常る特設会場

繋縛陣?そんなのは流行りません!

時代は常置陣!!!

みんなで常ろうZE!!!


*
常とは?

東アジアにおいて栄えた王朝のことである。

まず大唐帝国が昔中国で大きく栄え、文化レベルの非常に高い王朝としてあった頃、南部東アジアにて「蓄派武」という勇者により反乱が起こる。
それがかの「僕が縛ったの乱」である。
この乱により唐王朝は滅び、新たに蓄派武を皇帝とする王朝「繋」ができた。
その後「繋縛陣」という技術を神聖化、絶対化する一方的な文化が栄えるようになる。
蓄派武が「繋縛陣」「僕が縛った」と発言すれば必ずその妻、「和華葉」から返事を貰い、
他人の会話を無理矢理中断させるという強権を持ち続けた。
だが繋が起こって13年後、蓄派武の臣下であった「土参湖」により新たな技術が提唱されるようになる。
それが「常置陣」である。
以後繋の民は常置陣を神聖化し、繋縛陣の権威はどんどん落ちていった。
常置陣が提唱されて2年後、ついに土参湖を中心とした反乱が起こる。
それが「常置陣かっけぇの乱」である。
神聖さを失った繋縛陣と蓄派武に抵抗するすべはなく、たった三日で繋は滅ぶ。
そして土参湖を皇帝とする新王朝「常」が成立した。
蓄派武は以後常置陣を使うことを強制され、繋縛陣は過去のものとなったという。




 「常」ということばの軌跡  ~History of Eternal~

基本情報

部首「巾」(はばへん)を持ち、総画数11からなる漢字である

音読み:ジョウ、ショウ
訓読み:つね、とこ

意味は「ありふれていること」「永遠にあること」「世の中の理(ことわり)」などが挙げられる
また、布や面積を測る単位としても扱われることがある



いにしえより、この地球に生きる人々が願って止まなかったもの。それは、死を克服すること。つまり終わらない生への憧れと渇望である。
永久、永遠、永劫など、これを指し示す言葉は枚挙に暇がない。それほどの願望が、このなかには詰まっていると容易に推測できる。
これらに共通する「永」という漢字。これ自体、「終」という概念そのものに対するアンチテーゼ的な存在であると言えよう。
それ程に、我々の中に「おわらないもの」の代表格として強くその存在価値を光らせているのはさすがと言わざるを得ないであろう。
ここにもう一つ、「おわらないもの」をイメージさせる言葉がある。それこそが「常」と言う言葉である。
「永」の影に隠れている様な印象を受ける方が居るかも知れないが、それは間違いである。この中には、特別な意味が含まれているのだ。
「常」が持っていて、「永」が持っていないもの。それは「生活」というものへの親近感である。
死の克服に対する願望は、万民が等しく持っていたはずのものであり、その意味では、貧富に関わらないイデオロギーの象徴とも言えた。
しかし、時を経るにつれて、この願いは権力者の特権となっていった。徐福方士や蓬莱伝説等が我々には馴染み深いと思われる。
この「常」と言う字には、「今を生きる人々の生活が長く続くように」という願いが込められている。
つまるところ、平和な生活を『縛』り、苦しめる様なこと(非常)が、この先起こらないことを願った先人たちが作り上げたことばである。
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最終更新:2010年01月20日 01:20
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