第1話「見捨てられた村」

物語の舞台:ラキシス村
 旧トランガーヌ子爵領の山間部に位置する小さな村。元来はトランガーヌ子爵の直轄地の一つだったが、彼がダン・ディオードに敗れて失踪して以来、君主不在の状態が続いていた。産業に乏しく、戦略的価値もない上に、魔物(投影体)の出現率が高いため、あえて領有しようとする君主が現れなかったのである。
 村人達は魔物の恐怖に怯えながらの生活を余儀なくされていたが、そんなこの村に「ドクロ団」と名乗る山賊達が現れた。二人の邪紋使いと一人の魔法師によって率いられた彼等は、「自分達が村を守る」と宣言し、その代償として、実質的に村の支配権を掌握する。しかし、君主を持たない彼等では、襲い来る魔物達を撃退することは出来ても、根本的に混沌を消し去ることは出来ない。それに加えて、彼等は村人達を相手に法外な報酬(金品、接待、etc.)を要求してくるため、彼等の支配に反発する人々も増えつつある。

PC①
推奨スタイル:ロード
因縁:マーシー・リンフィールド(プロフェット 女性 20歳) 推奨感情:メイン 好奇心 サブ 任意
 キミは土地を持たない流浪の君主だ。数年前、故郷と両親を混沌の侵蝕により失った後、各地を放浪する過程で「聖印」の力に目覚めた。そんなキミが立ち寄ったとある街の酒場で、「マーシー」と名乗る女性が、キミに対してこう告げてきた。「ラキシス村を救うため、そのお力をお貸し下さい、君主様」

PC②
推奨スタイル:メイジ
因縁:ヤヤッキー・****(アルケミスト 男性 自称25歳) 推奨感情:メイン 任意 サブ 食傷
 キミは卒業を間近に控えたエーラムの魔法学院の学生だ。しかし、まだ就職先は決まっていない。そんな中、師匠から、行方不明の兄弟子を探しに行ってほしい、という依頼が託された。兄弟子の名はヤヤッキー。風の噂によれば、彼はブレトランドのラキシス村で、山賊まがいの行為をはたらいているという。

PC③
推奨スタイル:アーティスト
因縁:オロンジョ・****(レイヤーヒロイック 女性 24歳) 推奨感情:メイン 親近感 サブ 任意
 キミはラキシス村の住人だ。キミにはオロンジョという名の姉がいた。彼女はかつて「世界を救う君主になる」と言って旅立って行ったが、数年ぶりに帰ってきた彼女は邪紋使いとなっており、山賊団を率いて、実質的に村を支配している。そんな彼女の瞳には、かつての理想に燃えていた頃の面影は、既に無かった。

PC④
推奨スタイル:アーティスト
因縁:タンズラー(エーテル[土] 男性 30歳) 推奨感情:メイン 任意 サブ 不快感
 キミは、ラキシス村出身の元軍人だ。かつてはトランガーヌ子爵に使えていたが、彼の失踪後は各地を転々とする日々を送っていた。そんな中、旅先で出会った故郷の友人から、キミの元上司で邪紋使いのタンズラーという男が、ラキシス村で乱暴狼藉を繰り返し、村人達が困っているという話を聞かされる。

PC⑤
推奨スタイル:ロード(っぽい何か)
因縁:PC① 推奨感情:メイン 任意 サブ 尊敬
 キミはPC①の弟or妹だ。PC①同様、キミも聖印を持っているが、なぜかキミの聖印は(「君主特技」は発動出来るが)混沌を浄化出来ないため、エーラムには君主として認められていない。また、キミの出生には何か秘密があるらしいが、その真実を確認する前に両親が他界してしまった。今はPC①と共に放浪中。




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最終更新:2014年04月19日 20:51