ペリー・ローダン @ ウィキ
第34話
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perryrhodan
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裏切り者レヴタン
日本語版第17巻「燃える氷惑星」収録 著:クルト・ブラント 訳:松谷健二
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あらすじ
エツタクらを撃退したローダンだが、かれらスプリンガーが本腰を入れ大兵力を差し向けてくれば地球はひとたまりもないことは明白であった。スプリンガーに対抗するため、フィクティヴ転送機の追加支援を頼みにワンダラーへと向かったローダンとブリーだが、不死者は応答すらしてくれなかった。自力でなんとかせよ、ということだ。
そうしているうちに、太陽系にレヴタン?と名乗る浮浪者――犯罪を犯し、追放されたスプリンガーのこと――がやってきた。ローダンに情報を売り、取引をするために。ローダンは彼のもたらした情報をもとに、ある作戦を思いつく。
レヴタン?のもたらした情報によると、スプリンガー氏族の集会が221タトリラ星系の第二惑星ゴスル星で開催されるという。ローダンはレヴタンらを催眠暗示にかけ、地球には大兵力があるという偽りの情報と資料を与え、レヴタンの部下に変装したミュータント4名とともに送り出した。
しかしローダンに痛い目に合わせられた経験を持つエツタクは、証言を鵜呑みにはせず、レヴタンを洗脳し尋問にかけようとこっそりと連れ出す。これにかけられてはペテンがバレてしまう。キタイ・イシバシは暗示によって、尋問寸前にレヴタンの心臓を止め殺害。さらにタコ・カクタが集会場を小型の核爆弾で吹っ飛ばし、ミュータント4名はレヴタンの船でスタートした。しかしエツタクの船に追いつかれ、撃墜される寸前に宇宙服と装備を携えゴスル星に不時着。ローダンによる救援を待つことになった。
備考
- 初出キーワード:
- 登場艦船:《スターダストII》 《ソラー・システム》 《テラ》 《ケントゥリオ》 《レヴXIV》? 《ガクスXXII》?
- テラニアは1982年11月25日から世界政府首都。200万都市に成長している。
- 後世に「銀河のチェス」と呼ばれた天才的な作戦! ……らしいのだが、え、どのへんが? という感じ。尋問前にレヴタンが死んだりしたら怪しさ全開だろう。会議場吹っ飛ばす意味もよくわからない。
- 《ケントゥリオ》ロールアウト。命名はトーラ。
- レヴタンは情報を売りに来て、ローダンは一応彼の船を整備する形で金を払ったのだが、利用された挙句殺されたんじゃ報われなさすぎる。そもそも整備自体、船を利用するためにしたことっぽいし。ローダン相手に取引はしないほうがいい気がする。
登場人物
:第三勢力首席
|ペリー・ローダン
:第三勢力メンバー
|レジナルド・ブル ロッド・ニッセン少佐 コンラッド・デリングハウス少佐 ジョン・マックリアーズ大尉 マイクル・フレイト大佐 ジェームズ・ヒュー? フランク・M・ハガード博士 ジュリアン・ティフラー候補生
:第三勢力ミュータント
|タコ・カクタ ラス・ツバイ ジョン・マーシャル キタイ・イシバシ タマ・ヨキダ
:スプリンガー
|レヴタン? ドルゲト? ゴスル? エツタク ガクステク? ホル? シャラー? プルグ? ルスド? オテク? ブロム? ケルル? フィルン? レスド?
:アルコン人
|クレスト トーラ
|ペリー・ローダン
:第三勢力メンバー
|レジナルド・ブル ロッド・ニッセン少佐 コンラッド・デリングハウス少佐 ジョン・マックリアーズ大尉 マイクル・フレイト大佐 ジェームズ・ヒュー? フランク・M・ハガード博士 ジュリアン・ティフラー候補生
:第三勢力ミュータント
|タコ・カクタ ラス・ツバイ ジョン・マーシャル キタイ・イシバシ タマ・ヨキダ
:スプリンガー
|レヴタン? ドルゲト? ゴスル? エツタク ガクステク? ホル? シャラー? プルグ? ルスド? オテク? ブロム? ケルル? フィルン? レスド?
:アルコン人
|クレスト トーラ