ペリー・ローダン @ ウィキ

第34話

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perryrhodan

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裏切り者レヴタン

日本語版第17巻「燃える氷惑星」収録 著:クルト・ブラント 訳:松谷健二
第33話

あらすじ

エツタクらを撃退したローダンだが、かれらスプリンガーが本腰を入れ大兵力を差し向けてくれば地球はひとたまりもないことは明白であった。スプリンガーに対抗するため、フィクティヴ転送機の追加支援を頼みにワンダラーへと向かったローダンブリーだが、不死者は応答すらしてくれなかった。自力でなんとかせよ、ということだ。

クレストトーラ、2名のアルコン人はアルコンへ援護を要請してはどうかと提案する。高位のアルコン人である二人の口添えがあれば、それが可能であるという。しかし外部の力を借りたくないローダンは態度を保留。

そうしているうちに、太陽系にレヴタン?と名乗る浮浪者――犯罪を犯し、追放されたスプリンガーのこと――がやってきた。ローダンに情報を売り、取引をするために。ローダンは彼のもたらした情報をもとに、ある作戦を思いつく。

レヴタン?のもたらした情報によると、スプリンガー氏族の集会が221タトリラ星系の第二惑星ゴスル星で開催されるという。ローダンはレヴタンらを催眠暗示にかけ、地球には大兵力があるという偽りの情報と資料を与え、レヴタンの部下に変装したミュータント4名とともに送り出した。

地球の大兵力の存在を信じるレヴタン?は、スプリンガーの会議でローダンの脅威を訴えかけ、会議は紛糾する。暗示能力者キタイ・イシバシの助力もあり、出席者はローダンの脅威を信じかけていた。

しかしローダンに痛い目に合わせられた経験を持つエツタクは、証言を鵜呑みにはせず、レヴタンを洗脳し尋問にかけようとこっそりと連れ出す。これにかけられてはペテンがバレてしまう。キタイ・イシバシは暗示によって、尋問寸前にレヴタンの心臓を止め殺害。さらにタコ・カクタが集会場を小型の核爆弾で吹っ飛ばし、ミュータント4名はレヴタンの船でスタートした。しかしエツタクの船に追いつかれ、撃墜される寸前に宇宙服と装備を携えゴスル星に不時着。ローダンによる救援を待つことになった。


備考



登場人物



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