開催日時:2019年3月23日(土) 10時〜18時
開催場所:ラガドーン部室

レギュレーション
  • 使用可能ルール:基本1・2、AF、戦記DB、上級、百花繚乱、R&R記事
  • 使用禁止スタイル:なし
  • PCレベル:16
  • マスコン&国ルール:使用せず

今回予告
 旧トランガーヌ北部に位置するモラード地方のエルマ村は、ブレトランドでも有数のウイスキーの産地として有名であるが、それ故に様々なトラブルが発生し易い土地柄でもある。
 その一つが、年に一度の周期で起きる「クルーラカーンの大量発生」である。クルーラカーンとはティル・ナ・ノーグ界から投影される「酒好きの小妖精」であり、レプラコーンの一種という説もある。彼等は酒蔵に現れ、酒を勝手に飲み散らかし、酔った勢いで人々に悪戯を仕掛けるなど、様々な形で村に害悪をもたらしている。故に、毎年その時期になると各地からクルーラカーン退治のために腕利きの者達が派遣され、退治に協力する代わりに酒を土産に貰って地元に持ち帰る、という慣習が、「クルーラカーン殲滅祭」として、一種の風物詩のような形で定着していた。
 だが、3年前のアントリア侵攻以来、国際関係が緊張化したこともあり、参加者が激減した結果、昨年と一昨年は人手不足に陥り、一部の民家の酒蔵に被害が発生してしまった。そのため今年はアントリアの対混沌殲滅部隊である遊撃師団「緑風隊」の隊長ヘリワードが参加を表明するなど、久しぶりに本格的な「クルーラカーン殲滅祭」が開かれることになりそうな気配である。

グランクレスト大型キャンペーン「ブレトランド水滸伝」第14話
「天雄之弐〜酒蔵主は酔わせたい〜」

混沌を収め、聖印に至れ!


PC① クワトロ・スコルピオ(ルキウス・ドゥーセ)
 キミはアグライアを治める仮面の騎士である。キミには自分と同じ「星の前世」の者達を探す使命がある。まもなくエルマで開催される「クルーラカーン殲滅祭」には、国内外から多くの君主や邪紋使いが集まるので、これは「該当者」を探すという意味では絶好の機会と言えよう。
因縁:ヘリワード(20代後半?/男性/地球人) 推奨感情 メイン:任意/サブ:感服
 11世紀のイングランド人の投影体。アントリア子爵ダン・ディオード直属の「対混沌戦専門の遊撃部隊」である「緑風隊」の隊長であり、弓の名手として有名。キミとはダン・ディオードの放浪時代からの戦友。昔から、気さくで飄々とした物腰で、どこか本音が掴みにくい人物。
+ ヘリワード

PC② ベアトリアス・バランカ
 キミはエルマの領主だ。昨年まではキミの義父である先代領主ブルースが(従来の参加者達からの反発を抑えるために)「殲滅祭」の指揮を採っていたが、今年からはその役目も完全にキミに任されることになった。ただ、彼としてはその前に、キミに伝えるべきことがあるらしい。
+ ベアトリス
因縁:カイコウ・カーバイト 推奨感情 メイン:任意/サブ:可能性
 半年前にマージャ村で開催された「新人魔法師のお披露目会」でキミが連れ帰った生命魔法師(緑)。便宜上は「エーラムから派遣された初級魔法師」扱いだが、その実態は「異界の禁書の象徴体(レトロスペクター)の投影体」である。太平要術と称する謎の異界魔法の使い手。
(スカウトの経緯はブレトランドと魔法都市4を参照)

PC③ サカロス
 キミはエルマの村の酒場「北の川虎亭」の用心棒であり、飲み屋街全体の自警団長でもある。昨年の「殲滅祭」ではキミの活躍のおかげで飲み屋街の被害は皆無であったが、その間にキミの自宅の酒蔵にクルーラカーンが発生し、多大な損害を受けてしまった。今年はリベンジしよう。
+ サカロス
因縁:オラニエ・ハイデルベルグ 推奨感情 メイン:任意/サブ:同志
 昨年までエルマで研修していた魔法師。現在はケイの領主ジークの契約魔法師となっている。昨年の「殲滅祭」の際に、キミと共に飲み屋街のクルーラカーン対策に奔走したが、まだ当時は未熟だったため、足を引っ張ることも多かった。今年はその失態を取り返すために参戦する。
+ オラニエ

PC④ ハルナ・カーバイト
 キミはエルマから程近いソリュートの領主の契約魔法師だ。もともと酒好きのキミは、エルマのウイスキーの買い出しのためにこの村を訪れることも多い。昨年と一昨年はソリュートの仕事が忙しくて「殲滅祭」に参加出来なかったが、今年こそはキミの手でウイスキーを守ろう。
+ ハルナ
因縁:ダンカン 推奨感情 メイン:任意/サブ:信頼
 エルマで最大の酒場である「北の川虎亭」の酒場主。かつては旧トランガーヌ子爵家に仕える名将であったが、アントリアによる侵攻前に騎士を廃業し、現在は一村民として悠々自適な生活を送っている。キミがこの村に来た時は頻繁にこの酒場に立ち寄っており、顔馴染みの関係。
(『グランクレスト戦記データブック』p.81参照)

PC⑤ ロディアス
 キミはアントリア東端のラピス村の武官だ。ラピスの領主ルークとエルマの領主ベアトリスが騎士学校時代の顔馴染みという縁もあり、今回の「殲滅祭」にはキミが派遣されることになった。なお、キミはかつてハンス師匠と共に各地を旅していた時に、この村に立ち寄ったこともある。
+ ロディアス
因縁:酒蔵の不気味な気配 推奨感情 メイン:恐怖/サブ:任意
 幼少の頃、ハンス師匠と共にこの村を訪れた際に、つい好奇心でこっそりと忍び込んだ「村で一番大きな酒蔵」の暗がりの中で、謎の「不気味な気配」に遭遇したことがある。言い表せぬ程の底知れぬ恐怖を感じたキミは、その姿を確認する余裕もないまま、すぐに蔵から逃げ出した。

「エキストラ登場」に関して
 本来ならばこの村にいる筈のエステルとリッカは、既に第2話で星核に覚醒しているため、今回のセッションの正規PCには入っていませんが、「エキストラ」扱いで部分的に演出登場することは認めます(ただし、実質的にはそれぞれ「ディテクトカオスを用いて各地に指令を出す役割」と「中央酒蔵の警備」に専念してもらう予定なので、あまり自由には動けないと思います)。
 また、もし他にも(「殲滅祭の参加者」という設定で)「エキストラとして演出登場したい」という人がいれば、条件次第では認めても良いのですが、今回のセッション会場は部室なので(=狭いので)、あまり強くお勧めはしません。

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最終更新:2019年03月12日 20:32