seminar/2022/06/27/楽天mobile - 豚吐露＠wiki

楽天モバイルの仮想化基盤開発に"本格"Agileを取り入れた話

木村璃音 楽天モバイル株式会社

---

• agile開発を導入した背景

チーム：クラウド部
→完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワークのクラウドプラットフォームの設計。構築運用
　→構築運用に使用する自動化ツールの開発管理
　　→なぜ自動化？
　　　→高効率化
　　　→構築運用コスト削減
　　　→ヒューマンエラー削減による品質改善

チームの特徴
→複数プロダクト開発
→多様な業務→開発onlyでない
→チームメンバが若い

チケット開発
複数の依頼が突発的発生
期間が決まってない
開発依頼がASAPで舞い込む
管理がリーダー一人飲み
→10人の開発者にチケットを振る

解決に向けて
→プロセス確率改善
→メンバー管理教育
→作業見積もりStoryPointで定量化
　→agile導入

• zeroから始めるAgile開発

社外workshopを体験
→Value Stream Mapの作成
　→無駄の可視化

社外Agile coach導入
→Product Owner
　→開発タスクマネジメント
→Scrum Master
　→Scrumマネジメント
→Tech Lead
　→sprint内の開発タスクの技術的アドバイス
→現在12sprint

導入前の課題
→スコープ
　→2week sprintcycle
　→scrumevent
　　→2週間の期間で割り込み不可
　　→見積もりしても不正確
→タスク
　→リーダーが割り振る→開発者がticketを取る
　→ペアプロの導入
　→2週間で完成させる複数プロダクトのタスク化
　　→sprint中に発生した割り込みはsprint外業務となった
→プロセス
　→RetrospectiveでSprintのkeep、problem、tryを抽出
　　→
　→改善校をbacklog化
　　→次の課題とする
→計測
　→ストーリーポイントで生産性の指標ができた
　　→LT、PTの計測
　　　→予実差分析
→稼働
　→PO、SM、TLの導入
　　→planningで全員の稼働時間を算出
　→リーダーの負荷分散に成功
　→稼働の可視化
　→開発者の不可軽減

• Agile開発を導入して学んだこと

→プロダクト、チーム、開発プロセスが改善される
→銀の弾丸ではない
　→模索し続けることが大事
→常に良い状態を求め続けないと成り立たない

---

更新日： 2023年08月17日 (木) 22時57分45秒