※この解説文という名の戯言では、「元々所属していた村(国)」が明らかなラキシスへの移籍NPCは、元々いた村(国)のカテゴリーに分類して書いてます。
 そのため、純粋な登場順ではないので色々ややこしいと思いますが、軍記物としてそういう形を取りたいと思い、読みにくいのを承知で書きました。ご了承下さい。

[Player Characters]

ゲオルグ・ルードヴィッヒ(男/ロード/キャヴァリアー)
 主人公にして「兄様」です。
 今回初めてキャンペーンPCイラスト、それもカラーで描いたので、どんな風に思われてるのか心配です;
 「ワイルドでそこそこイケメン」という指定を貰っていたので、ドイツ系の名前から「彫りが深く金髪碧眼の長身キャラ」というイメージがパッと思いつき、そこにツンツン頭と顔の傷跡という要素を加えて「ワイルドイケメン」にした…つもりです。
 傷跡は最初は額から斜めに走るのをイメージしていたのですが、そうするとダン・ディオードと被ることが発覚し、今の傷跡になりました。
 尚、ゲオルグのイメージカラーは見ての通り青ですが、何故青かというと、ルルシェ(の外見 モデルキャラ)のイメージカラーが赤だったので、赤と対をなしていて男性主人公らしい色を選びつつ、髪の色の反対色で映えるとか瞳の色に合わせた結果、青になりました。
 キャヴァリアーなのに馬が無いのは…すみません、純粋に実力不足ですorz

ヒュース・メレテス(男/メイジ/サモナー)
 ヒュースは「気弱で知的な優男」というイメージがあったので、スターオーシャン2nd(若い人には分からないだろうなあ…)というゲームの「戦闘力は最強クラスなのに不運でヘタレ」という設定があるアシュトンというキャラから大雑把なイメージを拝借しました(髪や瞳の色は全く違うのですが)。
 そして、これはコーネリアスにも通じることなのですが、彼は黒が非っ常ー!に多いため(髪、制服 、オルトロスたん)それぞれの黒を微妙に違う色で描きました。髪は緑系・オルトロスたんは青系・制服は純黒といった具合です。
 にしても毎回イラスト描く時に思うのですが、アカデミー制服って描くのめっちゃ面倒くさいです…未だにどういう造りになっているのか分からない状態で毎回描いてます(震え声)

ガイア(女/アーティスト/エーテル)
 ガイアは最初からPL様のイメージイラストがあったので、非常に描きやすかったです。
 ただ、弓を引く手が右手である関係上、(ガイア本人から見て)左を向いた横顔にせざるを得なかったため、重要ポイントと思われる髪飾りと三つ編みが本来のイメージ画と逆の右側になってしまいました…
 それ故にか、色塗りの際に「いかにイメージを 崩さず、それでいて細かい工夫を加えるか」という事に重点を置いて塗ったので、色々試しながら塗らせて頂いて楽しかったです♪
 特に頑張ったのは、マントとブーツの裏地?のスエード加工、炎のエフェクト、そしてお腹と太腿です! お腹と太腿は、程よく筋肉で引き締まりつつも女性らしい曲線や凹凸の立体感を出すために、肌色を納得するまで重ね塗りしました(エロオヤジみたいなコメントですみません;)
 因みにボトムはミニプリーツスカートではなく、キュロットです。プリーツの向きをよく見ると、真ん中で逆になっています。なのであくまでボトムはキュロットです(大事なことなので2回言いました)。

コーネリアス・バラッド(男/アーティスト/シャドウ)
 コーネリアスは 、第1話のまとめを見た時から「金色の猫目で口元をマフラー?で隠している」という図が出来ていました。
 そして、シャドウという事や他のキャラ(PC・NPC共に)との被りが無いように、和系…というかぶっちゃけ忍者装束のイメージで描きました(でも結局、終盤で出てきたトーニャがエセ和風の衣装になったため、和キャラ被りしてしまったのですが…)。
 インナーの鎖帷子や腰の組紐にNINJAテイストを入れた…つもりです。
 また、ヒュースの項目にも書きましたが、コーネリアスも非常に黒が多いキャラなので、様々な黒を使っています。髪は赤系(海老茶?)・上半身は紫系・マフラー&手甲&パンツは純黒・ブーツは濃茶という具合です。
 CG塗りだと、同じ「黒」でも色々な表情の黒が 使えるので、黒ずくめキャラも楽しんで描けるのが良いですね♪

ルルシェ・ルードヴィッヒ(女/ロード?/メサイア)
 ルルシェは最初から「某ラノベの某キャラっぽく」という指定があったので、大まかなイメージはすぐ掴めました。…が、そこにオリジナリティを加える(デザインの完全パクリにならないように)のに苦心しました。
 なので、私の好きなCRPGのヒロインやVOCALOID等の要素を入れつつ、投影体という設定を最初からGMに聞かされていたのもあって近未来ファンタジーラノベのキャラっぽい感じに仕上げました。
 白黒絵の時点では「あー折角衣装の設定色々作ったのに、姿勢のせいでどこがどうなってるか分からないよ~」と頭を抱えていたのですが、彩色をするとあら不思議! ど こがどのパーツでどう組み合わさってるか非常に分かりやすくなりました(笑)
 因みにニーソと靴は繋がってない別パーツですが、セットで着用することで繋がってるように見えるカラーリングになっている…という設定です。


[NPC:ラキシス]

マーシー・リンフィールド(女/メイジ/プロフェット)
 グランクレストのイラストは、英霊シリーズの時からかなり「七つの大罪」(ボカロ曲でも女体化魔王でもなく、マガジン連載の騎士ファンタジー漫画です)の影響を受けて描いているのですが、マーシーもその一人です。
 眼鏡・短い縦ロール・やや無機質なクールビューティーというイメージは当初からあったのですが「戦わないキャラでかつ中世のイギリスっぽい服装」ということで、上 記「七つの大罪」に少しだけ出てくる医者の娘の衣装を参考にしました(「七つの大罪」もイギリスっぽい架空の国を舞台にした漫画なので、ブレトランドシリーズの鎧や衣装の参考文献として非常に使いやすいのです)。
 余談ですが、マーシーの完成イラストをGMに見せたところ「巨乳にしなくてもいいんだけど…」と言われたので、GMが想定していた大人貧乳設定はクレアさんに持ち越されました(笑)

オロンジョ(女/アーティスト/レイヤーヒロイック)
 …はい、言うまでもないですね。タイムボカンです。
 (元)ドクロ団三人組は、それぞれ角とドクロをアイテムとして身に着けているのですが、オロンジョ様は角をカチューシャに、ドクロは分かりにくいですがイヤリングとして着けていま す。
 そして、元ネタの●ロンジョ様は覆面や(意外と露出の少ない)ボディースーツ?レオタード?を着ていますが、オロンジョ様は恐らく性格的にわざわざ美貌を隠す覆面はしないだろうし、超人的な能力を持つアーティストである印の邪紋を隠さないだろうと思い、覆面なしの露出の高い衣装になりました。

タンズラー(男/アーティスト/エーテル)
 説明するまでもな(略)
 タンズラーの角とドクロは三人の中で一番分かりやすく、ヘルムとバックルになってます。
 とにかく、腕力だけが取り柄の脳筋な「よくいる山賊」のテンプレっぽくなるように描きました。北斗の拳で言うところの「ヒャッハーなモヒカンの人たち」のような感じで(笑)←むしろ牙一族?
 また、タンズラーに 限らず全てのアーティストキャラを描く時に悩むのが邪紋のデザインなのですが、ある時ふと
 「そうだ、幻想水滸伝シリーズの紋章とかFateシリーズの令呪をアレンジすればいいじゃん!」
 という啓示が降ってきて(笑)以降ほとんどの邪紋が幻想水滸伝やFateの紋様が元になってます。ちなみにタンズラ―はエーテル土なので、幻想水滸伝IIの「真なる土の紋章」をアレンジして描きました。

ヤヤッキー・メレテス(男/メイジ/アルケミスト)
 説明(略)
 ドクロ団三人組の中で、実は一番描くのに苦労したのがヤヤッキーです。
 まず、元ネタの●ヤッキーが常に帽子?頭巾?を被っているため、髪型が全く分からない! 大抵ゴーグルを着けてるし頭脳担当なので眼鏡キャラにしたかったけ ど、眼鏡キャラの頭脳労働枠には既にマーシーがいるので無理!
 …という悪条件の中で、何とかヘタレ小悪党っぽいキャラをひねり出しました。
 因みにヤヤッキーの角はマントのフードに付いているので分かりやすいと思いますが、ドクロはタクトの装飾なので分かりにくかったかもしれません。

エスメラルダ(女/植物学者)
 エスメラルダ先生は「知的で大人な、しかしお人好しでちょっと天然ボケっぽそうな、柔らかい雰囲気の女性」を目指して描きました。
 私は基本的に人間イラストを描く時は「1.イメージを頭の中で確定させた後そのイメージを紙に形として描き写す」「2.大雑把なイメージが決まった段階で、描きながらイメージを確定させていく」のどちらかで描くのですが、先 生は典型的な2のパターンです。
 なので、描きながら「髪はゆるふわロングにしよう」とか「服は舞台版『千本桜(有名なボカロ曲の方です。千本桜というタイトルの作品や、銘を冠したアイテム等が多数存在してそうなので…)』のMEIKOっぽいぺプラムのタイトワンピにしよう」等のその場の思い付きを、根幹である「柔らかい雰囲気の大人の女性」に肉付けしながらイメージを徐々に固めました。
 だから、髪型がマクロスFのシェリル・ノームに似てるのは偶然なんです…イメージ固めの最中に生じた偶然の産物なんです…orz
 余談として解説すると、この文中で出てくる「ペプラム」という衣服とは、一昨年辺りから流行りだしたデザインの衣服で、ウエスト周りにフリル状に生地が広がっているもの の事です。一昨年から地球で流行り始めた服がアトラタン世界に存在するのかという点については、細かく考えないということで(笑)

KX-5(?/投影体/オルガノン)
 昨年度後期の「サイキックハーツ・キャンペーン」に引き続き、またaccessネタをやってしまいました(笑)
 いや、投影体3種1キャラずつ出すという方針になった時、GMも私もミリタリー知識皆無(艦これすらやったことが無い)のため
 GM「オルガノンどうするよ?」 私「戦艦は擬人化でも描けないよ」 GM「そういえばガイアが音楽好きって設定があったな」 私「じゃあ浅倉大介の特注金銀ショルキーを擬人化していい?」
 ↑こんな流れで、KX-5というキャラは誕生しました。
 カラーで描けなかったため、漠然と「金銀の不思 議な少年(?)」としか表現されなかったのが悔やまれるのでここで大まかな脳内カラーリングを挙げると、
  • 銀髪金眼で肌が常人離れして白い
  • 上衣はベースが銀で、襟の上半分と鍵盤模様の右側~脇の縫い目の間が金
  • ブーツはベースが金で折り返し部分が銀
 というイメージです。

シャルロット(ロリ/投影体/エルフ)
 エルフと聞いて長身痩躯のディードリット風美女を期待していた方、すみません。ロリエルフ(CV釘宮理恵)が描きたかったんです…
 長耳・細いツリ目・腰まであるプラチナブロンド・折れそうなほど華奢な体、と女エルフのテンプレは引き継いだつもりなのですが、それならサンプルキャラのイラストをコピーする方が早いじゃん!と思い、ロリ・おでこ・ツンデ レっぽい表情というテイストも足してみました。
 因みにシャルロットも随所に色々な作品の要素をオマージュしてます。カチューシャは「星獣戦隊ギンガマン」のイエロー・ヒカルのバンダナほぼそのまま(ギンガマンは'98年放映作品なので、未成年の方は観てないか観てても細部までは覚えてないと思われます)、ボレロとワンピは「十三支演義」という三国志乙女ゲーの貂蝉(この貂蝉もロリ娘です・笑)の衣装を西洋ファンタジーの軍服風に弄りました。
 ブーツとレイピアは(無意識に何かを模倣してるかもしれませんが)一応オリジナルデザインです。近衛騎士隊長の娘でそこそこ武芸に通じているという設定だったので、全体的に流麗華美でありながら実用性も損なわないデザインを目指してみ ました。

南條里菜(女/投影体/中二病地球人)
 ルルシェと同一人物の投影体ということで、女子高生版ルルシェを描きました!←そのまんまやん
 髪型が完全なツインテールでないのは「投影元が同じでも育った世界や境遇が違うから別人である」という私なりの解釈の現れです。
 また、リナはルルシェと比べると少しふっくらした体型に見えるでしょうが、これにも理由があります。
 以前、Fカップでグラドル体型の友人(といっても、10歳以上年下の子ですが)がこのようなベストを着ている女子高生キャラのコスプレをしたことがあるのですが……ベストの生地が硬かったせいか胸が潰れ気味になり、綺麗なくびれが隠れ、寸胴で太っているように見えてしまったのです。
 なのでリア リティを求めるなら、ニットベストを着るとウエストのくびれが隠れて太く見えるという現実に即して描く方がいいだろうと思い、敢えてそういう体つきにしました。その代わり、脚は普通~やや細い位に描いてます。
 栄養価の高い現代日本の食べ物で育ったリナの方が発育がいい、という解釈もありますが…どちらの説を採るかはこれを読んでる皆様にお任せします(笑)

ポーラ・ウィングス(女/歌姫)
 実はポーラの絵を描いた時期、私は絵が描けなくなっていました(より正確に言うと、酷い自信喪失状態だったため「GMが求める設定や外見の指定に応えられる絵」が描けませんでした)。
 なので、GMが温情で「第6話に『ガイアとリンの仲を乱すライバル』としての歌手キャラを出すから、今描 きたいと思える絵で描いて」と、立ち直るきっかけとして自由に描かせてくれたのがポーラでした。
 ポーラは名前や第6話まとめのリナの台詞から分かる通り、ポール・マッカートニーをモデルにしています。なので最初は全体的に長かった髪を、ビートルズ全盛期に世界的に流行したマッシュルームカットにしたいと思い、襟足を除いて前髪ぱっつんショートボブに変更しました。
 また「舞台では裸足で歌う」という謎設定も、ポール・マッカートニーに由来しています。
 「アビー・ロード」というビートルズの有名なアルバムがあるのですが、そのジャケ写が「四人が横断歩道を渡っている」という写真なのです。
 ここまでなら何の不思議もない話なのですが、その写真で何故かポールだけが 「裸足で」歩いているのです。そのため、一時期「ポールは実は既に死んでいて、今生きているポールは影武者である」というトンデモ説が出たことがあり、その話の印象が強く残っていたため「ポール(≒ポーラ)=裸足」というイメージが私の中にあったからです。
 完全に余談ですが、ポーラの元相方・レインのモデルであるジョン・レノンの命日は、私の誕生日です(本当に)。

クラパチーノ(漢/大工)
 名前や服装から気付いた方もいらっしゃるでしょうが、クラパチーノのモデルは(主に薄桜鬼の)永倉新八です。
 外見モデルである薄桜鬼の永倉新八は、本来ノースリーブの羽織のようなものを着ているのですが、ラテン的ノリの陽気な兄ちゃんというイメージがあったので、敢えて上 半身は脱いで代わりに羽織?シャツ?を腰に巻いているスタイルにしました。
 そして去年後期のサイキックハーツの時もそうでしたが、やはり筋肉質な男性は描いてて楽しいです♪


[NPC:アトロポス]

エース・クロフォード(男/ロード/ルーラー)
 実は第4話で新規登場したオリジナルNPC6人は「テニスの王子様」の九州・沖縄地区代表校の一つ・比嘉中のレギュラーメンバーがモデルになっています(GMにそう指定されたし、実際比嘉中のキャラってインテリヤ●ザのような冷酷キャラが多いので)。
 そしてエースのモデルになったキャラ・木手は、曲者揃いの比嘉中をまとめる部長にして「殺し屋」の異名を持つ、目的(必ずしも勝利ではないが、自らの利になること)のためには手段を選 ばない非情で卑怯な、それでいてカリスマというか存在感のあるキャラなので、第4話まとめを見た時に「あーいかにも木手様っぽい展開だなあ」と、GMのテニプリ愛を実感しました(笑)
 エースの衣裳は「ルーラーだから、あまり甲冑でゴテゴテしてなくてもいいよね」という理由で比嘉中の冬制服を基に、貴族というか西洋ファンタジーの要素を入れた結果、このような形になりました。
 そして出来上がった絵を見たら…四角い眼鏡・無機質で整った顔・(一部のテニプリ好きには「コロネ」と呼ばれている)独特の巻いた前髪等がマーシーに似てしまって…
 「ここまで似てるんだから、いっそマーシーの血縁者にしてほしい」とGMに言った結果、彼女が●●●●であることを知っている可能性のある実 兄という設定になりました。

リン・ストラトス(イケメン/メイジ/エレメンタラー)
 ブレトランドシリーズの中で、恐らく一番「キャラが勝手に動いた」キャラです、多分(GMに聞いてないので確実ではないのですが、まとめやセッションの感想を聞いた上でそう感じました)。
 リンのモデルになった平子場は比嘉中のメンバーの中でも特に外見や必殺技が派手なので、徹底的に華やかなイケメンを目指して描きました。スタイルがメイジの中で一番派手に活躍できるエレメンタラーになったのも、元キャラが派手好きな性格故なのかな?と思ってます(単にパーティーバランスの都合かもしれませんが)。
 尚、私が描いた上で考えた当初の性格イメージは「華やかで中性的な美貌の美少年。派手 好きで自己顕示欲が高いがそれに見合った実力を持つ天才肌。女性に間違われると激怒する」という、今とは全く別人でした。なので、まさかあのような純愛展開になろうとは…しかし話を聞く限り盛り上がっていたそうなので、結果的には良かったです。
 あ、どうでも良いことですが、リンのアカデミー制服がハーフパンツになっているのは、純粋に私の趣味です(`・ω・´)

“肉壁の”ベラミヤ(男/アーティスト/アンデッド)
 ベラミヤはテニプリ初のデブキャラ(でも見た目に反してスピード・ジャンプ力共に高い)田仁志がモデルです。
 本編内で焼肉をトングで掴んで食べたり、激辛ドリンクを平気で飲み干す大食漢なので、イラストにもそれを反映させて骨付き肉を持たせました。アンデ ッドの特技<冷たきはらわた>を持っていないと仮定すれば、恐らくタンズラ―に並ぶ大食いでしょう(<冷たきはらわた>は睡眠や食事が必要なくなるという副次効果のある特技なので)。
 そしてベラミヤの邪紋ですが、とんでもないカウンター特技<血河の報復>を持っているので、「七つの大罪」の主人公・憤怒の大罪(ドラゴン・シン)の刺青を基に、人食いで大酒飲みの怪物ヤマタノオロチをイメージして描きました。
 あと、ベラミヤを描いた上で欠かせない話が「デブキャラを描く大変さ」ですね。単に横幅を広く描けばいいというものではなく、どの部分にどのように肉が付いていればデブっぽくなるかと、試行錯誤しながら描きました。
 私自身の姿を鏡に映しながら描ければ簡単 だったのですが、生憎我が家には全身が写るような大きな鏡が無いので…(苦笑)

ボルド(男/投影体/ドワーフ鍛冶屋)
 ドワーフなので流石にモデルはファンタジー小説かリプレイのキャラだろう…と思わせておいて、実は実在する外国人タレントがボルドのモデルです(笑)
 ロバート・ボールドウィンさんという日本出身のカナダ人タレント(特撮好きな方には、キョウリュウジャーのキョウリュウシアンの人と言えば分かりますでしょうか?)が、見るからにドワーフと言った風貌をしていまして…おまけにその見た目で流暢な日本語のみならず「日本人がイメージするエセ外国人喋り」をも話せるという、稀有なタレントさんです。
 ボルドを描く時に苦労した点は、鍛冶職人の職場や仕草の具 体的なイメージが分からず、google検索しても西洋剣の鍛冶の画像が見つからなかったことです。
 なので、武器ではなく西洋の門扉の格子を作っている画像を基に描きました。つまりあの絵のボルドが作っているのは、実は武器でなく日用品なのです(笑)

アドラ(漢女(おとめ)?/鍛冶屋)
 「外見イメージは銀魂の村田鉄子で」と指定されていたのですが、私自身の個人的な趣味により服装が全く別物になりました(笑)
 職人気質の姉御系ボーイッシュといったら、サラシは必須アイテムだというのが私の信念です!!(ドきっぱり)
 「DQシリーズでは商人が低レベル時には勇者並に戦えるんだし、D&DやSW2.0ではドワーフが戦士として優秀な種族だから、鍛冶屋が戦えてもいいよね?」という妄 想に従って大槌を持たせてみたのですが、結局混沌を操れない一般人は戦力にならないため、ハンマーでゴブリンを殴り倒すお転婆少女は夢のままで終わってしまったのが残念です。
 ええ、戦う女の子が大好きですが何か?(戦うお姉様なら尚良し。分かりやすい例だと、ONE PIECEのロビンとか)

[NPC:クローソー]

ハウル・ヴァーゴ(おっさん/ロード/パラディン)
 ちょいワルどころかめっちゃ悪人面のおっさんです(笑)。既に元ネタキャラが「対戦校の顧問にミスショットのふりをしてボールをぶつけ、相手の士気を下げる」という作戦を平気で中学生テニス選手にやらせる極悪顧問なので、ハウル自身も悪人キャラっぽく描かざるを得なかった、というのが正直なところです。
 なので対アトロポス作戦に(ルルシェのカリスマによる説得が強かったためとはいえ)賛同したのも、エースが投降・従属した時に戦力をほぼ失ったアトロポスに追撃しなかったのも、非道な極悪人キャラを想像していたため意外でした。
 そしてハウルを描いていて感じたのは、中年体型 の鎧を描くのが難しい!という事です。鎧ってただ金属を人体のラインに沿って覆わせれば良いというものではなく、関節の動きを妨げず、それでいて(特にパラディンは)隙間を突かれない工夫もしなくてはならないので、普通に描いてしまうとデザインが殆ど全部同じになってしまうんですよ…
 なので、ここでも「七つの大罪」を参考資料に使わせてもらいました。商用利用じゃないし、講談社は二次創作に寛容なことで有名なので、大丈夫ですよね…?(汗)

イクサ・カンティネン(男/メイジ/サイキック)
 イクサ寮長は、ひたすら不気味な雰囲気を追求して描きました。
 2m近い長身なのに生気を感じさせないほど細い体、虚ろでクマがくっきり浮いた目、中に何を隠しているか分かったも のじゃない黒マント、そして今にも内臓を握り潰さんと伸ばされた左手。このように随所に「怖い」と思わせる要素を入れました。
 なので、イクサの絵を見て「不気味」「怖い」「キモい」と思って貰えると、描いた者としては嬉しいです。
 でも、モデルとなった知念というキャラの方がもっと不気味な風貌をしているので、お暇な方は単行本の30巻辺りを読むかgoogle画像検索で「知念寛」で調べてみて下さい。小さい子が読んだらトラウマになりそうなホラー顔なので(笑)←というか異様な長身と不気味顔以外に特徴が無いという不遇キャラなのですよ実は…
 そして敢えて言いたい! 初期作成で体内属性攻撃を天運を使用せずに撃てるサイキックは鬼じゃ!(その代わりMCに使えない魔法が多いので 、対軍戦ではほとんど活躍できないという欠点もありますが)

カイ・ホルン(男/アーティスト/犬系ライカンスロープ)
 アトロポス・クローソーの幹部6人合わせたら、恐らくリンと人気の双璧を成せるであろうイケメンキャラです(笑)。
 けれど、ただ美形なだけのキャラだと個性が翳んでしまいがちになるので、カイはより男性的なワイルドさを、リンは中性的で洗練された雰囲気を強調して描きました。ライカンスロープのキャラは人間時も野性的な風貌という偏見が私の中にあるので…
 因みにカイは犬系、それもイングリッシュ・コッカー・スパニエル風のライカンスロープだと勝手に思っています。何故Eコッカー・スパニエルなのかは、画像検索した上でカイの絵と比較して頂ければ納得 できると思います(笑)
 なので、NPC紹介ページの「ライカンスロープってかませ犬役になることが多いしね」の一文を見た時に「これは駄洒落か!? 駄洒落なのか!?」と内心激しくツッコミ入れてました。
 尚、彼の邪紋はFate/stay nightのゲームかアニメを知ってる方なら気付いたかもしれませんが、最強のバーサーカー使いの幼女に刻まれている令呪を基本として、背中全体に広がるよう自作の紋様と合わせて拡張しています。
 どうでもいいですが、テニプリを知らない女性TRPGプレイヤーにリンとカイの絵を一緒に見せたら、どちらの方が人気あるんだろうか…?

オリバー(男/鉱夫)
 鉱夫ということで、長身・筋肉質・地味にイケメンな中年を目指して描きました。
 オリバーのイメージモデルは、実はハンマー投の室伏選手です。だって長身だし筋肉質だし、ハーフなので彫りの深いイケメンだし。
 そしてさりげなくこだわったポイントは「彫りが深いが故に、敢えてくっきり二重ではない目」です。
 モデルの室 伏しかり(ハーフではないとはいえ日本人離れした顔と体格を持つ)照英しかり、本当に彫りの深い人、特に男性は眉と目が近く且つ眉の骨格が張り出しているため、二重の線があったとしても瞼の骨格の段差で埋もれてしまい奥二重っぽい目になりがちなのです。
 そういう細かいリアリティと、現実の人間には有り得ないデフォルメをどう混在させるかが、私が絵を描く上で常に存在するテーマになっています。
 余談ですが、左にいるカナリアは鉱夫ならではのオプションです。昔の鉱夫は坑内で毒ガスが発生した時に備えて、環境の変化に弱く毒ガスを吸ったらすぐ死んでしまうカナリアをセンサーとして連れていた、という話に基づいて描きました。

クレア(美人妻/小料理屋女将)
 クレア さんは、マーシーの項目にも書いた通り「大人貧乳」な妙齢の美人妻として描きました。
 モデルは幻想水滸伝IIの108星の一人で、トレジャーハンターの旦那を支える、美しい宿屋の女将キャラです(そのキャラも実在の女優がモデルになっているらしいのですが、その女優が誰なのかは未だに知りません)。
 小料理屋の名物がクリームシチューなのは、今でも売られているのか謎ですが
「『クレアおばさんのクリームシチュー』という銘柄のシチューの素があるから、シチューが美味しい店なんでしょ?」
 と冗談でGMに言ったらそのまま採用されました(笑)
 …そして、気付いてる方もいるでしょうが、クレアさんの絵に重大なミスがあるのに気付かないまま提出してしまい、それがそのままwikiに 載ってしまっているのです…。
 実は最初は口元に添えてる右手をじゃんけんのグーの形で描いたのですが、何となくイメージと違ったのでそこに軽く曲げた人差し指を描き足し……最初に描いたグーの手の指を修正し忘れて、6本指になってしまったんですorz
 という訳で、脳内補正で右手の6本目の指は見なかったことにして下さい…

[NPC:ティスホーン]

ジュリアン・ペンブローク(少年/アーティスト/ライカンスロープ)
 まず基本的に、ティスホーンのキャラは10年前のジャンプ連載ラブコメ「いちご100%」という漫画の登場人物をモデルにしています。
 ジュリアンも例外ではなく、本来高校生の主人公を小学生位に若返らせたイメージで描きました。
 貴族、それもトランガーヌ子爵 の嫡男ということで、表情や服装などかなり苦労しました。
 その結果、表情は(当初聞いていた設定に基づいて)聖印がなかなか現れないことに自己嫌悪している風に描いたつもりです。
 服装は「王子様のプロポーズ2」というモバイル乙女ゲームの、イギリスをモデルにした国の攻略対象王子の衣装を(多少変えてはいますが)ほぼ流用しました。
 ちなみにGMはジュリアンの苗字=トランガーヌ子爵家の苗字の方でかなり苦戦していたらしく、最終的に決定した「ペンブローク」という苗字は現在のイギリス女王エリザベスII世が愛好している「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」という犬種から取ったようです。
 「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」がどのような犬種か知らない方は画 像検索してみると、第8話でジュリアンが「小型犬」に変身した姿を想像した時に笑えますよ(笑)

トーニャ・アーディング(E/ロード/ルーラー)
 トーニャもジュリアンと同じく「いちご100%」のヒロインの一人をモデルにしました。
 ただ、当時の「いちご100%」の作者の絵柄が、かなり童顔&ムチムチ体型…ぶっちゃけ首が短く描かれていたので、漫画内ではトーニャのモデルキャラの髪が鎖骨の下辺りまであったのですが、私の絵柄で同じくらいの長さの髪にしようとするとこれが限界でして…
 なので釈明させて頂きますが、トーニャが元AKBの前田敦子っぽいのは原作絵と私の絵の食い合わせの悪さでこうなっただけなんです! 私のことが嫌いでもいちご100%のことは(略)←三次元ネタは訴えら れる前にやめましょう
 また、NPC紹介のマリン・ツイストの欄に書かれてますが、ティスホーンの4騎士はそれぞれ従属聖印の方角に合わせて東西南北の名前になっていますが、トーニャは「東」担当ということで和服っぽい(というか、FF-Xのユウナの衣装が元ネタ)服装にしました。

シャイナ・ツイスト(B/ロード/パラディン)
 シャイナのモデルとなった「いちご100%」のヒロインは、作中最も正統派美少女という設定(多分)なので、シャイナも「ショートカットだけどボーイッシュになり過ぎない、年頃の少女らしく上品な外見」というイメージで描きました。
 そのためあまり長剣を振り回して雄々しく立ち回るタイプではないだろうと想像し、武器は敢えてショートソードにしました(ルー ルブックに載っているパラディンのサンプルキャラの武器はロングソード)。
 そして聖印教会の従属騎士なせいか、それとも「シャイナ」という名前だからか、武器防具は白銀色というイメージです(何故「シャイナ」で白銀なのかは、30歳以上の男性に聞けば多分分かります・笑)
 余談ですが、彼女の左手の盾は実はイチゴの形を模して描きました(笑)

ペルセポネ・サーデス(G/ロード/セイバー)
 ペルセポネは、ポーズを考えるのに非常に苦労しました。ティスホーンの四騎士はA4の紙を4分割(つまりA6サイズ)したサイズで描いたのですが、その限られたスペースの中に「女性でありながら大剣を軽々と扱う勇ましさ」や「流れるような動きで美しく揺れる長いポニーテール」といった要素を どうしても入れたくて、色んなポーズを考えつつ、最終的にこのポーズに収まりました。
 清貧を美徳とするアントリアの従属騎士ということで、ペルセポネの剣と鎧もシンプルで飾り気のないデザインにしました。その代わり、トーニャとシャイナを若干華やかな衣装にしたつもりです(トーニャはリーダーだから、シャイナは「聖印教会は華美な装飾を好む」という個人的偏見のため)。
 尚、元々絵柄の古い私ですが、ペルセポネは特に古い絵柄で描いてます。そうしようと意識して描いたわけではないのですが、イメージを脳内で固めてから描いた(エスメラルダの項参照)ので、無我(というより、黒子のバスケでよく使われる「ゾーン」?)状態で描き上げた結果、無意識に手が覚えている絵柄に 近い形で出来上がったのかもしれません。

ナンシー・ユリガン(A/ロード/メサイア)
 ナンシーは「妹or幼馴染系お転婆ヒロイン」というかなりテンプレ的なキャラをモデルに描いたので、割と描きやすかったです。
 悪戯っぽい表情や、申し訳程度にポイントアーマーの付いたインナーに体の線を隠すポンチョ(っぽい何か)という服装も、描いてるうちに思いついてそのまま使用しました。
 ところで…そろそろティスホーン四騎士の性別欄が何故かアルファベットになっていることにお気付きだろうか(心霊番組のナレーションの声で)。E、B、G、A、こうして並べると何の法則性もないアルファベットの羅列ですが、イラストと見比べてみましょう…そう、「ある部分」が大きいキャラほど、ア ルファベットが後ろなのです。つまりはそういう事です(笑)
 因みに「ある部分の大きさを示すアルファベット」は、ティスホーンの元ネタ「いちご100%」の公式設定に基づいてます。

[NPC:その他]

アルファ・ロメオ(左)(男/ロード/アーチャー)
メルセデス(中央)(男/ロード/アーチャー)
レクサス(右)(男/ロード/アーチャー)
 「予定外で聖印教会のキャラが三人生き残った上にラキシスにスカウトされたから、その三人を描いて」とGMに言われ、更に「微妙に三下っぽい男性三人組で」という指定までされたため、色々な「男性の三人組」を考えた結果、
 「そうだ、ヘ●リアの枢軸が男性の三人組だ!」と思いついて描いてみたらOKが出たので、そのまま採用となりました。
(因みにGMはヘタ●アが嫌いなため、その主人公三人は却下されるかなー…と諦め半分だったので、あっさり採用されて却って驚きました)
 言うまでもなく、アルファのモデルが伊、メルセデスのモデルが独、レクサスのモデルが日です。それぞれの名前の由来は、その国の有名な自動車ブランド名です(最初は人間名でと思ったのですが、独の人間名が「ルートヴィッヒ」だったので却下となりました…)
 …ええ、分かってますとも。私の絵柄では日丸屋さんの描く可愛さを再現できないというのは…。ヘ●リアファンの方ごめんなさいorz

ヴィクトール・ボズレフ(男/ロード/セイバー)
 ヴィクトールは「ワイルドで格好良くてカリスマに満ちたおじさま」を目指して描きました。
 白狼と ワイルドキャラというイメージから、ヴィクトールも顔に傷跡を描こうと思ったのですが、主人公であるゲオルグと外見的特徴が被るのはまずいかなと思い、顔立ちや髪形、ポーズ等でワイルドさを演出した…つもりです。
 肩アーマーが右肩にしかないのは、ロードの中で最も物理攻撃重視型であるセイバーゆえに、剣を振るう右腕を傷つけられたら100%の力で戦う事が出来なくなるため、あえて右肩の防御を重視している…というイメージでそうしたのですが、ヴィクトールの設定やバトルスタイルについてはほとんど不明なので、左利き設定もアリだと思っています。

アンドロメダ(男の娘/メイジ/?)
 アンドロメダはエスメラルダの「弟」という設定なので、どこまで「男」を残すかGMに聞いたと ころ「髪は地毛」「服装は女性」「偽胸は無し」とのことだったので、エスメラルダの大人びた美女という部分は残しつつ、服や表情を正反対にしてみました。
 エスメラルダとの違いを大雑把に挙げると
 ・カチューシャあり→なし
 ・天然っぽい穏やかな表情→戦隊の敵女幹部のような悪人顔
 ・お嬢様っぽい露出少な目衣裳→ガーターベルトやピンヒール等セクシー路線
 ・むっちり巨乳→細身モデル体型
 といった感じです。
 因みにアンドロメダの周囲に浮いてる物体は、毛糸玉でもマリモでもまっくろくろすけでもなく、混沌核です(笑)

ロンギヌス・グレイ(男/ロード/メサイア)
 大司教はミトラ(司教冠)以外はほぼオリジナルデザインです。モデルとなったキャラはい ますが、男性であることと黒髪長髪以外共通点が無いので(笑)
 最初はアルバとケープ、マントのみのシンプルな衣装で考えていたのですが、ストラも付けたいとかブーツや袖に模様を入れたいとかやっている内にだんだん派手になってきて、このデザインになりました(アルバやストラの意味はhttp://pauline.or.jp/chripedia/mame_vestments.php 参照。というか、この文を書くまで私自身も正式名称を知りませんでした)
 個人的にこだわったポイントは、ストラの模様です。ストラが無地だと寂しいと感じたので、オフィシャルで聖印の形が明記されていないのをいいことに、自作の「ブレトランド七英雄の聖印を簡略化したシンボル」をストラに描き、聖印教会ブレトランド支部?の偉い人っぽく演出しました。や、 トランガーヌ枢機卿が帰ってくるまでは、ロンギヌスがブレトランドの聖印教会で一番偉い人だったんですけどね、実際。

ヘンリー・ペンブローク(トランガーヌ枢機卿/ロード/アーチャー)
 ヘンリーとDr.エベロを描いた時、実は私「美形しか描きたくない病」状態でした(逆の「非美形キャラしか描きたくない病」もたまに発症します・笑)
 なのでヘンリーのモデルは「銀河英雄伝説」のリッテンハイム侯爵、と指定されていたのですが、いくら覇気のない傀儡キャラといえど、ここまで地味かつ無個性なキャラに大勢の人(旧トランガーヌ派然り、日輪宣教団然り)が惹かれるカリスマがあるのだろうか? と思うとどうしても筆が止まってしまい…
 そこでGMが冗談?で言った「じゃあ、舞台 版オーベルシュタインの外見で描く?」という言葉に思い切り食い付いて「それなら描ける! それに舞台版オーベルシュタインなら年齢的に8歳の息子がいておかしくないし、義眼(という設定のためのカラコン)だから目が虚ろで傀儡っぽいし!」と、その場の勢いで手近にある落書き用紙に描いたイラストが、本採用となりました。因みに舞台版オーベルシュタインは基本的に軍服しか着ていないので、偉い人っぽさを出すために服装は舞台版フリードリヒIV世(初期の皇帝)の衣装をモデルにしました。
 そして余談という名の本題ですが、何故「舞台版」オーベルシュタインなのかというと、舞台版オーベルシュタインは第一章~第四章まで継続してaccessのヴォーカル・貴水博之が演じています。そして私 は20年間access(というか貴水博之)のファンなのです(笑)
 なので舞台版オーベルシュタインなら、観劇に行った時に買ったブロマイドが大量にあるし、そもそも顔だけなら資料が無くても描ける自信があったのでGMの餌に派手に食い付いたというわけです。
 …KX-5に続き、個人的なaccessへの偏愛語り失礼しました(汗)

マリン・ツイスト(B?/ロード/パラディン)
 一応「謎に満ちた仮面の女騎士」なのですが…髪型と装備を見れば、正体がシ●イナだってバレバレですよねー(棒読み)
 シャ●ナはちょっと表情をキツめに、体を細身に描いてしまったため(まあモデルが「美貌に裏付けされた自信の持ち主」かつ細身設定だったのですが)あまりモデル元に似なかったので、マリンは肩幅広めでく びれのはっきりした「ムッチリしてるけど引っ込むとこは引っ込んでる」という体つきにしました。
 個人的には、細すぎないギリギリの太腿にミニスカートとサイハイブーツでできた絶対領域が気に入ってます(笑)
 そして何故偽名が「マリン」なのかは、30歳以上の男性に聞いて下さい。

エベロ・ブロッケン(男/ロード/?)
 エベロさんは、顔は「マジンガーZ」のブロッケン伯爵、マントは「セキレイ(ヤングガンガン不定期連載中の美少女バトルロワイヤル漫画)」の「ゲームマスター(本名もありますがここではこう表した方が面白いかと・笑)」、鎧は「七つの大罪」の聖騎士長(の片方)をモデルにしています。
 エベロさんの鎧や盾に付いているクラゲのようなマークは、日輪宣教団 の「日輪」を表現してます。クラゲじゃないんだよ! 太陽なんだよ!
 因みにお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、ファルク、シャイナ(≒マリン)、ロンギヌス、ヘンリー、エベロ、彼らの共通点は「聖印教会の関係者で“騎士”以上のロード」ですが、いずれも良く見ると、衣服や装備のどこかに十字(或いは十字架)型の印があります。これはファルクを描いた時に思い付いたのですが、聖印教会のホーリーシンボルが公式で設定されていないため、聖印教会の関係者である印(いわば、彼らにとっての矜持っぽいもの?)として考え出したマークです。
 なので、教皇ハウルが認めた日輪宣教団の団員であるエベロさんは、ホーリーシンボルの中央に堂々と「日輪」の印を掲げている…と、そん なイメージで描きました。
 余談ですが、エベロさんは「今までに存在しないスタイルのロード」ということですが、私の妄想では「アカデミー時代に染みついた研究者気質故に、人為的な実験で“皇帝聖印”に近付こうとした成れの果て」だと思っています。
 そう考えるとエベロさんという人物は、トランガーヌ子爵に付いて聖印教会に入るためにオロンジョ様達を見捨てた屑であると同時に、自らの、ひいては日輪宣教団の望み(人為的に強力な聖印を作り出し、全ての混沌を浄化する“皇帝聖印”に近付く)を完遂する前に力尽きた、可哀想な人でもあると思います。

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最終更新:2014年08月31日 17:17