第一話から登場したPC

剣百合子(つるぎ・ゆりこ) 高等部2年42組 インフィルトレイター
 天使によって親友を殺され、その仇討ちのために撃退士となることを決意した少女。一応、キャンペーン全体における「表の主人公」に相当する。序盤は、ここ一番という時にダイスの神に見放される傾向が強かったが、なんだかんだで、彼女の「索敵」は最後までパーティー全体の戦略の要であった。天使に対して人一倍強い憎しみを抱き、学園内の変人達との人間関係の構築にも苦戦しつつも、撃退士として、人として、少しずつ成長していくことになる。

アンドラス・オミフリ 高等部3年9組 アストラルヴァンガード
 猫と女性をこよなく愛する、ギリシャ出身の陽気な青年。「常識に捉われた行動が嫌い」と宣言しているが、決して非常識な訳ではなく、むしろ非常識人であるマヨネーズ達の歯止め役となることが多い。特技は、オリーブオイルを用いた南欧料理。なぜか、海月館の寮長の海原満月から慕われているが、さすがに年の差がアレなので、どう対応して良いものか思案中。実質的にパーティー全体の司令塔として、調査でも戦闘でも中心的役割を担い続けていく。

カノン・ライヘンベルガー (元)中等部2年1組 ディヴァインナイト
 撃退士としての才能を見込まれて、学園からのスカウトによってこの学園に連れて来られた、グンマ出身のエリート少年。学内ではバンド「QUATRO ACES」の一員としてギターを担当。転校生・橘雛菊(使徒)に淡い恋心を抱き、彼女を守りたいという一心から、学園を去り、天界へと身を捧げることを決意した。そのため、第2回以降はプレイヤーの手を離れ、NPCとしてPC達の前に立ちはだかる。ある意味、本キャンペーンにおける「裏の主人公」。

山口マヨネーズ 高等部2年42組 阿修羅
 天界とも冥界とも異なる謎の異世界「迷宮キングダム」から、なぜかこの世界に迷い込んできた(と自称する)マヨネーズ好きの青年。その正体は不明だが、ひとまず今は、この世界のマヨネーズと人類を守るために学園に身を置いている。「QUATRO ACES」ではドラムを担当。当初はアンドラス・カノンと同じ寮に住んでいたが、焼失してしまった結果、彼等と共に黒瀧邸の住人となり、台所をマヨネーズの匂いで充満させる日々を送ることになる。


第2話から登場したPC

島村月(しまむら・らいと) 中等部1年2組 ディヴァインナイト
 カノンの後輩で、「QUATRO ACES」においては彼のツインギターの相方を務めていた少年。カノンに強い憧れを抱いていたが故に、彼を連れ去った天使達に強い憤りを感じ、彼を学園へと連れ戻すために、アンドラス達と行動を共にすることを決意した。他のPC達が全員高校生なのに対し、一人だけ学年も住居も離れているので、少々話には絡みにくい立場ではあったが、なんだかんだで、一番アツいロールプレイをしてくれたのは彼だったかもしれない。


第3話から登場したPC

鳴滝真司(なるたき・しんじ) 高等部3年9組 ルインズブレイド
 自分自身の人生を切り開くために、撃退士となるべく久遠ヶ原学園に転校してきた青年。メタル系のバンドマンでもあり、かつては「QUATRO ACES」と東京のライブハウスで対バンを経験したこともある。入居する予定だった筈の寮が全焼してしまったため、アンドラス&マヨネーズと共に黒瀧邸に下宿させられることになる。更にその後、奇妙な「同居人」を「彼自身の内側」に抱えることになり、それが彼の命運を大きく左右することになる。

夢野まど 高等部3年9組 ダアト
 山と怪談を愛する転校生の少女。大学院に所属するオペレーター・竜崎アリスを慕って、学園へと転校してきた。また、サルビア・クローバーとは、以前からメル友だったらしい。海月館に入寮するが、当初、彼女が入る予定だった部屋が、隣の男子寮の焼失事故の巻き添えで使えなくなってしまったため、百合子との同室を余儀なくされる。山と怪談が好きらしいので、ある意味、東洋の魔法使いとしては優れた適性の持ち主なのかもしれない。

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最終更新:2013年08月26日 13:32