開催日時:2019年3月3日(日) 10時〜18時
開催場所:学生会館 予備集会室

レギュレーション
使用可能ルール:基本1・2、AF、戦記DB、上級、百花繚乱、R&R記事
使用禁止スタイル:なし
PCレベル:15(ただし、タケルのみ16)

マスコン&国レギュレーション
タケル以外は各自3レベルの「カウント等の必要のない部隊」を一つずつ所有。
(部隊オプション用の国資材は各自2点まで使用可能/種類選択は自由)
タケルは初期状態では部隊無し。

今回予告
 2代目神聖トランガーヌ枢機卿ネロ(PC②)の就任から約一年が経過した。その間にグリースとの間では休戦協定が結ばれ、連戦続きであった兵士達にもようやく休息が与えられたことで、トランガーヌの民達は新体制を歓迎する姿勢を示す。一方、日輪宣教団のブレトランド支部長となったリーベック(PC③)とその妻ブリジット(PC④)は、宣教団の一員として国外の魔境討伐に従事する機会も増え、多忙な日々を送っていた。
 そんな中、アントリアとの国境上に存在したクラカラインの魔境が、バランシェ神聖学術院の老教員メイプルの手で浄化されたという知らせが届いた(BS54)。浄化作戦にはアントリア軍が協力していたと言われるが、彼女は直後に聖印をフォーカスライト大司教ロンギヌスに寄進し、彼の従属君主となることで、実質的に神聖トランガーヌに従属する意思を示しつつ、アントリアとの間での衝突を回避する方向へと裏工作を始める。
 一方、神聖トランガーヌにおけるもう一つの魔境と隣り合わせに位置するサロメの領主であるPC①は、ここ数日、その魔境の規模が徐々に縮小しつつあることを感じ取っていた。それ自体は一見すると望ましいことだが、もしそれが「混沌を喰らう魔物(あるいは暴走した邪紋使い)」の仕業であった場合、より強大な混沌災害が引き起こされる可能性もあり、油断は出来ない。
 それに加えて、領内の一部の従騎士達の間では「自身の聖印の形をした黒い痣」が身体に出現するという謎の奇病が蔓延し始めており、様々な形での動揺が広がっている。果たして、この諸々の騒動の果てに、神の戦士達はいかなる未来を選び取ることになるのであろうか。

グランクレスト大型キャンペーン「ブレトランド水滸伝」第10話
「天閑之壱〜聖者達の決断〜」

混沌を収め、聖印に至れ!

魔境浄化前の地図

時系列
約7年前:サロメが混沌災害により魔境化
約4年前:アントリア軍の侵攻で旧トランガーヌ崩壊
約2年前:神聖トランガーヌ建国、クラカライン魔境化、サロメの魔境の大半が浄化
約1年前:初代枢機卿ヘンリー死去、2代目枢機卿ネロ即位
つい先日:クラカラインの魔境が浄化

サロメの村
 旧トランガーヌ時代は林業が盛んであると同時に、聖地フォーカスライトと港町ユーパンドラを結ぶ宿場町としても重宝され、海外からの巡礼者達が立ち寄ることも多かった。しかし、7年前の混沌災害によって村は魔境に飲み込まれ、当時の領主も住民の大半も命を落とした。
 その魔境は旧トランガーヌ崩壊後のアントリア治世下においても浄化されなかったが、2年前の神聖トランガーヌ建国期に、日輪宣教団とフォーカスライトの騎士達の共同戦線により、サロメの大部分の浄化に成功する。その立役者となったのは、魔境の中心に突如として現れた(旧村の司祭の娘であった)PC①であった。彼女は新たな村の領主に任命された。
 現在もサロメの西部には魔境が残存しているが、この魔境は何度探索しても「混沌核」がどこにあるのか発見出来ず、完全な浄化には至っていない。

PC① 推奨スタイル:メサイア
 キミの父はサロメの司祭だった。7年前の混沌災害でサロメは滅び、父は死に、キミは行方不明となった。それから5年後、聖印教会によるサロメの浄化作戦が決行される中、キミは聖印と共に魔境の中心に現れた。その間の記憶はキミにはないが、人々はキミをサロメの領主に推挙した。
 なお、キミには「夜空を見上げた時に、なぜか『他の人の瞳には映らない八つの星』がキミにだけ見える』という奇妙な能力が(キミが聖印と共に再び出現した時から)備わっている。キミ以外にその星が見える人物と出会ったことはない。その理由については、まだキミは知らない。
備考
 キミが「空白の5年間」の間に外見が変化(成長)していたかどうかは、自由に設定して良い。また、キミの精神判定値は、なぜか常に「+2」された状態にある。
因縁:エル・カーディガン 推奨感情 メイン:任意/サブ:信頼
 現枢機卿の父。約4年前のアントリア軍による侵攻の際に死亡した。キミとは面識がない筈だが、城に飾られていた彼の肖像画を見た時、なぜか奇妙な懐かしさが湧き上がってきた。ちなみに、最終的に彼の遺体が発見されたのはサロメの魔境の近くで、死因は不明であったという。

PC② ネロ・カーディガン
 キミは神聖トランガーヌを率いる2代目枢機卿である。現時点でキミが解決すべき課題は三つ。対アントリア方針の確定、サロメの魔境の状況確認、そして謎の奇病の正体と原因の解明である。もしかしたら他にも更に大きな問題が発生するかもしれないが、皆を信じて乗り越えていこう。
+ ネロ
因縁:ロンギヌス・グレイ 推奨感情 メイン:任意/サブ:誠意
 神聖トランガーヌ建国以前は中立の宗教都市であった聖地フォーカスライトの大司教。現在は実質的に神聖トランガーヌ傘下の立場だが、本人はあくまで「ブレトランドの全聖印教会信徒の代表」を自負しており、ヴァレフールやアントリアの聖印教会派との融和路線を掲げている。
+ ロンギヌス

PC③ リーベック・ウェルシュ
 キミは神聖トランガーヌを支える日輪宣教団の幹部である。名目上は「ブレトランド支部長」だが、昨今は「次期団長候補」として、各地の同胞達を手助けに行くことが多い。だが、今回はキミの留守中にクラカライン浄化という大異変が発生したため、急遽帰国することになった。
+ リーベック
+ 新立ち絵(未完成版)
因縁:ケッセル・リンク 推奨感情 メイン:任意/サブ:同志
 旧トランガーヌの遺臣達の中では一番の武闘派で、魔法師や邪紋使いに対する敵愾心も強く、キミとは政治的立場が近い。元来は対グリースの最前線指揮官として活躍していたが、グリースとの休戦により、(治安が悪化しつつある)港町ユーパンドラの領主へと転身することになった。
+ ケッセル

PC④ ブリジット・ウェルシュ
 キミは神聖トランガーヌを支える日輪宣教団の団長の娘であり、ブレトランド支部長の妻でもある。最近、キミの傘下の従属騎士達の何人かが体調を崩しており、その身体には「自身の聖印の形をした黒い痣」が現れている。一説では、これは「不信心者への神罰」とも言われている。
+ ブリジット
+ ブリジット15Lv予定データ
"導きの聖女"ブリジット・ウェルシュ 20歳 
ロード/パラディン・メサイア
ワークス:貴族B
HP:180 MP117 行動値:2 移動力:4
初期技能:軽武器、聖印

◯スタイル特技
武器の印5
治癒の印4 HP回復5d+30
浄化の印1
聖掌の印1
賦活の印3 MP回復30(3/シーン)
克己の印1
盾攻撃の印1
盾連携の印1
庇護の印1
到達の印1
城塞の印1
光盾の印3
不倒の印1 HP•MP回復 5d+20(1/シーン 味方全員)
真力の印1
信念の印1
聖痕の印3
加護の印4

◯ワークス特技
技能鍛錬:聖印知識1
武器防御1
教会の支援1
走破訓練1
礼儀作法1
オーソドックススタイル5
守勢功者1
天運上昇11
天運上昇21
上級技能鍛錬:聖印1
上級技能鍛錬:軽武器1
偉業到達1

◯武器防具等
バスタードソード、タワーシールド、ヘヴィプレート、キュイス
◯部隊
装甲騎兵3レベル+大盾
◯戦闘データ
通常防御力 19/11/13/0
庇護の印+光盾の印+ガード 72/64/66/10
武器の印後 92/84/86/10
部隊装備時 118/104/110/12(ブリジットの理論最大値)
(部隊時HP235)

◯ブリジットの優先順位(カバーリングの順番とか)
混沌に害されている無辜の民>リーベック≧ネロ≧その他のロード(客観的に見て弱い順)≧その他日輪の使徒(客観的に見て弱い順)>>>>>アーティストやメイジ>(超えられない壁)>投影体
(今回はまだ関係ないかもしれないけど、このスタンスを超えてブリジットが動けるようなセッションができるとエモいね……)
因縁:イーラ 推奨感情 メイン:任意/サブ:庇護
 かつて、カサドールで起きた混沌災害において、日輪宣教団によって助けられた少女の一人。姉のサンドラと共にキミの従属騎士だったが、やがてサンドラは聖印を返上して月光修道会へと転向し、それに激怒したイーラは、男装して月光修道会が主催する神聖学術院へと潜入した。
+ イーラ

PC⑤ タケル・ニカイド
 キミはユーミル男爵家の三男坊であり、バランシェ神聖学術院の学生でもある。先日、次兄を介して「星核」という不思議な力を手に入れたが、その使い方はまだよく分かっていない。今は学友ライザーと共に「とある薬」(BS56)を届けるため、神聖トランガーヌへと向かっている。
+ タケル
因縁:メイプル・プラムス 推奨感情 メイン:任意/サブ:感服
 キミが所属する歴史学部の老教員。講義そのものは面白かったが、キミは諸々の事情で出席率が悪く、単位取得が危ぶまれていたところを、特別補習という形で助けてくれた。「もう君主は引退した」と言っていた筈だが、なぜか現在はクラカラインの領主の座に収まっている。
+ メイプル

乱入PC 推奨クラス:ロード
 キミはサロメの領主PC①の妹にして補佐官である。7年前の混沌災害で故郷のサロメと家族を失ったキミは、聖印教会の人脈を頼って大陸へと赴き、やがて日輪宣教団の騎士としてサロメの浄化作戦に加わる。その浄化過程において、魔境の中心で行方不明の姉と再会を果たした。
因縁:リーベック・ウェルシュ(PC③) 推奨感情 メイン:任意/サブ:信頼
 サロメが滅びた後、大陸の聖印教会系の難民施設で困っていたキミを助けてくれた同郷の青年。2年前のサロメの魔境浄化作戦が実現出来たのは、彼がキミの訴えに耳を傾けてくれたことが主因。なお、キミの聖印は旧トランガーヌ領への逆侵攻の直前に彼から受け取った従属聖印である。
+ 設定by灘
ラケル
性別:女性 年齢:14歳
クラス:ロード
スタイル:マローダー/パニッシャー
ワークス:騎士B
〈ライフパス〉
出自:教団
経験1:試練
経験2:質素
〈信念〉
目的:忠誠を尽くす(姉と日輪宣教団に)
禁忌:情交(そういう話に免疫がない)
趣味嗜好:異性装(あまり自覚はない)
〈基本情報〉
 旧サロメ村の司祭の次女。7年前、混沌災害によって家族を失い、大陸(イスメイア?)の難民施設で暮らすことになる。その中で同郷のリーベックによって救われ、日輪宣教団の一員となった。
 2年前のトランガーヌ逆侵攻の際にリーベックから従属聖印を賜り、マローダーとして覚醒。同時期のサロメ浄化作戦の折に、魔境の中心で別れたときのままの歳の姉と再会を果たした。
〈詳細設定〉
 凛々しい少年と見紛う男装の麗人ならぬ“男装の麗ロリ”。ただし本人に「男装している」という意識はなく、「強く見える」かつ「自分の好みの」恰好をしたらそれっぽくなっただけである。一人称は僕。
 混沌絶許魔法師も邪紋使いも絶許のわかりやすい日輪。その過激さ、苛烈さは多少なりともリーベックに影響されているところもあるものの、混沌を憎む気持ちは本物。
 自分を救ってくれたリーベックを兄のように慕っており、口には出さないが彼の真似をしたがる節がある。(以前はリーベックの髪形をまねていたが、リーベックの断髪を見て自分も断髪した)
 別れた時のまま成長していない姉を護らねばと意気込んでおり、若干過保護。




  • お疲れ様です!!めちゃめちゃ話進んでますね!当日楽しみです。 ブリジットはトランガーヌ幹部内での以前からの話の通り、パラディン/メサイアで防御とMP回復メインでレベルアップしますのでよろしくお願いします!(後でデータあげます)。前の話だとネロがセイバー/ルーラーで、リーベックがパニッシャー/アーチャーになるような話してた気がしますので、補う感じで成長しますのでよろしくです! -- O-Ton (2019-02-20 20:59:13)
  • 書き込み、ありがとうございます。ブリジットのデータですが、イーラの下にあるよりは、ブリジットの人名録画像の下の方が分かりやすいと思ったので、移動させてもらいました。あと、諸事情により、リーベックの新立ち絵も載せておきました。 -- Y武 (2019-02-21 22:15:43)
  • やだ…うちの夫覚悟決まって超ステキ…! -- O-Ton (2019-02-21 22:53:19)
  • お疲れ様です!乱入PLの灘です。当方の乱入PCのイラストと簡単な設定をこっそり書き込んでおきました。 -- 灘 (2019-02-22 00:41:08)
  • お疲れ様です!ラケルさんイケメンロリ!(?) 過保護シスコンなのツボです。当日よろしくお願いします!! -- O-Ton (2019-02-22 00:48:31)
  • ご無沙汰しております、当日はよろしくおねがいします!僕の妻がこんなに強くてかわいい(ゲンドウポーズ) そして頼もしい後輩もいる!やったぜ!データか完成したら載せますのでしばしお待ちを…! -- まち (2019-02-22 14:43:06)
  • お疲れさまです、当日はよろしくお願いします。 さーて、問題山積だけど頑張りますよっと -- K.* (2019-02-22 21:13:20)
  • サブスタイルのデータいろいろ見てみましたが、「弓禅の印」欲しさにアーチャーに落ち着きそうです。範囲火力ダメージ一本伸ばしにするか妨害能力を伸ばすかはまだ考え中ですがパーティバランス的にはどっちが必要になりそうでしょう? -- まち (2019-03-02 04:53:09)
  • パーティ的には、ネロ君が妨害とかを取りに行くかどうかくらいかな? (新キャラさんがどう作られるかにもよりますが、タケルはイメージ的に妨害しなさそう笑ラケルさんもスタイル的には妨害は取りにくい気が) とはいえ、BSはそれぞれのキャラの生き様で成長すればいいと思うので、リーベックの目的に向かって成長したらどうかしら? (ブリジットとペアで出撃が多いと想定されるので、それを踏まえて位はあるだろうけど) -- O-Ton (2019-03-02 12:34:44)
  • 今日はお疲れ様でした!今日のセッションで、ネロもリーベックも全然心配しないでも良さそうなところまでいってたと感じれたので、ブリジットも安心してどこか外回りでもしてみたいなと思ったりしました笑 ブリジットも精神的に成長したい!タケルについて行ってみるか、サロメちゃんについていくかしてみてもいいかな…?笑 -- O-Ton (2019-03-04 00:51:00)
  • 御参加頂いた皆さん、ありがとうございました。GMとしても今回はかなり不安だったのですが、終わってみれば「私がグランクレストを通じて一番描きたかったもの」がようやく明確な一つの物語として結実したことに、今はただひたすら感動しています。セッション中にGMとして率先して拍手してしまったのは、私の28年におよぶGM人生でも初めてだったかもしれません。 -- Y武 (2019-03-04 02:16:52)
  • サロメ姉妹にブリジットが同行するという展開も、確かにアリと言えばアリですね。もっとも、君主以外のPCと遭遇する可能性が高いセッションに出して良いのか、という問題もありますが。タケルに関しては希望があれば外伝卓を追加でやってみたいというか、むしろ誰かにGMとして立ててもらって、そこに私がプレイヤーとしてライザー役で参加したい、というのが本音です。 -- Y武 (2019-03-04 02:21:25)
  • 君主以外と遭遇する問題は、ラケルさんが行く時点で同じではないでしょうかw ブリジットちゃんは国内の忙しさ等が許せばリジーとしてお忍びでついていくとかどーでしょう? もともと設定的に世界中回ってるわけですし、それなりに融通きかせて立ち回れるとは思います! タケル外伝はそれだけで1つ小説書けそうですねw 見てみたいです! -- O-Ton (2019-03-04 19:08:55)
  • 昨日はありがとうございました。3年越しのわだかまりがやっと解決して、ネロ君が真に肩を並べられる相手になったのが私はとても嬉しい。リーベックとしてはクラカラインの復興とアントリアの同行が気になるところなので、そのあたりの状況視察に行ってもらうって体でブリジットの同行はアリだと思います。 -- まち (2019-03-04 19:42:03)
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最終更新:2019年03月04日 19:42