義〜守るべき志〜 - ラガドーン・タバーン

今回予告
　ヴァレフール中部に位置するカナハの村は、同国が誇る大穀倉地帯の一角を成す豊かな農村である。現在のヴァレフールにおける対立状況（新伯爵ワトホートvs騎士団長ケネス）において、この地を治めるユイリィ・カミルは、両派の和解が成るまでは聖印をワトホートには捧げない、と明言しつつも、実質的にはワトホート派に近い立場を示している。
　シリウスの力を受け継ぐ邪紋使いを探すルーク、マライア、キヨ、ラスティの4人は、マライアの持つ「シリウスの力を感知する能力」を頼りに、オーキッドから北へと旅を続け、やがてこの村に足を踏み入れようとしていた。だが、そんな彼等の思惑とは全く無関係なところで、その力を受け継ぐPC④は「この村を守る者」としてのジレンマに悩んでいたのである。果たして、この大地の恵みに満たされた豊穣の地で、彼等を待つ者は？

グランクレスト・キャンペーン「ブレトランド八犬伝」第2話
「義〜守るべき志〜」

混沌（カオス）を治め、聖印（クレスト）に至れ！

PC①（ルーク・ゼレン）
因縁：ユイリィ・カミル（ロード　19歳　女性）　推奨感情　メイン：同志／サブ：任意
　カナハの村の領主。ルークとは、ドラグロボウで毎年開かれている新年の祝賀会で会ったことがある程度の関係だが、若くして慈悲深さと冷静さを兼ね備えた名君と言われている。

PC②（マライア・グランデ）
因縁：ダニエル・カサブランカ（メイジ　31歳　男性）　推奨感情　メイン：任意／サブ：不安
　エーラム時代の先輩。入門したばかりのマライアにとっては「親切な先輩」だったが、彼の中に、女性としてのマライアへの「特別な感情」があることに気付いてからは、微妙な関係。

PC③（キヨ）
因縁：鴻崎翔（異世界の住人　14〜18歳？　男性）　推奨感情　メイン：信頼／サブ：任意
　地球にいた頃のキヨの10代目の持ち主。武蔵坂学園に通う灼滅者（スレイヤー）の一人。なぜか今になって、急に彼のことが夢に出てきた。これが何を意味しているのかは不明。

PC④（ゲストPC枠）
推奨クラス：アーティスト（レイヤードラゴン以外）
　キミは、カナハの村の自警団の副団長だ。しかし、数日前に団長のマイリィが行方不明となったことで、今はキミが実質的に団長代行を務めている。そして昨日、領主のユイリィから、軍備拡張のために村人達から追加の年貢を取り立てるように命じられた。キミが把握している限り、今年は不作で収穫量も少なかったため、これ以上の取り立ては住民達にとって相当な負担となる筈だが、一武官にすぎない今のキミには、領主からの命令に従うことしか出来ない。
因縁：マイリィ・カミル（アーティスト　19歳　女性）　推奨感情　メイン：感服／サブ：任意
　PC④の上官。領主であるユイリィの双子の妹（二卵性）であり、PC④にとっては過去に恩義のある人物。彼女が行方不明になったことで、彼女を心配する気持ちが高まっていた時に、PC④の身体に北方から飛来した「珠」が体に入り込み、その身に「邪紋」が刻まれることになった。