今回予告
 かつてトランガーヌ子爵領の中心地であったブレトランド中西部は、一時はアントリアの電撃侵攻によって軍事占領されたものの、その後、大陸の日輪宣教団(聖印教会)の支援を受けてこの地に舞い戻ったヘンリー・ペンブローク(元トランガーヌ子爵)によって奪還された。現在、彼等は「神聖トランガーヌ枢機卿領」を名乗り、魔法師や邪紋使いを含めた全ての「混沌に与する勢力」を殲滅する方針を掲げている。
 そんな神聖トランガーヌの一角を占める湖岸都市タレイアの領主ジニュアール・リーオは、ヘンリーが「トランガーヌ子爵」を名乗っていた頃からの忠臣の一人であったが、アントリアの軍事侵攻でヘンリーが放逐された後は、アントリアの軍門に降ることでタレイアの領主としての地位を保障された。その背景には、彼の契約魔法師であるガブリエラ・セコイアが、アントリアの筆頭魔法師ローガン・セコイアの義妹であったことが影響していたとも言われている。
 だが、ジニュアールはその後、ヘンリーの帰還と同時にアントリアを離反して彼の傘下に加わり、ガブリエラはその際に何処かへと出奔したと言われているが、その行方は定かではない。そんな中、彼女の身を案じる彼女の元義弟(妹)のPC④がこの地に足を踏み入れたことから、この物語は動き出す。

グランクレスト・キャンペーン「ブレトランド八犬伝」第5話
「悌〜崩れない絆〜」

混沌(カオス)を治め、聖印(クレスト)に至れ!

PC①(ルーク・ゼレン)
因縁:フランク・シュペルター(アーチャー 23歳 男性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:尊敬
 ヴァレフールの七男爵の一人であるイアン・シュペルターの弟。かつてはルークと共にハンス・オーロフの下で弓の修行していた間柄だったが、聖印教会への強い信仰心故に、日輪宣教団による侵攻後に出奔して、彼等の下に馳せ参じることになり、現在はジニュアールの副官を務めているらしい。

PC②(マライア・グランデ)
因縁:ガブリエラ・セコイア(ヒーラー 25歳 女性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:隔意
 エーラム時代の先輩。同じ「緑(正統派)」の系譜の治癒魔法師として、演習や実地研修などで何度も共に学んだ仲。真面目で温厚な人徳者で、教師からも学生からも信望が厚かったが、なぜかマライアに対しては、どこか距離を取っているようにも思えた。

PC③(キヨ)
因縁:ジニュアール・リーオ(キャヴァリアー 28歳 男性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:誠意
 キヨがマージャ村付近でこの世界に出現した際、マージャの領主レインへの表敬訪問に来ていたタレイアの領主。まだ右も左もよく分かっていなかったキヨに、この世界の理(ことわり)について教えた人物の一人。だが、その後、彼は投影体排斥を掲げる聖印教会に加わることになった。

PC④(ゲストPC枠)
推奨クラス:アーティスト(シャドウ・ライカンスロープ・エーテル・レイヤーヒロイック)
 キミは、かつてセコイア一門の一員として魔法師を志していたが、卒業を果たせず退学処分となった後、元義姉のガブリエラの秘書官として、タレイアで働くことになった。だが、聖印教会軍の侵攻の際、キミはスウォンジフォートに出張中であり、キミが何も出来ないまま、ガブリエラの契約相手であったジニュアールは聖印教会派へと寝返り、ガブリエラは行方不明となった。
 キミの元義兄のローガン(アントリアの筆頭魔法師)の「予言」によれば、まだガブリエラはタレイアのどこかで生存しているが、このまま放っておくのも危険な状態らしい。キミがそんな彼女の身を案じていた時、北東から謎の「珠」が飛来してキミの身体に入り込み、しばしの激痛の後に、キミの身体に「邪紋」が発生した。そしてキミは、行方不明となったガブリエラを探すため、その邪紋を隠しながら、国境の検問を突破して、密かにタレイアへと侵入することになる。
因縁:ガブリエラ・セコイア(ヒーラー 25歳 女性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:任意
 エーラム時代の姉弟子(義姉)であり、キミが退学となった後もキミのことを気にかけ、秘書官として雇うことになった。一説によると、アントリア軍の軍事侵攻の際にはローガンと内通していたとも言われているが、キミはその時はまだエーラムにいたため、真相は定かではない。

今回の新キャラのイラスト
ガブリエラ・セコイア(左)&フランク・シュペルター(右)

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最終更新:2015年06月13日 21:14