「ブレトランド戦記」第6話終了時点での南トランガーヌ諸侯(カッコ内は領主名)
グリース男爵領
- ラキシス(ゲオルグ・ルードヴィッヒ):山奥の貧乏村だったが、よく分からない方向に発展中。
- アトロポス(エース・クロフォード):鉄の名産地として有名。アントリア方面との交易が中心。
- クローソー(ハウル・ヴァーゴ):銅の名産地として有名。ヴァレフール方面との交易が中心。
ヴァレフール伯爵領
- イェッタ(ファルク・カーリン):ヴァレフール軍の北西部戦線における実質的な最前線基地。
- バクスチュアル(クラウド・ワンダー):元はトランガーヌ子爵領だが、ヴァレフールの庇護下に入る。
- クーン城(ヴェラ・インサルンド):建国当初からの歴史ある古城。現城主ヴェラは伯爵の長女。
アントリア子爵領
- ダーンダルク城(ヴェルトニー卿&ニーナ・ヴェルギス):旧来はトランガーヌ子爵の居城。
- アレクトー(アモン・キャンサー):アントリア軍の南西部戦線における実質的な最前線基地。
- タレイア(ジニュアール・リーオ):湖に面した観光地として有名だったが、現在は戦時下で衰退中。
- エフロシューネ(マーグ・ヴァーゴ):農林業が盛んだが、ここ最近、なぜか魔境の出現率が高い。
- クラカライン(ジェロ・リーブラ):旧トランガーヌ領内では数少ない、豊かな穀倉地帯の一つ。
- アグライア(クワトロ・スコルピオ):旧トランガーヌ領内における最大の商業都市で、経済の中心地。
- カレ(アルベルト・サジタリアス):森林資源が豊かなことで知られる。アトロポスとは友好関係。
中立諸侯
- メガエラ(ティファニア・ルース):特殊な薬草「ヴィット」の産地として有名。経済的には裕福。
- ティスホーン(下記参照):四人の女騎士による共同統治体制。馬の産地として有名。軍事的には強力。
- フォーカスライト(ロンギヌス・グレイ):聖印教会の本拠地。全ての混沌を排除する特殊結界が存在。
- ユーパンドラ(フェザン・ライディーン):アントリア寄りだが、幻想詩連盟とも交易を続ける港町。
魔境
- サロメ(不在):混沌災害によって、魔境に飲み込まれてしまった村。現在の状況は不明。
ティスホーンの四騎士(下図参照)
本来は、四人とも旧トランガーヌ騎士団の一員であったが、現在は、四人中三人が他勢力の長に聖印を捧げた状態で共同統治体制をおこなうことで、実質的な「中立」の立場を保っている。
[図右上] トーニャ・アーディング(独立聖印、ルーラー、17歳、女性)
旧トランガーヌ子爵に仕えるエリート騎士だったが、東方の異国への留学中に同子爵領が崩壊。帰国後、トランガーヌ騎士団の残存勢力によってティスホーンの領主に推挙された。自分の部下だった三人の女騎士を「自分と同格の領主」にまで引き上げると同時に、周辺諸侯と従属契約を結ばせて「中立」を保つ。
[図左上] シャイナ・ツイスト(従属聖印→フォーカスライト大司教、パラディン、16歳、女性)
聖地フォーカスライトを治める大司教ロンギヌス・グレイとは従兄弟の関係にあることから、聖印教会との繋ぎ役として抜擢され、彼に聖印を捧げることになった。そのため、彼女だけは契約魔法師がいないが、彼女自身はそれほど熱心な信者でもないため、ティスホーン内の魔法師や邪紋使いとの関係は良好。
[図右下] ペルセポネ・サーデス(従属聖印→アントリア子爵、セイバー、18歳、女性)
元々は、旅芸人の一座で剣舞を披露していたが、聖印の力に目覚め、トランガーヌ騎士団長アウグスト・バラッドに勧誘されて入団。外様の立場であるが故に、対アントリア融和策としてダン・ディオードに聖印を捧げる役に抜擢された。旅芸人時代に何度かラキシスを訪れたことがあり、ガイアとも面識がある。
[図左下] ナンシー・ユリガン(従属聖印→ヴァレフール伯爵、メサイア、14歳、女性)
騎士団長アウグスト・バラッドの副官であったナイトハルト・ユリガンの娘。コーネリアスとは幼馴染み。四人の中では最年少ということもあって、今のところは最も対立する可能性が低いであろう(最も危険性が低い)ヴァレフールのブラギス・インサルンドと従属契約を結ぶという役目に回されることになった。
最終更新:2014年07月03日 08:12