する。その影響から元々爵位制度に不信感を持っており、学生時代もキラの運動に参加していたことがあった。ただ、その当時はあくまで一つの考え方として関心を持っていた程度であり、エーラムによる世界管理自体を否定していた訳ではなかった。
彼がパンドラに移ったのは、彼の学友にして好敵手であったキース・クレセントの横死が原因である。事件の詳細はブレトランドの英霊第6話に譲るが、この事件でロードという存在、及びロードの蛮行を黙認したエーラムに絶望を覚えた彼は当時仕えていたロードを殺し、その後パンドラに身を投じた。
当初はロードやエーラムの関係者は見境なく殺す殺人鬼だったが、最大の標的だったキースの仇が死んだことで人生の目標を見失う。さらに、それまで自分が繰り返してきた殺戮の正当性にも疑問を持つようになり、一時は自死寸前まで追い込まれていた。
そのとき彼が立ち直る手助けをしたのがミオ・ローゼンブルクである。ミオの手助けによって彼は立ち直り、現在はエーラムの権威を利用して悪政を敷くロードを倒し、世界を少しでもより良くすることを目標にパンドラの一員として活動を続けている。

性格は比較的穏やかで律儀。過去の行いを悔やんではいるが、そのために仲間を危険にさらすようなことはしない…だろう。ただ、償える範囲で償う意思はある。
上記の通り、基本的には悪い為政者とそれを擁護するものを倒すことが行動指針なので、場合によっては敵の敵と協力体制を取ることはできる。ただ、過去にはかなり残忍な行為にも及んでいるので、逆に彼を受け入れられない人はそれなりにいると思われる。

女性関係は基本的にはない。まだ過去の行いを引きずっているとも、キースとの間で恋の駆け引きがあったとも、単に男好きなだけとも言われている。ミオに対する慕情も恋人のそれというよりは恩人、友人に対する慕情…だと思っている。面と向かって指摘されたら悩むんじゃないだろうか。

…絶望の中、生きる希望を失った自分を救ってくれたのは彼女の言葉だった。
彼女無くして今の自分は無い。
だから、必ず彼女を救い出す。この全身全霊を懸けて。

PC②
推奨クラス:アーティスト
 キミは、パンドラと協力関係にある傭兵団「オブリビヨン」の一員だ。パンドラ革命派のミオは、君の実の姉or妹である。キミは現在、とある任務でパンドラへ出向中であったが、そんな中でミオが捕らえられたという報を聞かされたキミは、キラから救出作戦への協力を要請された。
因縁:ミオ・ローゼンブルク(姉or妹 シャドウ 21歳 女性) 推奨感情 メイン:家族/サブ:任意
+ PC②仮案
ニーア 
《プロフィール》
18才 女 
アーティスト.アームズ
《主な設定》
物心が付いた時には戦場漁りをしていた。アームズの能力を使い自分の縄張りを守っていたが傭兵団に拾われて現在に至る。
あらゆる社会的な事(名誉、家族、政治、衣類、習慣、法律等)に無感情無関心だが食事に対しては異常な執着を見せる。
非常に頭が悪く、難しい事を考えると胃がむかむかしてくるが『生きるための努力であれば何もかもが正しい』という哲学を人生から獲得しており生存欲求以外の攻撃行動を忌み嫌う。
また、自分の生存のための直感は極めて高い。
他者に謙る意味を理解しないため、敬語は使えない。リーダーや国主といったものはあくまでその人の役割だと考えているためめ、自分と立場は対等だと思っている。気を許した相手へは仲間意識を強く持つ。
総じて自由意識を強く持ち、束縛を嫌い、上下関係を無視する傾向がある。その点と過剰に女扱いさえしなければ素直で他者の考えを否定しない扱いやすい人物ではある。
ミオと生き別れたが、そうか程度にしか考えておらず、会おうとも思っていない。その意思はむしろ頑なで何かを拒んでいるようでもある。
《ライフパス》
出自:喪失
経験1:機密
経験2:修羅
目的:美学
禁忌:追撃
趣味趣向:寝相が悪い

PC③
推奨クラス:プロジェクション
 キミは、パンドラ革命派に協力する投影体だ。キミはかつて、ミオに命を救われたことがあり、その時の恩を返すために、現在は革命派のエージェントとして活躍している。そんなキミの耳に、ミオが捕まったという報が届くと同時に、キミはキラから、救出作戦への参加を打診された。
因縁:ミオ・ローゼンブルク(同志 シャドウ 21歳 女性) 推奨感情 メイン:恩人/サブ:任意
+ PC③仮案
※こちらに御記入ください。


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最終更新:2016年04月29日 22:56