第2回 Student CASP ワークショップ in kobe

第2回 stedent CASP ワークショップ in kobe が6/26(日)に神戸薬科大学で行われました。
(第1回はこちら
午前48人、午後75人^^;
「TTDやってみない~」とのお誘いに随分悩みつつ、挑戦させていただくことにしました。

前夜から作戦を立て、お二人の恩師が良い雰囲気にに全て整えてくださった所で、
シナリオmaking をグループワークで。
資料で、シナリオmaking をガイドしつつ、グループワークをする作戦。
準備できない全体セッションをその場で考えるということが、
TTD を行う上での一番のむずかしさですね。
この部分に自分自身に大きな課題を残しました^^;
普段の仲間うちの座長仕事で、もっと意識をかけて訓練してみようと思います。

(プログラム)
午前の部 TTD:Tutor Training Day
09:30~ 受付
10:00~10:10 Tutor の基本技術について /高垣先生
10:15~10:55  脳卒中治療のエビデンス→急きょEBMの基礎を双方向的レクチャーに変更
/ 南郷先生
11:00~11:40 RE-LY 試験のシナリオmaking を みんなで体験しよう / tanto

午後の部 論文の批判的吟味
12:30 ~ 受付
13:00~13:20  ウェルカムセッション
13:20~15:00 SGL(1)
15:00~15:45  Feedback(1)
15:45~17:00 SGL(2)
17:00~ Feedback(2)とまとめ
17:45~ 閉会のあいさつ
18:00  閉会 
スタッフミーティング・片づけ・懇親会会場へ移動
19:00 ~     懇親会 ( 自由参加 )
居酒屋「えこひいき」

シナリオはこちら
(幻のシナリオつきです。)

扱った文献は、RE-LY試験。
先月の勉強会で扱ったばかり。

私のグループでは、薬学生の6回生がチューターを務めました。
しばしば、薬学教員にレクチャーをするという図も・・・。
すごい場に居合わせたものです。

ただし、グループメンバーがベテランか初心者という差がはっきりしたメンバーだったので、
マネジメントは大変だったと思います。

またこのチューターのお師匠さんとcoチューターのお師匠さんが、
論文のPICOを立てる時の姿勢がま逆なんです。
結局、どちらもどこかの時点では詳細に確認するんですけどね。
学生チューターは戸惑いつつも、何とかこなそうとしていました。

取りえず1本を読み切るという体験には漕ぎつけた。
学生チューターはよく頑張ったと思います。

そして、私自身もグループマネージメントの方法を十分に考える機会になりました。
とはいえ、たぶん、いつものスタイルをベースにsimple さを追求するだけ。
私自身はやっぱり対象者の背景を大事にしたいので、この部分がチューティングに出る。
学んでほしいポイントが医学生向けと薬学生向けでは若干異なるということです。
その視点の違いがもっと出るようなグループワークになると、もっと楽しいだろうなぁと思います。
一歩一歩成長できるといいですね!

最後になりましたが、お世話をしてくださった神戸薬科大学の教員並びに事務方に、
このような機会を設けてくださり、感謝申し上げます。
そして、新たに参加してくださった京都薬科大学や摂南大学薬学部の皆さまとも、stedent CASP ワークショップ in kobe が開催できるのを楽しみにしたいと思います。
素敵な輪が広がるといいですね。

ヾ(*'-'*) 

最終更新:2011年06月28日 00:17